世界を旅する旅人   作:2代目エンシェント・パラライト

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前回のあらすじ
ロジャー海賊団と模擬戦をした後に別れ、海軍基地でガープからひぐらしの情報をもらいワノ国へ向かった。


23〜24

 

ワノ国へ帰ってきた俺はこれからのワノ国での行動を考えながら城へ向かっていたが、向かう途中都は何故か復興中だった。

 

「なんで都がこんなに破壊されてるんだ?うーん。少しこの年は何かあったか?」

 

この年はワノ国で何かあったのか考えながら歩いていると都を直している人たちの話し声が聞こえた。

 

民A「はぁー。壊れたのおでん様のせいなのにどこに行ったんだか.....」

 

B「おでん様はどうやらスキヤキ様に絶縁されたらしいから都へ来てないんじゃないか?」

 

A「まじかー。山の神を切るぐらい強くなってくれているのは頼もしいけど......問題を起こさないでくれるとありがたいよな。」

 

B「そうだよなー。それにしてもなんでおでん様は山の神の子供なんか連れていたんだ?」

 

(あー山の神事件があったのか......こりゃ錦えもんと傅ジローは既におでんの仲間入りしたかな......まぁまずはスキヤキ様との話からだな。)

 

都が壊された経緯が分かり、おでんのことよりもひぐらしのことをどうするかを優先することにして顔見知りに挨拶しながら城へ向かった。

 

 

「スキヤキ様、最後の旅から帰ってきました。あと少し相談事があるので後で2人で話があります。」

 

スキヤキ「おーよく帰った。相談事か.....儂も相談事があるから後で飲みながら話すか。」

 

 

夜になり、スキヤキの私室で月を見ながら飲み始めた。

俺は相談事を話すために周囲の気配を探り、いないことを確認して話し始めた。

 

「スキヤキ様、相談事ですが.....」

 

スキヤキ「ああ、そうだったな。儂はおでんのことで少し相談しようと思っるんだが。レンは何の話だ?」

 

「俺は少しワノ国の未来がだいぶ関わってくると思うのでまずは軽そうなおでんのことから話しましょう。」

 

スキヤキ「なに!?そんな大きい話か....そうだな。おでんのことから話すか。お主は今のおでんの状況を知っとるか?」

 

「ええ、なんでも山の神の子供を連れ、都に入り、親である山の神が都に入ってきたことにより絶縁したらしいとか。」

 

スキヤキ「おお、そこまで知っとったか。」

 

「都で色んな人が話してましたから。」

 

スキヤキ「その事件お主から見て、おでんが本当にやったと思うか?」

 

何を相談するのか分からなかったが今の質問でスキヤキ様が何を意図して相談しているのかわかったのですぐに答えを返した。

 

「いや、やってないと思いますよ。」

 

スキヤキ「そうか。」

 

俺の答えを少し嬉しそうな顔をして、聞いたスキヤキを見てだいぶ迷惑をかけられているのに子供を愛する親なんだな、と思った。

 

「まぁ、おそらく誰かのことを庇ったんだと思います。」

 

実際の経緯を知っているので少し笑いながらおでんのことを話した。

 

スキヤキ「なるほどな。絶縁はやりすぎだったか?」

 

「いえ、ちょうどいいと思いますよ。今回のことはいい機会になりますよ。これからおでんについていくであろう家臣に会い、成長すると思います。」

 

これから増えるであろうおでんの家臣を考え、適当に理由を考えながら話した。

 

スキヤキ「家臣か?本当に会うと思うのか?」

 

「ええ。既に会っているかもしれませんね。例えば今回の事件のことを庇ってもらったであろう人とか。」

 

スキヤキ「そうか。それなら少し様子を見るか。」

 

「そうしてください。そして、何かおでんが功績でも立てたらそれを理由に復縁でもしてください。」

 

スキヤキ「そうする。次はお主からの話をするとしようか。」

 

ぐいっと盃に残っていた酒を飲み干し、黒炭のことについて話し始めた。

 

 

 

おでんのことが話終わり、次の話し合いに入ることにした。

 

スキヤキ「お主の相談事はなんだ?」

 

「まず、ある程度自分のことを話そうと思います。それからそのことを踏まえてお話します。」

 

スキヤキ「わかった。」

 

黒炭のことについて話すためには自分のことをある程度話さないと話の信憑性がないと思い、話すことにした。

 

「信じにくいことですが信じてください。まずこの世界はある世界の並行世界です。」

 

スキヤキ「並行世界とは?」

 

「簡単に言うともうひとつの似ている世界のことです。少し例えるとこの世界はある世界の並行世界なので、この世界は写本、もうひとつの世界は原本ということです。」

 

スキヤキ「なるほど。少し理解できないがそれがお主になんの関係があるんだ?」

 

並行世界については説明しにくく、信じてくれるか分からないがなるべく分かるよう例えて話し、スキヤキ様はある程度理解してくれた。

 

「俺は原本である世界の歴史を知れるんです。そしてこの世界と原本の世界の違いは俺と俺の勢力がいるかいないかです。」

 

スキヤキ「歴史を!?お主どこかに所属しているのか?」

 

「まぁ、俺は島を持っているんです。原本である世界にはない島です。これが違いです。しかし、この世界はある程度原本の世界と同じ内容になるよう進みます。」

 

スキヤキ「ふむ。つまり、これから何が起こるのか知っているということか?」

 

スキヤキ様はある程度理解してくれたおかげで、俺が話したいことを気づいた。

 

「ええ、分かります。この世界は基本的に同じ内容になると言いましたが自分が関わったところだけ変わります。」

 

スキヤキ「そうか。これからワノ国で何かが起きるんだな?何が原因だ?」

 

「黒炭です。」

 

スキヤキ「黒炭だと!?」

 

「実際に行動が移されていることを外で旅していた時に確認が取れました。それで聞きに来ました。」

 

スキヤキ「何をだ?」

 

「スキヤキ様が俺の手を借りて解決するか、俺の手を借りずに自分達だけで解決するかです。」

 

スキヤキ「なるほど.....な。これは......安易に借りていいものではないな。自分達で何もせずにすぐに手を借りたとあっては、自分達が何も出来ないみたいだからな。」

 

「ええ、流石に自分の都合で知らせずに排除するのは世話になった光月家に不義理ですし、手を貸すにしても光月家と黒炭家の因縁ですから関係ない俺が手を出していいのか悩みまして将軍であるあなたの決断を聞きに来ました。」

 

なぜ自分が相談しに来たのか理由を話し、スキヤキ様がどんな決断をするのか聞いた。

 

スキヤキ「手を借りなかったらお主はどうする?」

 

「俺はあなたの決断の先をある程まで見届けますよ。それからおでんにも時が来たら聞くつもりです。次の将軍はおでんですから。未来は知りたいですか?」

 

スキヤキ「おでんもか......。未来は教えなくていい。将軍として自分で決めて動く。それが国を治めるものの務めだ。」

 

「そうですか。手伝えないのは少し残念ですが頑張ってください。俺は2年ほどおでんのことを見てみようと思います。その後は国を出ます。」

 

「そうか.....これが最後の飲み合いだな。」

 

「ええ。スキヤキ様の決断を尊敬します。スキヤキ様の決断とワノ国の未来に」

 

スキヤキ「レンのこれからの活躍に」

 

「「乾杯」」

 

黒炭のことを話終わり俺とスキヤキ様はこれからのことやおでん、歴史のことを話しながら夜遅くまで飲み明かした。

 

 

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