なかなか思い浮かばず、遅くなりました。
いつも通りの駄文です。
7500字程です。
本編
side:ベル
『
号令のもと、大鐘の音と歓声とともに戦いの幕が開けた。
とその前に、これまでの経緯を軽く話そう。
軽くは無かったです、文字数だけは。内容は簡単に書いてます。
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『神の宴』の二日後の早朝。オラリオを囲む市壁上で、アイズが遠征に行く前同様、久しぶりの特訓をしていた。
「...災難だね」
「ホントにね...」
アイズが言っているのは、
面倒事に巻き込まれちゃったね、と。
「アイズ、一つ頼み事を聞いてくれないかな?」
「...何?」
「ロキ様に、''僕を特訓する''って言ってくれる?」
何故こんなことを言ったのか。それは、アポロン様を動揺させることと
、『剣姫』に訓練させてもらったと言うことで、多少の無理が出来ること。
ロキ様は、'''この''事を絶対に言いふらすだろう。だってその方が面白いから。
僕はアイズにそう説明した。
「...それは、いいけど...バレるから、これから出来なくなるかも?」
少しだけ、悲しそうな表情を浮かばせるアイズ。
そう。それが懸念することだ。でも、一応考えてる事はある。
「出来なくなった時は日時を決めて、ダンジョンを潜るのもいいかなって思うんだけど」
もちろんほぼ毎日会えてたのに、それが少なくなるのは辛い。
だけど、二人で一日中ダンジョンを潜ってみるのもなかなか面白そうだと思った。
「...わかった。だけど、そのときになるまで分からないから、置いとこう」
「うん、そうだね」
一通り会話を終え、また特訓を再開する。
アイズには、《アーツ》を教えている。一朝一夕で身に付くものでは無いので、気長に頑張ってほしいものだ。
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side:ヘスティア
二日後の『
ヘスティアとアポロンの両者は、必要書類のサインや手続きを周囲の監修のもと済ませていく。
「我々が勝ったら、ベルをもらう。もし、ヘスティアが勝った暁には、要求は何でも呑もう」
自身が勝つことを微塵も疑っていないアポロンは、余裕を持っていた。
やがて、勝負形式に関して話が及んだ。
ヘスティアの要望は特にない。当たり前だろう。どんな勝負だろうと、ベルが負けるとは思っていないから。
「ここは公平に、くじで決めようじゃないか」
アポロンによるその提案は可決され、更に公平に期すため、ヘルメスがくじを引くことになった。
そして、行われたくじ引き。
その結果は、
『攻城戦』
「フハハハハハハハハハハッ!」
アポロンは甲高く笑う。勝った!というように。
ヘスティアは、目を閉じ、腕を組んで静かに座っていた。
ここからは原作と同じ。
ヘルメスとフレイヤの助言により、助っ人を''一人''参加可。しかし、''都市外のファミリア''に限る。を条件にアポロンは承認した。
これを持ってなお、ヘスティアは静かに座っていた。
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side:ベル
僕は
「攻城戦ですか」
「うん...」
総力戦である可能性を考えていなかったわけじゃなかった。
しかし攻城戦であるならば、アイズに言った作戦は通用しない。1対1か、1対少数精鋭の場合用の作戦だったから。
それにしても...助っ人一人だけか。複数人だったら、ちょうど良かったんだけどなぁ....
「決まったものは仕方ないですね。本気でやりましょう」
「うん、そうだね」
早くても四日後、遅くても一週間後にあるであろう『攻城戦』。
この頃、さまざまな所でさまざまな思いが交錯していた。
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side:【ロキ・ファミリア】
団長室の前に来たアイズ。
コンコンと扉をノックする。
「フィン...ロキ、いる?」
『アイズか。ロキならここにいるよ』
部屋の中から返事され、入室の許可がおりたので、扉を開け中に入る。
部屋の中には、フィンとロキの他に、リヴェリアとガレスがいた。
「...あとの方がよかった?」
「いや、別に大したこと事やないしええよ。で、どないしたん?」
「...ちょっと、言っときたいとこがあって」
「何なに〜?」
「....ベルを、特訓することにした」
その瞬間、時が止まったかのように動きを止めた四人。
突然の、他派閥の子を訓練する発言を受け、思考が停止したのだ。
「....はっ!ど、どういうこっちゃ、アイズたん!?ベルを特訓するって!」
一番最初に復活したロキが問いただす。
アイズは報告する際に、報告する仕方についていろいろ考えていた。
要件、その理由を言い終わったら、直ぐに退散するということを。
「前の神の宴で、ダンス誘ってくれたお礼。そういうことだから...」
アイズにしてはとても珍しい早口でそう言い、足早に退室して行った。
これは、ベルお得意のはぐらかし。アイズはそれを真似てみたのだ。
取り残された四人はと言うと...
