明日死ぬらしいので寿命延ばしてもらったらお仕事貰いました。(仮) 作:仮面ライダールード
みんなはコダイゴンジアザーの鯛像という、とある特撮に出てくるやべぇ生き物をご存知だろうか。
この生き物はずっと『ショウバイハンジョウ!!ショウバイハンジョウ!!』と叫んでいるのだが…今の俺の目の前の光景はまさしく『ショウバイハンジョウ!!ショウバイハンジョウ!!』である。
つぐみ「今日なんかいつもより忙しい気がする…」
コウジ「そうなのか? 店で働いたことないから分からないけど。」
つぐみ「今日は本当におかしいよ…まだお昼前だよ?」
コウジ「確かに…なのか?」
つぐみ「あと女性客が圧倒的に多い。」
コウジ「確かにそうだな。踊らにゃ損かも。」
つぐみ「え、踊るの?」
コウジ「ごめん冗談。とりあえずオーダーは落ち着いてそうだし、少しは休めるかな…」
つぐみ「もし疲れてたら休憩行っても大丈夫だよ?」
コウジ「いや大丈夫。どうしても疲れてやばかったら言うよ。」
つぐみ「うん、いつでも言ってね!」
客「あ!そこのお兄さん!ちょっと!」
コウジ「え、俺? あ、はい!お呼びでしょうか!」
客「LINE交換しない?」
コウジ「ら、ライン??」
なんですかそれ。血管でも交換すんの?怖っ。
客「もしかしてLINE知らないとか…」
コウジ「LINEってなんですか?」
客「スマホアプリだよ、ほらこれ。」
と緑色の板を見せてきたと思ったら画面が変わった。
これがスマホ…か。
コロニーにいた時に使ってた『クオフォン』と似てるかも。
でもクオフォンはほぼ透明の板だったけど、この世界のクオフォンは真っ黒なんだ…へぇ…
コウジ「そのポチポチすごい」
客「ポチポチ…?? え、何それ可愛い私の彼氏にならない?」
コウジ「あ、ごめんなさい彼氏ならいます。」
嘘だけど。
客「」
あれ、もしかしてやらかしたかコレ。
客「へ、へぇ…」
コウジ「あ、でも告白は嬉しいですよ!かなり久しぶりの経験なので!またお店に来てください!」
客「う、うん…また来る///(可愛すぎ絶対寝取ろ。)」
つぐみ「なんだろう…なんかモヤッとする…」
つぐみ母「つぐみ、大変よ、Twitter見てたんだけど、うちの店トレンド入りしてる。」
つぐみ「ふぇ?」
つぐみ母「コウジ君パワー…ってやつかもしれない。ほらこれ、イケメン店員のいるカフェみたいな感じで話題になってる。」
つぐみ「た、確かにコウジ君イケメンだけど…なんかモヤッとするなぁ…」
つぐみ母「もしかして初恋ってやつかしら。」
つぐみ「え。えぇ!?」
つぐみ母「若いっていいわね。 そろそろ昼ピーク入るから、そんなに動揺せず気持ち入れ替えてね。」
つぐみ「う、うん…///(もしかしてほんとに私、恋しちゃったのかな…)」
コウジ「あ、お会計ですね…えっと…はい!お会計750円です!はい1万円お預かりしm… え、お釣りはいらない? いやいやダメですよおばあさんー。しっかりこのお釣りで…またうちの店来てください! はい!待ってます!ありがとうございます!」
つぐみ「何だかライバル増える気がする…」
常連のマダムに嫉妬するコウジであった。
神様コメント:どうやら時間軸によってコウジの記憶や性格に変化が出るみたいだな。あともう彼氏はいますってなんやねん。ホモかよ。