saoから”ログアウト”できたプレイヤー 作:土ラグーン
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俺は、《トールバーナ》の町に着いた。途中、俺はフレンジーボアの大群をたおしたので、ギリギリでレベル40になった。これによりスキルスロットは、合計7つになった。
スキルスロットの数の増え方は、初期状態で2つ、レベル6で1つ、そしてレベル10で1つ増え、以降は10レベル刻みで1つずつ増えていく。
俺のとっているスキルは、《片手用直剣》、《索敵》、《隠蔽》、《疾走》、《体術》、《投剣》である。さらにこれで1つ増えたので、追加できるわけだ。俺は迷ったあげく、《武器防御スキル》を習得した。
俺は、クエスト受注場所である、とあるNPC民家へと向かい、ドアをノックした。
すると、爽やかなNPC男性がドアから出てきた。
「どうぞ!」
俺は家にはいった。家の中は開放的で、下駄箱がちっちゃくおいてあり、玄関は、洋風の装飾が飾られている。リビングは、小さなテーブルと、小さないすのみがおいてある。キッチンは、小さなコンロと台所とシンクのみ。いわゆる一人暮らし用の家だ。
「すいませんが、水くらいしか出せません。」
と男性はいった。その瞬間、頭上に「?」マークがでた。
これはクエスト受注可能ということを示す。
「何かお困りですか?」
この台詞こそが、クエストを受注するためのコマンドだ。
それをいうと、クエスト受注ウィンドウが出る。そして《Yes/No》を選択できる。
【《不死鳥の叫び》を受注しますか? Yes/No】
とでたので、俺はYesをタップした。
すると、「?」がきえた。
そして、男性がぽつりぽつりと話し始めた。
「じつは、この家の近くにあるほこらに、このトールバーナを守護する不死鳥様がすんでいるんです。しかし、そのほこらに巨人が住み着いてしまい、不死鳥様を追い出してしまったんです。巨人は横暴の限りを尽くしています。そこで頼みがあります。この巨人を倒してください!もし倒してくだされば、不死鳥様のお宝である、伝説の剣を差し上げます!」
という内容だ。
俺はわかりました!と叫んで民家を飛び出した。そしてダッシュでそのほこらへと向かった。
俺は、《不死鳥様のほこら》へとはいる。そこは薄暗いダンジョンだが、幸いモンスターはポップしないようだ。しかも、ダンジョンのマップ自体も至極単純で、一本道を進むともう、ボス部屋なのだ。ボス部屋は、不死鳥が刻まれている、重そうなドアに阻まれている。俺は手を伸ばし、ゆっくりと押した。
すると・・・・中にボスが、いた。直径500メートルくらいの、闘技場じみた所の中心に。
「おい、、これ、フロアボスレベルだろ‥」
それが俺の発した第1声だった。ボスは、、何しろ巨大だった。身長は3メートル、筋肉質な身体、右手には巨大なグローブがはめられている。名前は《Gigas Reeper》意味は、巨人の狩り手だそうだ。
「ガウルウウウウウウウウウウウウアアアアアア!!!!!!!!」
地がふるえるような、叫びをあげ、HPバーが4本出現する。フロアボスよりは1本少ないが、ソロで戦うにはきつすぎる量だ。
だが、俺は、この手の敵と何度も戦っている。恐れるな、集中しろ…!
俺は、すでに今のメインアーム、《エンシェント・ソード》を抜き、中断に構え、地を蹴っていた。弱点は、クエストNPCがいっていた。目、心臓の位置、そして、アキレス腱!
「そらぁ!!」
おれは、巨人の踏みつけ攻撃をかわし、足の後ろに回る。そして、最大ブーストした片手剣ソードスキル《ホリゾンタル》を放つ。
ソードスキルは、わかっているとは思うが、システムによって決められた軌道を強制的に描かせて発動する技だが、ただ身を任せて発動しても、威力はそこまでない。しかし、ソードスキルの威力をあげれば話は別だ。剣の振り、足の蹴りや踏み込み、そして身体のひねりを加えると、3重に威力が追加される。これは、システム外スキルで、攻略組なら全員知っているし、使いこなせるものだ。
ブーストされた《ホリゾンタル》を当てられた、巨人の1本目のHPバーが少し減少し、2割削れた。そのまま攻撃をたたき込もうとしたそのとき、
ーーーー急に巨人が後ろ向きに倒れ込んだ。
「げっ!」
慌てて、左へと跳んで回避したが、あと少しでつぶれるところだった。ドシーーーーン!と音を立てた巨人は、しばらく寝そべっていた。俺は弱点である目をねらうべく、腹の上に飛び乗り、顔面の方へダッシュしたがーーーー
「ガアァッ!!!!」
突然首をあげて、俺の方に口を開いて、炎をはいたのだ。俺は、剣で受けようと剣を横に構えるが、すでに遅く、炎を直撃で食らってしまった。
俺は吹き飛ばされ、巨人の身体から3メートル近く離された。おれのHPバーは7割残している。まだいける!おれはすぐにポーションを飲んで回復した。
「オラアアアアア!」
再び地を蹴り、片手剣ソードスキル《ソニックリープ》を発動する。もちろんブースト付きだ。切っ先は奴の右すねに当たった。そして、剣を抜こうとしたがーー
ーー抜けない。
「なに!?」
力をフルに使って抜こうとするがびくともしない。不意に俺の頭上を大きな拳形の影がおおう。俺は上を向き慌てて跳び下がった。
