ネタがまとまらなかったり、リアルイベントで忙しかったり
風邪引いたりと醜い言い訳ならいくらでも出てきますが
今の所失踪する気はさらさら無いので待ってた方はごめんなさい!
そしてありがとう!今初めて見たって方は開いてくれてありがとう!
投稿頻度は高くありませんが流石に1ヶ月に1回は投稿できるよう頑張ります!タイトル通り今回はいよいよやっとこさカービィといえばあれってやつが出てきます!………やっとかよおい
ここから注意書きです!
キャラクター同士の名前の呼び合いでこの子はこの子にさん付けするなど意識して書いておりますが、例えばキングちゃんはスペの事をスペシャルウィークさんと呼びますが途中から長ったるくなってしまうのを避けてスペさんとなってたりします。要はキャラクターの呼び方が原作に合わせに行きますがイメージと異なる場合があるって訳です。
その辺ご了承ください。
「うぅん…」
あれ?私は確かあの後……ウララさんに抱きつかれて…
ベッドに座り込み長考する
冷静さを取り戻す為に情報整理をしていると
聞き慣れた声がキングのまだメンコも付けていない耳に直に入ってくる
「それでね〜、セイちゃんそのまま寝ちゃったんだよ!」
「ぽよ!」
「”カービィ”もおひるね好きなの?」
「はぁい!」
「えへへ〜、わたしも好きなんだぁ〜ぽかぽかしてきもちぃよねっ!」
「うぃ!」
………………………
…………
……
「きゃあぁぁぁぁ!!!」
とまぁこれが前回までの流れであり……
見た事も無い物………者?を見たショックに思わず叫んでしまうキングだったが直ぐに息を整え、それを指さし…
「貴方は一体誰!?どうしてこの部屋にいるの!?」
「えぇ!?キングちゃん寝ぼけてるの?私は
”ハルウララ”でこの部屋はわたしとキングちゃんの部屋だよ?」
「そーなんだ!」
「えぇ、そうよ。確かにこの部屋はウララさんとこの私!一流のウマ娘!”キングヘイロー
”の部屋よ!…………じゃなくてっ!」
「ウララさんの事じゃないわ!そっちよ!そっちの……えぇっと……丸い貴方!」
「まるいあなたってカービィの事?」
「ぽよ?」
「そうそのカービィよ!…………こらそこ!なんで知らないの?みたいな顔で見ない!なんでウララさんは当然の様に接しているのよ…?一体いつ知り合ったの?」
その夜…
<うぅん…といれ…>
トイレに行きたくなっちゃてね
部屋を出たんだけどそこで…
<……………>
<……………>
<<……?>>
___________
「……うん、普通そうなるわよね…」
「それからー…えっと…」
___________
<だぁれ…?>( - - *)ウトウト
<かーびぃ!>( ´ᗜ` )/
<そっか……かーびぃ……といれ行ってくるからまっててね…>
<うぃ!>
しばらくして……
<おまた…せ…>オメメコスコス <うぃ!>
<よいしょ…(抱きかかえて)>
______________
「それで朝までずっと一緒なの!」
「いやなんで、そうなるのよ!」
「おいおい!なんだよ!この神回に文句あんのか?この後、カットされた2人のトイレからはじまる大長編ストーリーはいつ聞けるんだ!?」
……………………………
……………
……
「ん?なんだ?ゴルシちゃんの顔になんかついてるか?かわいいお顔しかついてないと思うんだけどなぁ…」
「なんでこの部屋にいるのよ!"ゴールドシップ"さん!あなたの部屋はここじゃないでしょ!というか何時から居たのよ!」
「地団駄を踏みながら彼女は芦毛の美しいウマ娘に問う……一体この美少女は何者なのか………後半に続く…」
「ゴルシさん、ナレーションじょーずだね!」
「ウララさん!ナレーションとか言わないの!」
「アタシは普通にあんな大声聞こえたから来ただけだぞ?ダメじゃねぇか、王様は繊細なんだぞ?ドッキリは程々にしとけよ」
「はぁい!」
「ほい、いい返事だ!ちゃんと分かってんのかは怪しいけどな」
「!…この子はゴールドシップさんのお知り合いかしら?」
「いや知らねぇよ、だれだこいつ」
「だれ?」
「………はぁ(クソデカため息)」
「まぁまぁ、腹減ったろ?食えよ」パカ
そう言うとゴルシは頭に付けている帽子?みたいな物の左右の所を開け、何故か出来たてのメロンパンを取り出した………というかゴールドシップの説明はいいよね?さすがにゴルシの事はウマ娘プレイしてなくても知ってるでしょ?
