saoから”ログアウト”できたプレイヤー   作:土ラグーン

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こんばんは!アズマオウデス!

今回は、新しいオリキャラ投入しました!

それとお気に入り60人突破しましたああああ!!ありがとおおおございます!!!!


世界樹ヘの旅立ちと、クレイジーなインプ

「なんでだ・・何であいつはそんなひどいことをするんだ・・?」

 俺は声が震えていた。先ほど聞いた言葉が余りにも衝撃的すぎるからだ。そう、この少年《ツバメ》は、レクトの須郷伸之によってログアウトを禁止されているという内容だった。

「・・ごめん・・そこまでは思い出せないんだ・・」

「そうか・・しかし、これでようやくあいつの違和感がわかった。あいつがツバメを閉じこめてたんだな・・」

「ひどい・・!」

「なんかごめんね・・面倒なことに巻き込んじゃって」

「いや、ぜんぜん大丈夫だよ!」

「俺もだ。さて、そういえばたしか、この世界に、妖精王とかいたよな?」

 俺は、ALOのパッケージに記載されていた情報を確認した。何か手がかりになりそうだったので聞いてみた。

「いるよ。確か世界樹にいってそこにいるガーディアンを倒せば、妖精王と謁見できて、高位種族《アルフ》に生まれ変われるらしいよ!」

「世界樹?」

 ユウコは首を傾げた。

「調べてないのか?要は、このALOのグランドクエストがある場所だ。ラスボスみたいなもんさ。」

「へえ・・」

「でもどうするの?」

「世界樹にいって会えばいいんだろ?妖精王に。それにその妖精王が須郷かもしれないからな。」

「えっ!?」

「あくまで推測だ。だって、この世界での最高権力者は妖精王だ。だったら須郷が運営している可能性もあるぜ?」

「いや、でもNPCの可能性もあるんじゃない?」

「たしかにな・・けど確かめなきゃわからない。」

「全く、ロックァらしいよ‥」

「どういう意味だユウコ?」

「そのまんまだよ」

 あきれた表情で俺に言った。

「それに、個人的な興味もあるしな。世界樹の先には何があるんだろうってな。」

 ツバメは難しい表情を俺に向ける。

「・・世界樹か・・かなり遠いし、それにあのグランドクエスト、半端じゃない難しさなんだ。ガーディアンが無量大数で増えていくんだ・・」

「・・おもしろそうだな」

「これだから・・」

 俺は大いに興味がそそられた。

「俺はいきたいね!世界樹いきたい!」

「・・私はあんま進まないけど、ロックァが行くなら行く。」

「じゃあ行こう。おれはいくしな」

「・・2人ともありがとう。僕も行かなきゃいけないってなんか頭の中で言われてたんだ。」

「そうか。じゃあさ、世界樹までの道のりはわかるか?」

「もちろん!《アルン》ていう町にあるんだ。道はわかってるから任せて!」

「ありがとうっ!よろしくね、ツバメ!」

 ユウコはツバメに手を差し出す。ツバメはしっかりと細い手で握った。

「長いつきあいになりそうだな。ツバメ。よろしく。」

 俺も手を差し出した。するとツバメはもう一方の手を差し出した。

「二人とも、よろしくね!」

俺たちは朗らかに笑いながら、とりあえず、旅の準備をするために、《シルフ》の町《スイルベーン》へと飛んだーーーーーーーー

 

 

 

 

「HEY!wait!wait!うぇぇぇぇぇええええいとおおおおおおおお!!」

 

 

 

 不意に後ろから叫び声が聞こえた。同時に、ツバメの口から「やべっ」という声が漏れた。

「なにもんだあんtーーーーーーーーーーー」

「ユーはシャラアアアアアアプウウ!!用がアンのは、ツバメやろーーだ!!」

「ねえ・・ロックァ。だれ?」

「しらん」

「・・ごめん2人とも。あれ一番めんどくさい奴なんだよ‥憎めないんだけどね。」

 ツバメが心底めんどくさそうにしている。いや、初対面からめんどくさい雰囲気だ。種族は《インプ》、髪は金髪、レザーアーマーを装備していて、武器は持ってない。いや、手に何かグローブみたいなのをはめている。そしてそのグローブみたいなものの指先に、尖った太い針がついている。おそらくクロー武器だろう。リーチは低いが手数で圧倒できる。しかも英語混じりではなしている。リアルでは、外国人だろうか?

