saoから”ログアウト”できたプレイヤー 作:土ラグーン
ではどうぞご覧ください!
それとお気に入り30人突破ああああああああァ!
ありがとうございます!
俺たちは、第22層主街区コラルへと転移した。そして、そこから少し歩くと、湖がある小さな村へとたどり着く。俺達は、早速、不動産NPCに駆け込み、なんとか500万コルを一括で払い、小さなログハウスを購入した。一応ここは最前線からは5層下だが、モンスターがほとんどポップしないため、攻略組プレイヤーがここにいることはない。
「う・・わあああああっ!」
ログハウスの2階ベランダにいた彼女は、雄大な景色に感嘆の声を上げた。もう夜だが、湖に映る月明かりが非常にきれいだ。俺はそんな彼女の肩に手をおいた。
「いいながめだろ?しかも胡散臭い攻略組がいないおまけ付きだ」
「じゃああなたは胡散臭くないの?」
と笑顔で俺に言う彼女を俺は軽くどつく。いたっと大げさにつぶやく彼女が何ともいとおしい。
「さてとだ、さっそく今夜は寝るとして・・明日どこに行くか?俺明後日は攻略会議だけど、明日はなにもない。」
「そうなんだ。じゃあさ!第25層の主街区《ハーメルン》いこうよ!」
「あー。あの笛吹男がいるとかって言う奴か。あれはNPCだけどな。すっげえ下手だ。」
「えっ、下手なの?」
「そうだぜ!なんせドレミファソラシドもろくにできねえんだ。」
「そうなんだぁ・・じゃあどこに行くの?」
「じゃあ第8層の《フリーベン》ってところはどうだ?あそこは結構にぎやかだし、料理がうまいんだ」
「じゃあそこ行こっ!」
「おう!じゃあ今日は寝よっか・・今日は疲れたぜ全く・・」
俺はあくびしながらシングルベッドまで歩き、俺は寝ころんだ。
「今日っていろんなことがあったね・・いきなりロックァに告白されるし、いきなり、お父さんにあうし」
「・・やっぱりな。」
「え?」
「やっぱりタカハシさんは優子の父親だったんだな、って」
「どうしてわかったの?」
「いや、タカハシさんがおまえをみる目がさ、小さい頃よく俺のおやじが見せてくれた目にそっくりだったんだ。今はもう、ほとんど縁切れてるようなもんだけどな。だから本当の親子なのかと思って俺は離れていたんだよ」
ユウコは俺の気遣いを理解してくれたようだ。
「そうなんだ・・ありがとうね」
「いや、いいさ」
「それと縁切れているってどういうことなの?」
俺はうつむく。
「あ・、聞いちゃいけなかったね!ごめnーー」
「そのまんまの意味さ。俺の家はエリートだ。勉強できなかったらくず扱いされる。俺は、出来なくてな‥親父もお袋も俺の姉ちゃんや弟ももう俺に話すこともしなくなった。だから俺は、ゲームへと走ったんだ。まあ、そのゲームのおかげでこうしてユウコと知り合えたから俺は良かったよ。」
ユウコは少し顔を赤めた。
「私も、ロックァにあえてよかったよ。おとうさんにも。」
「そうだな・・っと、悪い。湿っぽい話しちゃったな。そろそろ寝よう。」
「うん‥私ももう眠いや・・」
俺はベットに潜り、目を閉じた。
次の日、朝8時30分に俺は起きる。いつもは、6時くらいに起きて狩りに出かけていたが、今日はそんな気分になれず、遅く起きた。俺は眠気が残っている意識のまま隣のベッドを見たが、誰もいなかった。2階の寝室から俺は階段を下りて1階のリビングまで向かうと、俺の新婦、ユウコが料理スキルを使って、朝ご飯を作っていた。エプロン姿が非常によくにあっている。
「おはよー」
俺はあくびしながら、挨拶した。すると彼女は
「おはよー!」
と元気がいい。
「ユウコ何で朝からそんな元気なんだ?もしかして朝型?」
ユウコは、太陽のような笑みを浮かべながら、
「うん!だってさ、ロックァのお嫁さんだからね~私うれしいんだあ!好きな人と朝迎えられるなんて!」
・・少女マンガか!?
