「…まぁ気にしても仕方ないか」
パソコンの電源を閉じた私はなぜ自分が疲れているのか疑問に思った、が考えても無駄と判断し立ち上がった
コンコン
レミリア「あ?」
フランドール「フランだよ、入ってもいい?」
レミリア「あぁ」
その時自分の部屋の戸をノックする音が聞こえた、応答すると、戸が開き私と身長こそそんなに変わらないが金髪の少女が入ってきた。彼女はフランドール・スカーレット、私の大切な妹だ
レミリア「何のようだ?フラン」
フランドール「何言ってるのお姉さま、今日は博霊神社で宴会をするんでしょ?咲夜はもう行っちゃったよ?」
レミリア「あ、そういえばそうだったな。すっかり忘れてた」
フランドール「しっかりしてよ、もう」
頭をかく私にフランドールは呆れた顔で言った。いかん…私もボケてきたのか…?
レミリア「じゃあ行くか」
フランドール「うん」
二人は部屋から出ると廊下の窓を開けそこから博霊神社に向かって飛び立った
それから二人が博霊神社に到着したのは10分後の事であった
霊夢「レミリア、やっと来たわね」
神社の境内に降り立った私にかかってきた言葉の第一声はこの神社の巫女の不機嫌そうな言葉だった
霊夢「あんたが来ないから宴会が始められなかったじゃない、萃香や勇儀は苛立ってたわよ?」
紅白の巫女装束の女…博麗霊夢は疲労と苛立ちが混ざった表情で私を見て言った
レミリア「すまん、少し寝坊してしまったようだ」
霊夢「はぁ!?あんた宴会があるのに寝坊するって…」
レミリア「恥ずかしい話、宴会があることすら忘れてたよ」
霊夢「…珍しいわね、お酒が大好きなあんたが宴会の事忘れるなんて」
紅白巫女は驚いた顔で私を見た、あまりいい気分ではない
レミリア「私自身変な気分だ、こんなこと今までなかったんだがな」
霊夢「疲れてんじゃないの?それか筋トレのしすぎで脳まで筋肉になってきたとか…」
レミリア「しばくぞ」
フランドール「霊夢~、そろそろ始めようよ」
霊夢「あ、そうだった。まぁあんたも来たことだし始めますか」
妖怪's『オー!!』ドンドンパフパフ
紅白巫女がそう言った途端に神社は一気に盛り上がりを見せた。と言っても大半は妖怪や幽霊といった類いだが
レミリア「…」
ドンチャンサワギ
いつもの見慣れた光景、楽しく感じたこの光景、だが今日の私はこの光景が何故か鬱陶しく感じた
魔理沙「レミリア、一緒に一杯やろうぜ」
レミリア「…白黒魔法使いか、それはいいが少し場所を変えさせてくれ。何故かわからんがここに居たくないんだ…」
魔理沙「お、おう…珍しいな」
宴会会場から少し離れた所でレミリアと魔理沙は腰を下ろした
魔理沙「…で、どうなんだよ」
レミリア「何がだ」
魔理沙「艦これの話だよ、あれから進んだのか?」
レミリア「まぁな」
レミリアはグラスに注いだワインを飲み干すと芝生に寝そべった
レミリア「世の中には私が知らない事があるんだなって思ったな」
魔理沙「ははは、私も始めたばかりの頃はそう思ったよ」
レミリア「魔理沙はどう思ってるんだ、あのゲームの世界」
魔理沙「は?」
レミリア「艦娘だよ、あいつらの事をどう思ってるのか聞いてるんだ」
唐突に話題を降られ魔理沙は困惑した
魔理沙「いきなり言われてもなぁ…まぁあくまでもゲーム、現実って訳じゃないからあまり意識はしてないのぜ」
レミリア「…そうか、そうだよな。あくまでゲームだもんな」
魔理沙「…レミリア?」
レミリア「…気にしないでくれ」
2人の周りを包んだ微妙な空気は結局宴会が終わるまで晴れることはなかった
お嬢様に起こった異変
それは一体何なのやら…
☆プチ登場人物紹介その2☆
霧雨魔理沙
レミリアを艦これに引き込んだ元凶
面白い事が大好きな普通の魔法使い
レミリアとの関係は良好
「弾幕はパワーだぜ!」が本人の口癖