「こらぁ!?そこぉ!収集がつかなくなるから変な事言わない!というかなんでメロンパンなのよ!?なんでそこから出てくるのよ!?話が進まないのよぉぉ……」
「いや、朝はパンだろ。あのごはんシャワーちゃんもパン派だぜ?あ、悪いがキングの分はねぇぞ。2人分しかないからな」
「いらないわよ…」
「わぁい!やったぁ!ありがと!ゴルシさん!」「あぃがとー!」
2人は何も不思議に思わずにゴールドシップさんの出したメロンパンにかぶりつき始めた
"カービィ"とウララさんが言っていたけどこの子は一体どこから…?誰か知っている人はいないの?ゴールドシップさんは………えぇ、私は何も見てない……人の部屋でパン生地を捏ねている所なんて見てないわ…
ダッダッダッ
あら?
キングが思考の海に沈んでいると……足音が聞こえてくる…その足音はどんどん近づいて来ており、とうとうその足音はウララとキングの部屋の前で止まり……
バァァァン!
「あ、スペちゃん!おはよー!」
「しゅぺ!」
そこに居たのは何時になく真剣な顔つきのスペシャルウィークさんだった…ん?この子今"しゅぺ"って……もしかしてスペさんならこの子の事何か知ってるかもしれないわね!あぁ、良かった…このまま話がそれ続けて結局何も分からなくなる所だっt…」
「わたしにもメロンパン下さい!!!」
「あ"け"ま"せ"ん"!!つーか、あ"り"ま"せ"ん"!!」
「もうやだ」
_________________
「それで昨日の晩にはぐれてしまった……という事でいいのかしら?」
「う、うん……そうなの」「そーだよ」
その後、パンの件で目に見えてスペは気落ちしていた為、キングは仕方なく、たまたま軽食用に持っていたにんじんパンを差し出して落ち着かせた所で話を聞き出す事に成功した
「それにしても、よくトレセン学園にこの子を連れて来ようと思ったわね…しっかりカービィの面倒見れるなら寛大なキングはとやかくは言わないわ、どうなの?」
「カ、カービィ…私大丈夫かなぁ…?」
「ぽよ?」
全くこの子は…
「……はぁ…困った事があったら言いなさい、私に出来る事なら協力してあげるわ」
「キングちゃん……ありがとうっ!」
「ふんっ!当然よ!一流のウマ娘は友人を見捨てないのよっ!」
スペ「キーンーグ!キーンーグ!」
カービィ「きーんーぐ!きーんーぐ!」
「おーほっほっほっ!えぇそうよ!このキングヘイローに任せなさいっ!迷えるあなた達に私の力を借りる権利をあげるわっ!」
ゴルシ「なぁ…海苔海苔………あっ違ぇ違ぇ、ノリノリのとこ悪いんだけどよ」
キング「ノリノリなんて……そんな事……ないわよ……?」
「これやばくね?」
ゴールドシップが指さした方向には朝礼まで残り10分である事を示している時計があった……
「な!なぁぁぁ!?なんでよ!ちゃんと登校時間に気づける様にもう一度アラームつけておいたはずよ!?また、ウララさんが止めて……」
「とめとぃたよ!」
「カービィ!?あなたがやったのね!?このへっぽこ!よく止め方分かったわね!」
