「黒の剣士」と「緑の戦士」と「幼馴染」の協奏曲 作:ルコルン
アンケートありがとうございました。同票が3項目あったので、最終決断をこちらでさせて頂きました。次の話以降でわかると思います。
それでは本編を......ど-ぞ (꜆ ˙-˙ )꜆
23話:色あせた
ソードアート・オンラインがクリアされてからはや1ヶ月が経った。俺の体も順調に元に戻ってきている。
「......今日も目覚めてないか」
俺はあの世界で、Afterglowのみんなと、そして、恋人となったツグと出会って、ちょっとした約束をしていた。
「みんなを無事に元の世界に返すこと」
ランやモカ達はみんな戻ってきてたんだけど......ツグだけは戻ってきてなかった。その事で、少し喧嘩もした。まぁ、約束を守れてなかったから攻められるのは当然だし、反論はしてない。
「ほんとに...何処にいるんだよ。」
そんなこと言ってると、待ち合わせの時間に近くなったので、待ち合わせ場所に向かうことにした。
「キリト、エギルさん。待たせましたか?」
「よぉ流己。待ったぜ!!」
「時間通りだよ。先に座りな。これから話すところだったんだよ。」
「じゃあキリトの横にでも......それで、呼んだ理由はなんでしょう?」
「あぁ、これを見てくれ。」
見せられたのは、鳥籠の中に入っている2人の女性。だが、その中に入っていたのは...
「アスナさんに、ツグ!? エギルさん、これどこで......」
エギルさんはとあるゲームを出す。
「アルフ......ヘイム......オンライン? その中にアスナがいるのか?」
「キリト違うぞ。あれでアルヴヘイムって読むんだよ。意味は、《妖精の国》って所か」
「そうだな。このゲームは《アミュスフィア》というナーヴギアの後継機対応のMMOで、今人気のゲームのひとつだ」
「なら、これもVRMMOっていうわけか」
「しかし、妖精っていうことは、ほのぼのしてそうだな。ファンタジー系か?」
「そんなことは無いぜ。どスキル制、プレイヤースキル重視、PK推奨のゲームだそうだ」
「マジかよ。そんなのなら、レベルっていう概念そのものがなさそうだな」
「確かに。しかも、運動神経がものをいいそうだな」
「2人の考えてる通りだ。しかも、初めに種族が選べるんだが、選んだ種族以外とはPKし放題って訳だ。だから、ソードスキル無し魔法有りのSAOっていうところだ」
「こんなキツそうなゲームがなんで人気出てるんだ?」
「それは、このゲームの中で《飛べる》からだそうだ」
「飛べる?」
「妖精だから翅がある。それを使って、自由に飛べるんだとよ」
「妖精モチーフだから、翅があって当然か」
「だが、肝心の翅はどうやって操作するんだ?」
「さぁな。だが、相当難しいらしい」
「そりゃそうさ。人間に無いものを操作するんだ。背中の筋肉を動かすのかな?」
流石キリト。一瞬でゲーマーの目になってやがる。
「......」 「んん!!」 「痛っ!!」
俺は無言で手刀を頭に落とし、エギルさんが咳払いをし、キリトの意識をこちらに向けさせた。
「それで、エギルさん。このゲームとさっきの写真の関連って?」
「さっきの写真はこのゲームの中で撮られたものだ」
「その......ゲームの中」
キリトは驚いていたが、俺はそこまで驚けなかった。なんなら、あのゲームが目の前に出された時に、もしかしたらという予測をたてていたからだ。
「世界樹、と言うんだとさ。9つに分かれたプレイヤーは世界樹の上にある城にたどり着く競争をしてるんだ」
「ほへぇ(*꒪꒫꒪)」
「なら飛べばいいんじゃないのか?」
「滞空時間があって、無限には飛べないらしい」
「じゃあ、どうやってあの写真を撮ったんだろう?」
「それに関しては、体格順に5人のプレイヤーが肩車をして多段ロケット方式で目指したらしい」
「なるほど、馬鹿だが頭いいな」
「いや、それどっちやねん」
「それは置いといてだな。そんなことをしても、ギリギリ届かなかったそうだ。でも、最高高度の地点で5人目が何枚か写真を撮った。そのうちの1枚をギリギリまで引き伸ばしたのがあれという訳だ。」
「でも、なんでアスナがゲームの中に......」
キリトがパッケージをもう一度見ると、険しい顔になった。
