ワノ国へ入り、康イエから現在のワノ国の状況を聞いた。
九里に着いたのは夜が明けてからだった。
おでんはやはり都へ向かったようですれ違ってしまったようだ。
「トキに会うか。」
おでん城には裏切り者の勘十郎がいるのでバレずにトキに会う必要がある。
勘十郎が裏切り者だと錦えもん達は気づいていないはずなので、錦えもん達にもバレない必要がある。
そのため、トキの警護にも気づかれないよう警護がいない時を待った。
そして昼過ぎになったが流石に警護はいなくならないが、雷ぞうがトキの護衛から離れ、錦えもんたちも離れ、傅ジローだけになった。ついでにももの助と日和も昼寝をするようで離れている。
「傅ジローなら俺の事を隠し通せるな。」
傅ジローなら俺の事を話さず、なぜ俺が隠れていたのか考えてくれそうなのでトキと傅ジローが城の外に出てきたのを見計らい、近づいていく。
傅ジロー「トキさま、拙者の後ろに。」
トキ「!大丈夫よ。あの服はレンさんよ。」
傅ジロー「なんと!しかしここにレン殿が...」
「トキは俺が来ることをおでんから聞いていたようだな。」
俺が近づいていくと傅ジローが俺に気づき、トキを背後にかばい守ろうとしたが、トキは服装で俺だとわかったようで特に警戒していなかった。
トキ「ええ、おでんさんが言っていたわ。それより、傅ジローがいるけど出てきていいの?」
「ああ、傅ジローなら大丈夫だ。とりあえず康イエから今の状況は聞かせてもらった。」
トキ「ええ、おでんさんにいつ会う?」
「次の週の踊りがある際に海岸に来いと伝えといてくれ。」
トキ「わかったわ。」
「じゃあそろそろ行く。傅ジロー、俺と会ったことは誰にも言うなよ。」
トキ「そうね、言ってはダメよ。」
傅ジロー「ぎょ、御意。」
傅ジローは何が何だかわかっていないようだったがトキからおでんへの伝言を頼むことができたので他の人にバレないためすぐに話を切り上げて別れた。
来週まで時間が出来たのでおでんに会うまでに、現在の百獣海賊団の戦力やオロチ側の戦力を調べていくことにする。
「工場の戦力は分からなかったが百獣海賊団は1000人と少し、オロチ配下の忍軍200人と侍衆2000人か。各大名の戦力を集めたらいけるか?いや、今のおでんについてこない侍も多いか....」
相手側の戦力を調べると総数が5000にも満たないので各大名や侍たちのが力を合わせればいけるかと思ったがおでんと関わりが深い、康イエ以外の大名や侍が協力してくれるか分からない。
しかも、侍衆に限って言えば大名と比べても、光月家への忠誠心が低く、日和見が多いだろうと予想できる。
「おでんが突発的に動かない限り、各大名と連携をとることで五分の戦いに持ち込めるはずだ。さらにおでんと仲良しのヒョウ五郎などの侠客と連携が取れたら行けるはずだ。」
侠客に関しては特に関わりがなかったので、おでんと関わりがある所へ話を持っていき話を進めてみることにした。
また、康イエ以外の大名とほとんど交流はないためどう動くか分からないので、ひとまず康イエに話し、康イエと話して他の大名達について考えることにした。