ミヨシの村に、娯楽は少ない。
ワサドラは、多少の娯楽があった。
居酒屋が軒を連ね、その日の気分によって場所を変える。
酒を呑むため、呑まれるため、歌うため、喧嘩をするためにあるような殺伐とした飲み屋まである。
最近じゃ、プロのダンサーや歌い手が集い、お金を払って見る場所まで出店されている。
そう言えば……若い女の子の店員だらけのあのレストランは、まだあるのだろうか……。
イシザキ亭が繁盛したあおりで、経営が傾いていると聞いたが……。
……ま、まぁとにかく、発展著しい楽しい町だ。
では対して、このミヨシには何があるか。
僅かばかりの居酒屋、そして温泉。
以上。
だから、ここにやってくるハンターも商人も、夜は酒を飲んでは寝るばかり。
娯楽に飢えている。
まぁつまりその…………村の一大事が何とかなったということで…………。
「酒持ってきたぞー!」
「おー、商店の!雪の中のスマンな!」
「おーい!こっちにも売ってくれー!」
「お料理でーす!」
「こっちにも酒とメシー!頼んだー!!」
飛び交う声、集まる酒と料理。
老若男女関係なく、そこらにテーブルと椅子を置いて大宴会。
一番でかい机に、俺とセツヒトさんは座っているだけなのに、どんどんテーブルの上が酒と料理で埋まっていく。
「はい!じゃあいまグラスを持っている方だけでとりあえず……乾杯!」
「「「乾杯!」」」
村で一番でかい屋内。
つまりは集会所の中。
アワキ村長の乾杯の声から、大宴会が始まった。
楽しさを求めて、来るわ来るわ村中の人、人、人。
こんなにいたのか。
おかげで集会所は満員御礼。
早朝のワサドラギルドさながらである。
「いやー!セツヒトさんにソウジさん!今日は村の奢りですから!飲んでいってくださいよ!」
「ど、どうも。ありがとうござい―――」
「わーい!ブレスワインだー!」
「おっ!セツヒトさん!イケる口でしたね!私もご相伴に……。」
「これは、私のー!」
「そ、そんな!!セツヒトさん!それ私の蔵から出したんですよ!!」
「せっちゃんさん……。」
村長さんとセツヒトさんとのやり取り。
まだ呑んでないのに、酔っぱらい同士の絡みさながらである。
ボトルを抱きしめて離さないセツヒトさん。
……何故こんなことになったか、経緯を話そう……。
* * * * * *
村に徒歩で帰ってきた俺たち。
日は暮れかけ。
暗くなるのが早い山間の村とはいえ、時間がかかってしまった。
その足で集会所に到着。
その入り口に入った……その瞬間。
怒号のような歓声。
そして拍手。
「な、なんの騒ぎですか?」
「おー……すごいねー。分かんないけどー……この村にとってすごいことしたからじゃなーい?」
「おぉ……。」
ワサドラでもこんな事無かった。
そんだけ強かったんだな、ゴシャハギさん。
「ソ、ソウジさん!セツヒトさん!お怪我はありませんか!?」
「ハイビスさん。」
駆け寄ってくる、正式な受付嬢制服を着た女性。
ハイビスさんである。
「あぁ!ソウジさん!こんなに血が!!」
「だ、大丈夫です!大した怪我じゃないですよ!」
「そうですか……良かったです……セツヒトさんは無傷ですね!流石です!」
「んー?そりゃーねー。」
周囲の一同が、こちらを見ている。
なんか恥ずかしい。
いや、歓迎してくれるのは嬉しいんだけども。
「ソウジ一人でー、やっつけたんだよー?ゴシャハギ。」
「………………え?」
「…………。」
ピタッと止む周りの声。
「え?今なんて言った?」「あの男性のハンター一人で?」「いやいやまさか。」みたいなヒソヒソ声が聞こえる。
…………マジなんですけど。
「だからー、私は本当にー、何にもしてないのー。ほら、無傷だし、剣も綺麗でしょー?」
「…………えっ!?ソウジさん、本当ですか!?」
「は、はい。ソロで、何とか。」
「…………えーーーー!?」
直後、周囲の歓声が再び上がった。
「マジで!?あの人一人で雪鬼獣やったの!?え!?一人!?」
「ソロでゴシャハギとか聞いたことないよ!自殺未遂じゃん!」
「あの人吹雪の中ランニングする頭おかしい人じゃなかったんだ……。」
「セツヒトさん好きぃ!」
「もげればいいのに。」
「信じられない!」
鳴り止まない歓声と拍手。
すげぇ、こんなに褒められるとか思っていなかった。
なんか変な声も複数聞こえた気がするが。
めっちゃ恥ずい。
「ソウジさん!セツヒトさん!狩猟お疲れさまでした!!ど、どうぞこちらへ!!」
「村長さん。」
「おー、アワキさーん、助けてー。」
「は、はい!こちらに!早く!」
歓声が収まると同時に周囲の人が集まりそうな気配。
セツヒトさんの人気も相まって、もみくちゃにされそうな予感。
そんな中、村長さんが助け舟を出してくれた。
ハイビスさんも伴って、臨時のギルド長の部屋に駆け込んだ。
