デルタ先生のPlusでultraな教師生活   作:雲路

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たくさんの投票ありがとうございました。投票の結果TSをする事になりました。もういいだろうに投票してくれた方々申し訳ないです。


治療そして報告

事件は無事解決し、僕は急ぎ相澤をリカバリーガールの元に連れていき、治療を受けさせる。

 

「ぷはっ!相澤がミイラになった!」

 

「先輩、笑いすぎです。怪我をした女性を笑う、その対応は男の人としては合理的とは言えませんよ。」

 

全身強打により身体中に、そしてもちろん顔にも包帯を巻かれた相澤は流石にミイラにしか見えず我慢できず笑ってしまう。

そんな僕を相澤は頬を赤くしながら睨みつけてくるが、僕にとってそれはただ可愛いだけなので問題は無い。

 

「……それで相澤。今回はどうだった?」

 

「?なにがです?」

 

僕は笑う事をやめ、真剣な表情で相澤を見つめる。

 

「今回は、後悔なく出来たかい?」

 

「!!……分かりません。」

 

「そっか」

 

質問の意図がわかると、相澤は悩んだまま下を向いてしまった。

 

「これは僕の意見だけどいい?」

 

「はい」

 

「今回、確かに僕が駆けつけなければ被害はもっと酷い事なっていて死人も出ていたかもしれない。」

 

「……」

 

僕の意見に相澤は黙ったまま下を向き悔しそうに拳を握っている。

 

「だけど、それまでお前は持ちこたえた。僕や、オールマイトさんが来るまでボロボロになりながら生徒達を守ったのは相澤。間違いなくお前だよ。」

 

その言葉を聞いた相澤は顔をあげる。

 

「よく頑張ったね。」

 

その一言で相澤は我慢出来なくなったのか僕の胸に飛び込んできて、涙を流し始める。

それに対して僕は頭を撫で落ち着かせるだけだった。

そしてそれも10分ほど経つと次第に収まる。

 

「す、すみません。シャツが汚れちゃって。」

 

「いいよ。別に、それに!相澤の珍しい泣き顔も見れたしね。」

 

「っ!忘れてください!////」

 

「大丈夫。可愛かったよ」

 

「そういう事じゃありません!」

 

「あ、僕そろそろ塚内さんに、報告しなきゃ!じゃまたね!」

 

そう言い僕は全速力で相澤から逃げる用に塚内さんの元に向かった。

 

「大丈夫だよ。相澤、君はもうあいつに顔向けできる立派な先生だ。」

 

そして僕はその後、ベルトに保存された戦闘の映像データを塚内さんに渡すと雄英の校舎の方へと向かった。

 

…三人称

 

校舎に着き、職員室に戻ってくると玲は校長の元へと向かった。

 

「主犯と思われる2名は取り逃しましたが、残りの者は無事逮捕致しました。」

 

そこではちょうど校長に向かって他の先生達が今回の事で報告をしているところだった。

 

「あ!北崎君!戻ってきたんだね。」

 

「ええ。僕も今回のことで報告をと思って」

 

「ああ。聞こうか。」

 

「はい。まず被害に関しては、13号とイレイザーヘッドがいずれも重症です。生徒達に関しては身体的被害はありませんが、はじめてのヴィランとの遭遇ということですのでカウンセリングは必須かと。

それと相手ヴィランについてですがまずその大半が今回、黒霧と呼ばれる者によって集められたヴィランとも呼べない奴らばかりでした。そのため、警察が聴取してみた様ですが、大事な部分は分からずじまいです。」

 

「なるほど。主犯の2人についてはなにかわかったかい?」

 

「敵の主犯と思われる2人の個性ですが、まず黒霧と呼ばれる方は恐らくワープ系の個性と思われます。もう1人の死柄木と呼ばれる者に関しては詳しくは分からず、イレイザーヘッドによれば触れたものを崩壊させるような個性だとか。」

 

「ワープの個性……それはまた面倒だね。」

 

ワープと聞き校長や周りの先生達は少し同様をみせた。

 

「ええ、ですが僕的にはもう1人の脳無と呼ばれるやつの方が厄介ですね。」

 

「詳しく聞かせてくれ。」

 

「まず、そいつの個性ですが衝撃吸収と超回復の2つを同時に持つ様です。」

 

「2つ同時かい?」

 

「はい。ですがそれは、最初から持っていた訳ではなく何者かによって造られたと、僕は予想しています。」

 

「つ、造られた?人造人間ということですか?」

 

玲の発言を横にいたセメントスが疑問を示すと玲はそれに対して頷く。

 

「ああ。死柄木という男が言っていんだ。『そいつは対オールマイト用の怪物』ってね。つまり最初からいたわけじゃなく、オールマイトの為にそいつを作り出したっことだと思う。」

 

「つまり敵の狙いはオールマイトということだね。」

 

「恐らく」

 

そして校長は玲の報告を聞くとお茶を1口飲み話をはじめる。

 

「実はね北崎君。僕は今回のこの襲撃、予想は出来ていたんだ。」

 

「っ!どういう事です?」

 

校長のまさかの発言に流石の玲も動揺を隠せない。

 

「オールマイトは今や平和の象徴だ。だがヴィランからしてみればそれは忌まわしき存在。そんな存在が教師として雄英にくるとなれば周りは幾らヒーローの卵とはいえど所詮は学生。そう思い今回の奴らの用に生徒を人質にとり襲撃してくる事は予想していたんだ。」

 

「…なるほど」

 

「そしてこれを予想していた僕は、ある対策を取った。それが君だよ北崎君。」

 

そう言い校長は、玲を指す。

 

「僕?」

 

「ああ!なんたって君は長年不動の二位であったエンデヴァーを押し退け若いながらもその地位を奪い取りその人気と実力はオールマイトにも迫るほど!流石僕が育てた生徒だ!

そしてそんな君がこの雄英でオールマイトともに教師となる。そうすればヴィランへの牽制となると同時に、次の世代の象徴達を育てる事ができる。そうこれが僕の考えた天才的な考えさ!HAHAHAHA!!」

 

その独特な笑い声とともに発せられたその案に玲は唖然とするが、なんとか持ち直す。

 

「はぁ。そういう事なら尚更気を引き締めてお受け致します。しかし、僕の役職というか、担当教科なんでしょうか?」

 

「ああ。それはね。ヒーロー科の個性使用訓練を担当してもらう。そしてそれと同時に、1年ヒーロー科のAB両方のクラスの副担任をしてもらう!」

 

「なるほど分かりま……は?今なんと?」

 

「個性使用訓練の担当それと同時に1年ヒーロー科のAB両方のクラスの副担任をしてもらう!1週間後から!」

 

「は、はぁぁぁ!!!???」




ちなみに相澤のプロフィール

本名 相澤 消子

身長 163cm

北崎との関係 高校の先輩後輩

きっかけ
中学3年の時に北崎がまだ雄英1年生の時に雄英体育祭で活躍する北崎を観て憧れる。
その結果進路を雄英に決め入ってすぐ北崎に会いに行くなど意外とアグレッシブな一面も。
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