saoから”ログアウト”できたプレイヤー   作:土ラグーン

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こんばんは!アズマオウです!今回はチート回です!お許しください!m(_ _)m
ではご覧ください!

それと明日は更新休みます!ちょっと疲れてきたwだらだらとなってしまったので、少しリフレッシュしてきます!(もしかしたら、やるかも・・・?)


《心意》

「な、なんだ貴様ら!!?」

「わりいな。ちょっとおとなしくしてくれょ?あの子をおびき出すためになぁ‥」

「あ、あの子とはまさか・・ユウコか!?」

「そうだぜ・・あいつ結構金持ってるって聞いたし、俺たちのおもちゃにできそうだからな~wwwww」

「ふ、ふざけるな!私の大事な…」

「おい!こいつを圏外に連れだして、催眠薬飲ませろ!」

「わかったよ・・」

「やめろ!はなせ!はなs・・・・zzz」

「やっと寝たな…めんどくせえ爺だ。」

「まだ爺じゃねえけどな。」

「とにかく、ゴース。インスタント送れ。彼女になぁ‥」

「わぁーたよ!」 

 

 

 

 

 

 

 

 私たちが結婚してから1年後、すなわち、デスゲームが始まってから1年半後には第60層が突破された。ロックァは攻略に励み、私は、彼の帰りを待つという、もはや、"日常"と化したこの状況になれていた。

 私は、ロックァが攻略やレベル上げをしているときは、いつも一人で家の用事をしている。といっても、SAOには当然、ホコリなど存在しないし、床はいつもきれいになっている。奥さんがやる仕事は、料理や整理整頓くらいだろう。あとは、新聞を読むことくらいだ。新しい情報をロックァに伝えることも大事だからだ。今日のトップニュースは、なんと私たちの他にたくさんのプレイヤーが結婚しているという内容で、すむ場所の人気スポットランキングが掲載されている。第一位が、この第22層のログハウスだ。

 たまにロックァが私の家事を手伝おうとするけど私はいつも断っている。なぜかというと、将来、彼のいいお嫁さんになるため、、かな。家事くらいできなきゃね?

 そういい、今日、2024年5月6日、私はいつものように、ロックァが散らかしたテーブルのゴミを片づけようとしたとき、

【新規インスタントメッセージを受信しました】

と、私のシステムウィンドウが教えてくれた。それを開いてみると、

【差出人:ゴース 本文:お前のおじさんはさらった。おまえ一人で10分後に始まりの町へ来い。いいな?もしこなかったらわかってるよな?】

「うそっ・・?なんでまた・・?」

 私は、とっさに後ずさりしてしまった。なぜならその差出人は、以前パーティをくんで、私をだまして殺そうとした人だからだ。私は怖くなり、ロックァに助けを求めようとした。しかし、彼はボス戦の最中。もし私のメールのせいで命を落としたら・・と考えるのが怖かった。だから行くことにした。

 ちなみに、ロックァに教わったことだが、メールには2種類あって、1つ目はフレンドメッセージ、2つ目はインスタントメールがある。前者は、フレンドだけにしかおくれず、さらにダンジョンでは送信不可となるが、文字数が多いため、楽である。後者は、名前さえ知っていれば、誰でもどこでも遅れるが、文章の文字が少ないうえに返信が不可能という特徴がある。また、同じ階層でなくては送れないらしい。今回送られてきたのは後者の方である。当然ユウコの名前を知っているため、送れる。しかも、差出人はユウコが結婚していることを知っていて、今日の新聞を見てここへと来たのだろう。しかも脅迫なので、くればよんだということになるが。

 私は鍵をかけ、家を後にする。

(ごめんね・・ロックァ。)

 一粒の涙を落とし、転移した。

 

 

 

「よお、はええじゃねえか?」

「タカハシさんはどこです?」

 私は、話しかけてきた男、いや、待ち伏せしていた男を睨みつけた。

「おおこわっ!今から案内するからなあ、ついてこい」

 男は、始まりの町のはずれまで案内し、物騒な扉の前につく。ここって開くのかな?

