今回は攻略会議のシーンです。
それから、アンケートに昆虫大百科が2つありましたので、2つ合わせての数と成ります。申し訳ございませんでした。
では、本編をどうぞ。
「ああー……いぎだぐねー」
ここはアインクラッド第1層、トールバーナ。
もう間もなく、第一回フロアボス攻略会議が始まろうとしている……のだが……
「やだよぉ……晒されるじゃん……炎の剣士のこと……」
「いや……ラルトから言ったんじゃん、エクストラスキルって。」
「でもなぁ……まさかあの中に攻略集団がいるとは……」
そう。俺こと、プレイヤーネームラルトは、仮面ライダーセイバーとなり、なぜか現れたメギドからはじまりの街を救っちゃったのである。
その際、俺が持っている炎の剣士スキルを説明したのだが、その時に顔見知りの攻略組がいたのだ……
「あぁ……絶対広まってるじゃん……」
「まあ、どんまい。」
「けっ!キリトは気楽で良いね!」
こいつ二刀流取った時には煽りに煽ってやる…
「あー……俺今から用事があるんだけど……」
「鼠のとこだろ?俺も付き合うよ」
キリトの奴が,鼠にあうとのことなので、付き合うこととする。
◆◆◆◆
1:スレ主
てことで今からアルゴに会いに行きます。
2:鬼殺隊の柱
ほー、確か原作だと…
3:名無し
この辺でアニールブレードの買い取りか。
4:名無し
でも原作じゃアルゴの方からきてなかったっけ
5:平成の化身
恐らく原作改変の一種だろう。
主がセイバーになったのだし、これぐらいおかしくはない。
6:スレ主
と、そろそろ待ち合わせ場所のようですね……
…………あれ?いなくね?
7:名無し
いや、アルゴのことだから……
8:スレ主
『よッ、キー坊、ラー坊。」
「相変わらずハイドしての登場か………」
ああ、そうでしたね……
9:名無し
ああ。アルゴは隠蔽スキルがかなり高いからな。
10:スレ主
『それで、今回のも例の買い取りか?』
『アア、そうダ。今売ったら2万9800コルだそうダ。』
『悪いけど、何度言われても答えは同じだ。売る気はないよ。』
『ああ。キリトのアニールは1層最高級クラスだからな。』
『それを超える剣を持ってる人がいるって聞いたんだガ?』
『ちょっとしらないなぁ……』
『……キー坊。』
『承知した!』
『おい!やめろキリト!くwくすぐるなww分かったwww言うからww』
『ヨーシ、じゃあ話してもらおうカ。炎の剣士とやらについテ。』
11:名無し
oh……
12:名無し
これはひどい
13:スレ主
あー!いやだー!
◆◆◆◆
「うう……やだぁ……」
「なんだよ、減るもんじゃないし。」
「減ったわ!精神が!」
いっその事攻略会議で宣伝してやろうか……
「……なあ、ラルト」
「ん?どうした?」
「今回の会議、どうなると思う?」
「そりゃあ…………荒れるだろうな。」
「ああ。俺らも気を付けとかないと。」
そう。今回の会議は間違いなく荒れる。
なぜなら、初めて晒されるのだから。
元βテスターとニュービーの決定的隔離が…………
「あ」
「?どしたキリト?」
「いや……あそこのプレイヤー、前にあったことがあって…………」
「え、フレンド?」
「いや…この前迷宮区で遭遇してさ…
そいつ4日位迷宮区に籠ってたらしいんだよ…」
「ファ!?」
◆◆◆◆
14:スレ主
(恐らく)アスナに遭遇しました。
15:名無し
>>14 恐らくについて詳しく
16:スレ主
いやフード被ってるし名前見えないしでわかんないんですよ…
17:名無し
そうだった名前見えないんだった
18:スレ主
一先ずキリトが向かってるんで、俺は少し離れとこうと思います。
19:名無し
え、行かんの?
フラグ立てないの?
20:スレ主
>>19 いや無理ですよ…ここで下手に接触してこれ以上原作崩壊させたr
『あの…』
えぇ…
21:名無し
>>20 フラグ回収早すぎんだよ
22:スレ主
『あの…セイバー…ですか?』
()
23:フォートしないナイトさん
えぇ…
24:スレ主
『ああ…そうだけど…』
『あの…助けてくれて、ありがと』
『いや…あん時は必死だったし…』
ナンデコッチ?