『み、みなさーん!とりあえずクエスト完了報告を受けますのでー!こちらには集まらないで下さーい!!』
扉の向こうで、ハイビスさんとは違う受付の方の大声が響く。
すんません、よろしくおねがいします。
そのまま俺たちは、ほとぼりが冷めるまで村長さんと話をすることにした。
…………。
「いやはや……ソロで雪鬼獣を討伐とは……信じられませんな……。」
「観測班にでも聞いてみてくださいってー。ガチでー。ソロでしたよー?ソウジはー。」
「い、いえいえ!疑っているわけでは!いやぁしかし、驚かされましたよソウジさん。」
「いや、セツヒトさんが後ろにいてくれたからですよ。本当の本当に一人、ではありませんでしたし、幸運でした。」
「いえいえ!ご謙遜されず!我々としては、ヤツを捕獲してくれただけでもう、十分に十分すぎますので!」
「いやいや、あ、ありがとうございます。」
「いえいえ!お礼を言うのはこちらです!ありがとうございます!」
「いやいや……。」
「いえいえ!」
「……いつまでやってんのー?」
セツヒトさんが止めてくれた。
元現代日本社会人vs腰の低い村長、アワキさん。
いつまでも続くであろういやいやいえいえ対決は、決着もつくことなくお流れに。
「……では、私が討伐完了報告を進めてもよろしいですか?」
「えぇハイビスさん!お願いします!」
村長さんの声とともに、ハイビスさんが手に持っていた資料を机に広げ、胸ポケットからペンを取り出す。
お、そのペン、ワサドラで人気の、猫肉球柄ですね。
俺も持っていますよ!
……とは言わず、淡々と事務作業を進める。
その脇では、村長さんとセツヒトさんが話をしている。
「いやー、冬の間だけとはいえ、このミヨシにお三方がいらっしゃること、大変ありがたいです。」
「ソウジもレベルアップできてますしー、ハイビスちゃんもがんばってくれていてー。こっちもこっちで嬉しいですよー。」
「しかし、ソウジさんはセツヒトさんにも迫る腕前ですなぁ……セツヒトさんもウカウカしていられないのでは?」
「まだまだ負けませんってー。でも……私は一度引退しましたしねー。ソウジにはまだまだ強くなってもらいますよー。」
「いやぁ、頼もしいですな!ハッハッハッ!」
ボヨン。
アワキさんの腹が揺れる。
ヨツミワドウ…………。
「……ジさん?ソウジさん?こちらもよろしいですか?」
「は、はい!」
いかんいかん、また失礼なことを考えてしまった。
おれはペンをお借りし、素材の預かり証にサインをする。
手続きの大体は、これで済んだと思う。
「…………はい、ありがとうございます……狩猟、たいへんお疲れさまでした。これで一通り終わりです。」
「いえ、いつもありがとうございます。」
「いえ……それより……これからどうされますか?」
「……?どうというのは?」
これから?
これからなんて……風呂入って装備の整備をして飯食って寝るだけだが。
「風呂入って装備の整備をして飯食って寝るだけ……なんて考えてないよねー、ソウジー?」
「なんでわかるんですか!?」
ピッタリ言い当てられてしまった。
「だめだめー、今日はもう、飲むんだよー?せっかくソウジが格上を倒せたんだからー。さっきまで下位だったハンターがゴシャハギ狩猟とかー、聞いたこと無いってー。」
「は、はぁ。」
宴会&反省会ってことかな?
それは全くもって構わないんですけど。
「そんちょー!……お酒って、ありますー?」
「…………セツヒトさん、いいのがありますよ?」
「おー?マジでー?」
「それは……ゴニョゴニョ。」
「ふんふん……おーなるほどー!いいねー!」
何やら企むセツヒトさんとアワキ村長。
何かが起ころうとしている……。
「ハイビスさん、どういうことですかね。」
「……まぁ恐らく、村を上げての宴会を計画されているのでは無いかと……。」
「む……村ぁ!?」
え?村を上げて?
何でそうなるの!?
「ソウジさん……あのですね、このような小さい村に、あんな恐ろしく強いモンスターが出てくるなんて、首都に古龍が現れた!ぐらいの一大事なんですよ?」
「は、はい……。」
「それに娯楽も何も無い環境……更にはさっきまで下位ハンターだった方が、それを成し遂げたという話題……今日はソウジさん、痛飲をご覚悟くださいね。」
「…………マジですか。」
「大マジです。毎冬現れるジンオウガが狩猟されたら、大宴会を開くそうですよ?この村。……さー!私も飲みますよー!!退屈してたんですからー!!」
「おぉぉ……。」
こうして、集会所に村中の酒と肴と人が集まり、大宴会が開かれる運びとなった。
* * * * * *
というわけである。
回想終了。
人は増え、喧騒が増すばかりの集会所。
仮のギルドとして運営は大丈夫なのか!?