スペ「そこなんだ…」
「ほら!スペさんも早く自室に戻って着替えて来なさいな!そんな格好で学校に行くつもり!?…………ん?……!!…ウララさん!!!あなた途中からやけに静かだと思ったら、2度寝してるんじゃないわよ!起きなさい!て、こら!カービィも寝ないのっ!」
「あ、スペ。カビ助の事はお前のトレーナーに伝えとくんだろ?」
「カビ助……?……あぁ、はい!トレーナーさんにもカービィの事は話しておいた方が良いかなって考えてますけど……それがどうかしましたか?」
「よっしゃ!ならこのゴールドシップ様に任せな!アタシが説明しといてやるよ!よっし!カービィ!乗れ!」
「のる……?どこに?」
「よっこいせっ……と!」「ふぇ?」
乗れと言ったのに返事を聞く間もなくカービィを自分の来ている制服(上)の中に入れて…………いつ着替えたんだよ
「しゅっぱぁぁぁぁつぅぅぅ!!!」
カービィ「ごぉーーー!」
遅刻ギリギリで生徒が少ないのをいい事にハイスピードでカービィを連れて行ってしまった
「行っちゃった……ゴルシさんに任せて大丈夫かな……?」
「ちょっとスペさん!ウララさんが全然起きてくれないの!もう勝手に着替えて連れて行くから手伝って!後でカービィの事も考えなきゃいけないんだからゆっくりしてる場合じゃないわよ!」
(キングちゃんは本当に面倒見が良いなぁ…ちょっとだけウララちゃんが羨ましいかも…)
「何ボーッとしてるの!?あぁっ!あと5分!遅刻なんてありえないわ!髪を整える時間すらないじゃない!?…………………ウ"ラ"ラ"さ"ん"!!!起きなさい!?!?」
「わ、分かった!ウララちゃーん!起きてぇ!!……………え、私の着替えは!?」
__________________
「てな事があったわけなのよ、あんさん」
「いやお前授業受けろよ」
いきなり絶妙に現実離れした話にまたゴルシのデタラメなんじゃないないかと思う所だが俺の愛バやキング、ウララが関わっているとなると一概に嘘ともなぁ……あ、申し遅れました…俺、スペシャルウィークのトレーナーっす
URAファイナルズや数々の重賞を勝ち取ったウマ娘のトレーナーなんだし、超強面とかすっごい冷酷とかそんな事考えてるんだろうけど普通過ぎてあたかも普通では無いと思ってしまうレベルで普通のトレーナーだ
ただちょっとおかしな奴らに関わってしまう事がちょっと多いだけだ
そう、俺は誰が何と言おうと普通のトレーナーなんだ…
「んでんで、この万人受けしそうなぽよぽよボディのカービィちゃん、どする?トレーナー」
勿論、コイツも普通じゃない、というかヤバイ奴だ…というかお前のトレーナーになった記憶はねぇ!
まぁ、強いウマ娘程何かしらヤバイ所があるんだろうけどね、うちのスペは普通にいい子だけどね!(迫真)…………と思ったけどよく分からない生命体連れてきて自室で同居しようとしてる時点でかなりアレか……よくスズカも許可してくれたな
………アイツ走る事しか興味無いからかな?
