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第1話* 出会いと別れと出会い 神ヘスティア
side:???
「僕は一体いつまで生きるんだろう」
こんな言葉をどれほど考えただろうか。
少なくとも『超越存在』の次に考えたと思う。
数千年前仲間とたくさんの冒険をしてきた。
今も世界を歩き回っているがあの時ほどの楽しさはない。
あの道化は、今となってはみんなが憧れる『英雄』として愛されている。
全くもってそんなにも憧れ愛されているのか甚だ疑問だ。
あいつは『英雄』というよりは、やはり『道化』と言った方がしっくりくる。
まぁ、少々綴ったが、物語を始めよう。
これからの新たな冒険者人生を
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side:ベル
「久しぶりのオラリオだなぁ」
あ、どうも。ベルって言います。
誰に自己紹介してるのか自分でも分かりませんが、これからはオラリオで過ごして生きたいなと思ってます。
いや、本当に誰に言ってるんだろ?
「次の者!」
「は、はい!」
誰かに自己紹介してることにとらわれて、突然声をかけられたことにびっくりしてしまった。
「女々しい顔つきだな。どっから来たんだ?」
「えーっと、メレンから来ました。」
「そうか。やっぱり冒険者になりに来たのか?」
「はい、そうです。冒険譚を見て英雄に憧れてなりたい!と思って来ました!」
(いや、ホントはそんなことおもってないけど、さすがにこの姿で変なこと言っても仕方がないから、無難な言い方したけども、何か自分でゆっときながらちょっと腹が立ったのは僕のせいだろうか。
いや、あいつのせいだと思っておこう。うん)
「そうかそうか!ここには英雄に憧れ冒険者になったやつがたくさんいる。《ファミリア》に入って頑張れよ!」
そう優しく微笑み応援してくれた門番の人は、真剣な顔になって言ってきた。
「でも、死ぬなよ」
「......」
凄まじく重みがあった。それ程までに、死んで欲しくないと。
「....ってなんか辛気臭くなっちまったが、まぁ冒険者人生を楽しめよってことだ。何の問題もねぇし通っていいぞ。お前の二つ名楽しみにしてるからな!」
「はい! アドバイスありがとうございます!二つ名楽しみにしててくださいね!」
優しい門番との会話が終え、通る許可がおりたのでオラリオの中へと足を踏み入れた。
久しぶりのオラリオは、たくさんの人、 物に溢れかえっていた。
「やっぱり前と比べて全然違うな〜。時の流れって面白い。また、後で色々回ってみようか。まずは、あの人に挨拶しに行かなきゃ」
ここでベルという男について説明しておこう。
元々ベルは数千年前に生まれた存在だった。なのに何故、今も生きてるのか。それは、ベルが15歳のときモンスターに襲われている精霊を命懸けで守ったことが始まりであった。精霊はベルに守られたことで魔法を放つ余裕が出来き倒すことが出来のだか、ベルの方はギリギリな状態であった。
その精霊はどうしようか迷った末、自らの血を分け与えることで助けた。
そして、精霊の血の奇跡によってたちまち傷が塞がれていった。
ベルが起きたときには、全身ズタボロだったはずの体は何ごとも無かったかのように綺麗であり、また助けたはずの精霊もいなくなっていた。
いや、拙いながらも地面に書かれていた『助けてくれてありがとう』という文字が。この文字を見て、助けられたんだ、と安堵した。
それからアル(アルゴノゥト)に出会い他の仲間もでき、たくさんの冒険をした。とても楽しかった。
でも、それからだった。みんなが老いていく中自分だけが変わらなかった。
自分だけが変わらず生き、周りの人達は寿命で亡くなっていく。
何度自殺を考えたか分からなかった。だが、
『ベルはこれから長く生きるだろう。それもエルフよりもだ。だからこそこれから数多の出会いと別れがあるであろう。しかし、悲観することはあるまい!我らは上から見ておるし、お前の心にいつもいてよう!だから、楽しめ!そして、我らにそれを見せてくれ!!ベルの物語を!!!』
と、アルの言葉が何度も蘇り自殺をすることはなかった。
