「黒の剣士」と「緑の戦士」と「幼馴染」の協奏曲 作:ルコルン
今回は前回の続きです。前回を見てない方は、前回みてからの方が面白いかもです。
それでは本編をどぞ(っ´∀`)っ
「「はああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
俺とキリトは鍔釣り合った。俺たちの周りは属性余波の煙で覆われている。多分外からは何も見えてないだろう。
「お前……いつの間に新スキルを習得したんだ?」
「つい最近だ。ちなむと、お前対策で多めに習得してあるから楽しみにしとけよ」
「ほう……それなら縛り解除するか」
「なんか言ったか?」
「いや、なにもっ!!」
キリトはそう言って鍔釣り合いをしている剣と反対の手に持つ剣に青色のライトエフェクトを灯した。それと同時に俺の刀をはね上げた。
「っつ!?」
初期モーション的にはバーチカル・アークだろう。
俺も負けじと暗殺者2連撃スキル《旋迅》を放つ。キリトの攻撃を相殺しようと思って打った技だったのでしっかりと相殺することが出来た。
今度はこちらの番と言わんばかりに、左手の刀にライトエフェクトを灯し、刀3連撃スキル《緋扇》を放つ。キリトは初めの2連撃を超反射で躱してからラスト1発をレイジスパイクで相殺した。
その後も、俺の攻撃をキリトが元々持っている超反射神経で躱しキリトの攻撃を俺は技で相殺し、一歩も譲らない戦いが煙が晴れたコート内で打ち合っていた。
互いのHPが1割くらい削れた頃、攻撃の読みが外れ、俺は体制を崩してしまった。
それを好機と見たキリトが、両手に持っている剣に同じ色のライトエフェクトを灯し、キリトが叫んだ。
「スターバースト・ストリーム!!」
「つっ!?」
二刀流16連撃OSS《スターバースト・ストリーム》。作ったことは聞いていたが、こんな所でお目にかかれるとは……
(今の全勢力をここで叩き込む!!)
このスキルに対して、体制を立て直すために暗殺者3連撃OSS《月華》、暗殺者5連撃OSS《飛影》、暗殺者8連撃OSS《ハウリング・オクターブΩ》をスキルコネクトを用いて放ち、何とか1つ目の鬼門である16連撃分を相殺する。
周りに属性余波で吹き飛ばされ、再度距離をとった。
「……お、おいキリト!!それ使うの反則だろ!!」
「そんな事言われてもだな……お前が相手だから手は抜けねぇんだよ。それよりも、なんで片手剣スキルの《ハウリング・オクターブ》を使ってるんだよ!?」
「片手剣でしか使えないと思っている固定概念を外して俺が使えるスキルとして模倣して作っただけだ。こういう感じのスキルがゴロゴロあるから覚悟しとけよ!!」
俺の言葉に、キリトは苦笑しながら言ってきた。それと同時にツッコミが飛んできたので軽く返答しておく。
二刀流OSSを作ったことはキリト本人から聞いていたから、使ってくるかもと思って準備しておいて本当に良かったと思う。
「お前すげぇよ……模倣したとはいえ、刀以外の武器種のソードスキルを使えるとか」
「いや、お前の反射神経ほどチートじみたなものは無いだろ?初見の攻撃もほぼ全部躱せてるだろ?」
こんな戯言を話しているうちに、呼吸が少し戻ってきた。
ふと自分のHPバーを見ると半分を切っていた。それはキリトも同じであり、あと大技がひとつで決着が着くくらい佳境に差し掛かっていた。
「さぁ、そろそろ決着をつけようぜ……
「あぁ、そうだな
そう言って、キリトは新たなソードスキルの構えに入った。
(あの構えは……)
1ヶ月前ほどに遡る……
「なぁ、ルッコ」
「どうした、キリト?」
「二刀流スキルのOSS化を……手伝ってくれないか?」
「別に構わんけど、できそうなのか?」
「あぁ、アスナとリーファに手伝ってもらいながら、《スターバースト・ストリーム》のOSS化は成功してる」
「それができてるなら、いらないと思うが……ってあのスキルもやる気なのか!?」
「あぁ」
「確かに、お前のスキルである二刀流も実装されてないもんな」
「そうだから、1つくらいOSSにしたいと思ったのもあるんだが、最近の……いや、SAOやALOの一件で気づいたんだ。いざと言う時に必要な力がないと、守れるはずのものも守れないんじゃないかってな……もちろん、二刀流を使わないつもりだし、使わないに越したことはないんだが……それでも……」
「…………」
確かにそうだ。今までに関わった事件で、いかに自分が弱いものかを突きつけられた。これを手伝うことで、何か得られることがあるかもしれない。
「……分かった。俺も手伝うよ」
「ヨッシャァ!!早速やろうぜ!!」
そこから俺たちは、来る日も来る日も1つの二刀流スキルのOSS化に時間を費やし、つい先日完成したスキルがある……それこそが、今キリトの構えているスキルだった。
(あの構えは……ジ・イクリプス。決めに来やがったか……ここを止め切って勝利へ!!)