話終わるのはやくない?
25:名無し
まー、頑張れ!
26:スレ主
あぁんまりだぁぁ
◆◆◆◆
あの後五分位お礼言われた…
◆◆◆◆
27:スレ主
あぁ…疲れた…
ナンデキリトは俺がセイバーって言っちゃうの…
28:鬼殺隊の柱
べつによくない?このまま行けばアスナとハッピーエンドだぞ?
29:スレ主
嫌だ!俺はヤンデレに好かれたくない!
30:鬼殺隊の柱
あっ…確かにその気はあるよな…
31:スレ主
そうだ!俺はアルゴ派なんだ!
32:名無し
おー、気が合うな、スレ主よ。
33:スレ主
え~、それでですね、炎の剣士について分かったことがあるんですが
34:名無し
お、何か判ったの?
35:スレ主
はい。ワンダーライドブックについてです。
36:名無し
ほう、ライドブックか。
37:名無し
それで、何について判ったの?
38:スレ主
えーっとですね、ライドブックの入手方法なんですけど
39:名無し
あー、確かにわかってなかったね。
それで、その入手方法ってのは?
40:スレ主
はい。どうやら、対応するmobを聖剣で倒すことで、ライドブック
がドロップするみたいなんです。
41:名無し
ほう…
42:スレ主
さらに詳しく言うと、
○聖剣でダメージを与えたmobが倒されたとき、聖剣所有者にドロップする。
○1度ドロップしたブックは、サーバーに一つのユニーク品となる。
○その他、聖剣所有者限定のクエストでも入手できる。
とのことです。
43:鬼殺隊の柱
なるほど……ん?聖剣所有者?
炎の剣士スキル拾得者じゃなくて?
45:スレ主
はい。そう書いてありました。
46:鬼殺隊の柱
え…ということは、スレ主のほかに、仮面ライダーがいるって事?
47:フォートしないナイトさん
あっ…そういえば、あの時倒したゴーレムメギド、なんか言ってなかった?
48:名無し
ああ、言ってたな…
確か、
「この世界も、物語の一部になる」
だったか
49:名無し
ん?『この世界も』…?
なんで他の世界もあるようなことを?
50:平成の化身
…考えられる可能性は2つ。
1つ、リアルワールドにメギドがいる。
2つ、別の並行世界か何かを乗っ取り、SAOにやってきた。
51:名無し
うわ…どっちでも不味いな…………
52:スレ主
はい……一先ず攻略会議なので、その件も含めて話し合おうと思います。
53:名無し
おお、今日か。
……スレ主、気をつけろよ。
原作じゃあ……
54:スレ主
……はい。
◆◆◆◆
「ふー」
溜め息を一つ、仮想の空気に落とし込む。
最も、ため息自体が仮想の物なのだが。
今からの攻略会議でするべきは1つ。
ベータテスターと新規プレイヤーとの融和。
俺は意を決し、トールバーナ噴水広場へと足を進めた。
着くと、さっそくキリトとアスナがイチャついていた(偏見)。
と、広場中央に青髪の青年が立つところだった。
「はーい!それじゃ、10分遅れだけど始めさせてもらいます!
みんなもうちょっと前へ……そこ、もう5歩こっちにこようか!」
そういった青年は、助走無しで噴水の縁に飛び乗った。
キリトも原作で言っていたが、かなりの高ステータスだ。
青年が振り向いた途端、周りの連中が小さくざわめいた。
まあ、無理もない。青年は、現実じゃ俳優じゃないかと思うレベルのイケメンだったからだ。
青髪をウェーブさせている青年は、顔に満面の笑みを浮かべ、言葉を続けた。
「知ってる人もいるだろうけど、一応自己紹介しておくな!
俺はディアベル!職業は気持ち的に【騎士】やってます!」
そう青年─────ディアベルが言うと、周りのプレイヤー────ディアベルの仲間だろう─────が「本当は勇者っていいてーんだろ!」などと囃し立てた。
この空気、嫌いじゃないわ!