というお子さま的なせりふは卒業したので、なんとか抑えた。
「そ、そうか!いきなり照れるな‥おっ!もうできたのか!?」
みると、テーブルの上に料理が置かれていた。2人分の食事だが、かなり理想的だ。
白いご飯に、味噌汁、コラルの村で売っていた一尾100コルの魚の塩焼き、たくあん、そして、水だ。
「えへへ・・SAOの料理って、簡単なものなら5分でできるんだ。」
「へえ‥さて食おっか!冷めちまうからな!」
「うん!食べよう!」
俺たちは、いすに座り、手を合わせて合掌した。
「いただきます!」
俺は、さっそく、魚を食べた。この魚のグレードはそんなによくないが、ユウコの料理スキルが高いのか、うまかった。少なくとも、俺のうちにいる、うざいお手伝いさんよりはうまい。
「どう・・口に合う・・?」
彼女は、俺の顔をのぞき込むようにして聞いてきた。
ーーなんでや!?反則や!チーターやチーター!いや、ビーターや!!!かわいすぎるやろ!!!!
遙か昔の時に聞いた、誰かのわめき声を思い出すくらい、反則だと感じた。
「どうなのよ・・?」
彼女の目が潤んでいくと感じた俺は慌てたが、俺は、自然な笑顔で
「ああ、美味いよ!すっげえうまい!」
すると彼女の顔はパァッと輝いて
「よかったぁ・・結構びびってたんだよ・・!料理ができない女の子は嫌われちゃうんじゃないかって」
「天命に誓って言おう。俺はそんなくだらないことで人を好きになったり嫌いになったりしない!」
「ほ、ほんと?」
「当たり前だ。第一、誰が、料理が女の子の仕事だって決めたんだ?俺だってそこそこはできる。料理スキルはこのゲームじゃ0だけどな‥」
「い、いいよ!私も料理づくり好きなんだ!だからさ、そんなに気にしないでよ」
「そうだな・・よしもっとくうか!おかわりは?」
「あるから好きなだけ食べていいよ」
俺がうれしそうに、朝の食事をほおばる姿を、彼女はゆっくり箸を動かしながらにこにこと眺めていた。
「あーよくくったぜ・・昼食えるかな‥?」
「あはは・・食べ過ぎだよ。お代わり6回もしてちゃね・・」
「いやめっちゃうまいからさ・・食欲がわいてきたんだよ。・・・・それに俺この世界で ちゃんとしたものなんて食べたことねえし」
「私も似たり寄ったりだけどね~いつかちゃんとしたもの食べたいなって料理スキル上げてたの。」
「へえ・・俺もなんか生産スキル上げよっかな‥?釣りとか、裁縫とか・・」
「じゃあ、釣りにしたら?」
「そうするかな‥と。さて、そろそろ、フリーベン行くか?」
「うん!いこいこ♪」
ユウコは俺の手を握りしめた。俺も彼女の手を握り返した。
俺たちはログハウスから出て、鍵をかけて、転移門まで向かう。
そして2人同時に叫ぶ。
「転移!フリーベン!」
「うわあ・・すごい!!人だらけだ!」
はじめてこの町にきた彼女は驚きを隠せなかった。俺は何回もきていたが、(もちろん遊びではなく、攻略のためだが)やっぱりおれもなかなかなれない。人々の歓声や喜びに包まれているこの町は、このSAOを、楽しんでる人たちで集まっているのだ。すなわち、最前線にでて攻略に励んでいる人たちもいないし、未だに引きこもって、始まりの町でデスゲームの集結を待っている人たちもいない。彼女にしてみれば、なぜこんなにも楽しくやれるのか理解できないだろう。なぜならずっと始まりの町でこもっていたからだ。おれも、この雰囲気にはなかなか慣れないまま、攻略に励んでいたため、すこし引いてしまうところがある。
「賑わってるよな‥すげえや」
さすがに転移門の近くで突っ立っている訳には行かないので、栄えている市場へと歩き出した。狭い一本道の街道には、たくさんの出店が並んでおり、武器、ポーションはおろか、怪しげな食べ物や、怪しげなグッズなどが販売されている。
