あの日見たエアロシャークの強さを僕達はまだ知らない 作:魔導
これは少し昔の話だ。
俺こと
そうして悩んでいるうちに今まで勝てていた相手にも負けるようになり本格的にスランプに陥ってしまった。
そんなある日、俺は双子の妹である
「はいこれ、凌牙」
「ん、なんだ?」
するとどういう訳か璃緒からD・パッドを渡された。そこにはとある動画が映し出されていた。それはデュエルモンスターズの対戦動画のようだった。
今思い返してみると、確かに璃緒はここしばらくD・パッドに張り付いていた。あれは対戦動画を見ていたというわけか。
通りでデュエルが上達するわけだ。アイツは俺がそこら辺のガキ共と遊んでいる間に対戦動画を見てデッキ構築やプレイングを学んできたというわけか。
全く情けない・・・・・・。まさか妹の方が兄の俺よりもこんなに勉強熱心だったとはな。
なにがスランプだ! 自分自身にイラッとくるぜ!
まあ、そんなことずっと引きずっていても仕方ない。今俺は璃緒に一歩先を越されてるんだ。しのごの言わずに見てみようじゃねえか。
こうして俺はその対戦動画を見ることにした。
『TUEEEEE!!』
その動画の内容は今まで見たことのない画期的なものばかりだった。外道ビートや外道カウンター、ジェネクス帝やダダダフェニックスなど全く目新しいものばかりだった。
俺はその動画を知ってから家にこもり一日中対戦動画に見入っていた。
そんな中、俺は運命的な出会いをする。
「凄え……。エアロシャークでこんなことが⁉︎」
この動画に出会ったことで神代凌牙のちのシャークと呼ばれる少年は大きく変わっていくこととなるのであった。
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それから数年後……。
「よし、今日はこのデッキを持っていくか」
彼、神代凌牙はハートランド学園の2年生になった。彼はあの動画を見てから変わった。特にデッキ構築への熱意は大きいものがあった。そして彼は今日、新作デッキを持って行こうとしている。だから……。
「よし、今日は久しぶりの新作デッキをお披露目といこうじゃねえか」
めちゃくちゃテンションが上がっていた。
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「おいおい、てめえがシャークってやつか」
なんでこうなるんだ。
俺こと神代凌牙は今、先輩男子生徒に絡まれていた。
懐かしのTUEEEEE!!