ダンジョンで正義の味方を目指すの間違っているだろうか 作:ミズキ1627
ベルとパーティを組む約束をした後俺はアストレアファミリアのホーム兼料理屋紅の天秤亭へ帰ってきた。
「ただいま」
「おかえりなさい、シロウ」
「おかえり、お兄ちゃん」
そう返してくれたのが俺たちのファミリアの主神アストレア様とオラリオ外で出会った新メンバーの1人ツグミ・ハザワ通称ツグだ。食料調達のために近くの村へ行ったときその村が盗賊に襲われていた。俺と団長がなんとか盗賊を捕縛することはできたがツグミの両親を含む多くの村人は殺されてしまった。別の村から少し前に引っ越して来たばかりで頼れる人がいなかったツグミとを団長は俺たちのファミリアに勧誘した。最初は家族を失いショックを受けていたツグミだが少しづつ立ち直って今では料理面でも接客面でもうちの店の立派な戦力だ。ちなみに俺のことをお兄ちゃん、団長のことをお姉ちゃん、アストレア様のことをお母さんと呼んでいる。
「初めてのダンジョンだったけどどうだったかしら?」
「ああ、少し強いモンスターに襲われたけど他の冒険者が助けてくれた。」
「大丈夫だったのお兄ちゃん」
「ああ、大丈夫だぞツグ。助けてくれた冒険者を今日ここに招待したからよろしくな」
「そうなの。それなら張り切って準備しないと」
それからお店の準備をしていると
「今完璧美少女の私が帰ったわ」
帰ってきたのは買い出しに行っていた俺たちのファミリアの団長アリーゼ・ローヴェルだ。アリーゼはレベル4の第2級冒険者だが過去の出来事で一応死んだことになっているためダンジョンに潜らずアスフィさんに作ってもらった認識阻害の効果を持つ髪飾りをつけてここでホールの仕事をしている。
団長にもさっきと同じ話をしているとついに開店の時間になった。事前に試食会を開いたり、ヘルメス様に情報を広めるように頼んだりしたおかげで初日にしては繁盛している。ある程度客をさばき店が落ち着いた後アイズさんとエルフの少女とアマゾネスの少女がやってきた。
「いらっしゃいませ、アイズさん。お待ちしておりました。失礼ですがお隣の方達は?俺はシロウ・エミヤです」
「あたしはティオナ。アイズと同じロキファミリアだよ。よろしくねシロー君」
「私はレフィーヤ。同じくロキファミリアです。」
「そうだったんですか。ようこそ紅の天秤亭へ。」
ちなみにだがこの店では基本的にアストレア様とツグが料理して団長とマシュが接客をする。初めはアストレア様に料理させるのは気が引けたが「美味しい料理が作れるようになったら本当の母親みたいになれそうだし嬉しいわ」とノリノリで練習していたので俺たちは任せることにした。俺はダンジョンに潜っていない時は料理をする方に入っている。
「これすごくおいしいですね。」
「うん、そうだね」
「これは豊饒の女主人と並ぶくらいの美味しさだよ」
「『豊饒の女主人』ですか?」
オラリアのおいしい料理屋のことか?
「うちのファミリアが何かあったときお祝いをする酒場なんだけどね、そこの料理はすごくおいしい」
「店員がみんあかわいいことでも有名でうちの主神はどちらかというとこっちがメインかな。でも料理の美味しさは本物だよ」
「なるほど、今度行ってみます。」
アイズさんたちは料理を食べおわり帰っていった。今日はいきなりミノタウロスと戦う不運があったがパーティも組めたし店も大成功したしいい一日になったな。
ツグミ・ハザワ
バンドリの羽沢つぐみ。店を開く上で店員が少ないなと思ったため登場させたキャラ。超いい子。過去のこともあり恩恵は受けており、アリーゼと士郎に鍛えられ最低限の護身術は身につけています。
店の名前はアストレアがよく持っている天秤とアリーゼの炎や二つ名から取っています。店員に別作品のキャラで登場させて欲しいキャラがいたら教えてください。自分の知っているキャラなら使わせていただきます。