今回はシリアス回です
お嬢様はあるものを見つけるようですよ
※今回はショッキングなものが書かれています!
やれやれ…
「あー、酷い目に遭った」
菊月との会話の後、私は見事に朝日に焼かれ何とか体を動かし建物の中へ避難した。いやはや、死ぬかと思った…
「やべぇ、黒焦げだ」
ふと体を見ればまるで炭のように真っ黒になっている。まぁこれはほっとけばそのうち再生して新しい細胞に置き換わるだろう。だが今この姿を見られたら不味い、特に電には
電『司令官さん!?はわわ!真っ黒なのです!体を綺麗にしてください!!』
間違いなく風呂に放り込まれる。いや、別に風呂にはいるのはいいんだが事前に準備しておかないと普通に死ねる
「(そう考えるとやべぇな…、普通に即死級トラップだらけじゃねーか)」
幻想郷では特に問題にならなかった自分の体質がこの世界では厄介なことに気づいてしまった
「とりあえず隠れよう」
私はひとまず人気のない階段の裏にそそくさと移動した。見られれば間違いなくデカイGか幽霊に間違われるだろうが仕方がない
謎の異臭
「…なんか臭えな」
場所が階段裏だとしても変な臭いがする
「なにかが腐ってるのか…?」
私は臭いの出所を探すことにした。目を凝らして周囲を見渡す
「何処だ…?」ゴンゴン
視覚ではなにもわからなかったので今度は壁を叩いてみる
ゴンゴン ゴンゴン ガンガン
すると壁の一部から軽い音が返ってきた
「何か空間があるようだな」ガンガン
よくよく目を凝らして見れば苔などに覆われているが小さなドアノブがあった
「…」グッ
ドアノブを掴み引っ張ってみると
ギィィ…
鈍い音と共に扉が開き
「ぐっ!」
凄まじい腐敗臭が襲ってきた
「何だ…この臭い…!」
扉の先はまるで隠し部屋のように真っ暗であり私は臭いに耐えながら部屋の中へ突入した
謎の隠し部屋
「何だここは…倉庫か?」
部屋の中はファイルや書物が散乱していて足場らしきものもなく仕方がないので私は夜目を利かせて床のファイルをどけ、そして電気のスイッチを探しそして見つけたのでつけてみる
パチッ
幸いなことに電球は生きていたようで部屋が明るくなる
「!!」
私は驚くものを見た。異臭の主がソコにいたのだ
「骨…!?」
そこにいたのは小柄な骸骨であった、こいつが異臭の主だったのだ
「なぜこんなとこに骸骨が…」
私はとりあえず骸骨を拾い上げると
「…とりあえず埋めてやるか」
窓から外に出て裏の森のすぐそばに穴を掘り骸骨を埋めて供養し、また見つけた隠し部屋に戻った
「倉庫というよりは物置小屋みたいだな」
部屋の中は大きな棚と無数のファイルと本だらけだった
「…何の書類だ?前任の忘れ物か?」
私は手近にあった本を手に取り読んでみた
「日記…か」
本の内容は日記帳であり名前はかすれてて読めなかったがどうやら書いたのは女性であるようだった
「…」
その内容に私は驚きを隠せなかった。これが本当なら私はある艦娘に確認をとらないといけない
「この部屋は…私だけの秘密にしておこう」
艦娘達には…到底見せられない部屋だ…
アハッ…☆
部屋を出た私はそのまま廊下へ脚を向けた…がこれがいけなかったようだ
電「あ!司令官さん!」
「ゲッ」
ばったり電とはち合わせてしまった
電「探してたのです!…って随分真っ黒なのです!早くお風呂に入って綺麗にするのです!」
「…ま、まて電。風呂には入るだが準備が」
電「司令官さん?」ゴゴゴ
「…アハッ☆」
\ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!流水ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!/
朝の鎮守府に玲美の悲鳴が(また)響いた…
「あー酷い目に遭った…」
少しデジャブを感じるが気にしないでおこう。これ以上はもう酷い目に遭いたくない
「さて…」
私は執務室の椅子に腰を下ろしあるものを机におく
「こいつを見てみるか…」
あるものを見つけたお嬢様、はたして何が書かれているのか
それはまた次回へ続きます
次回もシリアス回です
お楽しみにしていただけると嬉しいです