という私の疑問をドアの重々しい開閉音が解決してくれた。

「攻略組のおかげだぜ。こんな地下にダンジョンがあったなんてよ」

「それより、おじさんは?」

「この奥だ。」

 途中出てきたモンスターはいたが、何とか巻いた。そして、地下ダンジョンの最奥の小部屋に、"タカハシさん(おとうさん)"を見つけた。

「おとうsーー」

「くるな!ユウコ!これは罠だ!今すぐ逃げろ!」

「わめくんじゃねえよ!」

 最奥では、お父さんが縛られていた。しかも、見張りが3人、そして私の背後には1人いる。3人は、お父さんに武器をつきだし、動きを止めている。私は、お父さんから10メートル近いところでたっている。

「そういえばさ、さっきユウコちゃんなんつった?」

「お父さん、っていおうとしてたな」

「まじ?親子でインしてたのか!?通りでなかがいいと思ったわw」

「早くはなして!お父さんを返して!」

「そうだな・・返したいんだけどな‥条件がある。」

「なに・・どうすればいいの?」

 男4人はゲスな笑いを顔全体に浮かべた。

「まずここで俺たちと体で遊んで、そんつぎに、俺の嫁になれば離してやるよ。」

「けっ。童貞らしいこと言うじゃんかwwww」

「まあこんなJC、ゴースにくれてやる。けどまずは俺たちと遊ぼうか。」

「や、やめろお!それだけはやめろおおおお!」

「うっせえじじい!あの子が俺たちに犯される様子を見なよw」

「ぜってえみられねえだろうなw」

 私は頭が怒りと絶望に満ちていた。助けがくることはない。私が犯されなければ、お父さんは死んでしまう。やるしかないのか?

「待ってくれ!!彼女は結婚してるんだ!やめてくれ!!」

 お父さんが必死に懇願している。

「だからどうした?離婚すりゃあいいだろ?」

 私はもうなにも考えられなくなった。

「さて、始めるか?」

 私の後ろにいた男が押し倒してきた。

「きゃぁっ・・」

「おい、あしおさえろ!」

 私は、手足すべて押さえられて、股を開く形となった。私は目をつぶり、涙を流す。

(ごめんね・・ロックァ・・さようなら・・!)

 男が近づき、私の秘所をさわろうとしたーーーーーーーーーーー

 

 

 

「なに浮気してんだよ、ユウコ。」

 

 

 

 その声を聞いたとき、私は、涙があふれた。だが同時に、ある疑惑が浮かぶ。

(ロックァ!?でも・・なんで?)

「なんだぁ?テメエは?俺たちのお楽しみタイムをじゃましやがって・・ただですむと思うなよ?」

「アインクラッド解放軍にテメエごときがかなうとでも?」

「てめえら軍じゃねえだろ?」

「あ?なにいってんのこいつwwwwwwwwwwww」

「てめえらは、どうせ、殺人ギルド《笑う棺桶(ラフィン・コフィン)》なんだろ?」

 そのとき、男達の声がやむ。このラフィンコフィンというギルドは、2023年に結成された、大規模殺人ギルドで、いろんな方法で、《PK(プレイヤーキル)》を愉しんでいる最悪な連中だ。

「どうやら図星だな。60層クラスの敵が徘徊している、この地下ダンジョンに、弱体化した軍の連中が入れるわけねえだろ?」

「チッ・・まあいい。だがそれがわかったところで、お前は俺たちに勝てねえだろうな?どうせモンスターは巻いてきたんだろ?あんなのに勝てるわけーー」

「スカンペジトードの肉だ。くれてやるよ。30個。ちなみにこれは、この地下ダンジョンのエネミードロップだ。」

「な・・」

 男の一人が驚く。

「いっておくが俺のレベルは79だ。しかも、俺は最前線で戦う、」

 

 

 

 

 

 

「《攻略組》だ!!」

 

 

 

 

「なっ・・攻略組だとぉ!?」

「け、けどよぉ、何で攻略組がこんなガキを助けに・・」

「なぜか知りたいか?・・それはな彼女の夫がこの俺だからだ。助けに行かない理由があんのか?」

「て、てめえ!しらせやがったな!?」

 男は私につかみかかった。

「いや、知らせてねえよ。俺その時はボス戦だったからな。けど、戦いが終わったとき、ユウコのメールボックスをのぞいたら、テメエらからの脅迫状が届いてたんだよ!結婚すれば、メッセージも共有できるからな。」

「なん、、だと?でもこの場所は伝えてねえぞ!」

「第何層かだけわかれば、別に大丈夫さ。俺には、《索敵》スキルの派生スキル《追跡》があるからな。ユウコの足跡をたどれば、どこに行ったか余裕さ。」

「・・くっ!」

 どうやら、男達も万策がつきたようだ。うなだれて、武器を構える。

「戦う気か?ちょうどいいぜ‥テメエ等だけは殺さねえときがすまねえ・・!幸いてめえらは、その人を殴ってるしな。俺はイエローになんなくてすむ。」

そういい放ち、俺は背にある、やっと装備できた愛剣《フェニックス・カリバー》を抜く。

 俺は地を蹴り、斬りかかろうとするがーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーーギャアアアアアスウウウウウウウアアアアアアアぁ!!!!!!!!!!

