「黒の剣士」と「緑の戦士」と「幼馴染」の協奏曲 作:ルコルン
今回は、脇道という名のコラボ回です。(*´꒳`ノノ゙☆パチパチ
今回コラボしていただいた作品は、通りすがりの幻想様の「Sword Art Masked Rider」です!!
コラボのお誘いをした時、心臓バクバクでしたけど丁寧に対応してくださって本当にありがとうございますm(*_ _)m
それでは本編をどぞ(っ´∀`)っ
平行世界へのソウサクは楽ジャナイ
死銃事件から数日が経ったある日、フィリップさんに誘われ、俺とつぐみは鳴海探偵事務所に……いや、その下にある地下室に呼ばれた。
「さて、君たちにはこれを被ってもらいたい」
そう言って、フィリップさんが俺たち2人の前に置いたのはアミュスフィアだった。
「被るのは構わないんですけど、どの世界に探し物があるとかの検討はついてるんですか?」
「一応目星はつけている。そこは前に君たちがいたSAOと非常に酷似している世界だ」
「……っ!?」
「そこもデスゲームって感じですか?」
「多分そうだろう。しかも、この世界線ではないSAOだから何がいるか、誰が使うかも分からない。挙げ句の果てに、その世界ではどこまで踏破されているのか分からない。それでも構わないかな?」
「決まってるじゃないですか。1度引き受けたら断らないって1番わかってるでしょ?」
「……そうだったね。さて、つぐみさんはどうだい?」
「……正直に言うと、またあの世界に行くのは嫌です。けど、ルッコくん……いや、流己くんの手助けができるなら、私も行きます!!」
「それじゃあ早速行こうか。翔太郎、僕たちの体をしっかり見といてくれよ」
「あぁ、分かってるって。それより、あのメモリをしっかり取ってくるんだぞ」
「分かってるさ。と言っても、変身は僕ではなく彼らだけどね」
フィリップさんは笑顔でこちらを見る。期待しすぎでは?と思いながら、翔太郎さんと目を合わせる。
「あぁ、この2人なら大丈夫だな。なんたって、俺たちよりゲームが上手いからな」
余談だが、この話は本当であり、今いるメンバー4人でゲーム大会をしたところ、大体俺とつぐが優勝をかっさらっていった。
「とりあえず、行くとしよう」
「うん!!」
「あぁ!!」
しっかりアミュスフィアを被りこう宣言する
「「「リンクスタート!!」」」
目を開くと、街に着いていた。とりあえず、誤作動は起きていないようだ。メニュー画面を確認しようと、左手を動かすが何も起きない。
「ありゃ?ここで誤作動……いや、ここがSAOの世界ならもしかしたら」
そう思い右手を動かすと、しっかりメニュー画面が出てきた。安堵しながらステータス画面を開くと……
「やっぱりあるよね〜エクストラスキル《
そう。初めてALOに入った時と同じような現象が起きていた。
LvもHPもスキルの熟練度も全てSAOにいた時と同じだった。
「そして、ログアウトボタンは……やっぱり無いよな」
まぁ、ここはSAOだからないのは分かるが、どうやって帰ればいいんだ?
「とりあえず探しに行くか。ツグはこの街で情報収集しておいてくれ」
「それはいいんだけど、ルッコくんはどうするの?」
「俺?俺は……」
「僕と一緒に着いてきて欲しい」
「……それでいい?」
「……分かったよ。だけど、何かあったら連絡してよね」
「分かってる。これ以上迷惑はかけれないからな」
ここからはツグと別れ、フィリップさんと2人で目的地に向かう。
「本当にこの中にあるんですか?」
探し始めてから1時間ほどが経過し、フィリップさんに愚痴を零す俺。
「まぁ、後調べてない箇所は少ないから」
そう言いながら、フィリップさんはダンジョンに入っていく。
「えちょ!?フィリップさん!!そっちダンジョンなんですけど!?」
「グルオォォォォォォォォォ!!」
「っ!?フィリップさん、屈んでください!!」
「わ、分かった!!」
距離的に《絶空》を放つ。敵は1発で倒れた。俺の今のレベル(Lv96)で倒せるって……ここは何層なんだ?