「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」
俺は、刀3連撃スキル《緋扇》を使い頭3連撃を防ぐ。すぐさま反対の刀に力を込め、暗殺者5連撃OSS《ニュートロン∑》さらに、暗殺者4連撃OSS《ファストエッジα》と連続で捌く。
(キツいが……まだまだ!!)
そのまま暗殺者3連撃OSS《シャープネイルβ》、暗殺者14連撃スキル《明鏡止水 花鳥風月》を使って《ジ・イクリプス》の連撃数を2つ上回る攻撃をした。
「つっ!?」
「これで終わりだあァァァァァァ!!」
最後の2連撃を叩き込んだ
と思っていたのだが、キリトの2本の剣に光が宿る。
「な……なに!?」
「これが本当のラストだ!!スターバースト・ストリーム!!」
キリトは、こんな土壇場で二刀流最上位スキル2つのスキルコネクトに成功し、俺の猛攻を受け止めた。
(マジかよ。もう来ないと思っていたから打ったのに……こうなったら、最後の秘策を!!)
受け止められた俺の2本の刀にももう一度光が宿る。
「受け止めろ、キリト!!疾風迅雷 百式!!」
2人の隠し球が衝突した。スターバースト・ストリームの残り14連撃を疾風迅雷 百式をつかって勝ちに行こうとしたのだ。
「はあァァァァァァァァァァ!!」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
スターバースト・ストリームの最後の1発と疾風迅雷 百式の14連撃目が衝突した。そのとき、俺の15連撃目がキリトの剣に当たり、キリトの剣が手から離れた。
「!?!?!?!?」
「これが俺の作戦だよ」
そのまま、残り5連撃をキリトに叩き込み、属性余波の爆発がキリトを包む。煙の中を見ると、キリトのリメインライトが目に入った。
そのタイミングで、デュエルのWINNER表示が目の前に現れた。
「よっしゃァァァァァァァァァァァァ!!」
俺は右手に握っていた刀を地面に刺し咆哮を上げ自身の勝利を喜んだ。その後、キリトのリメインライトを蘇生した。
「いやー参った参った。あんな奥の手を残していたとはな……」
「悪い、ああいった掠め手じゃないとお前には勝てないと思ったんだよ」
「お疲れ様、キリトくん、ルッコくん!!」
「応援ありがとう、アスナ。でも、勝てなかったよ」
「うん、あれは仕方ないよ。初見殺しが多かったもん」
「確かに初見殺しが多かったとはいえ、ここまで長期戦になったのは、パパの反射神経やプレイヤースキルが高い証拠ですよ!!」
「それはそうと、ルッコくん。まだまだスキルの引き出しありそうだったけど、他にはどんなスキルがあったの?」
「えぇっとですね……片手剣スキルから《デットリー・シンズ》細剣スキルから《スタースプラッシュ》両手剣スキルから《サイクロン》短剣は《ラピッドバイト》くらいですかね」
「……やっぱお前すげぇよ」
「「「「「「「「「「「「「(。'-')ウンウン」」」」」」」」」」」」」
「やべぇ。勝ったのに負けた気分だ……」
そのまま、笑って終わったから万事オッケー!!
今回はここまでです。
前編短めだったから、後編は少しでも長く……と思ったんですけど、主のヘボ頭ではこれ以上引き伸ばすのは無理だった。ほんとに文才が欲しい……
さて次回ですが、やっとこさ《マザーズロザリオ編》に突入します。ここまでほんとに長かった……
頑張って書いていきますので、応援よろしくお願いします!!
それではまた次回。お楽しみに!!
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