昔話を終わるとして、あの人とはウラノス様である。
約千年前に神が下界に降りてくるようになり、一番最初に出会ったのがウラノス様だった。
たくさんの人で溢れかえるなか、ベルはギルドの方へと足を進めた。
「ここっだったっけ?」
ギルドの裏へと回り、ベルとウラノス様とある人だけが知っているであろう扉を開き、通路を進んでいく。
やがて、広間に出る。そこにはウラノス様が座っていた。
「久しぶりであるな、ベルよ。達者であったか?」
「ええ、僕は特に何もありませんでした。ウラノス様は?」
「儂も何もなかったな。...で、どうしたのだ。何故戻ってきた?」
「冒険者になろうかと思いまして」
「ほう。それはまた興味深いな。どうした、ダンジョンにはもぐらないつもりだったのだろ?」
「まぁ、そうですね。そう思ってたんですが、ちょっと色々ありまして」
「そうか。ベルならば何ら心配はあるまいが、《ファミリア》はどうするつもりだ?」
「それがですね...迷ってるんですよね。探してはみますが、ここに入りたいとかはないので。なので、適当にって感じですかね。ウラノス様、入れてくれたりします?」
「すまぬが、儂は眷族はもたぬから無理だぞ。もし、入るところがなければ特別にだが、冒険者登録をしてやろう。アドバイザーには儂から他言無用と言っておけばいけるであろうしな。もちろん、お前については何も言わない」
「いいんですか、そんなことしてもらっても?」
「ああ」
「それはありがたいです。頑張っては探してみますが、もしもの場合はお願いします」
そこからは旅先でこんな人と出会ったり、こんなことがあったり、こんなものがあったなど数刻ばかり話に興じた。
そして、そろそろ帰るかとイスから立ち上がる。
「では、また来ます。次はダンジョン内での話になりますね」
楽しみにしているぞ。では、またな。
と、別れの言葉を聞きギルドから出た。空は少しばかり暗くなっていた。
僕はファミリア探しは明日にするか、と宿探しに向かった。
side:???
「フフっ、なんて素敵な魂なの。眩しく輝く純白、その中には、暖かく輝く琥珀。ああ!欲しい!あの子が欲しいわ!!....必ず迎えに行くから待っててね」
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side:ベル
昨夜、悪寒が走ったくらいで特に何もなくぐっすり眠れた。
今日はファミリア探しに色んなところ回っているが、
全滅でした。
いやまぁ、こんな弱そうな見た目な僕が悪いんだけどね、でも見た目だけで判断するのはダメだと思いまーす!
はぁ...やっぱり無理なのかな〜。ウラノス様の案でいこっかな〜。と思いながらトボトボ歩いていると、
「そこの君!」
やはり声をかけられた。つけられている気配はあったし、少し神威も感じ取っていたので神様であることは分かっていた。が、しかしどんな神様か分からない以上下手に反応してはいけない。
「は、はい!....えっと、僕のことですか?」
「そうだよ!君、もしかしてファミリアを探してたりしてないかい?!」
「え、ええ、そうですけど。なんで知ってるんですか?」
「それは、君が門前払いされてるのをみてきてたからかな。ごめんね。つけるような真似をして」
「いえ、別に大丈夫です」
この神様はヘスティアという名前で、処女神なのだとか。半年前に下界に降りてきたようで眷族は一人もいないらしい。
「その、もし、ほかに入るところがなかったら僕と家族になってくれないかな?」
正直、この神様はいいと思った。素直そうで家族思いだと。
だから僕は
「僕なんかでよければ、よろしくお願いします!」
「本当かい!?ありがとう!!」
と、いって飛びついてきた。
追記
胸が大変素晴らしかったです、まる。
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僕は神様の案内でホームへと向かった。
なかなか町外れなところで、周りは廃墟だらけだった。
「ここが、ボクのホームだよ!」
え、ここ?崩れかけみたいな教会だけど?大丈夫なの?埋もれ死とか嫌だよ、僕。