「今日、俺たちのパーティーが20階につながる階段を発見した。───つまり、明日、遅くても明後日にはたどり着くってことだ。一層の────ボス部屋に!」
これには、周りのプレイヤーも大きくざわめいた。
「1ヶ月。ここまでかかったけど、俺たちは証明しなきゃならない。一層をクリアして、いつかこのゲームもクリア出来るってことを!」
饒舌に捲し上げるディアベルの発言には、非の打ち所がない。これは俺も、周りに合わせて拍手の1つ位しておくか──と思ったとき、
「ちょおまってんか!」
─────来た。
「こいつだけはせえへんと、仲間ごっこはできへんな。」
唐突に出てきたプレイヤーにも、ディアベルは嫌な顔一つ見せない。
「こいつってのはなにかな?ともかく、発言は大歓迎さ。その前に、名前だけは名乗って貰えるかな。」
「ハン」
唐突に出てきたトゲトゲ頭のプレイヤーは、中々に強気な名を名乗った。
「ワイはキバオウってもんや。」
キバオウ。
ソードアートオンライン攻略において、いい意味でも悪い意味でも重要な役割を果たした男だ。
「こんなかに数人、詫び入れんなあかんやつがおるはずや。」
その瞬間、会議場の空気がこごえた。皆察したのだ。こいつとはなにか。
「キバオウさん、あなたの言う奴とは、元ベータテスターのことかい。」
「当たり前やろ」
さも当然と肯定したキバオウは、言葉を続ける。
「たった1ヶ月で二千人も死んだわ。しかもただの二千ちゃうで、他のMMOじゃベテラン張っとったやつらや!あのアホテスターどもが見捨てたせいでこうなったんや!」
それを聞いた瞬間、俺の中で何かが切れた。
「おい」
気付けば、俺は立ち上がっていた。
「あ?なんや!てか誰や!」
「俺はラルトだ。キバオウさん、あんたの言いたいことはつまり、ベータテスターが面倒を見ず、大勢の新規プレイヤーが死んだ、それを償って謝罪、弁償しろ、という事か?」
「そうや!なんや、あんたもテスターなんか!?」
「そうだよ」
「…………は?」
「あんたの言うベータテスター、そいつは俺だよ。」
─────────空気が凍った。
「おい、ラルト、死ぬ気か?」
キリトが何か言っているようだが、そんなものは気にならない。」
「ほうか、ならおまえは全財産を差し出す覚悟が「待った」ディアベルはん?」
「ラルト君といったね……君、もしかしてはじまりの街で…」
おっと、その話がここで出るか。
「ああ。その時の奴だ。」
「そうか…」
「なんや!はじまりの街って!」
「キバオウさん、あなたも聞いたことはあるはずだ。1週間ほど前、はじまりの街が消えたことを。」
「あるで、それが何なんや!」
「それを解決したのが彼だ。」
「……は?」
しゃーない、詳しく言ってやるか。
「ディアベルの言った通りだ。あの時、原因を引き起こしたmob…かどうかも怪しいやつを倒したのは俺だ。」
「…………それがなんや!ベータテスターであることには変わりないやろ!」
………ここまでくると執念だな……
「発言、いいか」
ふと、深いバリトンの声が響いた。
「俺の名前はエギルだ。ラルトって言ったな、付けたししてもいいか?」
「ああ、構わないけど。」
「悪いな。───キバオウさん、あんたが思うベータテスターは、利己的な独善者集団ってとこか?」
「そっ、そうや!あいつらは大勢のプレイヤーを見捨てて「だが、そんな奴らばかりじゃないらしいぞ?」な、なんやて?」
「この攻略本、あんたももらっただろ。」
エギルが取り出したのは、薄い一冊の本……というかパンフレットだった。
それは、先ほど会った情報屋、《鼠のアルゴ》が発行している攻略情報が書かれた本である。
───だが……
「む、無料配布だと?」
キリトさん、あなたは500コルで買ったんですね。ご愁傷様です。
「キリト、すまんな。俺も無料でもらったw」
「アアアアアアアッ!」
…………これだけで飯3杯はいけるな。
「この攻略本は、俺が新しい街につくと必ずおいてあった。情報が速すぎるとは思わなかったのか?」
「は、早かったらなんやっていうんや!」
「この情報を流したのは、元ベータテスター以外にはありえないってことだ。」
「な…………」
「エギル……」
「それに、もしベータテスターが自分のことしか考えてなかったら、そこのラルトってやつも、はじまりの街で自分だけ逃げたと思うぜ。」
「発言は以上だ。」
「く……」
キバオウも、さすがに言い返せないみたいだな。
「キバオウさん、あなたの言ってることも理解はできるよ。俺だって、右も左もわからないフィールドを、剣一本で駆け抜けてきたんだからさ。でも、ラルトくんのように、ベータテスターがみんながみんな、あなたが思っているような人じゃないってことだ。それに、元ベータテスターだからこそ、その戦力はボス戦で有効なものなんだ。」
