「黒の剣士」と「緑の戦士」と「幼馴染」の協奏曲   作:ルコルン

43 / 64
はい、ルコルンです。
......サブタイは気分です。気にしないでください。
話は変わりまして、UA10000を超えました!!ほんとうにありがとうございます。
まだまだこの作品は続きますので、これからもよろしくお願いします!!
それでは本編をどぞ(っ´∀`)っ


41話:過去を告白するものと、変わらない者達

「早速獲物発見だぜ!!٩*(゚∀。)وヒャッハアアアァァァァァアア!!!!!」

 

「......フランク過ぎねぇかこの人」

 

戦いが始まってから5分ほどが経ち、現在敵と交戦していた。

砂漠で出会ってしまい、隠ればが少ないので敵の位置は丸わかりだが、こちらも同じで敵からは丸見えだから、いかに回避して当てるかが重要になる。

敵はアサルトぶっぱしていたので、少し掠ってしまったがほとんど躱しながらSMGを撃ったら殺られていった。

 

「5分しか経ってないのに出逢うとか......運悪すぎじゃん」

 

戦闘を終え周囲を見ながらそう言うと、さっさと森の方へ逃げる事にした。

森まで誰とも出会わずたどり着いたところでスキャンのタイミングになった。

 

(おぉ......序盤から脱落者が多いですな。シノンさんは生き残ってるし、一応目星をつけてるペイルライダーもいる......ってあれ、キリトは?)

 

キリトがいないことに気づき、画面をくまなく探したが、見つかる前にスキャンが終わってしまった。

 

(あいつの事だし、水の中にいてたりとか......まさかな。とりあえず、ペイルライダーの所へ向かうか)

 

そう思った俺は、ペイルライダーを追うために移動を始めた。

 

 

 

(ここは......奴が)

 

ペイルライダーの移動方向を考え、到着したのは鉄橋周辺だった。気付かれないように近くの茂みに隠れて様子を見る。

すると、カウボーイみたいな人が待ち伏せをしているように見えた。すると、反対側からサイボーグのスーツを着ている人がやって来た。

 

(あれがペイルライダーか)

 

カウボーイがロケランをぶっ放なしたのだが......

 

(おぉ〜動きがすごいな。あんな動きできる人いたんだ〜。キリトとか好きそう......俺には無理だと思うが‪w)

 

ペイルライダー(と仮定した人)の動きに見とれてしまったが、目的を思い出して先頭に意識を向け直した。

そのまま、ペイルライダーはカウボーイを翻弄し続けて、ショットガンでトドメを刺した。強さは折り紙付きだけど......

 

(あの人は違うかな......勘だけど)

 

そう考えその場を後にしようとした時、事件は起こった。

 

バタン......

 

「......はっ!?」

 

音がした方を向くと、ペイルライダーが倒れていた。

 

(嘘......どこから撃たれた?)

 

周りを索敵したとき......奴はいた。と言うより、いつの間にか出現していたという方が合ってるような感覚に陥った。

 

(いつの間に!?アイツがやったのか?)

 

状況を理解しようとしたのが仇となったのか、奴に撃たれ麻痺状態になってしまった。

 

「クッ!!動け......ない......」

 

俺の事を無視し、奴は動けないペイルライダーの元に向かう。

一応、動けるようになったことを考えてSMGを撃てる準備はしておく。

ペイルライダーも動けないのか先程から微動だにしない。奴はペイルライダーの前に立つと黒いハンドガンを構えた。そのまま、目の前で十字架を描いた。その時......

 

ドゴン!!

 

ほぼ死角からの攻撃を回避した。奴は撃たれた方を見た後、俺の方を見て笑った。

そして、奴は黒いハンドガンでペイルライダーを撃った。その一撃で、ペイルライダーのHPは少し減少した。

すると、動けるようになったペイルライダーが反撃しようとしたが、

 

「......!?............!!!..................!?!?!?!?」

 

出来なかった。ペイルライダーは胸を抑えその場に倒れ込んだ。そのまま空中を掴み緑のポリゴンに変わった。

その場に《DISONNECTION》という表記を残して。

 

「嘘......だろ!?」

 

何が起きたかわからず、言葉を失ってしまった。

奴は、その文字を踏み潰しながら銃を小型カメラに向けこう言い放った。

 

「俺と、この銃の名は、デス・ガン......俺は、いつか、貴様らの前にも、現れる......そして、この銃で、本当の死を、教えてやる......

忘れるな......まだ、終わって、いない......なにも、終わって、いない......!!

It’s show time!!」

 

「......!?」

 

そう言った後、闇に溶け込んで消えてしまった。それと同時に俺の麻痺が解けた。一瞬追いかけることを考えたが、手の内が分からないどうこうというより、また同じようにやられる可能性も考えれたので、やめておくことにした。

その時、前回スキャンから15分経ったらしく再度スキャンが行われていた。

 

(えっと......シノンさんはすぐ近くにいる......ってキリトもその周辺にいるのか。先に合流しよう)

 

シノンさんがいた場所に行くと、途中でバッタリ出会った。

 

「ねぇ、ルッコ君。さっきのスキャン見た?」

 

「一応見ましたけど、何かありました?」

 

「さっきのぼろマントがスキャンに映ってなかったのよ」

 

「......what!?短時間で移動した可能性は?」

 

「ほとんど無いわね。もしそうだとしても、スキャンには映るはずよ」

 

それはそうだな......ならなぜ映ってないんだ?

