―――とある転生の間。
そこには、ひとつの魂と一柱の神が存在していました。
魂は、そこにいる神のミスでしまったようで、神はこう言いました。
『死なせてしまったお詫びに○○○○○○○○○○〇の世界に転生させてあげるから、
好きな○○と特典を言いなさい』と。
そこで魂は、○○○である○○○○のポジションと無限の○○という○○を希望し、
○○○○○○○○○○〇の世界に転生しました。
ここだけ読んだら、よくある転生二次創作ですが、1つ違うところを敢えて言うなら。
『キヒヒッやっぱり人間は愚かですねぇ…ですが、それが面白い。アナタがどのように
足搔き、悶え、泣き叫ぶのか…楽しみにしてますよ』
――――――魂を転生させたのが悪神■■だったことだろう。
―――そことは違う転生の間。
そこには○○○になりたいという変わり者の魂がいました。
神は魂が希望している○○○を○○○○○○○○○でいう
転生する。この魂の存在が、○○○○を救うということを、転生させた神も知らなかった。
――――ハハッ、○○○○。俺はお前より効率的に○○○・○○○・○○○を使いこなして、お前のヒロインをすべて俺のものにしてやるからな!!
――――○○クの設定盛りすぎたけど、CV.速水奨だから問題ないよねっ!!
―――――ここは○の○ー○○○○ミアの世界。
〇谷○○のポジションを特典にした魂…もとい不屈院 翔(ふくついん しょう)は、転生して数年後、折寺幼稚園に通う○○勝〇とポジションを奪ったはずの〇谷○○があらわれ、動揺したが、
特典の内容がポジションを奪うだけで存在そのものを消すものでないと推測した彼は、問題ないと判断し、幼稚園生を演じた。
そして、数か月後。
個性診断にて、爆〇勝〇は、爆破。
不屈院 翔は、不屈。
そして〇谷出○は、原作どうり無個性と診断され、彼は不屈院を除く近所の子供たちにいじめれることになる。
『こっちくんな!むこせいがうつる!』
――ようやく出番か。
『いずくの○○ってデクってよめるよな?役にたたないヤツのことを“でくのぼ―”っていうらしいぜっ!!』
―――悪意による覚醒とは実に
『〇谷さんちのお子さんって無個性らしいわよ~』
『いくら引子さんの個性が引き寄せだからって無個性を引き寄せなくてもねぇwwww』
――――(ブチッ)てめぇらが旦那がいない所で家で若い男と致してるのを旦那に送ってやらぁ!
『むこせいのぶんざいでひーろーめざすなんてむりにきまっているだろ?たちばをわきまえろよカス』
――――――こっっっっっのックソガキィ…
『いずくぅ!いずくぅ!ごめんねぇ…』
―――――――・・・ごめん。
…このキャラを忘れたこの男の特典は、自身を『仮面ライダーゼロワン』に出てくる『人工衛星アーク』になることだった。
そして、この世界が『僕のヒーローアカデミア』で、自身の宿り主が原作主人公である『緑谷出久』ということに彼が気づくのはその翌日だった。
(ナレーションside end)
(緑谷出久side)
こんにちはっ!緑谷出久です!つい先日中学性になりました!
…えっ?個性診断から小学生まではどうしたのかって?
……ミナサンハヒトガイジメラレテイルトコロガスキナンデスネ?
あっそれで、小学校に入る前に個性…なんでしょうか?アークさんにきいたところ
神器は異形のモノと抗う為の武器らしく、本当はこの世界にあっちゃいけないみたいなので、かっちゃんやしょーくんは勿論、お母さんにはまだ言えてないです。
まぁ、僕自身の力だと、劣化版でも死ぬかもしれないアークさんに診断されたので、絶賛筋トレ中です!
もう少し筋肉が付いたら、海浜公園のゴミ捨てを始めるということで、もっと頑張ります!
(緑谷出久side end)
(緑谷出久side)
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…なんで刑務所にいるはずのムーンフィッシュがいるの⁉」
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…お母さんも知らないわよっ⁉」
…皆さんお察しのとうり僕たち絶賛逃亡中です!
買い物の帰りに脱獄した
買った食材とか逃げるときに散乱したし…ってもう来たっ⁉
「肉…見して…肉」
お母さんともう一回走りだそうとしたら、先ほどまでの疲労からか足がもつれて転んでしまいました⁉
お母さんにムーンフィッシュが狙いを定めてとびかかりました。
プリミティブドラゴン!
