世界を旅する旅人   作:2代目エンシェント・パラライト

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前回のあらすじ
バスターコールが終わり、海軍が撤退し、学者達は地下から逃げていた。


16

 

 

クローバー「ここは......」

 

地下道を通り、ランドの背中(島)に入り学者達は呆然としていた。

 

ロビン「お母さぁーーん!!」

 

オルビア「っ!?ロビン!!」

 

移動しながら呆然としている学者を引き連れていると前からオルビアの娘、ロビンが走ってきた。

オルビアもすぐに駆け寄りロビンを抱きしめていた。

 

「ハク、ありがとうな。」

 

ハク「いえ、パニックにならずついてきてくれたのでランドとの合流をすぐ出来ました。」

 

「ん?博士、どうした?」

 

ハクと話しているとクローバー博士や抱き合っていたオルビアも驚いた顔でこちらを見ていた。

 

クローバー「なぜ狼が話しているんじゃ?」

 

「ここの生物は話す生物が複数いるぞ。」

 

ロビン「そうだよ博士。私、他にも話す生物見たよ。」

 

クローバー「なんじゃと.....」

 

驚いている博士達が落ち着くのを待ち、ひとまず明日これからどうするのか話し合って貰うことにして、次の日になり、学者達は話し合いを朝早くから開始した。

 

 

「ヤタ、おかえり。それで外の状況はどうだ?」

 

俺は話し合って貰っているうちに戻ってきたヤタに外の状況を聞くことにする。

 

ヤタ「沖に軍艦があるだけでまだオハラに近づきそうにありません。恐らく火が完全に消えてから来るかと。あと、サウロが凍ったまま島にいます。」

 

「火はどのくらいで消えそうだ?それとサウロはどんな感じだ?」

 

ヤタ「火は1週間ほど燃え続けるかと。サウロに関してはまだ凍っていますが溶け始めるのは時間の問題かと。」

 

サウロの状態はまだ溶け始めてはいないようだがサウロの近くは森だったようで激しく燃えており、すぐに溶け始めそうらしい。

 

「火が燃えている間にここにバレずに連れて来れるか?」

 

ヤタ「沿岸部ですが軍艦からは反対側ですので上手く火で隠せば大丈夫かと。」

 

「よし、ミラにすぐにサウロの近くまで地下道を掘ってもらうか。」

 

ロビン「サウロ助かるの?」

 

「ああ、今から助ける準備をしてくる。」

 

今からサウロを助ける準備をするので逃げてきた学者達が休むための場所に案内し、クローバー博士など怪我を負っている学者は治療、他の学者達は体を休ませることにした。

 

そしてクローバー博士達が避難してきて3日が経ち、サウロは無事海軍にバレずに救出され、今は氷を溶かされ包帯を巻かれて目を覚ますのを待っている。。

 

ロビン「サウロはいつ目を覚ますの?」

 

「あと数日で元気に目を覚ますはずだ。巨人族だから普通の人より早く目を覚ますだろうからな。」

 

おそらく普通の人族だったら溶かされた後でも後遺症が残り、目を覚ますのに数週間かかったかもしれないがサウロは巨人族なので火傷だけですみ、数日で後遺症もなく目を覚ますはずだ。

 

ロビン「良かった。」

 

サウロが運び込まれて状態を毎日見に来ているロビンは、俺から状態を聞き、安心したように椅子に座った。

 

「クローバー博士やオルビア達の話し合いはどうなっている?」

 

ロビン「何も進んでないよ。研究を辞めるっていう人や意地でも研究する人がいて、他にも政府の非道を広めようとしている人がいるの。」

 

ロビンによると湖に沈めた本は今はどうしようも無いので置いておいて、これからどう動くのか話しているらしいが全く進んでいないようだ。

ロビンは進まない話に退屈になったそうだが、まあ時間はあるので存分に話し合って貰う事にした。

 

 

 

 

 

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