ただでさえ少ないスタッフにも酒が入ってますけど!?
「いやいや、ソウジさん。まままま……。」
「あ、これはこれは村長さん……ととととと……。」
白く濁った酒を、俺の盃に入れてくるアワキ村長。
ぷわんと甘く漂う香り。
いいお酒だろうな、これ。
「アワキさんも……まままま……。」
「おおっと……すみませんな主賓に……ととととと……。」
なんだこれ。
日本の企業の新年会とやってること変わらないわ。
「改めまして……狩猟、お疲れさまでした。」
「いやー、ありがとうございます……アワキさん、だ、大丈夫ですかね?」
「え?何がです?」
「その、ギルドとして。ここが機能しなくなったら大変じゃ……。」
「あー!それはそうですな!ハッハッハッ!」
ボヨンボヨヨン。
腹太鼓が音を立てて震える。
うーん立派。
ヨツミワドウ。
「たまには、まぁこういうことをするんですよ。この村では。」
「そうなんですか?」
「はい……何せ何もない村ですから。みんなで助け合って生きていかなくてはならない。幸い温泉も出たおかげで、村の経済は発展してきていますが……冬の間は気持ちも塞がりますからねぇ。」
「……なるほど。息抜き、ですか。」
「そうです、そう。ソウジさんはきっちり周りを見てますなぁ!流石ゴシャハギを狩る猛者でいらっしゃる!ハッハッハッ!!」
「あ、あははは。」
村長さん。
顔つきも言動も、もう完全に酔っぱらいである。
だが、なんとなく分かった。
この人は、村長として村の全員の気持ちが塞がらないようにしているのだ。
もちろん、ミヨシ村にとってめでたいことがあった時に開催する、という体なのだろうが。
村長さんが酒をチビリと飲むと、ゆっくりと話し始めた。
「……この村は、まだまだ復興途中の『再生の村』です……。頑張りすぎたり、まだ心に大きなキズを負っていたりする方もいる……村長としてできることは少ないですが、まぁ、これくらいなら、とですね。」
「……いや、そのお考え、素敵だと思います。……俺の故郷にも、災害があったら共に悲しみ、嬉しいことがあったら皆で盛り上がる。そういうことがありました。……だから……なんかわかります。」
そこから男二人、酒を酌み交わしながら駄弁った。
村長さんは、セツヒトさんから少し聞いていたが、タオカカのギルドの元職員さんだ。
ミヨシ村全壊の際にも、色々と尽力されたらしい。
人に歴史あり。
「ソウジさんは、どこか達観していらっしゃいますなぁ……見たところ相当にお若いのに、かなりの苦労をされてきたのでは?」
「い、いやいや!そんなことは!」
鋭い。
人生経験と言うなら、結構なことをしてきている。
まさか「第二の人生中なんです」と言うわけにもいかず、口ごもる俺。
「ハンターさんは、この世界の要。我々の生活に欠かせない方々です。……命を賭けて我々を守るその姿は、本当に素晴らしいと思いますよ。……ぜひ、これからも頑張ってください!」
「は、はい!」
実際の歳は近いはずなのに、貫禄がそれを上回る。
若い男のムーブを決め込む俺、なんか恥ずかしい。
でも、やる気にはなる。
「それでは、また……私は席を外しますが、ゆっくりされていってくださいね!」
「ありがとうございました!このような席を設けていただいて。」
「しつこいようですが、お礼を言うのは我々ですぞ!堂々とされていてください。それでは!」
礼をしたアワキ村長は、商人が集まっている場所に向かっていった。
風格あるなぁ……。
……ハンターもすごいかもしれないが、それを支えていてくださる方も、それはそれはすごいわけで。
自分の仕事が一番辛いと思うやつにはならない。
前世で好きだった歌のフレーズをふと思い出し、俺は気を引き締めることにした。
まぁ今夜は楽しむけど。
ワークライフバランス。
* * * * * *
その後は結構大変だった。
顔しか知らないようなハンターの方々に囲まれ、どうやって雪鬼獣を倒したのか根掘り葉掘り聞かれた。
別に隠すこともないので、ギフトのところには触れないようにしながら情報提供。
酔っ払いながらもメモを取って真剣に聞く様は、プロとしての根性を感じさせた。
「なるほど……その、空中回転……ですか?それはそんなにダメージが増えるものですか?」
「ええ。双剣に限らず、空中からの攻撃は様々な武器で応用できるかと思います。モンスターも、予想外の動きには対処が難しい。」
「大剣や斧なんかも?」
