saoから”ログアウト”できたプレイヤー 作:土ラグーン
まじでうれしいです!!ありがとうございます!!
ではいきます!
それと、前回の文章少しだけ訂正しました。これで少しだけスムーズになると思います。
フレンジーボア軍団を撃破した俺は、"彼女"をちらっとみた。未だに恐怖でふるえている。
当然だ。普通はあんな数では現れない。とくにこのSAOというゲームではそうだ。
このゲームは、"魔法"が存在しない。言い換えれば、全体攻撃など、一度に、広範囲で攻撃できる手段が存在しないということだ。唯一、遠距離で攻撃できるものとしては、《投剣》スキルだが、これはピックや短剣などを投げつけるため、せいぜい、牽制や貫通ダメージの為にしかならない。つまり、モンスター戦闘は基本1対1である。
だから、通常は決められたエリアでPOPするのは、一定時間で1,2体程度だ。
しかし、なぜ30ものの数が彼女に襲いかかったのか?答えは、MMOをやっているものなら誰もが知っている。そう、《
手法を簡単に説明すると、まずモンスターの反応圏にわざと近づいて、ターゲットを取っていく。そしてそれを何回も繰り返していくと、必然的に大量のモンスターを連れていることになる。そして、モンスターの習性、すなわち、ほかのプレイヤーが反応圏に入ると、それまでターゲットにしていたプレイヤーではなく、新たに目に映ったプレイヤーへと切り替える、というの利用してほかのプレイヤーに擦り付け、間接的に、殺すという手法である。
"彼女"はこれに遭ったのである。
「・・・・大丈夫か?」
俺は、ぼそっと声をかけた。顔を見ずに。
「・・はい、あり・・がとうございます・・・・助けてくれて」
未だに声が震えている。
「誰にやられた?」
「え?」
「誰にやられたんだ?誰にトレインされた?」
"彼女"は横を向いている俺の顔をまじまじとみた。そして、首をかしげ
「トレインってなんですか?やられたってどういうことですか・・?」
ーーーーーーーなぬ。MPKという超悪質犯罪行為を知らないだと?
俺は"彼女"に意味を教えた。
「なるほど!それをトレインって言うんですね‥」
俺は思った。てっきり、MPKを知ってるものだと。しかし、このSAOには、MMO初心者がたくさんいることに気づいたのである。
そう思いつつ、俺は、改めて"彼女"に問う。
「それで、誰にやられた?」
"彼女"はいったんうつむき、やがて意を決したように顔を上げ、いった。
「軍の人たちです。野良パーティくもうって言われて、バラバラで狩りしてたんです。」
俺は無言を貫くが衝撃がすごかった。まず、なぜ《軍》がこんな低層フィールドでレベルあげしているのか?そして、なぜ"彼女"とパーティプレイする時、集団でやらないのか?SAOでは、1対1のほかにも、複数対1という状況を作り上げることができる。たとえば、ボス戦なんかそうだ。一体のボスに複数にんで取り囲みボコボコにするというものだ。また、ボス戦よりは小規模ながら、フィールドで効率よく経験値を稼ぐためにパーティプレイをする事がある。その際は、1匹のモンスターを取り囲み、攻撃するという手法をとる。といっても一斉攻撃するわけではない。前衛後衛に分かれ、前衛がモンスターの攻撃をブロックし、モンスターに隙を与えて、後衛と交代して、後衛がダメージを与え後ろにいる前衛は、ポーションなどで減ったHPを回復する、システム外スキル《スイッチ》を使うのが一般的だ。
(なぜだ?軍の体制を立て直すなら、こんな低層フィールドよりも、最前線に近い迷宮区でレベルあげした方がいいのでは?)
俺がうつむき、考えていると"彼女"はいった。
「と、とにかくありがとうございました!あの、これだけじゃ足らないと思うんですけど・・」
"彼女"はトレード画面をだし、お金を入力し始めた。おれはそれを手で制し、
「君は、たしか片手剣使いだろ?SAOは危険がいっぱいだ。レベルは?」
「ええと・・7です。」
「7か・・アニールブレードじゃ足らないな。それじゃあこれをやる。」
そう俺は言い、俺はレベル5から使用できる《ヘビーソード》を彼女に与えた。一応無強化だ。これはクエストの報酬だが、それよりも強い剣をドロップしたので、使わなかったのだ。
ちなみに強化のことだが、SAOでは、強化素材と剣を、NPC鍛冶か、プレイヤー鍛冶のどちらかに持って行くと、強化してくれる。確率は、素材によって決まる。
また、強化にも回数があって、その回数を超えるともう二度と強化できなくなるのだ。
また、武器強化であがるパラメータは、自分で選ぶことができ、《重さ》、《正確さ》、《鋭さ》、《丈夫さ》、《速さ》の5種類ある。
「あ、あの‥‥」
「ん?どうした?」
「どうして、そこまでしてくれるんですか?」
"彼女"が俺の顔を覗き込む。とても怖かった。俺はいまだに、恐れているのだ。あの日見せた、"彼女"の目にある、《心の声》を。
『助けてよ‥‥誰か‥お母さん‥お父さん‥そして‥‥』
『そこの人‥‥!』
「‥‥‥‥それは、、君を助けたのは、、」
「君を、、守りたかったからだ。君を見捨てた俺を早く忘れたかったからだ。君をこんな状況に追い込んだのは、俺のせいでもあるんだ」
「えっ‥‥」
「あの日、君を置いて行ってすまなかった。君を守りながらでも、先に進めたはずなのに‥。」
俺はフードを取り、頭を下げる。"彼女"は頭を下げる俺に驚いたらしく、言葉を発していなかった。
「あ、頭あげてくださいっ。私はそんなこと気にしてません。今となっては助けを求めるほうがおかしいのかもしれ――――――――」
「そんなこと、ないよ」
俺は頭を上げ、初めて真剣な顔で、目で"彼女"をみた。"彼女"は目を大きく見開いた。
「ここはただのゲームじゃない。いや、これはゲームですらない。つまり現実なんだ。力のある者もいればそうじゃない者もいる。そういう世界だ。もちろん普通のゲームにだってその差は存在するけど、ここはその差が生死を分けることだってある。だから助けを求めることは、一つの生存手段なんだ。それに今気づいたよ。でも俺はそれにこたえられなかった。ごめんな‥」
「‥‥」
ついに"彼女"が黙り込んだ。おれも、下を向いている。そして、いたたまれなくなった俺は、その場を去ろうとした。が、
「あ、あの!」
俺は振り向く。
「いっちゃうんですか?」
「ああ‥クエストやってくる。」
「そうですか‥‥」
俺はある一つのことが思い浮かんだ。
「そうだ‥‥最後にさ、」
「はい?」
「名前、、、教えてくれないか?」
「名前‥ああ!そういえば‥聞いてなかったや‥」
"彼女"はさっきの話がなかったことのような笑顔を浮かべた。
「では私から名乗りますね。」
「私の名前は‥《ユウコ》です!あなたは?」
「俺の名前は、、《ロックァ》だ。よろしくな!」
俺たちは手を握り、フレンド登録をして、おれは、《トールバーナ》へと向かった。
す、、、すいません。糖分入る余地なかった、、ほんと申し訳ない!!
で・す・が!次はヒロイン目線で書いていきます!!
感想、酷評お待ちしております。
どんどん書いてくださいね!!!