(緑谷出久side end)
(緑谷引子side)
息子と買い物に出かけた帰りに脱獄犯のムーンフィッシュと遭遇し、買った食材を手放しながら逃走していたのですが、足をもつらせ転んでしまい、私はもうだめかと思い、息子に早く逃げなさいと叫びましたが、息子から反応はありませんでした。怪訝に思ったその時、息子の胸から生物の骨らしきものがムーンフィッシュを拘束していました。
『聖剣 ソードライバー!』
息子は、剣が刺さった黒い物体を腰につけ、胸から大きな黒い本のようなモノを左手に出すと本を開き、
プリミティブドラゴン!
『古の大いなる竜が、本の力を掴み取る!』
『掴ませよ!新たなる力!』
『I wanna get the force!』
音声が鳴りやむと、今度は(先ほどと比べ)赤い小さな本のようなモノを黒いほうに差し入れました。
ブレイブドラゴン!
Get!
すると、息子の背後に先ほどの黒い本が現れ、黒い本から骨が出てきてムーンフィッシュを襲おうとしています。
ムーンフィッシュは慌てて飛び退きました。
1つになった黒い本を黒い物体に挿して、剣を抜きました。
『烈火抜刀!』
「――――――変身」
『変身』。息子が言うと、息子の身体が赤く燃えました。
『バキッ!ボキッ!ボーン!』
『ガキッ!ゴキッ!ボーン!』
赤く燃えている息子に恐竜の骨みたいに分解されたモノが抱き着きました。
『プーリーミーティーブ!…ドラゴーン!』
…息子の身体は黒い【ナニカ】に変わってしまいました。
『■■■■■■■■■■■■■■■■■■ー!!!!』
息子らしき【ナニカ】からはもう人間とは思えないケダモノの雄叫びを上げ、ムーンフィッシュに向かっていきます。
ムーンフィッシュは息子の変化に恐れをなしたのか、少し震えていましたが、「肉をミシテ」と言い、自身の歯を伸ばしながら、電柱等を足場にし、息子らしき【ナニカ】に襲い掛かりました。
『■■■■■■■!!!!』
息子らしき【ナニカ】は自分に襲い掛かるムーンフィッシュの歯を右手に持った剣で切断し、ムーンフィッシュそのものを蹴り伏せました。
足で抑えたまま彼は持っている剣を腰の黒い物体に挿し直し、展開されている黒い本のページを押しました。
『グラップ必殺読破!』
ムーンフィッシュは自分が殺されそうになっていることに気づき、藻掻いていますが、逃げ出すことはできないようです。
…ここで本当なら、私が大声で静止すべきなのでしょうが、私は『今ここで大声を出したら、次は私だ』と思ってしまい声が出せませんでした。
『烈火抜刀!』
…それが、のちに息子の運命が変わるだなんてこの時は思ってもいませんでした。
『クラッシュ必殺斬り!』
息子らしき【ナニカ】は、逆手に持った剣を両手に持ち、ムーンフィッシュに刺し込みました。
刺されたムーンフィッシュは爆散し、黒い【ナニカ】は、役目を終えたと言わんばかりに、息子の姿に戻りました。
息子は、私の顔を見て、絶望したような表情を一瞬し、諦めたような笑顔で「怖い思いをさせてごめんね。今までありがとう」
と言い、立ち去っていきました。
…それから30分後にムーンフィッシュの目撃情報をもとに駆け付けたプロヒーローが私に対して、質問などしていましたが、私は茫然としていて答えることができませんでした。
あの日から息子---――――――緑谷出久は帰ってきませんでした。
(緑谷引子side end)
(アークside)
…ヤッベ、マジでビビったぁぁぁ…。やばいと思って、筋肉痛覚悟で仮面ライダー滅に変身させようと思ったら、仮面ライダーセイバー、しかもプリミティブドラゴンときた。
というか、あいつ『無個性』じゃなかったっけ?と思い、出久の身体をスキャンする。
…
……
………おいおいマジかよ。
とりあえず戦闘が終わった瞬間に出久の身体を乗っ取り、引子さんと別れる。
こいつの『個性』が彼女を傷つけないように。彼女の恐れるような瞳は、いずれ出久を傷つけるから。
俺を転生させた神様と違ってこの神様は。
だってこいつの『個性』は、
【推奨脳内次回予告BGM:Journey through the Decad(次回予告Ver)】
次回、仮面ライダーディケイド(詐欺)
「僕がムーンフィッシュを…?」
「ちょっと兄ちゃん金貸してくれや」
「助けてくれオールマイトぉぉぉ!!」
「やめるんだオールフォーワン!!」
「オールマイトなら助けてくれるとおもったのに…」
『プーリーミーティーブ!…ドラゴーン!』
全てを破壊し、全てを繋げ。