ところでパレットライフルって劣化ウラン使ってるらしいけど大丈夫なの?
冬月副司令による第一種戦闘配置により、第三新東京市は迎撃要請を整え、来るべき使徒との戦いに備えていた。
そんな中とあるシェルターでは・・・
「・・・まただ!」
「また文字だけなんか?」
「報道管制って奴だよ、僕ら民間人には見せてくれないんだ。こんなビッグイベントってだっていうのに」
ついに上陸してきた第四使徒 シャムシェル それに対して、偽装型ミサイルポッドから迎撃ミサイルが放たれるものの、傷一つつかない。
「税金の無駄遣いだな」
「委員会から再び、エヴァンゲリオンの出撃要請が来ています」
「うるさい奴らね、言われなくても出撃させるわよ」
初号機にエントリープラグが挿入され、出現準備が整った。
(とっとと終わらせてやる・・・!)
シェルターに地響きが鳴る
「ねぇ、ちょっと二人で話があるんだけど」
「なんや?」
「ちょっと、な?」
「(笑)しゃーないな」
「委員長!」
「何?」
「わしら二人、便所や」
「もう、ちゃんと済ませときなさいよ」
シェルターにあるトイレだが、あまり綺麗ではない。アンモニア臭もかなり漂っている。
「んで、何や?」
「死ぬ前に、一度だけでも見ておきたいんだよ」
「上のドンパチか?」
「今度いつまた、敵が来てくれるか分かんないし」
「ケンスケ・・・お前なぁ・・・」
「なぁ頼むよ、ロック外すの手伝ってくれ!」
「外見たら死んでまうで⁉︎」
「ここにいたって分かんないよ。死ぬのなら見てからが良い」
「アホ、何の為にNERVがおんねや」
「NERVの決戦兵器ってなんだよ。カミーユ君のロボットだよ、この前も彼が俺達を守ったんだ」
「彼がどんな風に君の妹の事を守ってくれたか、気にならないか?」
「・・・しゃーないなぁ」
プラグ内
「カミーユ君?出撃いいわね?」
「問題なし、いつでもいけます!」
「いい?敵のATフィールドを中和しつつパレットで一先ず様子見して頂戴」
「了解、カミーユ行きます!」
「発進!」
「おっ、待ってました!」
初号機が無事地上へと射出された。
「ATフィールドの展開確認、作戦通りいけるわね?」
「はい!」
ビルに体を隠しながらATフィールドを中和し、相手へと銃弾を一つ浴びせる。
だが、単発で何度撃っても傷はつかない。
(やっぱりか・・・!)
「効果なし・・・ッ危ない!」
シャムシェルが突然光の鞭を飛ばしてきた。目にも止まらぬ速さで遮蔽物にしていたビルが真っ二つにされる。
「不味いわね・・・今のところライフルしか用意できないわ!」
「あてになりませんよ!そんな物‼︎」
息をつく暇もなく光の鞭が飛んでくるものの、カミーユは難なくそれを交わしていく。
「抵抗するのならッ!」
シャムシェルへと肉薄し、格闘戦に持ち込もうとする。
「何ッ⁉︎」
だがまだまだ未熟、忍ばされていた鞭に足を取られ山へと投げ飛ばされた。
しかしアンビリカルケーブルはまだ切れていない。
「カミーユ君大丈夫?カミーユ君⁉︎」
「ぐっ・・・まだ行けます!ん?」
エヴァの開かれた手の隙間に二人の少年が身を寄せ合ってこちらを見ている。
ミサト達のHUDに鈴原トウジと相田ケンスケのデータが写される。
「カミーユ君のクラスメイト⁉︎」
「なぜこんなところに!」
だが避難させている時間はない、シャムシェルは目の前まで迫って来た。
光の鞭がトウジを狙う。
「させるかっ!」
トウジを狙った光の鞭を掴み取りそのまま・・・投げ飛ばした!
下手すればトウジ達を踏み潰してしまう所だったが、そこはカミーユ。持ち前のセンスで避けた。
「カミーユ君!そこの二人を操縦席へ!」
「言われなくても!」
カミーユは外部マイクに切り替え、トウジ達へと呼びかける。
「そこの二人!一方的に殴られる痛さと怖さを教えて欲しくなかったら、入ってこい‼︎」
エントリープラグが一番排出され、トウジ達は乗り込んだ。
「なんやこれ、水やないか!」
「カ、カメラが・・・!」
「つべこべ言うな!」
「神経系統に異常発生!」
「異物を二つも取り込んだからよ、神経パルスにノイズが混じってるんだわ」
「そんなもの・・・やってみなくちゃ分からないだろ‼︎!」
「これは・・・神経系統の異常、全てロスト!ノイズは多々有るものの、俄然維持しています!」
「・・・嘘でしょ・・・」
「よし!これならいけるわね!」
初号機がシャムシェルに飛びかかった!
光の鞭がその体を狙うもののあえなくかわされていく。
「効くかよ!そんな物ッ!」
肩からプログレッシブナイフを取り出し、コアへと突き刺す。
「うおおぉぉぉぉぉぉぉおおおお‼︎‼︎」
カミーユの叫びと、ナイフがドリルのようにコアを削り取る音がハーモニーを奏でる。
30秒弱たつと赤いコアがついに音を立てて割れた。
「目標は完全に沈黙しました」
「カミーユ君、よくやったわ!・・・カミーユ君?」
カミーユが不敵に笑う。
「ククク・・・はははははは、ざまぁないぜ!」
(((怖っ)))
夕焼け蝉が鳴く頃、沈黙したままのシャムシェルはどこか哀愁が漂っていた・・・
カミーユ君ならこれくらい出来るんじゃね、というわけで今回もほぼ無傷です。原作なら次回は逃げ出すところだけど、今回戦績良かったから免除!
UA7000突破ありがとうございます!
お気に入りや感想など、感謝しかないです!
エンディング
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バッドエンド
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ビターエンド
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ハッピーエンド