「ここは60層だね」
「ほへぇ。60層にこんな場所あったんですね」
そのまま奥に進むフィリップさん。
「だから、先行って敵でた時どうするんですか〜!!」
早足でフィリップさんのあとを追った。
30分ほどでこのダンジョンの奥に辿り着いた。
「今まで見たルートの中には無かったですね」
「それじゃあここもハズレだね、早く出よう。それと、これを着てもらおうかな?」
そう言って渡されたのは、昔捨てたはずの装備たちだった。
「あのぉ……どうしてこの装備を……?」
「ふふっ、君は不本意かもしれないが、我慢してくれ。この服装の方がここでは自然に見える」
「いや、でもこの装備……」
もう考えるのはやめよう。ありがたく受けとり、素早く装備を変更する。
「ふふっ、似合ってるよ」
「お世辞でしょうけど、ありがたく受けとっておきますよ。それより、出口わかるんですか?」
「……てっきり君が知っているとばかり」
それなら、先走らないでくださいません!?
「……このダンジョンは来たことがないですね。……どうするんですか?誰かに助けを求めようにも、怪しまれたら……」
「……その時はその時さ」
「ほぉ〜。じゃあその時はどうするのかな?」
「そうですよ。俺たちはここの……え?」
俺たちは声がした方向へ顔を向ける。真後ろに短めの黒髪で少し尖った鼻。そして、珍しい青色の虹彩の目を持った推定高校生くらいの人がいた。
不覚にも後ろを取られてしまったので、バレないように索敵スキルを起動し、周囲に人がいないかを確認する。すると、彼以外にもう1つ信号があった。位置的に柱の裏だろう。
「……さーて、お二人さん、あんたらがただの迷子だったらよかったんだが……生憎とここは最前線にかなり近い層で、しかもここはダンジョンのかなり奥の方だ。……つまり、ここに来れるのは余程高レベルかつ、ダンジョンに慣れている奴ってことになる。だが、さっきのお前さんらの話を聞く限り、どうやら下調べせずにぶっつけ本番で来たと見える。……一体何者だ?」
笑ってるけど絶対笑ってないパターンだこれ。どうしよ?フィリップさんの方を見ると、なにか悩んでるし。
「……おっと、下手に動くなよ?ちょいとでも怪しい動きをしたら、俺のパーティーメンバーがあったという間に拘束するぜ」
まぁこうなるとは思ってなかったから心臓バクバクだし、冷や汗ダラダラだよね。
ただ、その後ろから1匹モンスターがやってきた。
「……カイタ、後ろ!!」
「……なっ!?」
その人が後ろを向いて《バーチカル・スクエア》を放った。
「はっ!!であっ!!せいっ!!であ〜っ!!」
彼に襲いかかったモンスターは、ポリゴン片に姿を変えた。
「……その技、やっぱり……」
「ん?どうした?」
「……いえ、なんでもないです」
そのまま彼の提案で、60層の圏内にあるカフェで、尋も……お話をすることになった。
「……さて、なんであそこにいたのか、聞かせてもらいやしょうかね」
さすがに逃げ場はないと悟り、観念して口を開くことにした。
「……ごめんなさい。実は探し物がここにあって来たんです」
「……探し物、ですか?」
「あぁ……その前に自己紹介がまだだったね」
「あっ、そうでした……初めまして。俺はルッコと言います」
「僕はフィリップだ。よろしく頼むよ」
俺たちが自己紹介をすると、彼の目は見開いた。俺たちの名前を……いや、フィリップさんの名前を知っているかのように。
「……俺はカイタだ。こっちはパーティーへメンバーのレンコ」
「よろしくお願いします。……それで、探し物ってどういう物を?素材とかですか?」
「いや、違うんです。……とあるアイテムで、この付近に出現したということなんです」
「こういうものだ。見た事あるかい?」
まぁダメ元だから……って思いながら居てるけど、情報あったらいいなぁ。
「Utopia……『ユートピア』ですか?」
「その通り。……もしこれがここにあるとしたら、早急に回収しなきゃならないのでね」
「……ごめんなさい。見た事無いです」
ですよね〜。仕方ない、自分の足で探しますか。
「……そうですか、ありがとうございます。お騒がせしまし……」
「……それ、よかったら俺たちも探すの手伝おうか?」
「「「えっ?」」」
思ってもみない展開に少々驚きを隠せない俺とフィリップさん。彼のパーティーメンバーであるレンコさんも驚いていた。