「...アイズ、変わったね」
フィンがそう静かに呟いた。
「...ああ、そのようだな」
他の三人も肯定する。
「それで、アイズがベル君を訓練するって話だけど...、僕はいいと思うよ」
「...まぁ、私も異論はないな」
「ワシもじゃな」
三人は、特に問題はないだろうと判断した。
そして、ロキは目を瞑り何か考えていた。
「ロキはどうなんだい?」
「...ウチもそれに関しては、まぁ言いたいこともあるけどええわ」
「なら、何を考えていたんだ?」
「...ベルに関してや。どうもベルには違和感があんねん」
「それについては僕も同意見だね。僕もベル君を見たとき、親指が疼くんだ」
フィンはその特異体質で、ベルに何かしらあると感じとっており、ロキはトリックスターとしての勘がそう言っていた。
しかし考えたところで分からないので、自然とその話は終わった。
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side:ベル
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その四日後。
リリとヴェルフ、命さんが廃教会に集まった。
集まった理由は、《ヘスティア・ファミリア》に
リリは、自分を助けてくれたベルのために。
ヴェルフは、友のために。
命さんは、中層の件でまだ何も返せていないこと、お互いを助け合おうと約束を交わしたため。
そして三人は、
この時、自分のことを話すのは今だと思ったベルは口を開いた。
「今まで言おうと思ってたけど、タイミングがなくて言えなかった。今がそのとき....皆に聞いてもらいたい話があるんだ」
三人は首を縦に振り承諾する。
承諾を得たので、僕は話し始めた。
数千年前に生まれたこと。
精霊を助けたことにより、致命傷をおった。が、精霊の奇跡をもって、僕を助けたこと。
それによって寿命が延び、今に至ること。
そして、外套を見せ
(ベルは自分の事を話すとき、数千年前に生まれたこと、精霊を助けその精霊の助けによって寿命が延びたことの二つを言う。それ以外の思い出は聞かれた時にしか話していない。)
話終えた頃。三人の思考は止まっていた。ありえない話だったから。
やがて頭の整理が終え、三人はまだ混乱はしていたが、その話を信じた。自分たちに嘘を言う意味がないし、信頼しているから。
(この話についてもっと書きたかったんですが、想像力がないので書けませんでした。)
こうして、新たな【ヘスティア・ファミリア】が誕生した。
翌日。
ヘルメス様により、リューさんが参戦することになった。
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ヘスティア・ファミリアとリューによる遊戯戦争を書くと、どうやっても原作に似てしまうので、
番外編として、演じていないベルだけで戦わせることにしました。
本編の遊戯戦争は、原作と似た感じで戦ってます。Lv.2を演じたままで。
戦闘シーンは書き方が分からないので、滅茶苦茶になってます。
追記すると、《アポロン・ファミリア》では役者不足なのも相まって。
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番外編
冒頭に戻る。
『
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同時刻。
《アポロン・ファミリア》の城から離れた場所に佇むベル。《アポロン・ファミリア》は佇むベルにまだ気づいていない。
そして、ベルはゆっくりと歩み始める。
《アポロン・ファミリア》は油断していた。当たり前だろう。Lv.7のオッタルならいざ知らず、Lv.2のそれもたった一人に負けるわけがないのだから。
...ゴーン...ゴーン...
やがて城を囲む壁の上にいる《アポロン・ファミリア》の一人が、歩き近づいてくるベルに気づいた。
...ゴーン...
「おい!【リトル・ルーキー】だ!】
ゴーン...
それに反応した者たちが、次々とベルの姿を確認する。
「おいおい、アイツやる気あんのか〜」
真正面から挑みに来たベルを嘲笑うように言った。
「あるわけねぇだろ、一人対数十人だぞ。俺だったら、泣いて諦めてるな」
ゴーン...
「というか、アポロン様がアイツの何が気に入ったのか俺にはさっぱりだ」
...ゴーン
「ああ。アポロン様が手に入れるために
「俺もだ。ちょうどいい機会だし、ボコボコにしてやろうぜ」
...ゴーン...
