「・・・退屈だなぁ・・・」
あの激戦の後、回収されたカミーユは検査の為に入院していた。カミーユの助けた幼女もここにいる筈だが、会おうとはしなかった。
会議室にて
そこでは秘密組織ゼーレからゲンドウがお叱りを受けていた。
「NERVとエヴァ、もう少し上手く使えんのかね」
「君達が初陣で出した初号機、ひどい損傷は見当たらなかったというところだけは褒めてやろう」
「聞けばその顔、息子にやられたそうでは無いか」
「左様、親として情けないと思うがね」
「人、時間、そして金。子どもに比べて、君はいくら使ったら気が済むのかね」
初戦で無傷に終わらせたサードチルドレンを、彼らは高く評価していた。
「本当に何も無いな・・・」
廊下を歩いてみるが、辺りには蝉の鳴く声しか聞こえなかった。
(・・・ん?)
振り返ってみると、何やらゴツイベッドに寝かされたまま少女が運ばれていた。
(何だ・・・この感覚は・・・会った事あるかの様な・・・)
だが特に止まる理由も無く、少女を乗せたベットは静かに通り過ぎて行った。
(・・・・・・・・・)
ふと窓を見ると、そこに中庭は無く宇宙が広がっていた。
普通、こんな事が起きれば動揺するものだが、カミーユはすぐに馴染み、心地よいとまで感じていた。
ロビーで椅子に座っていると、ミサトがやってきた。
「ごめ〜ん、待った?」
「別に、慣れてますから。でも時間ぐらいは守ってくださいよ」
「ごみんごみん」
エレベーターのボタンを押すと、頭包帯の怪しいオッサンが出てきた。この前ボコボコにされたゲンドウその人である。
(ざまぁ無いぜ・・・フフフ・・・)
(司令・・・ご愁傷様です・・・)
二人とも、内心笑っていた。
エレベーターを降り、エスカレーターを登った後に入った部屋でミサトは少し驚いていた。
「一人暮らしですか?」
「そうだ、彼の個室はこの先の第五ブロックになる、問題なかろう」
「それで良いの?」
「構いませんよ、いつも一人でしたし」
そう言うカミーユの顔は、ミサトにはすこし寂しげに見えた。
「何ですって⁉︎」
先程からリツコに電話しているが、バッチリ怒られていた。
「だーかーらー、カミーユ君は私の所で引き取る事にしたから。上の許可も取ったし」
「心配しなくても、子供に手出したりしないわよ」
その冗談で、リツコの怒りは更にヒートアップした。
その後、結局カミーユはミサトの家で住む事になり、現在ミサトの家へと向かっていた。
「さあっ〜てぇ〜、今夜はパーッとやらなきゃね」
「何をです?」
「勿論、新たなる同居人の歓迎会よ♪その為に今から食べ物買いに行くから、好きなもの買ってね♪」
「・・・料理、出来ないんですね」
「ギクッ!・・・どうしてそれを・・・?」
「なんとなくですよ」
(ビーちゃん・・・なんて恐ろしい子ッ!)
コンビニで粗方買い揃えた後、夕焼けの中ミサト達は車を走らせていた。
「すまないけど、ちょ〜ッち、寄り道するわよ♪」
「何処にです?」
「うふん♪イ・イ・ト・コ・ロ♪」
「ちゃんと答えて下さい」
「・・・すぐに分かるわよ。そんなに怒らないで?」
ミサト達がついたのは、第三新東京市全体を見渡せる高台だった。
「意外と、なんにも無いんですね」
そこから見る第三新東京市はどこか寂しげだった。
「時間だわ・・・」
ミサトの一言と共に街はサイレンに包まれ、何も無いと思っていた平地の下から、次々とビルが姿を表す。
「すごい・・・ビルが生えてくる・・・」
「これが、使徒迎撃用要塞都市第三新東京市。私たちの街よ・・・、そして、あなたが守った街」
街を見つめるカミーユの目には覚悟の炎が燻っていた・・・
なんでビルがわざわざ生えるんですかね?これがワカラナイ
エンディング
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バッドエンド
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ビターエンド
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ハッピーエンド