灰と四方世界   作:楽しく遊びたい一般不死人

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もっと早く出したかった。文才が無いのが辛い、何で皆さんすごい早いのに良い文が書けるのでしょう?あ、後関係無いんですが久しぶりに白痴のロマに挑んだら全然勝てないです。


第三話 ひとつの道

 

あらかた聞く事も決め、まだ気がつかない娘が起きるのを待っているとゆっくりとした動きで起き上がったので、

 

「貴公、体は大丈夫かね?先程大回復を使ったので問題は無いと思うのだが念の為確認しておいた方が良い。」

 

すると彼女は慌てて周りを見渡していた。そこに少年が今までの説明をし、現状を知った彼女は、一度少年と顔を見合わせてからこちらを向いて、

 

「助けていただきありがとうございます!」

 

と、同時に声を揃えて頭を下げてきたので私はかなり困っていた。こういった経験はほとんど無いのでどうするべきか考え、まずは二人の頭を上げさせるのが先決かと思い未だに頭を下げている二人に声を掛けた。

 

「気にする必要は無い。私は貴公らに頭を下げられる様な者では無い。それとすまないが、そろそろ質問をしても良いだろうか?」

 

そう言うと二人はやっと頭を上げ、少年が口を開く。

 

「ああ、大丈夫だ。助けて貰った礼として答えられる事は何でも答えるつもりだ。」

 

その言葉を聞き、私は質問を始めた。

 

「まず私は旅人でな、ここに来たのはつい先日なのだ。右も左も分からないまま来てしまった。なのでここはどこか教えてくれないか?」

 

すると二人は驚いた様な顔をしていた。

 

「驚いたな、あんた旅人だったのか。てっきり奇跡が使えるからどっかの国の聖騎士かと思ってた。あ、すまん話がずれたな、ここらは西の辺境といって俺らみたいな駆け出しの冒険者がよく集まる街がある所だ。」

 

その説明に隣にいる娘も頷いているので間違ってはいない様だ。だが冒険者とはなんだろうか?

 

「すまない。その、冒険者?とはどういったものだろうか?教えてほしい。」

 

そう言うと二人はまたもや驚いた顔をしていた。

 

「冒険者を知らないってあんた、余程遠くから来たんだな。冒険者ってのは・・・」

 

少年曰く冒険者といのは、彼らの拠点としている街では冒険者ギルドというものがあり、そこで人々の依頼を主に受け、依頼の達成報酬で生計を立てているらしい。

 

「冒険者は私の様な根無し草でもなれるものだろうか?」

 

「勿論だ。と言っても冒険者は誰にでもなれるもので家を継げない三男坊やら、何かしら事情がある奴が多いんだ。」

 

「では次に、火継ぎやダークリングというものを聞いたことは?」

 

「いや、聞いたことないな。お前はあるか?」

 

「えっと、私も聞いたことないですね。お役に立てなくてすみません。助けて貰ったのに。」

 

「いや、構わない。重要な事ではあるが急いでいる訳でも無い。むしろ無い方が良い。」

 

私の発言に二人は不思議そうにしていたが今の私はこれからどうするかを考えていたので良く見えていなかった。当面の間は冒険者となり情報を集める事に専念しよう。もしかしたら私の願いも叶うかもしれない。

 

「すまないが二人が拠点にしている街まで一緒に行っても構わないだろうか?勿論道中で何かあったら私も協力する」

 

私の発言に二人は顔を見合わせ、笑いながら答えた。

 

「勿論だ。むしろこっちから頼むつもりだったから願ったり叶ったりだな。」

 

「はい、私もそう考えていたのでとても助かります。でも私たち、特に私は助けて貰ってばかりで何もお返しできていないので、街に着いたら案内をしますね。」

 

「それは私としてもとても助かる。街に着いたらよろしく頼む。」

 

その後二人とちょっとした会話をしながら街を目指した。その時私はこの新しい歩みをとても楽しみにしていた。

 

 

 




お読みいただきありがとうございます。この作品を楽しみにして下さってる方がいたらとても嬉しいです。まだまだ励まなければ。
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