 

 

 

 突然、雄叫びが聞こえた。声はどこから・・?

 

「う、うわああああああああああああ!!」

 私を押さえつけていた男が上を指さしている。そこにいたのは、モンスターだった。しかも巨大の。

 ロックァが上を見上げるとそのモンスターは吠えてきた。そして・・

「あいつ、落ちてきやがる・・!ユウコ!お父さんの所へ行け!!早く!!」

 ロックァが大声で叫んだので、私はあわててお父さんのもとへ駆け寄る。

「てめえらも早く逃げろ!!」 

 大声で男たちに叫んでいるが、男は恐怖で動けず、、

 

「ぐあああああああああっっっ!!!!」

 

 潰されて、ポリゴンの粒子へと散った。

 私は息を詰め、お父さんに寄り添う。そのモンスターは、私たちのほうに顔を向ける。

「う、うわああああああああ!!」

 残された男3人は恐怖におびえ、武器をモンスターに突き出す。そのモンスターの外見は、骨のムカデだ。しかも顔は人のものではない。恐ろしい外見だ。さらに、前の足には大鎌がついており、無数の後ろ足も、鋭利である。男3人はソードスキルを無茶苦茶に使い、攻撃するが、ほとんど通らない。そのモンスターは鎌を振り上げ、一人を切りつける。そして、散った。またひとり、そして最後の一人も。

「お、おとうさん・・!」

「だいじょうぶだ・・!」

 私たちが抱きしめあっているところにロックァが叫ぶ。

「転移脱出しろっ!!!!!!」

「で、でもロックァは!?」

「俺もあとから行く!!だからさきににげろっ・・!」

「っ・・わかった!てんい・・」

「はやくさきn・・・・あっ・・!」

 私は頭上に降ってくる鎌を見ることしかできなかった。わたし、しぬのかな・・こんな思い・・2回目だ・・

ーーーーーーだが、今回も死ななかった。私は、お父さんの死をもって生きたのだ。

「うそ・・・・だよね・・?」

 そう、お父さんは私を後方に押しやり、自ら刃を受けたのだ。ふかく、ふかく、お父さんを切り刻んだ。

 お父さんの横にあるHPバーが一気に減少し、0になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「優子・・いきろよ・・かれと・・いっしょに・・」

 

 

 

 

 

 

パリイイイイイン!!!

 

 

 

 

 私は、呆然とした。お父さんが死んだのだ。この世界で一番最初に私を助けてくれた人が。

 涙すら出なかった。もう、悲しいという感情も消えたのかな・・?

ーーーーーーーふいに、私の頭の横を、何かが通り過ぎた。後ろを見ると、転移結晶だった。

 

「いけ」

「・・・・でも・・」

「父さんの死を、」

 

 

 

 

 

 

 

「無駄にすんじゃねええええええええええええええええっ!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 ロックァの、心の叫びだった。お父さんを守れなかった、悔しさから生まれた叫びだった。

 

 

『いきろ・・!!俺は、ここに残って、父さんの敵を討つ。そして、生きて帰ってくるよ。』

 

 

 愛する人の、叫びだった。だから私は結晶をとり、

「転移!始まりの町!」

と叫んだのだった。愛する人の帰りを信じてーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いったか・・」

 俺は静かに呟く。モンスターの名前は《The Skull Reeper》。骸骨の借り手、という意味だ。俺は、剣を構え、こいつの分析を始める。

(HPバーは5本だな。まずこいつの攻撃力は、想像を絶するだろう。レベルが低いあいつらでも一瞬で消し飛ばした。普通、レベルが離れていても、ワンパンはあまりない。さらに、こいつに、正面からの斬撃はあまり効かない。おそらく、体の側面の骨の隙間に、入れていくしかないだろう。)

 そうおもい、俺は、地を蹴る。モンスターも俺に向かって突進する。俺は、《疾走》スキルの派生スキル《直角跳び》で奴の突進を避け、側面に回り、そのまま、片手剣上位重単発突進技《ヴォーバル・ストライク》を放つ。俺はすでに、片手剣スキルの熟練度をマックスにしてある。ちなみにレベルが78になった俺は、新たに、《戦闘時回復(バトルヒーリング)》、《暗視》、《軽業》を取得してある。また、熟練度がマックスになったのは、《片手用直剣》、《体術》、《索敵》