「おい、トレーナー!聞いてんのか!ロード時間が長いと嫌われるぞ!」
「聞いてる!聞いてる!そこで俺が昼に食べようと思ってたほっ○もっとの唐揚げ弁当貪ってる子の事だろ!?畜生!たまにスペにも俺の弁当持ってかれるんだから勘弁してくれよぉ……」
「おいしぃ!」キリッ「あぁ!そうかい!」
「やっぱこのトレーナー面白ぇな」
スペもカービィも多分悪気があってやってる訳じゃ無いと思うがトレーナーさんのご飯事情も考えて欲しいなっ……て思う訳です
「どうすっかねぇ…スペの頼みなら聞いてあげたいけど…バレたらこれ大事になりそうだし…」
「つーか、一部ウマ娘にはバレてるしな」
「……生徒会とかにはバレてないよな?」
「流石にまだ大丈夫だな」
「まだとか言うんじゃない、まだと
縁起でもねぇ」
「なんとかはなるじゃねぇの?カービィの事知ってるウマ娘達の部屋とかトレーナー室とか使えば」
「確かに生活の場は提供してあげれそうだけど問題は日中どうするかだよ」
カービィの方に目をやってみればもうとっくの前に弁当は胃……あるかは知らんけど胃の中へ
今はトレーナー室の冷蔵庫内にあるスペの買い貯めてある3つセットのプリンを器用にも口だけで食べている……いや、容器事食ってんなあれ……よく見たらある筈の弁当の亡骸が見当たらない。コイツなんでも食うのか?うちの愛バ以上だな。とまぁカービィは見た感じだとThe自由人といった生活スタイル、恐らく部屋でじっとしておくのは難しいだろう、もしそれが出来たとしても部屋に缶ずめは可哀想だ
「んん……よっし!カービィ!」
突然、何か思いついたのかゴルシはカービィの所に行き、子供とお話するかのように前屈みになった
こいつ、子供人気が妙に高いとこあんだよな
面白お姉さんって感じが子供受けいいのかね
「アタシと一緒に探検するかっ!」
「待て待て待て」
「んだよートレーナー、カービィに言っていい場所、悪い場所教えとけばもし部屋出てっても大丈夫だろ?」
「いやお前、授業抜け出してる身だろ!バレたら今度こそただじゃ済まないぞ?」
「はぁ…お前なぁ…知らねぇのか?この海で1番自由なのが将棋王なんだぞ!」
「お前は将棋王でも海賊王でもねぇ!トレセン学園のウマ娘だよ!………多分」
「とか何とか言いつつ見逃してくれるのがトレーナーの良い所ー♪」
「うるせぇチクるぞ」
「ほら、カービィも準備万端っぽいぜ?」
「ごるし!いこぉ!」
トレ「ん?何に入ってんだカービィ?」
カービィはカービィ本人が入っても1つか2つ位ならものが入るか位の大きさの袋からひょっこり顔を出している
「ゴルシちゃんのステキなステキなお道具袋だぜっ!」
「いや、ただのずた袋だろ。なんだこれ?」
カービィの横を失礼して袋から見えた物を取り出してみるとそれは壊れた、大きなレンズが目立つカメラだった
「あぁ、そりゃあこの前エアグルーヴの奴にイタズラで使おうとしたフラッシュ3倍の改造カメラだな」
「やめてやれよお前…」
エアグルーヴというのはこの学園内でかなりの権力を握っている生徒会の2人いる副会長のうちの1人で性格は厳しく、レースでも圧倒的な実力を発揮し女帝と呼ばれるウマ娘である
厳しいといっても後輩の相談に乗ってあげたり、会長であるシンボリルドルフのサポートもこなしている良い娘である
後は……スズカの友達だったっけ……んで彼女はカメラなどに用いるフラッシュが大の苦手で取材などをしている際は同伴している彼女のトレーナーも面構えが変わり、彼女のメンタルケアに回る
女帝の意外な一面としてこういった所も彼女の人気を集める要因となっているのだろう
ゴルシに絡まれるのはご愁傷さまだが
「アタシがカメラを構えた瞬間、カメラ奪い取りやがってよぉ…」
「魂胆が丸見えだからな」「ぽよ(同意)」
「そしたら女帝様も焦ってたのかカメラ落として壊しちまってよ。いくら何でもカメラを壊したのは申し訳ないってしょんぼり耳下げてて可愛かったな」
「最低だなお前」「えあぐぅーう、かわいそう」
「まぁ、アタシにも非があった訳だし、しょうがねぇなぁ……で終わったんだがな」
「ちょっとは手加減してやれよ?もう1人の副会長が全然働かないから問題事は全部エアグルーヴに流れ込んで来てるらしいしよ」
「わぁーてるって、しっかり袋に隠れたな!バレたら大変だからな顔を出すのは少しだけだぞ!んじゃ!しゅっぱーつ!!」
「れっつごぉ!」
そう言うとゴルシはトレーナー室のドアを雑に開けて行ってしまった
この時間帯はまだ授業中だから教室周辺に行かなきゃ発見される事は無いと思うが………うん、考えても仕方ない!昼に渡すスペのトレーナーメニューの最終確認でもするかっ………あれ?この辺に置いたはずだけど…………あんにゃろ!食いやがった!?