「私は扱えないので自信はないんですが……自分より小さい敵が、目線以上の高さから攻撃するなんて、意外という他ないんじゃないかなーっと。……手数が増える利点は、確かに双剣ならではだとは思いますが。」
「なるほどなるほど……。」
「あと、スキも大きい。ここぞというときがわかるまでは、慎重に行きましょう。ゴシャハギさ……雪鬼獣も、まずは私、避けることだけ考えてましたから。」
「ふむふむ……(カリカリ)」
その中でも、一際熱心に話を聞いてくる女性のハンターさんが一人。
恐らく武器は近接だろう、先程握手をした時、手のひらからは相当な力を感じた。
それに、手の平はゴツゴツしていた。
ぱっと見た感じでは、ボブ気味の茶色いショートヘアーに大きな目をしていて、その辺のかわいい大学生みたいな印象を受けるのに。
この若さでハンターとして身を立てて、更に向上しようと頑張っている。
偉いなぁ……。
まだ下位の方らしいが、腕の筋肉の付きや防具の傷跡からは、努力が感じられる。
ゴシャハギに限らず、冬の間、ミヨシのモンスターは増える。
お金もそうだが、名声やスキルアップを求めてこの村にやってくる手合いは多い。
そんな一人だろう。
話も弾む中、もう一人の主賓がこちらにやってきた。
「うわー、勉強熱心ー……ソウジー、ちょっとは忘れて楽しみなよー?」
「セツヒトさ―――」
「せっちゃんー。」
「せっちゃんさん、どこ行ってたんですか?」
「どこって……あそこー。」
セツヒトさんが目線を向ける先。
俺もそこを見る。
何やら熱い視線がこちらに注がれている……。
5、6人の女性。村に着いたときに俺を睨みつけてきた方々である。
「……あー、なるほど……。」
「うん。お酒くれたから一緒にいたけどー、ソウジが気になってこっち来ちゃったー。」
「……あー……。」
それであの視線か。
うん。
怖い。
スルースルー。
「……せ、せ、せ、セツヒトさん!」
「おわー。なにー?」
「わ、私、下位ハンターのハンズと申します!せ、セツヒトさんのお噂はか、かねがね!」
「おー、おちついてー。」
「は、はいい!!」
俺に色々聞いてきたハンズさん。
突如、舞い上がるかのような声色で、セツヒトさんに話しかけ始めた。
「わ、わたひはー!セツヒトさんに憧れてこちらに来ましたー!」
「……うん。」
ハンズさんが語尾を伸ばす。
…………セツヒト語を真似しているのか!?
何故!?
セツヒトさんも若干引いているけど……。
「まーまー、普通に話してよー。」
「は、はい!……それでその、ま、まさかこの村にいらっしゃるとは思いもよらず……!も、もしよろしければ!」
「ばー?」
「私と、ぜひ!手合わせをお願いしたきゅ!!」
ガリッ。
おぉ、すげえ。
舌噛んだ音がここまで響いた。
「〜〜!!!」
「あーあーあー……もー、そんなに言うほどの人間じゃないってー……ソウジーごめーん。水ー。」
「……承知しました。」
近くのテーブルにあったグラスに水を注ぐ。
舌を噛んだハンズさんは、痛いのか恥ずかしいのか、顔を真っ赤にしてグラスを受け取った。
ゴクッゴクッ……。
「大丈夫ですか?」
「は、はい……すみません、ソウジさん……。」
「いえいえ。」
落ち着いた様子のハンズさん。
ふうっと息を吐いて、顔を上げた。
「セツヒトさん……不躾で申し訳ありませんでした……。」
「いーよいーよ、どんまい?うん。」
「は、はい!」
「しかしねー、手合わせねー。」
考え込むセツヒトさん。
…………何か企んでいる顔である。
「…………今からやるー?手合わせー。」
「…………へ?」
やっぱりな……。
ろくなことじゃないと思った。
「ソウジー。何かいいの無いー?怪我しないような武器みたいなー。」
「そんなんないですよ……あ、ロアルドロスのたてがみで作った防具なら有りますけど。」
「……なにそれー?何でそんなのあるのー?」
以前、ショウコに素手での戦い方をレクチャーして欲しいと頼んだ時に使ったやつだ。
ポーチの肥やしになっていたのを思い出した。
ゴソゴソ。
「…………これですよ。」
「おー……いいね、これ分解していーい?」
「構いませんけど……何企んでます?」
「ふふー。ひみつー。」
隠しながら出した、その防具を見つめながらニヤッと笑うセツヒトさん。
置いてけぼりの俺と、熱心なハンター、ハンズさん。
何やらゴソゴソし始めるセツヒトさんを、不安げに見つめるのだった。