「あれ・・なに?蛇みたいな奴・・?」
彼女がある出店を指した。みると、蛇の串刺し焼きみたいなのが売られている。
「う、うまいのか?」
「さ、さあ?買ってみる?」
ユウコは俺の腕に寄り添い、言った。
「よ、よし!俺が食う!」
俺はずんずんと、その店へと歩み寄り、訪ねた。
「すいません!これ何コルですか?」
俺が、その謎の食べ物を指すと、店の店主(NPCだ)は、笑顔で答えた。
「1つ150コルです!」
すぐに購入画面がでたので、個数を1個にし、Yesをおした。
「まいどあり!こちら、フリーベン名産の、《スネークバイト》です!」
俺はその名前に笑ってしまった。その名前は、片手剣ソードスキル《スネークバイト》というわざと同じ名前であるからだ。高速で左から右へ、右から左へと薙払う2連撃技で、あまりにも速いため、左右同時から剣を振ったかのように見えるのだ。
とりあえず、離れたベンチに座っている彼女のもとへ走っていく。
「買ってきたぞ。スネークバイトという名前だ。ソードスキルと同じだぜ。」
「すごいね・・それ・・」
「ああ・・何というか、グロテスクだな」
この、スネークバイトという食べ物は、串にへびのあたまと胴体が螺旋状に巻き付いて刺さっているという奴だ。さらに、紫色のソースがかかっている。
「いいか・・たべるぞ!」
意を決しおれはかじりつく。ああ・・こりゃ即刻リバーsーーーーーー
「う・・うめえ・・・・!」
「え?」
「うめえぞこれ!ほら、ヨウコも食ってみろよ!」
そういい、俺は半分かじってある食べかけのスネークバイトを差し出す。
彼女は一瞬ためらったが、恐る恐る口に運び、ちっちゃくかじった。
「・・・・おいしい!」
「だろ!!ここって下手物ほどうまいのかな?」
「そうかもねっ」
とりあえず、残り全部をユウコがほおばり次の出店に行ったが、2人分の下手物パート2を買って食べてみたが、2人ともリバースしてしまい、そそくさと市場を抜け出した。
ちなみに飲んでみた下手物は、コーラとオレンジジュースと牛乳が混ざった、カクテルだった。色がどす黒かったが、下手物ほどうまいと確信していたので何の疑いもなかった。あとで、フリーベンにすんでいるプレイヤーが、やっちまったなありゃ、スネークバイト以外にうまいNPC産フードなんてねえのに、とささやいていたことに気づいたのだった。
下手物をすべてリバースした俺とユウコは、とりあえず、第8層の大広間へきていた。
「下手物ってうまいんじゃなかったの?」
「信じて疑わなかった、、いきなり当たり引いたのがまずかったな‥」
「確かにね・・しっかし、ほかになにするの?」
「たしか、南に雑貨屋があるぜ。市場からはずれたところに。」
「なるほど。行ってみよっか!」
俺たちはその雑貨屋へと歩き始めた。その雑貨屋はプレイヤーが経営しているらしい。
中へはいると、キーチェーンやネックレス、腕輪や指輪などがたくさんある。戦闘用ではないがそれなりに"
「いらっしゃいませ~」
俺たちが中を眺めていると店のオーナーと思われる、女性プレイヤーがいってきた。
彼女は、指輪や、ネックレスに目が釘付けだ。しかしどれも高価で、2万コルはくだらない。ちなみに俺たちが持っている金額は1万コルだ。かえない。だから俺は脳内記憶して、いつかこのネックレスや指輪全部かってやると思った。
結局、金不足でなにも買えずに終わってしまったが、十分楽しかった。何より、彼女の天使のような笑顔をみられただけで俺は幸せだ。
そして俺たちは雑貨屋を後にして再び広場へと戻る。しかし広場がやけに騒がしかった。いや、正確に言うと驚きの声が満ちあふれていたと言うべきか?