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それからゴルシは午前中から夕方にかけてカービィに学園内の紹介をおこなっていった
途中でカービィがあれほど食べたにも関わらずおなかすいたと言い出したので食堂に潜り込みゴルシが焼きそばを振舞ったりしたおかげでカービィはゴルシに対してスペと同レベルの信頼を寄せていった
そして場所は変わり、一般生徒は皆トレーニングに向かい……早い者はもう寮へ帰り始める夕暮れの廊下に移る
「カービィ、この学園の事大体分かったか?」
「うまむすめがいっぱいだからみつからないようにしたらいいんだよね」
「あぁ、見つかったら大騒ぎだし、カービィもゆっくりトレセンライフをエンジョイしたいべ?」
「?…とくにきにしないけど……わかった!」
「見つかったら見つかったでアタシ的には面白そうだけどな、バレたらゴルシちゃんの事は黙ってろよ?めんどいのはゴメンだね」
ゴルシが片手でぶら下げているずた袋から顔を出して会話しているカービィだったがある事に気づく
「んぃ?だれかいるよ?」
「へぇ?………げっ!アイツは……」
カービィが器用にもゴルシがアイツと呼んだ彼女に見えない様に顔を出して指さした方にははち切れるのでは無いかと思ってしまうほどウマ耳を絞った<エアグルーヴ>がいた
廊下の真ん中を陣取って仁王立ちしている彼女はこちらの存在に気づいているようで
ゆら…ゆら…とこちらに近づいて来る
夕日に照らされている彼女の顔は<怒>を通り越して<無>になっており、その危険度は心当たりのあるゴルシは勿論の事、カービィにも伝わってきている
「よ、よぉ、女帝サマ?アタシそこ通りたいんだけど……何か用か?はっ!もしかして愛の告白かっ!アタシには天王星に愛を誓った人が………ハイ、なんでもないです」
何時ものノリで話しかけたが流石に洒落が通じる状態では無いと判断し、撤退する
「ゴールドシップ……何故、授業を放り出した?お前の捜索という本来まっっっったく必要の無い仕事が増えたんだ…」
「いやぁ、ゴルシちゃんちょっと野暮用がね………」
「何故、食堂の食材を無断で使用した?………
……誰が謝罪に回ったと思う?」
「お、お腹が空いておりまして……」
「何故、会長の席に駄洒落本を設置した?会長の洒落のセンスを知っての行為なんだろ?おい、どうなんだ。カメラの件の復讐のつもりなのか?謝罪が足りなかったのか?」
「あれは気まぐれだな!会長楽しそうだったろ!………あ、やべ つい素が…」
「貴様ァァァァァァ!!!」
ダァァァン!!
