「貴方がカミーユビダン君ね?」   作:クソザコぎつね

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カミーユ君曰く、「エヴァのATフィールドって何にまで使えるんだろう・・・」らしいです。(フラグ)


見知らぬ、再会 弐

「・・・退屈だなぁ・・・」

 

あの激戦の後、回収されたカミーユは検査の為に入院していた。カミーユの助けた幼女もここにいる筈だが、会おうとはしなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

会議室にて

 

そこでは秘密組織ゼーレからゲンドウがお叱りを受けていた。

 

「NERVとエヴァ、もう少し上手く使えんのかね」

 

「君達が初陣で出した初号機、ひどい損傷は見当たらなかったというところだけは褒めてやろう」

 

「聞けばその顔、息子にやられたそうでは無いか」

 

「左様、親として情けないと思うがね」

 

「人、時間、そして金。子どもに比べて、君はいくら使ったら気が済むのかね」

 

初戦で無傷に終わらせたサードチルドレンを、彼らは高く評価していた。

 

 

 

 

「本当に何も無いな・・・」

 

廊下を歩いてみるが、辺りには蝉の鳴く声しか聞こえなかった。

 

(・・・ん?)

 

振り返ってみると、何やらゴツイベッドに寝かされたまま少女が運ばれていた。

 

(何だ・・・この感覚は・・・会った事あるかの様な・・・)

 

だが特に止まる理由も無く、少女を乗せたベットは静かに通り過ぎて行った。

 

(・・・・・・・・・)

 

ふと窓を見ると、そこに中庭は無く宇宙が広がっていた。

普通、こんな事が起きれば動揺するものだが、カミーユはすぐに馴染み、心地よいとまで感じていた。

 

 

 

 

 

 

ロビーで椅子に座っていると、ミサトがやってきた。

 

「ごめ〜ん、待った?」

 

「別に、慣れてますから。でも時間ぐらいは守ってくださいよ」

 

「ごみんごみん」

 

エレベーターのボタンを押すと、頭包帯の怪しいオッサンが出てきた。この前ボコボコにされたゲンドウその人である。

 

(ざまぁ無いぜ・・・フフフ・・・)

 

(司令・・・ご愁傷様です・・・)

 

二人とも、内心笑っていた。

 

 

 

 

 

 

エレベーターを降り、エスカレーターを登った後に入った部屋でミサトは少し驚いていた。

 

「一人暮らしですか?」

 

「そうだ、彼の個室はこの先の第五ブロックになる、問題なかろう」

 

「それで良いの?」

 

「構いませんよ、いつも一人でしたし」

 

そう言うカミーユの顔は、ミサトにはすこし寂しげに見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「何ですって⁉︎」

 

先程からリツコに電話しているが、バッチリ怒られていた。

 

「だーかーらー、カミーユ君は私の所で引き取る事にしたから。上の許可も取ったし」

 

「心配しなくても、子供に手出したりしないわよ」

 

その冗談で、リツコの怒りは更にヒートアップした。

 

 

 

 

 

 

その後、結局カミーユはミサトの家で住む事になり、現在ミサトの家へと向かっていた。

 

「さあっ〜てぇ〜、今夜はパーッとやらなきゃね」

 

「何をです?」

 

「勿論、新たなる同居人の歓迎会よ♪その為に今から食べ物買いに行くから、好きなもの買ってね♪」

 

「・・・料理、出来ないんですね」

 

「ギクッ!・・・どうしてそれを・・・?」

 

「なんとなくですよ」

 

(ビーちゃん・・・なんて恐ろしい子ッ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

コンビニで粗方買い揃えた後、夕焼けの中ミサト達は車を走らせていた。

 

「すまないけど、ちょ〜ッち、寄り道するわよ♪」

 

「何処にです?」

 

「うふん♪イ・イ・ト・コ・ロ♪」

 

「ちゃんと答えて下さい」

 

「・・・すぐに分かるわよ。そんなに怒らないで?」

 

 

 

 

 

ミサト達がついたのは、第三新東京市全体を見渡せる高台だった。

 

「意外と、なんにも無いんですね」

 

そこから見る第三新東京市はどこか寂しげだった。

 

「時間だわ・・・」

 

ミサトの一言と共に街はサイレンに包まれ、何も無いと思っていた平地の下から、次々とビルが姿を表す。

 

「すごい・・・ビルが生えてくる・・・」

 

「これが、使徒迎撃用要塞都市第三新東京市。私たちの街よ・・・、そして、あなたが守った街」

 

街を見つめるカミーユの目には覚悟の炎が燻っていた・・・

 




なんでビルがわざわざ生えるんですかね?これがワカラナイ

エンディング

  • バッドエンド
  • ビターエンド
  • ハッピーエンド
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