「黒の剣士」と「緑の戦士」と「幼馴染」の協奏曲 作:ルコルン
今回は第一層攻略会議編です。
タグにもなっているあの2人が初対面!
それでは、本編へ……Go‼
俺たちがこのゲームに閉じ込められて1ヶ月が経った。
先日、ボスフロアが見つかったので、本日はボス攻略会議になる。
しかし、俺は少し困ったことがある。なぜなら……
「あのボスデカくない?」
「ツグミの3倍くらいはあったよ~」
「そんでもって、雑魚敵もいたな。」
「あれはやばいでしょ。」
「でも、体が大きいなら、素早い攻撃はできないはずだよ。」
とまぁ、1時間くらい前から5人で話し合っていて、攻略会議が始まる30分くらい前に話し合いが終わったようで……
「何を話してたんだ?」
「ボス戦に行くかって話をしてました。私以外皆行かないようなので。」
「そっかそっか…………(´・ω`・)エッ?」
俺は思考が停止しそうになった。
「ちなみに聞くが、ツグミはなんでついてくるんだ?」
「それは言えないですね(-_-;)」
「わ、分かった(-_-;)」
他の4人は怖気着いたんだろうな~
そりゃそうだよな。
一応ここはデスゲームだもんな。
「ツグミは怖くないのか?」
「正直…怖いです。でも、なぜか安心するんです。」
ツグミが変なことを言った気がするが、気にしないでおこう。
「じゃあ、今回はツグミだけだな」
「そうですね。」
「じゃあ、攻略会議に行こうか」
攻略会議に行ってる途中アルゴにメールを送った。
「先日送ったことを教えてほしい。」
数分後
「了解。そっちまで行ってから教えるヨ」
そして攻略会議が始まる10分にアルゴは来た。
「ホイ。これが今回の物ダ。情報料500コルな。」
「分かった。ほいッ。しっかり払ったからな。」
「丁度頂くヨ。それよりルー坊。いつもの子たちはどうしたんダ。」
「いつもの子たちっていうけどな、今日は別行動だよ。今日はこの子一人だけだ。」
「そうかそうか。じゃあ、その子には自己紹介をしないとナ。私は『アルゴ』ただの情報屋だよ。」
「こんにちはアルゴさん。私は『ツグミ』です。」
「そうかそうか。ツグちゃんか~。よろしくナ。」
「ところでアルゴ、もう1つの件はどうなった?」
「それなら、追加で1000コル払ってっくれるなら言わないでおくヨ。」
「分かった。これでいいな。」
「毎度アリ~。じゃあ、私は仕事に戻るネ。」
「忙しいところ悪かった。じゃあな~。」
アルゴが仕事で去ったあと……
「何の情報を買ったんですか?」
「このゲームが始まってから死んでしまった人の人数だな。」
「そうですか。」
「一層攻略し終わったら、何かおごってやるから暗い顔するな。可愛い顔が台無しだぞ~」
「ぃ、いきなりそんなこと言わないでくださいよ~。」
とか何とか言いながら歩いていると、目的の場所に着いたようだ。
そこには、40人強の人数が集まっていた。その中には……
「お~い!ルッコ~。此処だここだ。」
キリトと、少し遠くにアスナさんがいた。
「生きてたか~。急に呼ばれたから急いで支度したんだぞ(-_-;)。」
「それはすまんかった。でも来てくれるって信じてたぜ!」
と話していると、青い髪の人が前に立った。
「は~い。そろそろ始めさせてもらいます。
今日は俺の呼びかけに答えてくれてありがとう。
俺はディアベル。職業は気持ち的にナイトやってます。」
こんなことをいきなり言う人がいるとは…まぁ、場の空気和んだからいいのか。
「今日、俺たちのパーティーがボス部屋を発見し、ボスの姿も見てきた。
俺たちはボスを倒し、第2層に進む。
そして、≪始まりの町≫で待っている人たちにこのゲームがクリアできるってことを伝えるべきだと思う。それが、ここに居る俺たちの義務だ。そう思わないか?」
ディアベルさんの言葉に賛同するかのように、この場にいる全員が拍手が起こった。
「ありがとう。これから攻略会議を始める。
まず、6人のパーティーを「ちょっと待たんか。」」
ディアベルさんの言葉を遮るように大きな声が聞こえた。
その声を出した人は、ディアベルさんの前に立った。
「わいは、キバオウや。
攻略会議を始める前に言いたいことがある。
こんなかにいる何人か詫び入れやなあかん奴がおるはずや。」
「何を言いたいのかわかるよ。君は……」
「ナイトはんの思ってる通り。βテスターに謝罪と賠償を請求するんや。」
キバオウがそう言い放った途端、場の空気が悪くなり、キリトの顔色が悪くなった。
俺も正直に言うとトラウマに似た光景なので気分は悪くなったが、同時に怒りを覚えた。
我慢ならなかったので、俺は手を挙げて……
「そこのキバオウって言ったかな?俺はルッコ。ただのニュービーだが発言させてもらう。
βテスターが全員逃げたって言うんか?それは残念。俺みたいなニュービーを見捨てなかった人もいるんだよなーこれが。」
そう言って、俺は小さなパンフレットを取り出す。
「これは、道具屋で無料配布されていたやつだ。
新しい町や村に着くと必ず置いてあった。明らかに早すぎると思わないか?」