 

「じゃあ何が起きてるんだ?」

 

「多分だけど、キリトと同じね。」

 

ますます訳が分からない。キリトの頭の上にも俺と同じくハテナマークが浮かび上がってるように見えた。

 

「......えぇっと、とりあえず説明を頼みます」

 

「あのぼろマントは端末に映らない、あの時のキリトみたいに全武装して川に潜ってるのよ......だとしたらこれはチャンスよ!!」

 

ほんとに水の中にいたのかよ。

 

「だが、さっきの拳銃くらい装備して潜ることはできそうだけどな」

 

「例えそうでも、ハンドガンのひとつくらい「それだけは絶対にやめてください!!」っ......!!」

 

シノンの言葉を遮った。

 

「そんな事をしたら、シノンさんの命が危険です。先程の言い方から、黒い拳銃1発でペイルライダーを殺した。その事実を見てるはずですよね。あの拳銃1発でも撃たれたら、本当に死ぬかもしれないんですよ!!」

 

「っ......私は認めたくない!!PK以外で本当に人を殺してるなんて......」

 

「それでも、そういう人がいるんです。あのボロマント......いや、デス・ガンは多くの人を殺してるんです」

 

「HPが無くなると相手が死ぬ......その事実をわかっていながら......その事実を楽しみながら剣を振り下ろしたんだ!!」

 

少しの間、沈黙が訪れる。

 

「......ねえ、キリト、ルッコ君」

 

ふとそんな声が聞こえた。

 

「貴方たち2人は......SAO帰還者(サバイバー)なの?」

 

『............』

 

隣のキリトの顔を見ると、顔が少し青ざめてるのが分かった。

 

(こりゃ話せそうにないな。仕方がない......シノンさんを巻き込む訳にはいかないんだけどな......腹括りますか)

 

「......シノンさんの思ってる通りです。俺とキリトはSAO帰還者です。しかも、アイツと。いや、アイツらと一度信念をかけて闘った事もあります」

 

「!?......」

 

「俺の手が届く範囲で味方を見殺しになんか......したくないです。だから、無謀な闘いはやめてください、お願いします!!」

 

シノンさんに頭を下げた。シノンさんがどんな顔をして俺の事を見ているのかは分かるはずがない。ただ、伝わってる事を必死に祈っていた。

 

「......分かった。全てを信用するのは難しいけど、全てが作り話じゃないことは理解したわ」

 

「分かってくれたようでよかったです」

 

「だけど、あんた達はどうするの......って聞かなくても分かるけどね」

 

「奴を、デス・ガンを追う」

 

「シノンさん、できるだけ奴に近づかないようにしてください」

 

「でも、そうしたら......」

 

「大丈夫、約束は守る......行くぞ、ルッコ」

 

「ほいさ〜!!」

 

「ちょっ、ちょっと!!」

 

シノンさんの呼び声を背後に聞きながら岩場を飛び降り、森に向かおうとした時。

 

「待ちなさいよ!!」

 

「えっ!?」 (そんな気はしたよね‪w)

 

シノンさんが大声を出して呼び止めた。それにキリトが驚き足を止めシノンさんの合流を待った。

 

「ふぅ......私も行くわよ」

 

その言葉を聞き、俺とキリトは顔を合わせた。

 

「あのデス・ガンって奴相当やり手よ。あんたがアイツに負けたら、私あんたと戦えないじゃない!!」

 

「だから、それは......」

 

「だから、ここは一時休戦してアイツを一緒に倒す。」

 

「......いや、だが危険すぎる!!」

 

「居場所が分からない奴を相手するんだから変わらないでしょ?」

 

「......分かった」

 

何を言ってもダメそうなパターンなので、キリトに判断を委ねた。キリトも苦笑いしながら了承した。

それと同時に俺とキリトは光剣を取り出す。

 

「......んなっ!!」

 

シノンさんが驚くと同時に、俺たちを弾道予測線が襲った。そのまま、複数のプレイヤーがアサルトライフルを乱射した。

 

「くっ!!」 「こんにゃろ!!」

 

シノンさんへの弾丸を俺が切り裂き、その周囲に撃ち込まれる弾丸をキリトが切り裂きながら、そのまま岩陰へ隠れた。

 

「......アンタら、どんな反射神経してんのよ」

 

「その話は後で」

 

「まずはアイツらを殲滅しよう」

 

「シノン、ルッコ、バックアップ頼むぜ」

 

キリトがシノンさんの前に立つ。

 

「はいよ〜」

 

俺は光剣を直し、SMGを持ってキリトの横に立つ。シノンさんも驚きつつスナイパーを準備した。

 

「さて、いつもの様にやりますか、相棒!!」

 

「いつもの様にって、この世界では初だろう。まぁいいけどさっ!!」

 

相手が再び銃撃を繰り出してきたが、キリトは持ち前の反射神経で弾丸を撃ち落とし、俺は弾道予測線を予測して全て躱しながら敵の前へと駆けだした。

 

『うっそぉ......!?』

 

「......今だシノン!!」

 

「っ......!!」

 

シノンさんが2人を一撃で撃ち抜く。その間に......

 

「チェックメイトだ......」

 

「ふぇ?うぎゃあぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁあぁ!!」

 

棒立ちだった2人にSMGの弾丸を応酬させキルした。

 

「......ふぅ」

 

「......やっぱりいつ見てもすごいわ......」

 

「......そうか?」

 

「........................」

 

相手が戦闘不能になったことを確認してから、こんな軽口をキリトと叩いていると、シノンさんと目が合った気がした。




今回はここまでです。
新アンケート設置しましたのでよろしくお願いします。
また、一個前のアンケートの結果的に《ファントム・バレット編》が終了しましたら2・3話ほど、幕間的な感じでで書こうと思います。
一応、次回は3/25に投稿予定です。
それではまた次回までゆっくりお待ちください!!

この小説でのユウキさんはどうしましょう?

  • 生存ルートで(、._. )、オナシャス
  • 任せるンゴ
  • 原作通りでGo
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。