その瞬間、彼女の表情が<無>から<激怒>に変わり、ゴルシの元へ凄まじい速度で駆け出した
本来ならゴルシのイタズラには慣れっこだったエアグルーヴだったが今回は1日で起きた問題が全てゴルシの仕業だと分かった上で本人が呑気に廊下を歩いており、反省の色が全く見られなかった為だろう…本来なら全生徒の見本となれねばならない生徒会の者が全力で廊下を走る姿など他の生徒に見られでもしたら大変だろう
今の彼女にはそんな事を考える程の余裕は無さげの様だが……幸いにも時間も時間の為、生徒が通りかかる様子は無く
ゴルシもこれは捕まったらただでは済まないと察知しずた袋を雑に背負い逃げ出した
(流石に今のグルーヴちゃんに捕まったら何されるか……せめて数日後に………いや当分無理そうだな……くっ、まじぃな)
この不沈艦、万全の状態ならエアグルーヴから逃げ切れる事も出来無くはないのだが今日1日学園を回った疲れとカービィ+破損カメラを持った状態で我を忘れた女帝から免れるのは厳しかった
その証拠に目に見えて差が縮んできている
さらに彼女が不味いと考えるのにはまだ理由があった
それは今、彼女達がいるのは校舎内の廊下なのだが構造上ずっと走り続けていれば必然的に壁に行き着く
ならば階段から降りるなり上がるなりすれば良い話なのだが問題はこの階の上下を行き来する事が出来る階段は1箇所しか無く、更にはそこは今走っている方角の真逆であり、ここは一本道……細い廊下でターンしてエアグルーヴの真横をかっきるのは不可能に等しいという訳だ
ひぃひぃ言いながら走り始めてはや数秒でもう廊下の終点が見えてくる
1階、2階程度なら飛び降りる事も考えたが生憎ながらこの上の階はもう屋上だ
「あぁ!しゃあねぇなぁ!」
考えても答えは出てこない…苦渋の決断として廊下の突き当たりにある普段は使われていない控え教室に身を隠す事にした
ここの教室はカーテンを締め切っている為かなり薄暗くなっているから隠れる事は可能かもしれないが現在2人の差はそこまで無く、教室に飛び込んで隠れる猶予は殆ど無いだろう
そして、上手く隠れたとしてもウマ娘は犬程では無いが人以上に嗅覚が効く為バレるのは時間の問題だ……もっとも虱潰しに探されれば狭い教室の中……見つかってしまうだろう
ガラッガラッ(扉開閉)
(くっそ!どうすっかな……せめてカービィをバレない所に……駄目だ!時間が………ん?今なんか袋光らなかったか?)
バァァァァン!
考える間もなく凄まじい音と共に扉が開けられる
(全然引き離せなかったもんなぁ…年貢の納め時って奴か?………やだなぁ)
この期に及んで尚捕まりたくないと考えるゴルシだが無情にもここは控えの教室
机や椅子は普通の教室と比べて少なく地形で撒くのは難しく、隠れられる場所も限られる
咄嗟に隠れた、1番奥の机の下も時間の問題だろう
「カービィ、お前小さいし上手くここから逃げ……お前…」
追い詰め勝利を確信したからか走るのをやめ、歩いて少しずつ寄ってくるエアグルーヴに、ケジメを付ける為にせめてカービィを逃がそうと袋を開けると………そこにはいつもと違う姿をしたカービィの姿があった
「ごるし、あのね…」
「………分かった」
_________________
私は今、怒り狂っていた
それはもう生徒会の人間としての立場というものを考慮した行動すら忘れてしまう程に
しょうがないじゃないか…私だってまだまだ未熟な学生だ
我慢の限界だってある
奴を見つけてあまりの反省のなさに何か切れてしまったのだろう、ウマ娘の全力で追いかけてしまった
もしかしたら、レコードも出てたかもしれないな
だがもうお終いだ
何やら隠れてこそこそと1人で話してる様だがそんな事どうでもいい
そうだな、学園全体の清掃でもさせようかそれともダートに埋めてやろうか…
しかし、ゴールドシップは先程までの逃げ腰が嘘かのような凛々しい表情で隠れるをやめ立ち上がった
「なんだ、諦めたのか。意外と賢いんだな
少しは罪も軽くなるだろう」
「そうだな、それなら嬉しい限りだけど生憎お断りだな………というかその顔で罪も軽くなるって説得力ないぞ?」
そういうと奴は自分の後ろのカーテンを少し開ける
確かに私はカメラのフラッシュなどの強い光が苦手だが夕日程度で怯む訳あるまい、馬鹿にしてるのか?それとも飛び降りるつもりか?有り得ないな、この高さだぞ?
「その程度の光で怯む訳無いだろう……
…女帝を無礼るなよ」
「そうじゃないんだよな〜」
「……何?」
ゴールドシップが変な事を言うのはいつもの事だ
時間が勿体ない、さっさと生徒指導室に………
スカッ
!?
何が起こったのか理解出来なかった
腕を間違い無く掴んだはずだ!
しかし、何故だ!?何故すり抜ける?