「それがどうしたって言うんや。」
「これは、βテスターの人が作って無料配布していたんだよ。
この意味が分かるな。お金やアイテムは無くても情報は有ったんだよ。」
キバオウは驚いている。このことは知らなかったんだろう。
「じゃあ、死んだ2000人の中には他のMMOでトップ張ってたやつも居ったはずや。
それは、どう説明するんや。」
「それは、ベテランだったからこそだろう。他のMMOと同じように計り引き際を誤った。それだけのことだろう。
今はこんなことをしている暇はないと思うのだが。そこら辺はどうなんですかね~」
こんなことを言ったらキバオウはおとなしく引き下がったようだ。
俺もキバオウが戻ったのを確認してら、ディアベルさんに会釈をして元の場所に戻った。
「とりあえず、この話はこれで終了。攻略会議を再開する。
6人パーティーを組んでくれ。」
俺はツグミとパーティーを組んでいるから、あと4人か。
そんなに人がいたかなって思いながら、キリトとアスナさんをパーティーに入れた。
他の人は、既にパーティーを組んでいたので、ディアベルさんに伝えた。
これはボスの情報だ。
≪イルファング・ザ・コボルトロード≫
武器:骨斧、片手盾→曲刀(ラスゲのみ)
取り巻き≪ルインコボルト・センチネル≫
こいつらは、ボスのHPバーが1本減るたびに3体ずつ現れる。
情報としてはこんなもんだろう。
俺たちのパーティーは、人数が少ないので取り巻きの≪ルインコボルト・センチネル≫の担当だ。
俗にいう"おまけ"というやつだな。
アスナさんとキリトが初対面ということもあり、自己紹介をしたのち、夕飯を俺の家で食べながら、明日の戦い方を話していた。
アスナさんがスイッチのことを知らなかったので教えたりもしながら……
今俺たちは、アスナさんとツグミが風呂に入ってるので動こうにも動けない状況になっている。
そこに、誰かがドアをノックしたので……
「今開けますよ~」ガチャッ
「よう!キー坊にルー坊。今回はキー坊に用事があってきたんだヨ。中に入れてくれるカ?」
「全然かまわないぞ。その用事俺も聞いていいか?」
「全然かまわないゾ。それでだな、キー坊。あの件はどうダ?」
「いくら積んでもノーだよ。前から言ってるだろ。」
「何の話だ?」
「俺の”アニールブレード+6”を売ってくれっていう話だ。29800コルで。」
「戦力を削ぐ目的としてはコスパ悪すぎんだろ。そいつはあほなのか?
でも売っていいんじゃないか?」
「はぁ?何言ってんだお前は?」
「まぁ、落ち着けって。」
そう言って、俺は、”アニールブレード+8”をキリトの前に置いた。
「これは?」
「簡単な話さ。クライアントがキリトの”アニールブレード+6”を買い取ったと思わせといて、それより強い剣でボスを倒す。言わば”ドッキリ”やな。」
「それいいな。アルゴ、俺キバオウの話乗るわ。クライアントに金払わして。」
「了解だヨ。毎度アリ~」
という訳で、キリトの戦力は下がるどころか上がってしまった。
それから数十分が経ち、女性陣が出てきた。
そして、数時間が経った。
部屋割りとしては、二部屋しか借りられなかったので、あみだくじのをした。
結果、俺とツグミ・キリトとアスナというペアになった。
そして寝る前
「明日、ボスを犠牲者なしで倒せるかな。」
「倒せると思うよ。ねぇ、あの時の約束覚えてる。」
「なんだっけ。何か奢るって話だっけ。」
「そうでしたけど、少し変えていいですか。」
「別にいいぞ。俺にできることなら。」
「じゃあ、ルッコさんが、私たち5人のことを守ってくれるってって約束してくれますか。」
「急に荷が重くなったな。元からそのつもりだったが。」
「ならいいです。」
「俺も1つお願いしてもいい。」
「いいですよ。」
「この世界が終わって、元の世界に戻ったとき、俺とまた話してくれるか。」
「いつになるかは分からないですけど、元の世界に戻れた時は一緒にお話ししましょう。」
「約束だぞ。」
「そっちこそ破らないでくださいよ。」
こんなことを言ってしまったのだから死ぬわけにはいかないな。
絶対にこのデスゲームをクリアしてツグミたちに会うんだ。
今回はここまで。次回は第1層ボス戦攻略と日常会としてボス戦に出なかった4人について書いていきます。
途中、主人公の口が悪い気がしますが気のせいだ。
今回からアンケートを用意させていただいてます。良かったら投票していってくださ~い
ではまた次回お楽しみに!
オリ主たちの日常みたいなサイドストーリーみたいですか?
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みたいです!!
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別小説に分けるならみる〜
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要らないかな......