である。

 ヴォーバル・ストライクを喰らったモンスターは、悲鳴を上げるが、すぐに、無数の後ろ足の一つで俺に攻撃してきた。俺は何とかパリィし防いだ。そして、その隙をソードスキル4連撃技《ホリゾンタル・スクエア》で攻撃する。ここまでで何とかHPバー1本目の4割を削る。が、奴が飛び上がり、空中で右90度回転し、俺の正面に顔を向ける。俺は、同じ戦法をやろうと突進するがーーーー

 

「ゴアアアアアアアアアアアアアッ!!!」

 突然、水平に鎌が襲いかかる。俺は危うく、ブロックするが、吹き飛ばされた。HPバーも黄色くなっている。ブロックしてこれなのだ。次食らったらーーーー死ぬ。

 俺は急いで回復結晶を使い、フル回復する。そして、足を振り上げ、反動を利用して立つと俺は再び、側面に回って、骨の隙間にヴォーバル・ストライクで剣を突き立てる。しかし、剣を抜いたところに、後ろ足が俺に合計8回の連続刺突を浴びせた。一気に俺のHPが減っていく。俺はいったん下がるが、今度は、奴の顔面の頭突きを食らう。俺はさらに派手に吹っ飛ばされ、HPバーが赤へと変わる。俺は再び回復結晶を使う。しかしーーーーーー

 

 

「今ので最後かよ・・・・」

 

 

 そう、俺はボス戦の帰りから直接ここにきたため、アイテムの補充をしていなかったのだ。ポーションも後3個である。対して、やつのHPバーは後4本ある。俺は、大した打開策も思いつかない。闇雲になって考えた策としては、最高威力のソードスキルを打つしかなかった。全発弱点に当たることが前提だ。

「食らえ・・!!」

 俺は、片手剣最上位ソードスキル《ファントム・レイブ》を放った。斜め切り下ろし2発、剣を上段で半回転させてから、斬りおろしからの突き技で2はつ、そして縦に回転しながら、2発切り刻むという、強攻撃が多い6連撃技だ。すべて弱点に当たり、ガクンガクンとHPバーが削れていく。そしてようやくまた一本削り切れた。俺は一度下がり、このままでいけると確信した。奴が鎌を振り上げ、俺はガードした。これで回復1回目を使う。俺は、苦いレモンジュースの味を噛み締めながら、地を蹴って、側面に回り、片手剣最上位ソードスキル《ノヴァ・アセンション》を放つーーーーーーーーーーー

 

「がっ!!?」

 奴が俺のソードスキル発動より早く、奴の後ろ足が俺に襲いかかる。俺は足下をすくわれ、ソードスキルが停止してしまう。しかも、ソードスキルを強制キャンセルされた場合、一定のディレイが発生してしまう。その間に奴のしっぽが襲いかかりーーーーーー

 

 

ーーーーーーーー何とか受け止められた。いや、ほぼ偶然だった。俺が剣をふって止まってしまった場所がちょうど、奴の攻撃箇所だったのだ。おかげで、HPバーは、全損までには至らなかった。しかし、、剣がもうぼろぼろだ。仮にもう一度ソードスキルを使ったとしても、欠けてしまい、《武器破壊(アームブラスト)》してしまう。とりあえず俺はポーションをあおる。代わりの武器は持ち合わせていない。

「絶望か・・いやなもんだな‥」

 俺はそうつぶやく。俺はとりあえず剣を構えた。抵抗するために。

 しかし、奴の鎌の切っ先が俺の頬をかすめた。

 俺は、血に似たライトエフェクトを流し、舌を打つ。俺は、愛剣を中段に構え、奴を見上げた。

 

 

 

 

 

「完全にやべえ・・死ぬかもしれねえ・・」

 

 

 俺はふと、力を緩め、剣をおろし、呟いた。鎌の陰が俺を覆う。絶望が俺を凍らせた。俺はあの怪物の奥にある小さな部屋をただみつめた。あそこにある、黒いオブジェクトが異様な存在感を放っている。第1層の地下ダンジョン最奥で俺は散るのだと、そう思った。

 

 

 

 

ーーーーーーーこんなことが、鎌によって殺されるまでのわずかな時間での、走馬燈の中で流れていた。彼女に対するいとおしさ、それが最後の、俺の人生の1ページだ。

 

 

『それでいいの?』

 

 

 

 

「え?」

 

 

 

 

 意識だけが、加速している時間の中、声が聞こえた。

 

 

 

 

『こんなところであきらめるの?ロックァらしくないよ?』

 

