カイドウ、オロチとおでんが交渉した。
おでんとカイドウの話があった日の次の日、おでんは1人白舞まで来てカイドウ達と話したことについて交わした誓約書を持って教えにきてくれた。
おでん「〜ということになった。レン、これから武力での介入はカイドウが約束を破るまで辞めてくれ。」
「まあいいが、それオロチやカイドウ以外の百獣海賊団が傷つけても文句は言えんぞ。カイドウだけを縛ったのはなんか理由あるのか?」
康イエ「確かにカイドウしか入ってないな。」
おでんが一端の大名らしく誓約書を交わしてきたのはいいが、誓約書を見てまず思った疑問についておでんの意図を聞いてみた。
おでん「!!」
「ん?おでん何か意図があったん.....忘れてたな?」
康イエ「何?真か?」
しかし、おでんの返事がなかったので、誓約書から目を外し、おでんの方を見てみると、そこには目を見開き、口を開けて愕然としているおでんがいた。
おでん「そ、それならこちらだってレンのことしか書いてないぞ!レンは武力行使できないがハク達には関係ないっ!」
「いやまぁそれはそうだが、明らかにカイドウのことしか書いてないな....」
康イエ「しかし、指摘すればこちらも指摘されたであろう。そう考えてみればある意味対等な誓約書になったかもしれん。」
「そうだな。あいつら有利な状況から対等な誓約書を取ってきた。それでいいか。それに、おでんは簡単な交渉すらほとんどしたことないから仕方ない。この交渉の前もあれだったしな。」
康イエ「うむ、オロチたちに騙されたことを考えれば飛躍的な成長だ。」
裸踊りさせられていたあの交渉から考えるとこちらにも有利な条件があるのでしっかりとした交渉はできるようになっている。
おでん「処刑と人質の交換はこれから1週間後に行われることが決まった。人質は鬼ヶ島で、処刑は城の前の処刑場で内容は釜茹でだ。」
「釜茹でか.....俺なら特に意味もなく耐えられるんだがおでんにはきついな....」
おでん「レンと一緒にするな。それと人質の受け渡しだがレンを指名してきた。おそらく俺たちの所へ来させないためだ。」
「任せろ。今回ばかりは引き渡したあと、周りを気にせず全速力でそっちに向かう。お前が約1時間も耐えれば鬼ヶ島からでも合流出来る。」
おでん「任せてくれ。」
康イエ「その日、こちらがある程度大きく動いてもバレる可能性が低い。こちらも色々動かさせてもらう。」
おでん「それなら俺がもっと注目を集めるためにカイドウに決めた時間だけ耐えたら解放するようチャンスを願う。そして、決めた時間を俺たちが耐えそうになると殺そうと動き、トキ達も狙うはずだ。その隙に動いてくれ。」
康イエ「いいのか?」
おでん「ああ。だからレン、トキ達を頼む。」
「任せろ、これからトキと打ち合わせも必要だが色々準備して、トキ達が死んだと勘違いされるよう動いていくことにする。」
おでん「頼んだ。」
その後、処刑までどう動くのかそれぞれ共有し、おでんが帰ったあとは康イエとおでんも助けられるよう案を出しあった。