狂気オカリン「哀ソード」心ベキッ↓~鈴羽ルートIF~ 作:TYPE-HAMELN
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製品情報 - 想定科学ADV『STEINS;GATE(シュタインズゲート)』
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『STEINS;GATE』を購入して、鈴羽ルートへ邁進するがよいッ!?
★PROLOGUE;0
8/12
ダル「聖地よ、私は帰ってきた!」
ダルがようやく元気を取り戻し、ビッグサイトに向かって両手を広
げる。
まゆり「人がいないときに来るのって、初めてだよー」
紅莉栖「こんなに広かったのね。なのにコミマ中は人で埋めつくされると
か……有り得ない」
人が少ないときに見ると、ビッグサイトの威容を実感する。
コミマ中に見たときは、"でかいなぁ"ぐらいしか思わなかったのに。
まゆり「ねぇねぇ、まゆしぃはお腹空いちゃったー」
ダル「近くにファミレスあるべ? そこで一休みしようよ」
紅莉栖「帰りも同じ距離を走らないといけないのよね。それを考えたら鬱
だ……」
3人がファミレスを探すために歩いていく。
鈴羽はまだ、ビッグサイトを見上げていた。
俺はその姿をじっと観察する。
―――ノイズが走る
引き締まった足。
スレンダーな肢体。
服装のせいか、身体のラインがはっきり浮き出ている。
以外と胸もあるな。
ざわりと、心がざわめく。
それは、ひどく粘ついた溶岩のようで。
したたる毒のようなささやき。
―――キャラ崩壊注意報
もしも――
この未来から来た女を物陰に連れ込んで、俺のやりたい放題にした
ら、どうなるだろう。
連れ出すこと自体は簡単だ。
俺が一言"父親の正体が分かった。2人きりで話したい"と言えば、鈴
羽はホイホイついてくるだろう。
それに、阿万音鈴羽なんて人間は、この時代の日本には存在しない。
日本の国籍を持っていないどころか、出生届けすら出されていない。
当たり前だ、鈴羽が生まれるのは7年後なんだから。
―――普通に殴り殺されるやろうな
だから、この女が警察に駆け込んだところで、誰にも信じてもらえ
ないだろう。
未来ではレジスタンス活動をしていたとか言っていたから、意外と
抵抗されるかもしれないし、力もあるかもしれない。
―――まずいですよ!
だが所詮は女だ。基礎体力の時点で男の方が↑だ。
苦戦するかもしれないが、強引にねじ伏せることはできる。
俺の頭の中で、もう1人の俺が――あるいは鳳凰院凶真が――ささ
やいてくる。
――お前だって女はほしいだろ? 男として生まれてきた以上は当
然だろ?
―――岡部はまゆりがいるだろ!いい加減に汁!
ダルの娘? 未来を変えるという使命を持ってやって来たダイムト
ラベラー?
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そんなのはどうでもいい。
鈴羽はいい女。それだけだ。
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お前は聖人君子なんかじゃない。
いつも自称してるだろ。狂気のマッドサイエンティストだと。
そう名乗るなら、少しはキレたところを見せろよ。
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お前には万能に近いアイテムがあるだろう?
タイムリープマシンを使えば、女を×って、なかったことにできる。
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ついでに言えば、何度でも同じ女の
××
を味わうことだってできるんだぞ?
最高じゃないか。エロゲを買っている
××厨どもにしてみれば垂涎の的だ。
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女を×だけじゃない。
タイムリープマシンを使えば他にも色々できるしな。
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殺人。窃盗。誘拐。詐欺。放火――
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そんなものか?
お前の中にある悪事の引き出しはそんなものか、岡部倫太郎。
フン。俺という人間の底の浅さを示してるみたいだ。
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よく考えろよ、岡部倫太郎。
お前が望んだとは言え、
延々と同じ2日間を繰り返すなんて、拷問じゃないか。
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だんだん飽きてきただろう?
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この2日間に限って言えば、常識とか倫理とか法律とか、
そんなつまらなくて下らない倫理観は必要ない。
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俺は今や狩人なのだ。
禁忌などクソ喰らえだ。好き放題獲物を狩ればいい。
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―――1000回くらいループしたっていったよな。20年はおかしくな
るわ
俺にはそれが許されているんだ。
そうさ。俺は観測者。神なんだから。
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やれよ。
殺れよ。
×よ。
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この閉じた環の中には、それを咎め立てするヤツなんて存在しな
い。
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モラルなど捨ててしまえ。
原始の人間に戻ってしまえ。
本能のみで行動しろ。
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オカリン「くっ…………」
俺は両耳を塞いだ。
必死に鈴羽から目をそむける。
ざわざわ。ざわざわ。
―――ここで自制出来るオカリンはいい人
耳鳴りがする。
心の真っ白なスクリーンに、誰かがひとりでに映像を映し、俺の内部
を勝手に蹂躙し尽くしている――
鈴羽「……岡部倫太郎?」
鈴羽がいつの間にか俺の顔をのぞき込みつつ、肩に手をかけてき
た。
その手の、温かい感触に、耳鳴りが大きくなる。
鈴羽「やっぱ具合悪いんじゃない? 休む?」
暗い情念が脳裏にこびりついたままで、鈴羽の顔を直視できない。
―――暗転
俺は鈴羽の手を振り払い、ビッグサイトの入り口の方へと走った。
鈴羽「岡部倫太郎! どこ行くの!?」
今は鈴羽から離れたかった。でなければ、衝動に屈してしまいそう
で。