「黒の剣士」と「緑の戦士」と「幼馴染」の協奏曲 作:ルコルン
アニメの時の《また見たいランキング》(個人的)堂々の上位であるこの戦いの部分を改編して書いたので2本にわかれます。(もちろん1位はアリシゼーション編の......ね)
それでは前半部分......ゆっくり読んでいってください。
〜sideルッコ〜
「システム的不死ってどういうことですか団長。」
「あの人のHPは、どんな事をしてもイエローに落ちることは無い。そのようなシステムに保護されてるんだから。」
アスナさんの質問にキリトが答える。
「この世界に来てからずっと疑問だったんだ。あの男は、茅場晶彦は、今どこで俺たちのことを監視してるんだろうってね。」
「ただひとつ、単純なことを見落としてたんだよ。」
「「他人がやっているRPGを傍から眺めることほどつまらない事は無い..................そうだろ、茅場晶彦。」」
一瞬、この場の空気が凍りついた感覚がした。
「なぜ分かったのか。参考までに聞かせてもらおうか。」
肯定しちゃうってことは茅場晶彦なのかよw
「最初の違和感はデュエルした時だ。最後の一瞬、あんたはあまりにも速過ぎたぜ。」
「やはりか。あの時、私は君の動きに圧倒してしまいシステムのオーバーアシストを使ってしまった。」
やっぱりオーバーアシストだったのか。確かに速かったもんな。
「それで、ルッコ君の方はいつ分かったのかね。と聞くのも野暮だと思うが。」
「分かってるなら聞かないでください。」
ピリピリとした空気がこの場を支配し続けた。
「確かに、私は茅場晶彦だ。付け加えれば、この塔の最上階で待つはずだった、このゲームの最終ボスである。」
「趣味がいいとは言えないな。最強のプレイヤーが一転、最凶最悪のラスボスか。」
「なかなかいいシナリオだろ。最終的に私の前に立つのは君だと思っていたよ。キリト君。全てで十数種あるユニークスキルの中で、《二刀流》スキルは全てのプレイヤーの中で最大の反応速度を持つ者に与えられ、その者が魔王に対する勇者という役割を担うはずだったのだが......君はそれ以上の力を見せてくれた。これもネットワークRPGの醍醐味とも言えるがね。」
そして、俺の方を見る茅場晶彦。
「そして、君に与えられた《暗殺者》スキルは、私が設定していないスキルだったよ。このスキルは、カーディナルのプログラムで作られたものだろう。カーディナルには新しいダンジョンの制作や、モンスターのバランス調整を全て一任していたんだ。そこで、いつ作られたのかを調べてみたら、60層攻略後だったようだ。そして、1番洞察力が高い人にこのスキルが渡されるように作られたのだろう。私の予想だにしないことをカーディナルはしてくれたね。」
俺は予想外かよ。というか、カーディナルって自律プログラムだったんだな。
「よくも......俺たちの忠誠を...希望を...よくも......よくも!!」
血盟騎士団の斧を持った方が茅場晶彦に攻撃しようとした。
だが、相手が悪かった。
茅場晶彦はすぐに左手でウィンドウを操作し、男の動きを止めた。その直後、俺の身体にも鈍い感覚がはしる。ふとHPバーを見ると点滅していた。所謂麻痺状態だ。麻痺になっていないのは、キリトだけのようだった。
「どういうつもりだ。ここで全員殺して隠蔽でもするつもりか。」
「まさか、そんな真似はしないよ。こうなってしまっては致し方ない。私はこの党の最上階《紅玉宮》で待つことにしよう。だが、キリト君。君には私の正体を看破した報酬を与えよう。今この場で私と1対1での戦うチャンスを与えよう。」
キリトは多分迷ってるんだろうな。この先に進めるのか。もし進めたとして、ボスになったヒースクリフに勝てるのかとでも思ってるんだろうな。
「キリト、迷うくらいなら自分がやりたい方に進みな。誰も文句は言わないよ」
「そう......だよな。ヒースクリフ、俺はお前と戦う」
「キリト!!やめろ!!」
「キリの字!!」
「キリト君!!」
エギルさんとクラインさん、そしてアスナさんがキリトのことを呼び止める。今挑むのは自殺行為だと言うかのように。
「エギル、今まで剣士クラスのサポートありがとな。知ってるぜ。お前の賭けのほとんどを中層プレイヤーの育成につぎ込んでることを。クライン、俺、あの時......お前のことを置いて行って......悪かった。」
「てめぇ、謝ってほいしわけじゃねぇんだよ!!向こうで飯奢ってくれるまで許さねぇからな!!」
「わかった。次は向こうでな!!」
キリトが右手を上げる。
「1つ頼みがある」 「なんだね?」
「簡単に負ける気はないが、もし俺が死んだら、暫くでいい。アスナが自殺できないようにしてくれないか?」
