「すいません、僕がサボっちゃいました・・・」
次回アスカ来日だな!と思ってたらこの回忘れてた、本当に申し訳ない。
何やら髭親父が怪しい電話をしている・・・、どうやら何かの計画の様だ。
「君の資料を見る限りでは今の所問題は無かろう」
「では、シナリオ通りに」
相手はよく分からないが、何となく天パに撃墜されてそうな声だ。
食パンをトーストにし、かじる
ペンペンも干した魚を、かじる
結局カミーユは料理ができるわけでは無いので、朝はトーストした食パンとインスタント味噌汁だ。
ペンペンの飯も買って来た物。
現在葛城家のリビングでは朝食の時間だ。
「・・・おはようございます。また二日酔いですか?」
リビングに入ってきたミサトの顔は青い。
「ご名答・・・ウプッ」
またトイレへと駆け込むのだった。
その後帰ってくるものの盛大なあくびをし、ビール缶を開ける始末。
それを一気に飲み干すのだ、懲りないのだろうか。
「朝一番はこれよね〜」
「そんな訳ないでしょう」
「日本人はね、昔っから朝はご飯と味噌汁、そしてお酒って相場が決まってんのよ」
「ミサトさんだけです。そんな事やってるから二日酔いが連続するんですよ」
「何よ?」
ムスっとした顔でミサトが言う。
「ガサツで、ズボラだからそういう風になっちゃうんですよ。未だに一人暮らしなのも分かります」
カミーユがコーヒーを啜りながら答えた。
「うっさいわねー」
「所で本当に今日、学校に来るんですか?」
「当たり前でしょ?進路相談なんだから」
ミサトがパンを口に咥えながら答える。
「仕事はどうするんです?」
「いいのいいの、これも仕事の内だし」
「・・・なるほど」
(あっ)
どうやらミサトは口を滑らせた様だ。
部屋にインターホンが鳴り響く。
「はい〜、わざわざありがとう〜。え?少し待っててね♪」
猫撫で声で対応するミサト。
「ミサトさん、まさかその格好で出ないでくださいよ?恥ずかしい」
現在のミサトの格好はまさに下着と言っても過言ではない。思春期の男子が見れば、虹の彼方に行く事だろう。
「はいはい♪」
ミサトが胸を強調するポーズを取る物の、カミーユには効果がない様だ。
玄関を開けると、いつもの二人だ。
「「おはようカミーユ君!では、ミサトさん。いってきまーす!!」」
何やら笑顔で玄関から顔を出してきた。
「いってらっしゃ〜い♪」
ミサトが腕を出して答えるとトウジとケンスケが涙を流して喜んでいる。
「ほら!早く行くぞ!」
他に誰も居なくなった葛城家で、ミサトが電話した。
「今家を出たわ、後のガードよろしく」
どうやら監視をつけている様だ。
「それなんですが・・・」
「どうしたの?」
「バレてます」
「えっ⁉︎」
思わず受話器を落としてしまう。
「彼には後ろに目でもついてるんでしょうか・・・」
「どうしましょうかね・・・」
カミーユが教室から外を眺めていると、謎のスキール音が!
イニDばりのドリフトを決め、赤い車が駐車してきた。
「おほぉ^〜、いらっしゃったでぇ!」
トウジが歓喜の声を上げ、ケンスケがカメラを回す。
その赤い車から出てきたのは謎の美女!グラサンを外すと、より一層際立っている。
だが、ただのミサトである。
「カッコいい!誰あれ⁉︎」
「ビダンの保護者⁉︎」
「何!ビダンってあんな美人に保護されてんの⁉︎」
学校中の男子がミサトに釘付けになる。
「馬鹿みたい」
女子は、そんな男子を冷ややかな視線で見ていた。
「はぁ〜、ああいう人が彼女やったらなぁ〜」
「やめといたほうがいいぞ」
「「分かってないな、ビダン」」
トウジとケンスケの声が重なる。
「「よっしゃ!地球の平和はお前に任せた!だからミサトさんは任せい!!」
二人とも同じタイミングで肩を叩いてきた。素晴らしいユニゾンだ。
だがそんな日常もいずれ無くなるかもしれない。
水面下では既に各国でエヴァの建造が始まっていた。
一方その頃、本部内では
「じゃあ、セカンドインパクトって・・・」
「そう、歴史の教科書では大質量隕石の衝突となっているけど、事実は往々にして隠される物なのよ」
リツコの口からカミーユにセカンドインパクトの真実が語られる。
「偉い人の宿命だものな・・・事態の善悪など分からずにひたすら隠すんだものな」
(なかなか効くわね・・・)
秘密だらけのNERVにとってそれは来るものがあった・・・
所々端折ってます。全部描写はいや〜キツいっす。
エンディング
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バッドエンド
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ビターエンド
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ハッピーエンド