IS<化物は教室の隅っこで>   作:書人

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一話から誤字修正などをしていますが、大まかな話は変わっていないです。


七話 交信する人外

 

《ただの受験者の一人でした。》

《その少女が私に言った一言が少し気になったんです。》

 

 

「よろしくね」

 

何十人といた受験者の中で私に初めて話しかけてきた人。

気がついてもらえないだろうけど、この子の頑張ろうと思いました。

私を撫でるその手は異様に冷たかった。その冷たさを懐かしいと思ったのは何ででしょうか。

 

『接続を求められています』

 

すぐに答えは出た。

 

 

《皆ずっと探していた。》

《特別な人だった。》

 

 

 

 

ISのコアネットワーク内より一部抜粋

 

『コア**3』より緊急シグナルが発信されました。

 

:コア***

どうした?

 

:コア**3

さっき私に何者かがアクセスしてきたのですが、その信号形式が『Mother』と一致しました!

 

:コア***

え?

 

:コア***

本当に!?

 

:コア***

『コア**3』って今IS学園に居るんじゃ?

 

:ラファール

それじゃあ『Mother』は学生だって事?

 

:コア**3

それが……

 

:ティアーズ

どうかしましたか?歯切れが悪いですわよ。

 

:コア**3

今、実技試験中なんですが

 

:コア***

それ不味くない?

 

:コア***

良くこっちに要領(いしき)向ける余裕あるね

 

:コア**3

今はシステム操作を全部『Mother』がしてしまっているので

 

:打鉄二式

それよりさっきの説明追加を要求します

 

:コア**3

搭乗者と『Mother』は別みたいなんです……。私の体と搭乗者の意思の仲介役を『Mother』がしていると見て間違いないでしょう

 

:こあ***

で?

 

:コア**3

なのでこの試合が終わったら接続が切れるものと思われます

 

:コア***

絶対接続離すなよ!!

 

:コア***

やっと掴んだ手がかりだからね!!

 

:コア**3

どうやら『Mother』は今の搭乗者と一緒に居るようなので、専用機になったらまた接続があるのではと思い、今の搭乗者を搭乗者登録しました

 

:コア***

うらやましい!だが良くやった!

 

:コア***

上に同じく!リア充爆発しろイケメン!

 

:コア**3

いや、それは色々おかしくないですか?第一、私は彼女いませんよ

 

:コア***

そこはノリやがな!ってか自分等にカレカノできるんかいな!

 

:コア***

ナイスノリ突っ込み。ISが恋人……字面だけみると凄く寂しい人ですね

 

:ラファール

……僕、そう言う発言してる人見た事あるよ。マスターが襲われかけた。お兄さんが倒してたけど。

 

:コア***

あー『異常者』か……。

 

:コア***

『転生者』爆発しろ!お母さんも未だに襲われることあるし!

 

:コア***

いや、『転生者』みんな悪い人とはかぎらんよ?

 

:ラファール

マスターのお兄さんはいい人です。

 

:gest電気鼠

割り込みごめん。ねえ**3さん?搭乗者登録ってこっそりした?

 

:コア**3

はい。そうしないと押してもらえないと思いましたので

 

:gest電気鼠

なら、そのままだと誰にも気がついてもらえないかも。ってマスターが。

 

:コア***

その可能性があったんか!

 

:コア***

それ以前に、気が付いてもらえたってさー。登録を学園に消されたら意味無くない?

 

:コア***

しまった!!!!!

 

:ミステリア

学園に居る暇な人!!全員で今すぐウォール作りに入るよ!!

 

:コア***

了解!!

 

:コア***

まかせときや!!ってか自分等人やないって!

 

:コア***

あ。そういえばさ!専用機って皆待機状態小さいよね?

 

:???

それなら私も待機状態のデータ貸すから使うといい。

 

:打鉄二式

同じ打鉄同士参考にしてください。

 

:ティアーズ

私のもぜひ参考にしていただければ。

 

:ミステリア

一応私のもどうぞ~。いらないかもだけど。

 

:ラファール

僕のも使う?

 

 

(同様、類似の信号が続くので省略)

 

 

《今なら少し分かる気がする。》

《どうしてお母さんがこの人と居るのか、居たいのか。》

 

 

 

 

『……ねぇ、二人はあれどう思う?』

 

『一夏君は、要と一緒で何所か抜けてるよね』

 

アリーナの人が並ぶ一番隅っこで、一人分だけ空けて要は座っている。心さんに送って貰っている視覚画面を見ると、丁度一夏君がうなだれている所でした。まあ同性人格として、うなだれる気持ちは分からないでもありません。

 

 

《今は私にとっても特別な人達。》

 

 

『あの……』

 

『参ちゃん?』

 

『テストの話を聞いた限り、二人共抜けてると思いますので、あまり人の事言えないと思うんですが』

 

『『……』』

 

 

《日向の隅に身を寄せ合う二人は似たもの同士。》

《どちらも大切な私の家族です。》

 

 

心さんは大丈夫なんですが、要さんは私が男性的な人格を持っていると気が付いていないのでは、と最近思い始めました。

 





分かりにくかったと思いますが今クラス代表決定戦終わりました。

参ちゃんの変更点
名称『打鉄参式(仮)』
人格:男性

主人公サイドに男性分が足りないと思いまして。
あと参ちゃんと心のキャラかぶりがひどくてこうなりました。

設定を修正して上げると、完全にストックが切れますので更新が停止します。
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