「……わーったわ。この場はあんさんに従っといたる。でも、この後ではっきりさせてもらうで。」
一先ず、ベータテスター断罪すべしという空気が収まってきたことに、そっとため息をつく。キリトも同様だろう。
そんなことを考えている間にも、会議は進み、終わりへと近づいてゆく。
しかし、この会議ではもう一つ、話さなくてはならない重要なことがある。
「ちょっといいか?」
「お、ラルト君か。どうしたんだ?」
「この場を借りて、話しておきたいことがあるんだが、いいか?」
「ああ、俺は構わないが……」
周りの面子もうなずいている。
……よし。
「話し合いたいのは、はじまりの街で起きたことについてだ。」
口をはさんでくる者は……いない。
「あれを引き起こしたのは、メギドと呼ばれる本の魔物だ。」
「本の魔物……?」
周囲から、少し疑問の残る声が残る。
それも当然だろう。いきなり現実味の無い話を聞かされたのだから。
─────最も、ここは現実ではないが。
「ラルト君、詳しく聞かせてもらえるかい?」
「ああ。奴ら和は、───この世界のNPCとも、mobとも違う、外部からの侵入者の可能性がある。」
世界が、静寂に包まれた。
「幾つか、聞いてもいいかな?」
「どうぞ」
「まず、どうして侵入者と思ったのかについて。」
「ああ。まず、あいつ等にはカラーカーソルがなかった。
つぎに、この世界『も』と、他の世界があるようないい口をした。以上が理由だ。」
「そうか……」
「それから、俺がそいつを倒した時に使ったのが、これ。」
そういって、メニューウィンドウを操作する。
【聖剣 ソードライバー】
「え?」
まあ、そういう反応だよね。
実際saoじゃあ音が出る剣とかないし。
あのキバオウですら口開けてるよ。
「それから、こいつ。」
そういって、ブレイブドラゴンを取り出す。
「こいつと、このベルトを使って、仮面ライダーセイバーってのに変身できる。
で、それを使った攻撃でだけ、メギドに攻撃が通る。」
「そうなのか……それの入手方法は?」
「炎の剣士ってスキル習得でできる……けど、そのスキル、もしかしたら一人しか習得できないかも。」
「……ということは、君しかメギドを倒せない?」
「いや、もしかしたら炎の剣士以外にも、その手のスキルが存在するかも。」
「なるほど…」
考え込んでるな……
「よし、当分の間は、メギド相手はラルト君にお願いしてもらおうか。」
「ああ。それと、聖剣─────このベルトに収まってる剣とかのジャンルなんだけど────それ以外でメギドを斬っても、弾かれるだけだから、逃げに集中してほしい。」
「ああ。みんな!この案件に関しては、ラルト君に任せようと思う!それと、異変が起きたらすぐに知らせること!──ラルト君、ネームのスペルを訊いても?」
「ああ。『R A R U T O』だ。」
「よし。みんな!異変が起きたら、すぐに知らせるんだ!」
その一言で、第一回攻略会議は終わった。
◆◆◆◆
55:スレ主
これで、第一回目は終わりました。
56:名無し
オツカーレ
57:名無し
お疲れ~
58:鬼殺隊の柱
原作だと、第二回の会議で、ボス部屋到達だったか?
59:スレ主
はい。その時に、ボスの武器がベータと違うことを指摘しようと思います。
ディアベルの生存が、今後に関わってくると思うので。
60:名無し
じゃあ、一先ずはお開きかな。
61:スレ主
そうですね。お疲れ様でした。
えー、前書きでも触れましたが、3週間ほど遅れてしまいました。
これからは、さすがに一週間に一回は投稿したいと思います。
では次回予告を。
次回、セイバーアート・オンライン。
「ボスについての情報が判明した!」
「あんたもアブれたのか」
「俺からいう事はただ一つ……勝とうぜ!」
第4節
開かれる、
オリジナルのブック組み合わせを出そうと思ってます。基本は赤いブックとの組み合わせです。
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ヘンゼルナッツとグレーテル
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猿飛忍者伝
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天空のペガサス
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