トキと再会し、今度おでんと会う約束をした。
百獣海賊団とオロチを調べていると、おでんと会う日になり海岸に行くと既におでんはいた。
「おでん、久しぶりだな。」
おでん「おお、レン!久しぶりだな!!」
声をかけるとおでんは振り返り、嬉しそうにこちらに来たが、だいぶ気を張っているようで無理に笑っているような感じがしている。
「おでん、手伝いに来たぞ。」
おでん「っ!ああ!頼む!」
まずはそれぞれの近況を話し合うことにし、俺はおでんが知りたいであろうロジャーの事や外の世界の状況などを、おでんはおでんの周りの状況について、 教えてもらった。
ロジャーの事は新聞で少し知っていたようで嬉しそうに泣き、ロジャーの子供についてはモモの助達と会わせたいらしい。
ある程度話すことで、おでんのガス抜きがだいぶできたようで張り詰めていた気が緩んだようだ。
「それで、おでんに会うまでに調べたことだがカイドウ達の戦力はこのぐらいになるはずだ。」
調べてきた内容を記した紙をおでんに渡す。
おでん「レン、お前は俺の家臣に潜り込んでいる奴がいると思っているんだよな?」
おでんは受け取った紙に目を通しながら、今まで疑問だったであろうことを聞いてきた。
「ああ、スキヤキ様が黒炭を捕らえにいったことがあるのは知っているだろ?」
おでん「ああ、何回か行い最初の方は惜しかったらしいな。結局最後まで無理だったが。」
「そこだ。あまりにも逃げることに成功しすぎている。特におでん達に情報が渡り始めてからは見つけること事態が難しくなっていた。それにスキヤキ様の配下たちから見つからずに逃げるのは難しいはずだ。最初から情報がない限りな。」
おでん「・・・」
「一応候補としては雷ぞう、勘十郎の2人になる。理由としては河松やネコマムシ、イヌアラシ、アシュラは種族やお前に仕える前の状況から考えて考えられない。」
おでん「っ・・・」
「錦えもんや傅ジローは確かお前が都を追放された山の神事件の当事者だ。お前を裏切るとは思えない。イゾウと菊に関してはイゾウが白ひげの所に残ったからオロチ側に付く意味がない。」
俺が候補者の2人の名前を出した瞬間に反応を示したがすぐに戻り、静かに聞いていた。
聞いている間は眉間皺を寄せながらも目を瞑っていた。
「どうだ、お前から見て誰が1番怪しい?」
おでん「信じたくないが勘十郎が1番高い。だが、やはり信じられねぇ。勘十郎が見せた忠誠を疑えん。」
おでんの意見を聞いてみたがやはり信じたくないのか、声を絞り出しながら小さく候補を上げた。
それに勘十郎の演技が凄すぎて余計に疑えないのだ。
元から裏切り者だと知っている俺でさえ本当に裏切り者なのか分からないぐらい役に入り込み、おでんの家臣を演じきっているのだ。
「ひとまず気をつけながら行動することを心がけろ。それとカイドウ達と戦うには戦力がいる。お前はヒョウ五郎の所によって協力を取り付けておけ。俺は康イエと話して大名達の力を借りれるよう動いてみる。」
おでん「ああ、裏切り者かはオロチとカイドウを倒してから考える!」
その後いくつかおでんへのアドバイスやこれからの動きを大まかに話して別れた。