「……ちょっと待っててください」
そう2人に言い残し、俺は後ろを向いてフィリップさんと話をする。
「どうしましょう?無関係の人に、探すのを手伝ってもらうのってフィリップさん的にどう思います?」
「僕的には賛成だよ。なんなら、この層の案内人も必要だしね」
「それ俺の事を遠回しに、案内人として役立たずって言ってるようなものですよ」
「気にしたら負けだよ?ルッコくん」
「……それじゃあお願いして貰えるように伝えますね」
そう言ってお二人の方を向く。
「……それじゃあ、手伝ってくれますか?」
「よし、じゃあ、まず圏外に出て……」
「カイタさん!!」
カイタさんを呼ぶ声が聞こえたので、声の聞こえた方向を見ると、この世界のアスナさんが焦った顔でこちらに来た。
「ありゃ、アスナ、どったの?そんなに泡食って」
「た、大変なの!!さっき、黒鉄宮から、脱走者が出たって……!!」
「…………はい?」
「…………えっ?」
……へっ?黒鉄宮から脱走した!?俺らの世界って平和だったんだな〜(錯乱)
「……ハッハッハッ!!な〜に言ってんだよ。あの黒鉄宮から脱走するなんて、そんなことあるわけ……」
「…………」
「……マジで?」
「ええ。でも、どこに逃げたかわからなくて……今血盟騎士団の数人が全力で捜索中だわ。カイタさんなら大丈夫だと思うけど、念の為注意してください」
「分かった。……ちなみにだが、外見とかは分かるのか?」
「はい。えっと、赤い髪をカールさせた女性のプレイヤーだそうで……」
「へあっ!?」
「ええっ!?」
俺もここまで聞いて驚きを隠せない。だってそいつは……紛れもなくロザリアなんだから。
もしかしたらそいつが持ってるかもしれない。一応フィリップさんに伝えておこう。
「フィリップさん。もしかしたら、脱走したやつがユートピアのメモリを持ってるかもです。注意だけしといてください」
「分かった。念頭に入れておこう」
「What the Fuc__」
「……!?」
あっ、レンコさんが……って早っ。カイタさんを殴った速度尋常じゃなかったぞ。
絶対に怒らせないようにしよう。
さて、本当にロザリアが持っているならこのメンバーを背に戦うのか。頑張ってみよう……奴が変身する前に回収出来ればいいなぁ。
あっ、レンコさんの説教が終わった。
「……何やってるんですか?……」
「女性の尻に敷かれる男性……本で読んだことはあるが、実際に見たのは初めてだ。実に興味深い」
フィリップさん!!何言ってるんですか!?失礼ですよ!!
と思ったものの口にしてはいけないと悟ったので、何も言わなかった。
「全くもう。……それじゃあルッコさんたちの探し物の続きするよ」
「
4人で探し始めてから数時間が経ったが、何も収穫がなかった。
「……だ〜、畜生!!ほんとにあるのか?」
「……そのはずなんですけど……」
「もしかしたら別の層にあるのかもしれない」
「えぇ……ったく、手間ぁかけさせやがって。」
「……じゃあ、こっちから出向いてやるよ」
殺気の含んだ声が後ろから聞こえたので、全員後ろを向いた。
「……なっ、お、お前は!!」
「見つけたよ……『仮面の戦士』」
「……あーあ、まさかとは思ったが、やっぱりテメェだったか。……ノコノコと黒鉄宮という名の牢獄を抜け出してきて、一体何の用だ?」
「あの日、あんたと『黒の剣士』に味わされた屈辱……ここで返させてもらうよ」
そして、ロザリアが取りだしたのは……
『ユートピア』
なんとユートピアメモリだった。
「え、おい、ちょっとまて、あれって……」
「フィ、フィリップさん……!!」
「どうやらビンゴのようだね」
ロザリアがユートピアメモリを腰に着けた円形のドライバーに刺し込む。すると、みるみるうちに『ユートピア・ドーパント』になるではありませんか。
「……な、何あれ」
「マギア、じゃない……」
マギア……なんだそれ?
「……ゴールドメモリだから簡単には使えないと思っていたが……間違いない。あれは『ユートピア・ドーパント』だ!!」
なんでこういう時の予想は当たるのかなぁ!?
でもやるしか無いよね。
「カイタさん!!下がっ「レンコ。ルッコ君たちと離れてろ!!」……えちょ!?」
レンコさんに連れられて、俺とフィリップさんは後ろに下がった。
カイタさんに関しては何か取り出してるし……そのうちの1つを腰に巻いた。まさか!!
