また1ヶ月空けることがあるかもしれませんが今年もなるべく続けて行けるように頑張っていきます。
次の話から週一更新になります。
前回のあらすじ
船で宴をしながら次の島へ向かいロジャー達と島におり、島で喧嘩していた熊と虎を狩った。
狩った熊と虎を持ってレイリーたちの所へ運んだ俺はレイリーと島のことについて話す。
「けっこう大きいのがいたな。」
レイリー「ああ、これなら食料には困らなさそうだな。あ、ロジャーとギャバンはどうした?」
「ん?ああそれなら置いてきたぞ。ギャバンも合流したから寄り道せずにこっちに向かって歩いてきてるだろ。」
レイリー「そうか.....ロジャーたちが帰ってきたらログが溜まるまでどうやって時間を潰すか話し合うか......」
「そうだな。無人島だから遊ぶものなんてないしな。」
レイリーと話しているとロジャーたちが何かを手に持ち帰ってきた。
ロジャーたちはそれぞれ帰り道で遭遇したのかヘビを引きずっていた。
「ロジャー!そのヘビはどうした?」
ロジャー「こいつか?急に後ろから襲ってきたからついでに倒しといた。すげぇぞこいつは、色が周りと同化していて最初、どこにいるか全然わからなかったからな!わはははは!」
レイリー「けっこう危ないヘビだな。」
「だな。見聞色が使えないときついだろうな。」
ギャバン「ああ、俺は最初意識してなかったから気づかなかった。」
ヘビのことを話した後に、島での過ごし方をロジャー達と話し合い、各自ある程度まとまりながら自由に行動することにした。
俺はロジャーやレイリー、ギャバンなどと模擬戦や釣りをすることにした。
「ここら辺でするか....まずは誰からだ?」
ロジャー「俺だ!」
「よしやるか。レイリー始まりの合図頼む。」
俺とロジャーは距離をあけ、お互いに武器を構えながらレイリーの合図を待った。
レイリー「・・・始めっ!」
レイリーの合図が出た瞬間に俺は武装色硬化した神楽を振り上げ、斬撃を飛ばす。
ロジャーは斬撃を避け、距離を詰める。
ギィーン!
ロジャー「いきなりだな!」
「こんぐらいはやってもらわないと困るからな。」
ロジャー「わはははは!そうか!」
ロジャーは鍔迫り合いをした後、距離をあけ、斬撃を飛ばしてきた。
俺はそれを神楽で切り払い、ロジャーとの打ち合いを始めた。
「なかなかの武装色の練度だな......」
ロジャー「余裕そうだな!」
「まぁ実際に余裕だしな。まだまだ武装色の練度が俺よりだいぶ下だからな。」
ロジャー「ならこれはどうだ! ’神避’<かむさり>」
「お....ならば 一刀 ’剛閃’」
ロジャーの神避を剛閃で打ち消し、技出し直後のロジャーに詰め寄る。
「一刀 ’瞬閃’」
ロジャーが対処出来ない速さで峰打ちした。
ロジャー「うぐっ.....」
レイリー「そこまでっ!」
ロジャーに一撃が入ったのでレイリーがすぐに模擬戦を終了させた。
「だいぶ強いな。ロジャーは。」
レイリー「それは嫌味にしかならんと思うが.....」
「いや、本当にそう思ってるぞ。おそらく強敵と戦ったら一気に伸びるな。覇気は極限の戦いが1番伸びやすいからな。」
ロジャー「わはははは!そうかならまた戦え!」
「それもいいんだが、用事があるって言ったろ。」
ロジャー「そうだったな!なら2年後だ!」
「ああそうだな。俺がいない間にロックスでも倒しとけ。」
ロジャー「ロックスっていうとあのロックスか?」
「ああ、今のお前の格上だからな。考えて戦わないと勝てないぞ。」
ロジャー「わはははは!そりゃ楽しみだ。」
レイリー「よし、休憩できただろ。次は俺だな。」
ギャバン「いや、俺だ!」
レイリー「なに?」
「順番にするぞ。まずはレイリーからだ。模擬戦したいやつは全員とするから順番決めとけ。」
このあと、俺はロジャー海賊団全員と模擬戦をして、調べ物があるためこの島でロジャー海賊団と別れ調べものをしにヤタに乗り飛んで行った。
ロジャー海賊団と別れた俺たちは黒炭ひぐらしのことを調べるためロックス海賊団の情報を求めてひとまず海軍の基地へ向かった。
「すいませーん。」
海兵A「どうした?」
基地の前にいた海兵に話しかけさっそく聞いてみることにした。
「ロックス海賊団のことについて聞きたいことがあるんですがいいですか?」
A「なんのために聞きたいんだ?まさか海賊になるためなんかじゃないよな?」
「いや、海賊になるためじゃなくてロックス海賊団にいる1人の情報を求めているんです。その1人が世話になったところの罪人で引き渡したいんですよ。」
海兵A「なるほどな。それならいいだろう。どいつの情報だ?」
「ひぐらしっていう女なんだが確か弱いからそこまで目立ってないと思うんだが.....」
海兵A「ひぐらしか......すまないが俺は知らないな。他の奴にも聞いてみるから1週間後のこの時間にまた来てくれ。」
「分かりました。ありがとうございます。」
海兵から話を聞き終えたので1週間後までゆっくりと島を楽しむことにした。
〜1週間後〜
この1週間で特に何もなかったが海軍の基地に少将が来たようだ。
少将が来たのを気にせず1週間経ったので俺は再び海軍基地へ向かった。
「すいま......せーん。」
俺は話しかけようとしたら思わず言葉が途切れてしまった。なぜなら1週間前の海兵の横に正義が入ったコートを羽織っているすごく見覚えのある人が立っていたからだ。
???「ん?お前か?ロックス海賊団の情報が欲しいやつは?」
「ええそうです。なぜあなたのような偉そうな人がここへ?」
ガープ「俺はガープ!そこまで偉くねぇ!」
「すいません。階級は?コソッ」
海兵A「少将です。コソッ」
「えらいじゃないですか!(うわ、部下の人大変そう.....)」
ガープ「ぶわっはっはっ!」
まさかのガープがいるとは思わず驚き、この頃から自由で部下に迷惑をかけていると分かり、少し呆れた。
「ひぐらしの情報は分かりましたか?」
ガープ「ああ、それならもう船に居ないそうだ。」
「それなら殺されたか。降りたか......ひとまず戻って報告してきますね。」
ガープ「まぁ待て。お前強そうじゃないか。少し戦おうぜ。」
「え、嫌ですけど。」
ガープが誘ってきたことにすかさず拒否して俺はなぜガープがここにいるのか分かった。
「もしかしてですけどガープ少将がここにいるのってそれが目的ですか?」
ガープ「ん?そうだが?」
「はあ.....自由だな....まぁ今回は報告しに行かないといけないので諦めてください。」
ガープ「ぐっ.....仕方ない。今回は諦めるとする。」
「ではまた。次会っても戦うか分かりませんが。」
ガープ「なにっ!ちょっと待て!」
ガープに別れを告げ、すぐさま島を離れるため俺は後ろで何か言っていたガープを無視して港へ走っていった。
島を離れた俺たちはすぐ報告に行かず半年ほどかけ、様々な島を渡りながらランドたちのところへ行き、ヤタと別れたあとワノ国へ戻って行った。