お嬢様は暇をもて余したようです   作:グラマン・カーティス

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お久しぶりです
二ヶ月ぶりの更新でございます

今回は幕間です。短いですがどうぞゆっくりしていってね!


幕間:お嬢様は隠し部屋を調べるようです

時は玲美が隠し部屋の中に探索に入った頃に遡る

 

 

「何なんだこれ…」

 

私は床に散乱しているファイルを拾い上げると、埃や砂を手で払いのけ中の内容を目に通す

 

一つ目のファイルは『○×鎮守府所属艦娘一覧』と書かれており、もう一冊は『艦娘取扱い説明書』と書かれていた。これを書いたのが前任だとしたら随分と律儀な人物だったのだろうか

 

これは後で読んでみよう、私の艦隊運営に役立つかもしれない

 

「後は…雑誌か」

 

役立ちそうな物はそれくらいで残りは飛行機や主砲が書かれた雑誌ばかりだった、本棚もそれらで埋め尽くされている

 

「飛行機好きの人物だったんだな…」

 

床に散乱した雑誌を本棚に戻しながら私はふと部屋で眠っていた骸骨の事を頭に浮かべる

 

カタンッ

 

「おっと」

 

雑誌の山を積み重ね、立ち上がった拍子に肩が後ろの棚にぶつかりあるものが落ちてくる

 

「壊れた…模型飛行機?」

 

それは主翼が折れ固定脚らしき車輪が片方無くなっている小さな飛行機であった

 

「部品は…あった」

 

幸いすぐ近くに折れた主翼の先と片脚は落ちており私はそれを拾い上げる

 

「後で直してみるか」

 

模型なんていつぶりだろうか、懐かしさを感じるには丁度いいかもしれない

 

模型をまとめてその辺に落ちていた箱にしまいそれを部屋の出入り口近くに置くと私は奥の広い場所へ向かう

 

「骨があった場所はここだが…ん?」

 

骨があったすぐそばの場所にまた私の目を惹くものがあった

 

「これは…」

 

それは小さな木の札と錆び付いた弓、そして小さな手帳だった

 

「…僅かだが血の痕があるな、まさかあの骨の主がここに来たときに怪我をしていたのか…?」

 

弓はそれを使う主がもういないことを示すかのようにボロボロになっており、糸は切れ柄の部位も腐敗が進行していた

 

「こっちの木の札は…なんだ…?」

 

なにかが掘られていたのか書かれていたのかはもうわからないほどに掠れてしまっていたが、恐らくネームプレートか何かだと私は推測した

 

「じゃあ何が書かれていたんだ…これは」

 

私の疑問に掠れた木の板は答えてはくれない

 

「…何なんだここは」

 

白黒魔法使いはこんなことは教えてくれなかった、いや、知っているかも怪しい。

 

「…どうやら、ただ単純に深海棲艦を倒せばいいって訳では…無さそうだな」

 

何かある。私がこの世界に来た理由と、この部屋の惨状絶対に何かがある

 

「…さっきのファイルと手帳、読めば何があったのかわかるかもしれんな、早速読もう」

 

私は数冊のファイルと手帳を持つと部屋をあとにした




今回はここまでです

次回も楽しみにしていただけるとうれしいです!

それでは!
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