レミリアお嬢様が異世界に行っている間咲夜さんはあることを思っているようです
第19話:寂しさが募って
玲美もといレミリアが自身の鎮守府で驚いたものを見つけていた頃、幻想郷紅魔館では
咲夜「今日もお嬢様は静かですわ…」
十六夜咲夜は自分の主が数日に渡って部屋から出てこないことに不安を抱えていた
咲夜「あのゲームにのめり込むなって霊夢に忠告されてましたのに…」
たまに部屋を覗いてみても主はパソコンの前に突っ伏したまま、変わっているのはただ終わらせてある執務の仕事の束が覗く度に積み重なっている事と筋トレの道具の位置が動いているだけだった
咲夜「またお嬢様とお散歩したり談笑したりしたいですわ…」
レミリアの優しい微笑みを脳裏に浮かべ気持ちが沈む咲夜
咲夜「お嬢様…」
今日も咲夜はレミリアの部屋を覗いて見ることにした
ようやく戻れた
「む、戻ったか」
私が目を覚ますと、そこは見慣れた私の部屋だった
ハーヴェイ『シャンハーイ…』ムクリ
「おまえも戻ってたのか」
ハーヴェイ『…』コクリ
私が体を起こしたと同時にパソコンの横で横たわっていた上海人形も起き上がった
「いやはや、とんでもないことになっちまったな」ポリポリ
ハーヴェイ『…』ウンウン
「あれ、お前テレパシー使えないのか?」
ハーヴェイ『シャンハーイ…』コクリ
これは驚いた、ハーヴェイは向こうの世界でだけテレパシーが使えるらしい
「まぁいいか。はてさて、これからどうするか…」
キィ…
「ん?」
腕組みをしてると自分の部屋のドアが静かに開いた
主は起きてるのか…
咲夜「…お嬢様、今日こそは起きていらっしゃいますよね」
咲夜は祈るように主の部屋への廊下を歩いていた
フラン「咲夜ー」
咲夜「あら、妹様」
フラン「今日もお姉様の所にいくの?」
咲夜「はい、私はお嬢様の従者ですから」
フラン「じゃあフランもいく、最近お姉様とお話ししてないもん」
咲夜「では二人で行きましょうか」
途中でフランドールと出会い二人でレミリアの部屋へ向かうことに
フラン「お姉様…今日は起きてるよね…」
咲夜「起きていらっしゃいますよ…絶対」
二人はレミリアの部屋の前に立つと静かに戸を開けた
「ん?どうした、咲夜にフラン」
咲夜&フラン「お嬢様!(お姉様!!)」
戸が開いたと思ったらこっそり私を覗いてくるメイドと妹の姿
咲夜「お嬢様!!ようやくお目覚めになりましたか!!」
「あ?あ、あぁ」
フラン「心配したんだから!!お姉様のバカ!アンポンタン!」
どうなってるんだ。何で私は半泣きの咲夜とフランに詰め寄られてるんだ、しかもアンポンタンとか久々に聞いたぞ
「取り敢えず心配を掛けてすまなかった、私は大丈夫だ」
咲夜「霊夢から忠告されてるのをお忘れですか!あまりあのゲームにのめり込まないでください!」
フラン「最近お姉様とお話しできなくて寂しかったんだからね!」
「そ、それはすまない。」
私は飛び付いてきたフランの頭を撫でながら二人に謝罪する
「そ、そうだ。明日はどこかへ出掛けないか?謝罪も込めて私がサービスしよう」
咲夜「…お嬢様が料理から荷物まで全て用意してくださるなら」
フラン「妥協はしないからね!」
「わ、わかった。約束しよう」
二人とも何とか許してくれたようだ
咲夜「では私はもう休ませていただきます」
「あぁ、お休み咲夜」
フラン「待って!」
部屋を出ていこうとした咲夜をフランが呼び止めた
咲夜「妹様?どうされました?」
フラン「今日は三人で寝よ!」
「はぁ!?」
いきなり何を言い出すんだこいつは
フラン「お姉様に嫌と言う権利はないよ!」
「しかしだな…咲夜が困るだろ」
咲夜「そうですわね、妹様のお言葉に甘えさせていただきましょう」
あ、もう決定事項なんですね…
「…わかったよ。じゃあもう寝ようか」
フラン「うん!」
ハーヴェイ『シャンハーイ…(私は?)』
一人取り残されたハーヴェイはポツリと呟いたのだった
今回はここまで!次回は艦これ組の出番ですよ