いや待て、さっきまでここにいたゴールドシップは!?何処に逃げ出し……
「おう、こっちこっち」
声のする方へ目を向けるとそこには余裕そうな笑みを浮かべ窓際のカーテンをめくり、夕日に照らされたゴールドシップがいた
「くっ!」
スカッスカッ
まただ
今度は間違い無く両手で掴みかかったのにも関わらず、すり抜けた
そしてまた
「おう、今度はこっちだ」
また別の場所にいる
どういう訳だ?まさかコイツは巷で騒がれてる通り、本当にワープが使える……!?
そうだとしてもあのすり抜ける現象はなんと説明するんだ!
ふざけた真似をっ!!
何度も取り抑えようとしても空振り続けてしまう…次第に誘導されてるかのように教室の真ん中へ追い詰められる……追い詰められる…………?
「何故私が追い詰められているんだっ!」
「さぁな〜、見とけよ見とけよぉ!もっと面白いもん見せてやるからよっ!」
そういうと信じられない光景だがゴールドシップが増え始め…あっという間に私の事を取り囲んでしまった
「な、なんなんだこれはっ!?夢か!?夢なら覚めてくれ!こんな夢嫌だ!」
有り得ない状況に混乱してしまって正しい判断が出来なくなる
後になって気が付いたが私を取り囲むゴールドシップ達の動きは全て連動している事すら気づけない程に
「かーごめ、かーごめ……っと仕上げだ!」
「な、何を!やめてくれっ!」
「頼む!カービィ!」
「うぃ![ミラーぎり]っ!」
「カービィ……?」
謎のゴールドシップの合図と共に確かに私は見たんだ
”小さな鏡のついた紫と水色のとんがり帽子”
を被った”杖を持った小さなピンク色の生き物”を…
__________________
その合図とともにカービィは隠れていた机の下から出てきて窓際のカーテンを丸ごと手に持っているステッキで切り落とした
薄暗い教室に夕日の光がめいいっぱい入り込む、それを確認したカービィは
「[ぶんしんフラッシュ]!」
そう叫ぶと同時にエアグルーヴを取り囲んでいたゴールドシップ達が1人を覗いて
全員輝き始め…すぐに消滅する
その光は屈折してエアグルーヴの方へ一斉に向かう
「う、うわぁぁぁ!ゴールドシップがぁ!ゴールドシップがぁぁ!………きゅぅ…」
一般人でもクラっと来るレベルの光に強い光が苦手なエアグルーヴは目を回して
意識を失ってしまった
___________________
「やっちまった……」
本来なら何も悪くないエアグルーヴをいくら撒くためとはいえ返り討ちにしてしまった
流石のゴルシも申し訳なくなってくる
夕日も沈みかけの誰もいない教室に3人
ぽつんと突っ立っている
「ちょっと、やりすぎだな。カービィ」
「ごめんね…」ヨシヨシ( •'^'•)ノ
倒れているエアグルーヴの頭を優しく小さい手で撫でるカービィ
「素直に謝れる良い子だな…カービィは」
「……ごめんな、エアグルーヴ……
また今度ケーキでも持って謝りに行くか…」
「きっと、ゆるしてくれるよ!」
「これやったの7割位お前だけどな」
結局、彼女をこのまま放置するのは流石に非人道的すぎるので目覚めないのを祈りながら
ゴールドシップがおぶって誰もいないタイミングを見計らって生徒会室のソファに寝かせ、寝落ちしてしまったという設定で何とかカービィの事を夢オチにする事にした
__________________
スペT(トレーナー)のトレーナー室
スペ「あっ!来ました!ゴールドシップさん!」
ゴルシ「おう、スペ。痩せれたか?」
スペ「なんの話ですかっ!?それに私別に痩せてますよ!」
スペT「そマ?」
スペ「マジです!」
スペT「にしても学園案内はこんな日が暮れるまでやってたのか?問題は起こして無いだろうな?」
ゴルシ「大丈夫だっ!夢オチに出来てるはず!」
スペ「………私すっっごく不安です」
スペT「俺も」
ゴルシ「んな事よりよ!カービィの奴すっげぇ特技あるだぞ!こりゃ、余裕で天下一武道会に出れるレベルだ!間違いねぇ!」
スペ「そうそう!カービィは何処にいるんですか!………「はぁい!」あ、その袋の中ですか!それでカービィ?ゴルシさんが言ってる特技ってなんなの?」
カービィ「こぴーのうりょくのこと?」
ゴルシ「こいつ食ったものの特徴を自分の能力として使う事が出来るんだぜ!これのおかげでアタシ達はエアグル……あっ」
スペT「おい待て、今なんて言おうとした?