俺も覗いてみると、《レクト・プログラム》と書いていた。キリトとこの会社に因縁でもあるのだろうか。だが、ここで聞いてはいけないと思って聞かなかった。
「エギル、このソフト貰ってもいいか?」
「構わんが、行く気なのか?」
「この目で確かめる」
キリトが鞄にソフトを詰めるところを、エギルさんが不安そうに見ていた。
キリト自体も心の中では何か嫌なことが起こるかもしれないと思っているだろう。
だが、その恐怖を振り払うように笑う。
「死んでもいいゲームなんてぬるすぎるぜ」
エギルさんも呆れていた。
「俺も......そのソフト貰ってもいいですか?」
「でも......お前は」
「キリトの思ってる通りだよ。俺は受験生。だから、2日おきとかになるけど......それでも戦力は多い方がいいだろう。あと、恋人を助けれるなら、そのチャンスを棒に振るわけないっていうことを、キリトがいちばん知ってるだろ」
「......確かに、お前はそんな奴だったな。じゃあ頼むわ」
「............はぁ、こんなことになるだろうと思ってたよ」
そう言って、エギルさんは同じソフトを取り出してくれた。
「エギルさん!!」
「こんなこともあろうかと、2つ用意した甲斐があったぜ。だが、都合で俺は一緒に行けない。だから、お前たちで行くんだ」
「ありがとうございます!!」
俺は持ってきたショルダーバッグの中にソフトを入れた。しかし、ソフトはあってもハードがないことに気づいた。
「あっ、ハード買わなきゃ」
「ナーヴギアで動くぞ。アミュスフィアはナーヴギアのセキュリティ強化版でしかないからな」
「そっか。なら心配入らなかったな。」
「助け出せよ、アスナ達を。でないと、俺たちの戦いは終わらないからな」
「いつかここでオフをやろう」
「絶対に連れ戻してくるんで!!」
そう言って、俺たちは拳を合わせた。
さて、帰る前にあいつらにでも連絡するかな。
連絡を入れたらすぐに返信が来たので少し場所の指定をさせてもらった。
「で、大事な話ってなんなの?」
「いきなりかよ( ̄▽ ̄;) まぁいいや。話は1つ、ツグミについてだ」
全員の顔が引き締まる。
「......それってどういうことだ?」
「......まずはこの写真を見て、そこから説明する 」
〜少年少女達に説明中〜
「つまり、つぐはこのゲームの中に閉じ込められてるって言う解釈でいいんだな」
「そうだ。しかも、情報ソースはあのエギルさんだ。」
「..................」
「ここからは俺の考えだから、気にとめなくてもいい。俺は、約束とか無しで助けに行く。向こうで何があってもだ。だから、もう少しだけ待っててくれないか?」
「絶対に戻ってくるんだよね?」
「任せろ!!絶対にみんなの前に連れて来てやる。」
「なら、任せたよ。私達もつぐみの親に連絡しとくから」
「頼んだぜ、みんな」
そう言って5人で拳を合わせた後に、ひまりが「エイエイオー」って言ってたけど、流石に恥ずかしかったので無視したら、みんな何も言わなかったので自然と笑いがこぼれてしまった。
蘭以外のメンバーと別れてから、聞きたいこと後あったので聞いてみた。
「蘭、あのことについて怒ってないのか?」
「あのこと?あぁ、あの事ね。たしかに今もだけど、手がかりが掴めたから、怒りなんてどうでも良くなった」
「そっか。今度は喧嘩じゃなくて歓迎してほしいんだけどなw」
「つぐみが帰ってきたらやってあげるよ」
「なら、なおさら頑張らなきゃなd(≧▽≦*)」
そう言って別れ、お互いの帰路についた。
今回はここまでです。
次はALOにリンクするところからですかね(^-^)
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それでは、次回をお楽しみに!!
オリ主たちの日常みたいなサイドストーリーみたいですか?
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みたいです!!
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別小説に分けるならみる〜
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要らないかな......