 

 

 

 

「ユウコ・・なのか?」

 

 

 

 

『うーんどうなんだろ?まあそうなのかもね。正確に言うと私は、あなたの()()の中のユウコかな。』

 

 

 

 

「わかりにくいな‥」

 

 

 

 

 

『そんなことはどうでもいい。あなたはまだあきらめるときじゃない。あなたには、《ねがい》や、《想い》があるはず。』

 

 

 

 

 

「あのなぁ・・ここはデジタルゲームだ。願いや想いなんて通用しないんだぜ?」

 

 

 

 

 

 

『それがね・・しちゃうんだよ!イメージをすれば、何だって変えられるときもあるんだよ。』

 

 

 

 

 

 

「おまえなぁ・・いい加減に・・」

 

 

 

 

 

 

事象を上書き(オーバーライド)、してみなよ?イメージして?たとえば、俺の剣であの鎌をはじき返す!とか。絶対不可能だと思わなければ成功しやすくなる。』

 

 

 

 

 

「・・・・」

 おれは、正直信じられなかったが、彼女がうそをつくとも思えない。

 

 

 

 

 

『あなたは信じてるはずだよ?《心意》の力を』

 

 

 

 

 

「・・・・!」

 

 

 

 

 

 俺は、この言葉を探していた。以前、巨人を倒したとき、無意識に、イマジネーションを送った覚えがある。俺は、そのイマジネーション通りの結果になったことが信じられなかった。だが、かすかに信じていたのかもしれない。イマジネーション、いや、《心意》という力の存在を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 意識と時間が一体化した。俺は素早く、剣をかざした。ガキン!!という鈍い金属音が響きわたる。

 

 

 

 

(この剣は不死鳥だ。すなわち、、壊れない!どんなことがあってもまた蘇るんだ!!)

 

 

 精一杯イメージした。不死鳥が傷ついても、勇ましく、飛び立つ姿を。ピキピキッとヒビが割れていきーーーー

 

 

 

 

「・・・・!?」

 剣が散る。しかし、俺の体を切り裂いているはずの鎌は、依然動かない。どうなっている・・?と思ったそのときだった。

 

 先ほど消えたはずの剣がまた戻ってきてくれたのだ。しかも今度は、荒れ狂う灼熱の炎を纏って。これがこの愛剣の本当の姿。俺は、涙を流す。

「ありがとうな・・ユウコ・・やっぱおまえはすげえ奴だよ‥」

 俺は、力を上にいれ、押し上げた。大鎌ははね飛ばされたように、はじかれた。

(おれは、、荒れ狂う灼熱の不死鳥だ・・この剣があれば、俺は何度でも・・立ち上がるっ!)

 

 

 

「《灼熱飛翔(プロミネンス・フェニックス)》!!!!!」

 

 

 

 俺は、炎が俺の《心意》に答えてくれたと感じた。俺は地を蹴り、正面から突進し、奴の顔へと剣を振りかぶる。斜め下、斜め上へと斬り、そして、炎に包まれた右足を蹴り上げ、奴の顔面に当て、その蹴り上げた勢いで上空に飛んだ。やや後方にただよっている俺は、意識を集中させた。両足に炎を集め、そこから空中を蹴った。奴とは全く逆の方向へ。これにより、一瞬の推進力が得られた!あとは、灼熱の炎で燃やし尽くすだけだ!!

 

 

 

 

 

「おわりだああああああああああああぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!!!!」

 

 

 

 

 俺が突き立てた剣は、やつの顔面を砕いた。悲鳴をあげる間もなくーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーー奴は消滅した。同時に、俺の愛剣の炎が沈下していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アクセルワールド要素入れすぎてるwwww
けど、私思うんですよ‥。《心意》の力はすでに、SAOに存在していたんじゃないかって。なぜかというと、原作第1巻でキリトとヒースクリフの殺し合いがあったじゃないですか。そのときキリトが復活して、ヒースクリフにとどめを刺すという現象が起こりますね。たぶん私は、あそこでキリトの想いが通じて、事象を上書き、すなわちオーバーライドが起こって、「キリトの死」という事象を上書きして、何とか最後はシステムにあらがって、一度は消滅するけど、実際現実での「キリトの生還」というふうに変えられたんだとおもいます。すなわち、キリトは《心意》の力を無意識に使っていた、ということになると思います。茅場さんも、結構肯定的だったしw
 もちろんこれはあくまで1つの説なので、気にしなくてもいいですwむしろ今後のいいわけに使いましたm(_ _)m

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