「えっと、ここですか...?あの、大丈夫なんですか?崩れたりしません?」
「大丈夫大丈夫!.....多分ね!」
「.......」
いささか不安だか、中に入ることにした。
てか、この教会よく見たら知ってたよ。
「えっと、どうする?早速恩恵刻む?」
「いえ、先に話しておきたいことがあるのでその後にしましょう」
家族になるわけだし話しておいた方がいいと思った。のと、僕は恩恵なしでもそれなりに強いと自負してる。だから、何からしら恩恵に現れるかもと思ったのが1つ。それと、この神様を信じたいという思いからが2つ。
「実は僕、数千年前に産まれんたんです......」
語られていく異常な話、ありえない話、笑い飛ばされるような話を語る。それを、神様は真剣な顔で聞いてくれた。
長い長い数多の昔話をした。
そして話し終えると、突然、神様に抱きしめられた。
「ベル君、君は頑張ったんだね。つらいときも悲しいときも独りで抱え込んでいたんだね。本当によく頑張ったね。....でも、それも今日で終わりだ。ボクも一緒に抱え込んでいくよ!君はもう独りじゃない。そして、これからたくさん綴っていこう!ボクたちの物語を!!」
心が暖まる感覚がした。昔、みんなといた頃の心の暖かさをあの日以来に感じられたときだった。
現時点だけど、この神様で本当によかった。と心の底から思えたのだった。
「はい!ありがとうございます!!」
「うん!」
お互い満面の笑みになる。
仲間や友人を亡くしてから陰っていたベルの笑顔は、ヘスティアによって昔の笑顔を取り戻せたときであった。
先程までの感動場面から少し時が経ち、だんだんと気はずかしくなってきたベルは、話しを戻した。
「神様、恩恵を刻んで欲しいんですけど」
「むぅ、もうちよっとくっつきたかったけど仕方がないね。じゃあ、早速刻んでいこうか!それじゃあ、服を脱いでベットに横になって」
そう言われ横になったけど、後ろの方で、はぁはぁと興奮した声を出さないでください。
「じぁ、やるよ」
「......」
「......」
こういう時の沈黙は結構不安だ。
「あの、神様?どうかしたんですか?」
「えっ、あ、いや、別にこれといった特殊''すぎる''ものがなかったから
ちょっと驚いてただけだよ。まぁ、最初からスキルがあることは、特殊なんだけどね。それじゃあ、紙に写すね」
そう言われ写された紙には
ベル
Lv.1
力 :I 0
耐久:I 0
器用:I 0
俊敏:I 0
魔力:I 0
幸運:I 0
《スキル》
【
・仲間を強く想うほどステータス大補正
・仲間と行動すると耐久大補正
・仲間と行動すると獲得経験値大
うん、まぁちょっと前の自分を殴りたい。
全然なにもなかった。
「特に何もなかったですね」
「そうだね。でも、スキルがあるじゃないか。それも素敵なスキルだとボクは思うよ」
「そうですね。スキルに関しては良かったです。僕にピッタリだと思います」
「それじゃあ僕はギルドに行ってきますね。もしかしたらそのまま潜るかもしれないです」
「ん、わかったよ。大丈夫だと思うけど気をつけてね!あ、でも装備はあるのかい?」
「常備している短刀とナイフがありますし、装備もあります」
「そっかそっか。じゃ行ってらっしゃい!」
神様は万遍の笑みで送り出してくれた。
それに対して
「行ってきます!」
僕も万遍の笑みを返すのだった。
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はじめまして。仕組みが分からず1回消えてまた書き直した、時雨シグです。
やり方がわからな過ぎて色々おかしいですが大目に見て貰えると助かります。
ガバガバ設定になっていきますが、二次創作ということでご了承ください。
ベルのステータスとか募集してます。
続くか分かりません。
もし、続いたとしても月一あるかないかぐらいかもう書かないかです。
書く場合、正直ここからどうしようかなってなってます。
英雄の仲間ですし、強いのは確定ですが、オリ展開は無理なので。
あと、ヒロインはアイズでかわりはありません。
次あるか分かりませんが、では、さようなら。
ありがとうございました。
感想などよろしくお願い致します。