カルデア学園2年A組の日常   作:ヴォル=フラン

1 / 2
勢い10割で書いたので書き直す可能性大


これは、泡沫の夢

「カドック、今日は転校生が来るみたいじゃないか」

 

「そうらしいが、別にどうでもいい。そもそも次期生徒会長様なんだからどうせどんな奴が来るのか知ってるだろうが、ヴォーダイム。」

 

「興味ないフリして、本当は興味津々なんだろう?嫁さんに怒られるぜ」

 

「黙れベリル・ガット、そもそも彼女は「あらカドック、私がどうかした?」そんなんじゃ…」

 

「ほーれ図星だ」

 

キーンコーンカーンコーン

 

「ああああああもうホームルームだからさっさと席に着いておけ!!!!!!!!!!」

 

「カドックは私じゃ駄目なの…………?」

 

「いや、駄目とかじゃなくてええと、その…………」

 

そうして散っていったのを見てアナスタシアへの弁明を始めたカドックの視界の端に映ったのは

 

「よし、これで完璧だな」

 

…………嬉々としてドアに黒板消しのセッティング(お約束のアレ)をするキリシュタリアの姿だった。

 

「馬鹿なのかお前は!?」

 

「馬鹿とは失礼な。これはやらない方が無作法というものだろうに。」

 

「断じてそんな作法は存在しないからな」

 

「いや席に戻るな、すぐにアレを元の場所に」

 

カドックに落ち度があったとするならば、それは速やかに自分の手で黒板消しを戻さなかったことだろう。

 

「――――――全く騒がs」ボフッ

 

入ってきた女性教師(オルガマリー・アニムスフィア先生)の頭上に見事着弾した黒板消し。会心の笑みを浮かべるキリシュタリア、青褪めるカドック、必死で吹き出すのを堪えるベリル、本から視線を上げないヒナコ、苦笑するオフェリアとマシュ、目を丸くするペペロンチーノ、真顔で視線を注ぐデイビット、カドックから視線を反らさないアナスタシア、無言で我が愛(ブリュンヒルデ)のことを考えるシグルド、眉間を手で抑える蘭陵王、早速キレかけているアシュヴァッターマン、爆笑するカイニス、ため息をつくモルガン。

 

「…………まだ新入生気分の生徒がいるようね。」

 

「よし逃げるぞカドック。」

 

「センセー、キリシュタリアとカドックがやりましたー!!」

 

「いや俺はやってな……って本当に逃げるなヴォーダイム!!!」

 

「あっはっはっはっはっは!!!!!!!」

 

「待ちなさいヴォーダイム、ゼムルプス!!!!!!!!!!!!」

 

嵐の様な展開の後に教室を出ていった3人と残された生徒達、そして

 

「………………………えっと、どうすればいいのかな」

 

頼りになるはずであった担任の不在により廊下で放置されたままの転校生(藤丸立香)

 

 

 

―――――――――たとえ叶わぬ夢だとしても、今だけは。




多分続かない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。