【ゼロワンドライバー!】
【ジャンプ!】
【オーソライズ!】
上空からバッタのライダーモデルが降ってきた。
「……えぇ。ば、バッタ!?」
俺の中でバッタを使って変身するライダーなんて、仮面ライダー1号・2号あと、仮面ライダーOOOしか知らないぞ。なんなら俺の中の仮面ライダーはドライブで止まってると言うね。
んな話はどうでもいいんだよ!!
「変身!!」
【プログライズ!】
【飛び上がライズ!!ライジングホッパー!!
どこぞの会社の社長が被験者として実験してる会社……っていう噂を耳にしたことだけはある。
これが……『仮面ライダーゼロワン』
「……その姿を見ると、余計に腹が立つわ」
「そうかい、奇遇だな。俺もな、テメェの面は二度とお目にかかりたくないと思ってたんだよ。さっさと黒鉄宮に戻りな」
でも、これは俺たちの探し物が招いたトラブルだからついさっき知り合った方に全てを任せるわけにはいかない。
俺は、ツグに“ドーパントが出た。メモリの準備だけ頼む”とだけ送りカイタさんの方に歩みを進めた。
「な、何やってるんですか、ルッコさん!!危ないから戻ってください!!」
「えっ?」
ゼロワンに変身したカイタさんが後ろを振り返った。その後すぐにカイタさんの横に立った。
「……あのぉ、アンタ、何やってるんでせうか?危ないから離れてろと、言っただろうに……」
「……カイタさん。
「……は?
「……フィリップさん。いいですよね」
「あぁ。本当ならメモリの状態で回収したかったが、こうなってしまった以上仕方ない。メモリブレイクも辞さない」
許可取り完了!!後はやるだけだ。
「分かりました……という訳でカイタさん、ここは俺も一緒に戦います」
俺はダブルドライバーを腰に巻き、ジョーカーメモリを右手に持ち、起動する。
【JOKER!】
「ツグ、いくよ……変身!!」
「……え?」
俺は右側のスロットに送られてきたサイクロンメモリを刺し込み、右手に持っているジョーカーメモリを左側のスロットに刺す。そして、両手をクロスしスロットを倒した。
【CYCLONE!! JOKER!!】
俺は竜巻に包まれ、『仮面ライダーWサイクロンジョーカー』に変身した。
「……え?、ルッコさんも……変身した?」
「二色の戦士……二人で一人の仮面ライダー……まさか、仮面ライダーW、なのか!?」
「……はい、その通りです!!」
「……えっ、てことは、フィリップさんってまさか『
「その通りだ」
「……俺以外に変身できるプレイヤーがいたなんて……」
肝心なこと言ってないからカイタさん困惑してるよ……
「あー、その事なんですけど……」
「ルッコくん、まずはあれをどうにかしよう」
「……あっ、忘れてた」
「ん?その声……Wのソウルサイドの担当者か?」
「あっ、はい。俺の恋人の『ツグ』です。……流石にリアルの名前を言うのはあれなので、プレイヤーネームかつあだ名ですが」
「よろしくお願いします……ってルッコくん。この人って、もしかして……」
「あぁ。俺たちと同じ仮面ライダーだよ」
「どうも。俺はカイタって言います」
「……あたしをおいてぺちゃくちゃお喋りとは、いい度胸だねぇ!!」
「……っと、そろそろ奴さんが癇癪を起こしそうだ」
「そうですね。……ツグ、行くよ!!」
「うん!!」
俺たちはユートピア・ドーパントの方を向く。最終手段を使うこと考えておかないとな。
「ロザリア……!!お前を止められるのはただ一人!!俺だ!!」
「「さあ、お前の罪を数えろ!!」」
今回はここまで!!
コラボの話が2箇所で別々のものが出来るのは、色々ややこしいので、通りすがりの幻想様のコラボ回のルッコくん視点という形で書かせていただきました。
えっ?「お前アイデアしか出してねぇだろ」って?
そそそそ、そんなことがあろうはずがございません。カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ
書いてて気づいたんですけど、前半だけで6500字あるんですよね。いつもの分量ならこれだけで2話分になってますね。(つまり、コラボだけで4話分になると)
さて、今回コラボしていただきました、通りすがりの幻想様の「Sword Art Masked Rider」のURLを下に貼っておきます。
https://syosetu.org/novel/267554/
1話が長めで、読み応え抜群。この作品より、仮面ライダーがしっかり話に関わっている。さらに、これから主要なところに入っていくので、1度読んでみてください!!
それではまた次回をお楽しみに!!
この小説でのユウキさんはどうしましょう?
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生存ルートで(、._. )、オナシャス
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任せるンゴ
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原作通りでGo