「ツバメやろう・・よくも俺様の仲間をkillしてくれたなぁ!?テメエを探して365日、やっと見つけたぜ!」

「こいつ・・大丈夫か?」

 俺は、ため息をついた。

「こいつを殺そうとしたんだけどうっかり殺し損ねたんだ。もう、最悪。」

「ざまああああああミソラシド!ALO最強の俺様をころすなんてyou cannot なんだよおおおおおおおお!」

 高らかに叫ぶそいつを俺は呆気にとられていた。隣のユウコなんかはげらげらと笑っている。

「なにがおかしいいいいんだあああああ!そこのgirlぅうううううううう!!」

「あはははあああははっ!ごめんなさ・・ぷっ!もうだめええええええ」

「だめだ・・彼女も壊れた。」

「ユウコォ~戻ってこい」

 おなかを押さえているユウコを俺はほっとくことにして、クレイジーな乱入者に聞いた。

「おい、あんた。名前はなんて言うんだ?どうしてツバメをねらう?」

「Oh,no!me名乗るの忘れましたーー!My name is 《パネン》でーす!夜露死苦!!」

「よ、よろしく・・」

 指をぱっちんとならしている、クレイジー野郎は、再び口を開く。

「んで、ツバメをねらう理由ですかーー?そ・れ・は!奴が私の仲間を殺したからでーす!俺様たちのパーティとちょっともめたくらいで俺様以外を殺したんです!ぜったあああああああいゆるさなああああいいいい!!」

 俺はただ黙るしかなかった。早くかえってほしい。でないとユウコが笑い死ぬ。

「なんかごめんね・・僕が相手するよ‥」

「つばめえええええええ!ついにこのときがきたぜえええええ!まあおまえなんぞ所詮模擬戦にすぎねえんだけどなああ」

「いいからさっさと始めよう。」

ツバメの冷静な声にばさっと切り落とされた。

「suck you!後悔させてやるぜえええ!」

 そういうや、パネンはバックステップで距離をとる。そしてグローブにはめられたクロー武器を構えた。爪が爛々と光っていて、ある種の動物的な恐怖を思わせるが、ツバメは動じず、腰にある短刀を抜き、刃を相手に向けるようにして、構えた。

「Let`s party!!!」

 パネンは思いっきり地を蹴り、ツバメに肉薄する。そして、右手の爪が上から襲いかかる。しかし、ツバメは、瞬間的な反応でぎりぎりかわす。

 考えてみれば、俺はツバメの戦闘をみるのが初めてだ。何という反応速度だ。相手との距離はわずか1メートルもなかった。それなのに、かわしてみせた。

 ツバメは左腰にあるポーチから、細い針を取り出す。それを短いモーションで素早く放つ。針は、見事パネンの右目に命中した。

「what!?」

 かなりの命中精度だ。かなりの投剣スキル熟練度だろう。パネンは、右目から針を抜く。実際痛覚は生じないため、痛くはないが、不快感と、視界不良好状態が続く。パネンが反撃に転じようとした瞬間、

 

ーーばしゅっ!!

 

 ツバメの短刀がパネンの心臓に刺さっていた。パネンのHPはがっくりとヘっていく。しかし、パネンのHP減少は赤になるにとどまった。

「!?」

ツバメは反射的に短刀を抜こうとした。しかし抜けない。眼前には欄欄と光る爪が、迫る。鋭い爪が、首元へと刺さるーーーーーーーーー

 

 

 

ーーーパリイィィィィィイイイイン!

 

 

「ノオオオオオオオオォォォォォォォオオオオっっっっ!!!!!」

 なんとパネンの右手クロー武器の爪が折れたのだ。

「修理しなかったのかよ・・」

 俺はあきれた。どんなゲームだって、自分の武器のメンテナンスは怠ってはいけないはずだ。もし戦闘中に武器が壊れて使えなくなったら、《武器紛失(アームロスト)》という最悪の死を迎えてしまう。まあ今俺の目の前で戦っている奴もそうなるが。

「くっ・・」

ツバメはやっと短剣を抜いて、再び、襲いかかる。

「まだレフトハンドが残ってるぜええええええええ!」

 左手のクロー武器で短剣を受け止めるが、再び破壊される。両方かよ!!?

「プ、プリーズウェイトオオオ!」

 パネンの懇願を無視し、ツバメは、パネンの首筋を一閃した。

「OHMYGOOOOOOOOD!!!!」

 パネンは断末魔を残してリメインライトと化した。

「ふう・・」

 ツバメは息を整え、座った。

「・・きえたなあいつ。」

「まって!リメインライトが残ってる間は、声が聞こえるんだよ。」

「そっか。じゃあ別のところへ移ろっか。ほら行くぞユウコ。いつまで笑ってんだ」

「あ、あれさっきの人死んだの?あの人おもしろいよね~あはははっ!」

 俺はその様子に苦笑し、リメインライトから離れた位置へと移動した。

 そして俺たちは、遅くなってしまったが、これからの旅の準備をするために、スイルベーンヘと向かっていった。そう、この世界に潜む裏の事情を知るために・・。

 

 俺たちは、まだまだ知らなかったのだ。"この世界の支配者"が、とんでもないことをしようとしていることを。




・・オリキャラどうでしたか?

[使ったオリキャラ]《パネン》 xデュオxさんのオリキャラです!

どんどんオリジナルキャラクター物語に入れていきますので、活動報告とかに、オリキャラを応募してください!(活動報告 アンケート2で募集しています!)

また、感想や評価なども募集しています!どうぞよろしくお願いします!
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