「貴方がカミーユビダン君ね?」   作:クソザコぎつね

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カミーユのセリフ選び難しいぞこれ


母と子と・・・ 参

工事の音が鳴り響き、同じ様な建物がいくつも並んでいる。

だがどの建物もボロボロで、廃墟にしか見えない。ここに住んでいる人がいるとすれば、普通では無いだろう。

 

402 綾波

 

リツコに頼まれた通り、カミーユは綾波の家に来ていた・・・筈だった。

明らかにここは年頃の女子が住んでいいところでは無い、しかも一人暮らしだ。

 

(本当にいるのか・・・?)

 

試しにインターホンを鳴らそうとするも、壊れているのか何度押しても動かない。

 

「・・・」

 

ドアノブを開けてみると、鍵がかかっていないのだろう。すぐに開いてしまった。

 

「レイ、入るぞ!」

 

念の為声をかけてみるも返事はない。

 

目の前にある部屋に入ってみたが、女子の部屋とは思えない。壁はコンクリートのまま、ベッドには血痕と脱ぎ捨てられた制服。段ボール箱には使用済みの包帯が詰め込まれており、冷蔵庫の上には薬と、ビーカーに入った水がある。

 

辺りを見回しても綾波は居ない、別の部屋だろうか。

 

テーブルの上にひび割れたメガネが置かれている。

 

「レイの物か・・・?いや違うな」

 

メガネを手に取ろうとするものの手を止め綾波を探そうとするが、その必要は無さそうだ。

 

(・・・!)

 

背後に気配を感じる、何となくだが綾波の物だと確信できた。

 

「・・・レイか?」

 

振り返らずに質問を振る。

 

「・・・そうだけど、何か用?」

 

ビンゴだ。

 

「もし風呂から上がったばかりなら、すぐ着替えてくれ。今俺はそっちを見れない」

 

「・・・そう、分かったわ」

 

流石に今振り返ればアウトだ。

 

「で・・・何?」

 

「リツコさんに頼まれてね・・・ほら、コレだ」

 

振り返ると、制服に着替え終わったレイがいる。新しいカードを渡し、役目は果たした。

 

「これから本部か?」

 

「そうだけど」

 

「ついでだ、俺も行こう」

 

綾波と共に本部へと向かう事にした。

長いエスカレーターの中、カミーユは問いかけた。

 

「レイ、今日は零号機再起動の実験だろ・・・恐怖とか無いのか?」

 

「貴方、碇司令の子供でしょ?」

 

「・・・そうだ」

 

「信じられないの?お父さんの仕事が」

 

「信じられる訳ないだろ!あんな奴‼︎」

 

綾波が突然振り返り、カミーユの頬をビンタした。ヒリヒリと、痛みが残る。

 

綾波はそのまま行ってしまい、カミーユは一人頬をさすっていた。

 

 

 

 

 

 

その後綾波の実験は成功したものの、第五使徒が出現。

零号機はまだ使えない為カミーユが出撃する事になった。

 

「目標は芦ノ湖上空へ侵入、エヴァ初号機発進準備よろし!」

 

「発進!」

 

初号機が地上向けて射出される・・・が

 

「目標内部に高エネルギー反応!」

 

「なんですって⁉︎」

 

「円周部を加速!収束していきます!」

 

「まさか!」

 

射出された初号機に向けて、使徒が光を胸目掛けて放った。

 

「よけて!」

 

無理だ、まだ最後の拘束具が残っている。避けれるはずもなく、その胸は溶けていく。

 

発令所には、使徒の加粒子砲をモロに食らうカミーユの叫びがこだましていた・・・

 




今回は短いですけど、代わりとして明日投稿します。

ビンタ食らうかどうか悩みました、カミーユ君なら避けれそうですし。まぁでも殴られとかないと成長出来ないからねしょうがないね。

エンディング

  • バッドエンド
  • ビターエンド
  • ハッピーエンド
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