時系列はバラバラです。
特に何もない日常系です。
side:
突然だが、ベルは定期的に
今回は、
時系列は《ロキ・ファミリア》の遠征が終わった後から、いろいろです。
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何故か....それは、大量に買うからである。
まず、何故大量に買うのか、から言おう。
20話にて、ポーションを100本渡した場面があったと思う。ああいう風に、大量に必要になる時があるかもしれないので、常備するためだ。あとこの後に出て来るある事のためでもある。
勝手に配ってもいいのかと思うが、当然配ってもいいという許可を得ている。その分、お金も通常価格の1.5倍から2倍で買っている。
まぁ、大量と言っても20本から50本ほど。
あのとき、100本持っていたのはたまたまだ。特に理由はない。
こんな話をしたのは、今から【ディアンケヒト・ファミリア】に行くからである。
【ディアンケヒト・ファミリア】が経営している店につき、扉を開ける。
「いらっしゃいま...
「ああ、おはよう」
綺麗な顔に綺麗な白銀の髪を揺らし、挨拶したのは【ディアンケヒト・ファミリア】団長である、アミッド・テアサナーレさんだ。
Lv.2にも関わらず、都市最高の
そうして付けられた二つ名は、『
「今回も大量購入ですか?」
「いや、今日は五本だけで大丈夫だ」
今日の予定はダンジョンに潜り、耐久値を上げる。
この耐久値を上げるというのは、わざとモンスターの攻撃を食らうということ。
普段モンスターの攻撃に当たることがないので、こうやって強制的に上げておかないと耐久値だけが不均一になってしまうから。
これを傍からみたらM男に見えてしまうが、断じてMではないので安心して欲しい。...いや、誰に言ってるんだろう...
「ポーション五本ですね....はい、どうぞ」
「ありがとう。これで足りるか?」
「...はい、丁度です。ありがとうございました」
「ああ。いずれまた世話になるだろうから、そのときはよろしく頼む」
そう言い残し、店を出ようと扉に手をかけた瞬間、
「おっはよう〜!アミッド!」
元気な声とともに、扉が勢いよくこちらに開いた。
咄嗟に避けたので何ともなかったけど、油断していたら挟まれてたね。
「おはよう、アミッド」
「...おはよう」
「おはようございます、アミッドさん」
挨拶をしながら入ってきたのは順番に、ティオナさん、ティオネさん、アイズにレフィーヤさんだ。
レフィーヤさんは初めて見た時から思ってたけど、本当にフィーナに似てる。フィーナをそのままこの時代に持ってきたんじゃないかってくらいに。
「あ!
レフィーヤさんのことを考えていたら、ティオナさんから声をかけられた。
「いや、ポーションを買う以外にないだろ」
「アミッドを口説いたりとかあるじゃん?アミッドって可愛いし」
「俺を何だと思ってんだよ...」
ティオナさんとの交流はまだまだ少ないけど、天真爛漫で天然なのはよくわかっていた。
それよりも、口説くって言葉にピクリとしたアイズ。なんでピクリとしたか分からないけど、本当に口説いたりしてないからね!と内心無駄な否定をするベル。
「あ、そうだ!私たちこれからダンジョンに潜るんだけどさ、
「ちょ、ティオナさん!?」
突然そう提案してきたティオナさん。その提案に、何を言ってるんですか!?といった表情を浮かべるレフィーヤさん。
正直それは、アイズと一緒に探索出来るということなのでとても魅力的なのだが、今日はすることがあるので丁重にお断りしよう。
「それはとても魅力的な提案だが、丁重にお断りする」
「えぇ〜、なんで?一緒に潜った方が楽しいじゃん!」
「俺にはすることがあるからな」
「何するの?」
...なんで僕はこんなに質問攻めされてるの?いや、別にいいんだけどね。
「普段モンスターからの攻撃を食らうことがないからな、強制的に上げないといけないんだ。分かるだろ?」
「...えーっと、それって敵の攻撃をわざと受けるってこと?」
「ああ」
「....
そう言って蔑視してきたティオネさん。
何か変な誤解を受けてる!?
「ちげぇよ!」
「何も違わないじゃない」
「ステータスのためなんだから仕方ないだろ!?」
これは本当にマズイ。
そんなことより、アイズさん!『そうなの?』っていう目で見ないで!そんな怪訝な目で見られたら、僕泣きそうになるから!
「分かってるわ。ちょっとからかっただけよ」
「...いや、悪質すぎるだろ...」
何だ、からかわれてただけか。ああ〜、良かったぁ。と内心安心する。アイズもさっきのは演技だったのか、ちょっと笑っているようにみえる。
「はぁ...俺はもう行く。またな」
「あ、うん!またね!」
「ええ、また」
「...また」
「.....」
四人に別れを告げ、今度こそ店を出た。そして、ダンジョンへと足を進めた。
この数時間後、ダンジョンにてわざと攻撃を受けているところを四人に見られ、M認定されたことに死にたくなったのは言うまでもない。
ありがとうございました。