「いいな、俺もする」
思い思いに愚痴を発する《アポロン・ファミリア》。アポロンからの寵愛を受けるベルに嫉妬心を抱いていた。まぁ、嫉妬を抱かせているのは極少数だが。団員の大半はただ従っているか恨んでいるものばかりなので、そのもの達はベルに対して同情している。
ゴーン
「...なぁ、さっきからずっと鐘の音が鳴ってるよな?どこから鳴ってるんだ?」
「さぁ?俺も知らねぇ。それよりも、あと少しで仕掛けるぞ」
...ゴーン...
仲間の疑問をどうでもいいと言ったふうに流す。そして、その言葉でその場に居る全員がベルへと目を向け、弓を構えた。その瞳には、自分が倒す、という闘志が宿っていた。
ある程度、城壁まで近づいたベルは右腕を上げ、手を城門へと向けた。
そして、ある言葉を唱えた。
「【ヘル・フレイム】」
ベルの手から膨大な火玉が生まれた。それは赤黒く輝き、マグマを彷彿させるほどに灼熱な死の砲撃だった。
ドカァアアアアアアアアアアアアアアアアンッッ!!!
城門に着弾したそれは、大爆発し爆音を鳴り散らかした。大爆発により爆風がうまれ、砂を舞い散らす。
アツっ!
生じた爆風がとても熱かった。
約一分間のチャージ。魔法を発動した瞬間、全魔力が消費されたのが分った。精神疲弊をしていないのはスキルのおかげだろう。
それにしても...凄い火力だった。あれほどチャージしたの、今回が初めてだったからあんなににもなるなんて思わなかった....えっと、死んでいないよね?結構な爆発だったけど...大丈夫だよね!?ちょっと!早く煙晴れてくれない!?
と立ち込める砂埃に状況が分からないので気が気でなかった。
現在他者からは平然と佇んでいるように見えるが、内心焦りに焦りまくっているベル。もしかしたら、やらかしてしまったのではないかと。
砂埃が収まった頃、城門とその周りは瓦礫の山に変わっており、ところどころに《アポロン・ファミリア》の人達が倒れていた。見た感じ死んではいないようで、それにほっとする。
壊れた壁から入ると、《アポロン・ファミリア》の人達が集まってきていた。
「おい!さっきのは何だ!?何故壁が壊れている!?何をやったんだ!?」
その一人がそう叫び問いかけてきた。
「魔法だよ」
「魔法...だと...?」
何を言ってるんだといった表情を浮かばせる《アポロン・ファミリア》
「お前Lv.2ではなかったのか!?」
「Lv.2ですよ?」
「嘘をつくな!Lv.2であんな魔法撃てるか!」
いや、僕もあんなのが撃てるとは思ってもみなかったんですよね....スキルって凄いね!
「...まぁいい。どれだけ魔法が凄かろうと、この人数差だ。どうせお前はここで負けることになるんだからな」
そう言うと《アポロン・ファミリア》の人達は構えた。ざっと五十人程だろうか。壁上にいたのは四十人程だった。城の中にもいる考えると一体何人いるのかなと疑問に思う。
「かかれ!」
その声をかわきりに攻撃を仕掛けてきた《アポロン・ファミリア》。
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ここで作者から一つ質問させて欲しい。
黒竜にLv.1、2が数百、千集まっていたとして、勝てると思いますか。
否、勝てるわけないです。圧倒的強者の前に弱者が何人集まろうと意味がないんです。
つまりそういうことです。.....は?
まぁ黒竜がどれくらいで強いか分かりませんけど。
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数十秒後には全員がたおれていた。首を打たれたことで気絶したのだ。
静かになった辺りを再び歩き始める。
《アポロン・ファミリア》の大将がいるところは、城の最上階だろう。
うーん、どうしようか...あそこまで律儀に向かうってのもなんだか癪だ。どうにかして外に出したい。....よし、どうせなら派手にやろうっと。
そう考えた後、刀に手を添えて構えたベル。
そして、
シン....
城を斜めに斬った。
.....ズズズズ
と不気味な音をたてながら少しずつズレていく城。
ゴトンッ!!と端が地面に落ちた。その瞬間その端が壊れ、城の傾いていく力を増長させる。
傾いていく城。大きいが故にその光景は迫力が凄まじい。
ドォオオオオオオオオオオオオンッッ!!!