「承った。彼女は《セルムブルク》から出られないようにしよう」
「キリト君‼そんなの......そんなのってないよ‼」
アスナさんの心からの叫びが木霊した。
「さて、始めよう」
ここから最終決戦が始まった。
正直に言って、キリトの方が分が悪いことになる可能性が高いと思っている。理由はただ1つ。ヒースクリフさんが
「くそっ‼なんで動けねぇんだよ‼
ふとキリト達の戦いを見る。キリトの2本の剣に同じ色のライトエフェクトが灯る。
「早まったか......しかも、あの初期モーションは......《ジ・イクリプス》か」
多分だが、キリトは
「早く立つんだよ...そうじゃなけりゃ...目の前で人が死ぬんだぞ。動けよ‼」
そう思ったとき、体の中にあった鈍い感覚がなくなった。ふとHPバーを見ると麻痺状態が消えていた。
〜sideキリト〜
俺はやってしまった。あいつが創造したソードスキルを目の前で使ってしまった。あいつは笑っていた。その時にハッとした。あいつの勝利条件は
計27連撃、《二刀流》スキル最多連撃を誇るスキルで勝負を決めるつもりだった。だから放ったのだが......相手がゲームマスターであることを考慮していなかった。全てあいつが作ったシステムであるから見切れるのは当たり前だ。27連撃、そのすべてが奴の盾に吸い込まれる。その時、キリトの愛剣のうちの1つである
「________さよならだ、キリト君」
冷酷な声で告げられる別れ。
振り下ろされる刃。
動きたくても動けない体。
こんな時に弱さを実感するのも変だと思ったが、考えてしまった。
迫りくる死を、俺は直視した。
その時、俺は誰かに突き飛ばされた。
「______!?」
「なにっ____!?」
驚きの声は、奴の物だった。技後硬直にあった為、避けることも抵抗することもできず、倒れ込んでしまった。
その後、何かが切られる音。
「______何が...起き...て」
ふと前を見ると、俺の上にルッコが乗っていた。
「お前...どうやって...」
「んなもん知るか。ただ、言えることは
お前は1人じゃないってことだ。」
~sideルッコ~
「________これは驚いた。今この場で、麻痺状況を脱する方法なんてないはずなのだが......ルッコ君の様子を見るに、何かをして、麻痺状況を解除したようだね。RPG......いや、この
「お前にはわからないだろうが、一言で言い表してやるよ......
あいつの顔が驚きに変わる。続けて、
「後、お前。まだ何か隠してるだろ。」
にやりと笑っていた。先ほどと一緒だ。
「____そうだね....本当は明かしたくなかったのだが、バレてしまっては仕方が無い」
そう言って、ウィンドウを操作し、とあるアイテムを出す。
「んなっ!?」
俺が見たものは、アニメで見たことがあった「ナスカメモリ」そのものだった。
「なぜ、お前がそれを持っている‼」
「簡単なことだよ。メモリをデータとしてこの世界に入れ込んでいたんだよ。ある日、7本のメモリがと急に消えたからね。所持者を探していると君たちに当たった訳だよ。ルッコ君、ツグミ君。」
「そこまで分かっていて、何がしたいんだ?」
「私が今からこれを使って、君たちの持っているメモリ全てを返してもらおう。抵抗したらどうなるか......わかるよね。」
「俺達を殺してでも奪い取るんだろ。やすやすと渡すつもりはないぜ。」
「ほう、ならば。『Nasca』本当の戦いだ。」
メモリを直刺しし、「ナスカドーパント」に変身した。
「ああそうかよ。キリト、アスナのもとにいてやれ。」
「だが、「早くいけ‼」......分かった。」
「ツグ...行けるか?」
「行けるよ、ルッコくん。」
「よし、じゃあやるか。」 『Joker』
「うん。」 『Cyclone』
「「変身‼‼」」
俺たちは、「仮面ライダーW」となった。
ここに、異形達による第2ラウンドが始まった。
今回はここまで。
次回は、完全オリジナルパートになります。
超絶拮抗しているアンケートのほうもそろそろ終了になりますので、まだやってない人はお早い目に......
それでは、次回もお楽しみに。
オリ主たちの日常みたいなサイドストーリーみたいですか?
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みたいです!!
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別小説に分けるならみる〜
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要らないかな......