俺は事実上《
「・・・・そうか!貫通ダメージか!」
見ると、巨人のHPバーは確実な速度で減少しており、7割を切っている。ピックとかではなく、剣が刺さっているのでダメージはでかいはずだ。巨人は、足のすねにある剣を抜こうとしている。その間に俺は、ウィンドウを開き新しい武器を選択する。ウィンドウから武器を取り出す際、5つの手順を組まなくてはいけない。まず最初にウィンドウを開き、次に装備フィギュアの右手、または左手をタップし、そして表示されるオプションから《装備変更》を選び、そして、アイテムストレージから武器を探す。最後にその武器をタップしてOKボタンを押せば完了だが、この操作をすると最短でも10秒かかってしまう。
そこで、その手間を省くために、各種武器スキルの初期派生スキルに《クイックチェンジ》がある。こちらは、メニューウィンドウを開き、ショートカットアイコンをタップするだけで、チェンジできる。
俺は今回クイックチェンジを使い、グレードが1つ下の武器、《ナイト・カリバー》にチェンジした。さらに左手には《イビル・ダガー》を装備する。巨人は剣を抜くのをあきらめ、攻撃態勢にはいった。巨人の左拳が黄色く光った。あれは、体術スキル《地焼波》である。地面を拳にたたきつけて、衝撃波をぶつけるという広範囲技だが、モーションが大きくかわされやすいのでモンスター用の技だ。俺はタイミングを見計らった。そう、あれは長縄跳びと同じだ。当たったらいたいし、うまく飛べば状況が有利になる点が。
俺は、駆け出した。そして衝撃波が迫る直前、俺は、敏捷力を生かし高く跳んだ。うまく飛び越え、地に着陸する。《地焼波》は、威力は高いが、スキルディレイが長い。
俺はディレイが終わる前に、左手に持つダガーを投剣スキル《シングルシュート》ですねに投げつけた。再び、巨人の足のすねに刺さり、悲鳴を上げた。しかもこのダガーは低確率で、敵の動きを止めてくれる《スタン》効果がある。幸い俺はリアルラックに恵まれたのか、巨人は見事スタンした。といってもこの剣のスタン効果はせいぜい3秒くらいだ。だから俺はこの3秒を生かすために、俺は今持っている最強のソードスキルをつかった。
剣を思い切り上空に、巨人の頭上よりも高く投げつける。そして俺は地を思いっきり蹴り、巨人のすねに殴りつける。しかも、殴った場所は、巨人のすねに刺さっている短剣の柄の先端部分だ。するとおもしろいことに、ぶすっとさらに奥に刺さり、グッとHPが削れる。さらに、少しだけのひるみ効果付き。
「うおおおおおおおおぉ!」
俺は叫びながら、上空に漂っている、片手剣を回収すべく、敏捷力パラメータをフルに利用して垂直跳びする。そして、くるくると回りながら落ちていく剣の柄をしっかりとつかみ、
「食らえええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええええ!!!!!!!!!!!」
剣を振り下ろしながら俺は、5メートル近い高さで垂直落下した。
「ギヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
そのたびに巨人の身体を斬り裂き、HPバーが減少していく。
そして、俺は、ものすごい轟音を立てて着陸した。
「ふう・・やっぱこの技すげえな~片手剣&体術複合ソードスキル《メテオフォール》は」
俺は巨人のHPバーをみると、すでにあと1本をきっている。どうやら、貫通ダメージと、メテオフォールでかなり削ったようだ。
よしこれでとどめを刺すぞと思った瞬間ーーーーーー
ーーーーーーグルアアアアアアアアアアアアアアアアアァ!!!!!!!!!!
ものすごい悲鳴を上げた。いや、雄叫びか?するとそいつは、天井を右拳で破壊し、そこから左手で何かをつかんだ。その左手に持っているものは、灼熱の炎をまとった片手剣だ。巨人は右手に持ち替え、中断に構える。どうやらHP回復はないようだ。俺は攻撃を再開すべく、剣を構え、《ソニックリープ》を放つ。そして、奴の剣も、ソードスキルを放ちーーーーー
ーーーーーー俺が吹き飛ばされた。奴が放ったのは、《ホリゾンタル》であり、ソニックリープと同等レベルのはずだ。だが、奴の剣はびくともせず、弾き飛ばされるという状態になったのだ。しかも、俺は奴の剣をみて、おれは、やつのソードスキルがまだ、終わってないことに気づく。しかも、その剣から炎をまとっている。奴は、右に降られた剣を再び左に返してきた。俺はブロックを試みたが、あまりの威力に吹き飛ばされる。そして奴が宙に浮かんでいる俺に向かって追撃せんと走り始めた。そして俺の近くにくるや、飛び上がり、すさまじい炎をまとった剣を振りかぶってきた。俺のHPバーが赤へと変色した。
(嘘だろ・・・・こんな奴に勝てるわけねえだろ・・・・おれ・・死ぬんだな‥)
奴のふてぶてしい顔が俺に向かってニマァと笑う。
(ははっ、好きにしろよ‥)
そして剣が振り下ろされた。
ヤバい、だらだらと書きすぎたw戦闘描写いかがでしたか?
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