城と地面の衝突により、近くにいた僕は大地震が起きたのかと言うほどに揺れた。
...流石にこれは...やりすぎてしまったかもしれない...
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砂煙が落ち着いた頃。瓦礫の山となった''元''城を歩く。歩く先は、ヒュアキントスがいたであろう''元''塔が落ちた場所。
途中ところどころに《アポロン・ファミリア》が倒れているのを見かけるが、一応生きてはいるようだ。
そしてヒュアキントスが居るであろう場所に着く。辺りを探ると....見つけた。近づき状態を確認する。どうやら気絶しているようだ。目立った外傷はないので、傾いているときに何かしら動いたのだろう。
大将のヒュアキントスが気絶したので
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side:ヘスティア
『戦闘終了~~〜~~~〜~~っ!?凄まじい、凄まじい蹂躙劇!まず超火力の魔法には、
実況者が身を乗り出し興奮しているのか真っ赤になって拡声器へと叫び散らす。
その瞬間、オラリオ全体に歓喜と悲鳴が響き渡った。
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アポロンは、顔を真っ白にして立ち尽くしていた。
「アポロン」
これまで沈黙を貫いてきたヘスティアが、ゆっくりと円卓の席から立ち上がる。
「ひ、ひいぃっ!?」
「負けたら何でも要求を呑むと言っていたなぁ?」
いつもと変わらない声色。いつもと変化がないことが、アポロンの恐怖心を増す。
「ま、待ってくれヘスティアっ!こ、これは...そう!出来心だったんだっ。君の子供が可愛かったからつい...!それに、ヘスティアも悪いじゃないかっ!ベルはLv.2だと公開されているはずなのに、これは明らかにLv.2のそれじゃない!完全な虚偽報告だっ!今回はお互い免じて無効にしようじゃないか!なぁ、ヘスティアよ!」
必死に捲し立てるその姿は滑稽でしかなかった。
「言いたいことはそれだけか?」
それで?だから?といったふうに気にとめないヘスティア。負け犬の遠吠えにしか聞こえないのだから、耳を傾ける意味がない。
「ああ、ベル君の事だけど、ウラノスには許可を貰ってるさ。ベル君とウラノスって昔からの仲だからね」
「なに...」
そして
「で、ボクの要求なんだけど....ホームを含む全財産を没収、《ファミリア》も解散。そして君―アポロンは永久追放、二度オラリオとボクたちの前に現れないでくれ」
そう冷たく告げたヘスティア。
アポロンは屍となった。
もう一つの
追記
この後、ベル君について滅茶苦茶問い詰められました。まる。
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本編
side:ベル
後日、元《アポロン・ファミリア》のホームだった屋敷を、あのまま潰すのは持ったないということで、僕達が使うことにした。
莫大な賠償金が手に入ったので、興奮する神様。そのお金の使い道は、ホームの改装に当てられた。
そして、エンブレムが掲げられることになった。
あらかじめ用意していたのか、羊皮紙に絵を書き始めた神様。
やがて見せてきた羊皮紙には、神様の象徴である護り火と僕の名前である
この日、《ヘスティア・ファミリア》は本当の意味で門出を迎えた。
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ベル
Lv.2
力 : sss 1297
耐久 : s 925
器用 : sss 1304
敏捷 : sss 1546
魔力 : ss 1083
幸運 : I
《魔法》
【ヘル・フレイム】
【フレイムボルト】
・速攻魔法。
《スキル》
【
・仲間を想うほどステータス大補正。
・仲間と冒険すれば耐久大補正。
・仲間と冒険すれば獲得経験値大。
【
・早熟する。
・懸想が続く限り効果持続。
・懸想の丈により効果向上。
【
・能動的行動に対するチャージ実行権。
・精神疲弊をしない。
・魔力が枯渇した場合、寿命を魔力へと変換する。
ありがとうございました。
遊戯戦争。言い訳させていいだきますと、相手がアポロン・ファミリアだからです。ロキやフレイヤならもっといい戦いが出来たでしょうが、アポロン・ファミリアはLv.1、2の集まりですので、ええ。
ヒュアキントスは書いてもいいんじゃないかと思ったのですが、何か書いてもあれだなぁと思い辞めました。すみませんでした。
次回は6巻です。
では、さようなら。