「貴方がカミーユビダン君ね?」   作:クソザコぎつね

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※エヴァの操縦に関して、少しオリジナル要素が出てきます。ご容赦ください。


見知らぬ、再会 壱

「エヴァンゲリオン初号機、リフトオフ!」

 

その言葉と共に最終拘束具が外れ、自由になる。

 

「カミーユ君、今は歩く事だけを考えて」

 

「リツコさん、考えるだけで動くのならこの手元にあるレバーはなんなんです?何に使うんですか」

 

「それは手動操縦装置、MTモードをオンにすればそれを使って操る事が出来るようになるわよ。そこの黄色いスイッチを押せばオンになるわ」

 

「なるほど・・・取り敢えずは考えてやってみます」

 

カミーユがエヴァの歩行を頭でイメージすると、その通りに一歩踏み出す。

 

「「「おぉ・・・(驚)」」」

 

「歩いた!」

 

「歩いただけでその反応はないでしょう、馬鹿にしてるんですか?それと、これじゃやりにくいです。MTに変えさせてもらいますよ」

 

カミーユがMTモードをオンにし、動かしてみると、先程よりもスムーズに動いた。

 

(すごい・・・何処でそんな技術を・・・)

 

「やっぱりこっちの方が良いですね。うわっ⁉︎」

 

目の前の相手、第三使徒サキエルが光の槍を自分めがけて突き刺してきた。

 

「危ない・・・ん?あれは!」

 

カミーユが足元に視線を移すと、そこには小さな幼女が瓦礫に押し潰されそうになっていた。

咄嗟に手で覆い、瓦礫をぶつけない様に気をつけながら叫ぶ。

 

「ミサトさん、救護班を呼んでください!女の子が‼︎」

 

「今は無理よカミーユ君。ひとまずその子を守りながら戦って!」

 

「クソッ!」

 

幼女を守らんと、初号機がサキエルを押しながら高層ビルへと叩きつける。

 

「これは・・・、初号機のシンクロ率89.3%まで上昇!」

 

「まさか、怒りの感情がエヴァとのシンクロ率を高めているの・・・?」

 

「貴様、子どもを傷つけたな!死んでしまえ‼︎」

 

カミーユは怒りと共に弱点であろう赤い部位に拳を叩きつける。が、謎の壁に阻まれてしまう。

 

「何⁉︎ビームのバリアがあるのか!」

 

「ATフィールド!それがある限り、使徒への接触は出来ないわ!」

 

「ならどうすれば良いんですッ⁉︎」

 

「こちらもATフィールドを出して、中和するのよ」

 

「それだけの事ならッ‼︎」

 

カミーユの言う通り、初号機は難なくATフィールドを展開し、着々と中和していき、ビニールの様に破り去った。

 

「あのATフィールドをいとも簡単に・・・」

 

「リツコさん!武器は⁉︎」

 

「右肩のウェポンラックにナイフがあるわ!赤いコアを狙って!」

 

「よし!」

 

即座にナイフを取り出し、肋骨の様な部位を引きちぎった後にコアへと何度も突き刺す。

 

「うおおぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

 

鬼の様な断末魔をあげながらナイフを振りかざすと、コアが砕けちり、使徒はピクリとも動かなくなった。先程の幼女の安否を確認するために後退する。

 

だが最後の力を振り絞ったのか、身体を丸め使徒の黒い身体が光りだした。

 

「自爆する気⁉︎」

 

その通り、使徒は自爆し真っ暗な夜空に緑色の十字架が突き上げた。

幼女ごと自分にATフィールドを貼り、爆発を耐え抜く。

 

 

「・・・ッ、エヴァは・・・?」

 

爆発で赤色に染まった風景をバックに、心配な幼女に手を伸ばす紫色の巨人。

 

それは見るものによっては恐怖、見るものによっては希望を感じる様な光景だった・・・

 




補足 エントリープラグにあるあのレバー・・・、イメージで戦うんならいらないよなぁ、折角だしロボットのレバーみたいな設定で行くか!的なノリで考えたのがMTモードです。
特徴としては、イメージで動かすよりも反応は悪いが、確実な操作が可能になる感じです。車のミッションみたいなものですね。
尚、ATフィールドは出せます。

エンディング

  • バッドエンド
  • ビターエンド
  • ハッピーエンド
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