「なあ、ユウコあそkーーー」
「みてロックァ!あそこにちっちゃい竜を肩に乗せた女の子がいるよ!」
「な・・に?うそだろ?」
俺達は、飛び出し、騒ぎの中心になっているところへと走る。人だかりでよく見えず、俺は、ヨウコを持ち上げて、肩車した。
「きゃあ!う、後ろ見ないで!」
「み、みねーよ!」
彼女はスカートをはいていて、膝小僧が見えるくらいの長さだ。パンチラもできrーー
無理矢理そんなゲスイ思考をせき止めた。そして、俺は、住宅街の屋根へと助走なしでひとっとびした。こうすれば見える。その様子はほかのプレイヤーからは見えていなかったはずだ。なぜなら、俺はハイディングスキルをフルに使い、さらに彼女にも適応させたからだ。俺たちは、2階立ての住宅街の屋根からこっそりみた。
「ホントに動物が乗ってる・・うそだろ?まさかSAOで
「テイム?」
「知らないのか?簡単に言えばモンスターを飼うことだ。現実世界で犬や猫を飼うのとおなじさ。モンスターにいろいろ命令できるんだ」
「へーー!いいなあ!」
「ただ、大型じゃないから、せいぜいプレイヤー支援程度だろうな。それでもすげえ役立つけど」
「ふうん・・」
なんか彼女の目が少しばかり怖くなった。
「な、なんだ?」
「あの子のこと、じろじろみてるでしょ?」
「は、はあっ!?んなわけんねえよ!俺はおまえしかみてねえよ!」
「ふえっ!?」
彼女は赤くなった。最近わかったことだが、彼女は少し直球投げてやるととてもかわいくなる。俺は半ばおもしろかった。
「それに俺ロリコンじゃねえし・・ただな、、よくあんな小さい子が生きてこれたなって。昔のユウコにそっくりだなって。」
「私よりしっかりしてそうだけどね~」
ひねくれた口調で言うヨウコに微笑み、
「どうだかな。もしかしたら案外、あの子の方が泣き虫で、ユウコの方が鬼のように強かったりしてな」
「ひどい!私は鬼じゃないもん!」
ぷんぷんとすねる彼女をみて笑う。
「わはははは!わるかったな」
「もう・・いくらロックァでも・・そんなこといったらおこるよ・・」
「やれやれ・・」
俺は、首を振りながらこのやりとりを楽しんでいた。あの、短いツインテールの赤毛の子は、ユウコによく似ていた。ふと俺ははかつての自分がした、置き去り行為に激しく罪悪感を感じた。
(ごめんな・・俺たち攻略組がこんなざまで。だけど、こんな生活、俺たちが終わりにしてやるからまっててくれよ・・)
俺は強い決意を込めて、ユウコの肩をたたき、
「いこうか」
と声をかけた。ユウコがうなずき、俺に、おんぶされて飛び降りた。
俺たちは、広場で開催された鬼ごっこに参加したり、水遊びしたりして夜7時まで遊んだ。もっとも、俺以外は攻略組ではないので、俺に追いつくことも、俺から逃げられることもできなかったが。そして俺たちは、第22層へと転移した。
「はぁ~たのしかった!」
ユウコがシングルベッドへと寝ころぶ。
「俺も疲れたけど、楽しかったな‥でも金がないな‥明日がっぽり稼いでくるから、またどっか遊びに行こうな」
「うん・・」
ユウコは顔を曇らせた。
「どうしたんだ?」
「あしたさ、その、、ボス戦行くんだよね?」
「ああ、そのつもりだ。じゃなきゃ戦いは終わらない」
俺は真剣な顔でユウコを見つめ、彼女のベッドに座った。
「でも、死なないよね?」
「は?」
「しなないんだよね・・・!!?」
彼女は目に涙を溜めている。俺はどうすればいいかわからずに黙る。まずボス戦でそんなこと考えたことすらなかったからだ。
「わたしをおいてしぬなんてこと、ないんだよね・・・・?」
俺は、やっと彼女のいいたいことがわかった。
「死なないよ」
俺はきっぱり答えた。
「最初言われたときにはなにがなんだかわからなかった。だって、ボス戦の時に死ぬか死なないか考えてたら、やってられない。それが当たり前になっちまったっんだな。けど今は違うよ。」
俺は彼女を抱きしめる。強く、強く、己が生き残る意味を刻みこむまで。
「俺にはユウコがいる。俺は"
ユウコは俺の胸で嗚咽を漏らすも、何とか涙は流さなかった。
「絶対、、帰ってきてよ?お願いね?」
「ああ、必ず帰ってくる。この家にな。さ、もう寝よう。明日俺ボス戦だからな。」
「うん・・あとさ、、」
「なんだ?」
彼女はもじもじしながら、答えた。
「一緒に、寝てくれないかな…?」
「え、えええ!?」
「い、いいじゃん!」
ユウコはかなりムキになった。俺は、半ばあきれ、折れた。
「わかった。こい。・・っそらぁ!」
「きゃあっ!!」
俺は抱きしめたまま、彼女に覆い被さるように、ベッドに倒れ込んだ。そして俺はシーツを掛けて、2人で密着した。
(あったけえ・・これがデータなんて信じられねえな・・)
(幸せだなぁ‥いつまでも続けばいいのに・・ってロックァは死なないか。死なないよね。信じなきゃ!)
俺たちは、抱きしめて、見つめ合う。俺は《
そして、俺たちはキスをして、眠りについた。
どうでしたか?楽しんでいただけたでしょうか?次は一応ボスレイド描くんで!よろしくです!
それと、私のマイページに、アンケートを乗せてあるので、ご回答願います!つかマジでお願いします!番号だけでいいんで!m(_ _)m