もういっぺん言ってみ?大丈夫、お兄さん怒らないからさ…………言え」
ゴルシ「じゃあな!」
スペT「待てぇい!!何しやがったぁ!?
お前のトレーナーが出ている間何故か知らんが俺がお前の苦情受付窓口になってるんだよ!
問題事は…………ずた袋置いて逃げやがった
全く…スペ、今夜お前カービィと寝るんだろ?今回はちゃんと出ていかな…」
スペ&カービィ「…zzZ(*˘︶˘*)スヤァ」
スペT「はぁ……まぁ久しぶりのトレーニングで疲れてんだろ…面倒見がいのあるのが1人増えたよ…ったく
明日は休みだしそのコピー能力について調べてみるか
………どうかバレませんようにっ!」
スペTはスペのカバンに優しくカービィ入れ
スペに背負わせ同室のスズカを呼び
スペとカービィの事を任せたのであった
_________________
エアグルーヴが気絶して30分後…
スペTがスズカにスペとカービィの事をよろしく頼んだ時間でいって30分前…
グルーヴ「うわぁっ!!」ガバッ
グルーヴ「夢………?本当に夢か?」
???「よく眠れたかいエアグルーヴ?」
グルーヴ「会長!?すいません!眠ってしまって」
ルドルフ「気にしなくて大丈夫だ、君はいつも周りの生徒の見本になろうと頑張っているからね、こんな事もたまにはあるだろう」
グルーヴ「会長………ありがとうございます…
……何か手伝える事はありますか?」
ルドルフ「ふふっ、ありがとう
ちょうど終わった所だよ、もう帰ろうか」
グルーヴ「分かりました、あっ毛布までかけて貰って………」
ルドルフ「風邪を引いたら大変だからね、
それで少し……その夢について聞いてもいいかな?」
グルーヴ「そんなっ!あんなくだらない夢………とても…」
ルドルフ「本当に夢か?」
グルーヴ「えっ……?」
ルドルフ「質問を少し変えよう、君はとても気の利く優秀な副会長だと私は思っている
しかし、エアグルーヴ
この書類をまとめてくれたのは君か?」
グルーヴ「いえ、私ではないです」
ルドルフ「ふむ…やはりそうか…」
グルーヴ「会長…一体何が…」
ルドルフ「あぁ…」
どうやら侵入者がいるみたいだ
ミラー
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まかふしぎなかがみのワザ!バリアではんしゃ!
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じぶんもあいてもふやしてみせます!
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さいごのしあげにぶんしんフラッシュ!
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かがみのまどうしだ!
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はい!ミラーです!一番最初の能力と言ったらソードやファイアでしょうが何とぞこの世界はそんな物騒なものだらけではないのですよ。
確認としてはカービィが吸い込んだのはずた袋に入ってた大きなレンズですね。
エアグルーヴさんから逃げる際に使う能力としてもう1つ案として夢の泉の物語のライトが挙がったんですが………地味ですよね
ミラーぎりとゴルシを増やして見せた技は一応ミラーぶんしん・円という名前なのですがこの2つは原作で存在する技ですがミラーぶんしん・円は他人に使う技では無いので実質オリジナル技です。
ぶんしんフラッシュは完全にうp主の妄想から産まれたオリジナル技です。光の屈折を利用して目くらましをするウマ娘ちゃんを傷つけない優しい技です。彼女にはかなり効いたでしょうけどね…
フラッシュ抜きにしてもゴルシが増えて囲まれるだけで怖いそうですが………女帝の杖たるトレーナーさん達……お許しくだせぇ…