10話
私の名前はオールです。私は勇者としてパーティーに入れさせてもらってます。ですが私は一番初めに殺られてしまったので皆に迷惑かけてないか最近不安になりました。でも今更ですけどうちのパーティーって癖強いですよね。アベルさんはともかく廃世さんは普通に強いですし。でもなんか少し怖いというか、底が見えないというか。戦闘中にいきなりいなくなったと思ったら不意打ち決めてるし。サラッと連携とかもできるし。あの人何者?リギルさんは攻撃が当たればだいたいダメージ通りますし。なにげに単体で一番四天王のハデスさんにダメージ与えてたし。……まあ、当たればですけどね。それはともかく、なんか廃世さんとアベルさんが出ていったので私と翔真さんは暇なわけです。
「はぁ〜」
「オールよ、これ強そうじゃないか?」
「なんですか?」
リギルさんは手甲をつけてました。え?でもその手甲って………
「あぁ、こないだの鎧から剥ぎ取った。どうやら持ってはいたが装備はしていなかったから前回では使えなかったが……」
なんで心が読めたんです?まだ声に出してませんよ?
「顔に書いてあった。それだけだ。」
はい、もうツッコミません。
「ところで、それってつけて大丈夫なやつですか?明らかにヤバそうなんですけど………」
「あぁ、だだだだ、大丈夫だ。」
「いや、明らかに大丈夫じゃ……」
ドサッ!
「え?」
なんかいきなりリギルさん倒れたんですけどぉぉぉ!
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は?ここどこ!?(素の反応)
「ここはお前の精神世界だ。そして俺は鎧の残り火だ。」
そう言ったのは前にアベルが倒した鎧だった
「感謝するよ、お前のおかげでまだ結果的に生きれるんだからな。」
「そう、なのか?でも俺のおかげってどうゆう……」
「何、簡単な話だ、俺は一度死んだが、お前が拾ってくれたおかげで余った力振り絞ってお前に半強制的に契約を結べたんだ、不完全ながらな。」
「不完全?」
「そうだ、まず第一にお前と結んだ契約はあくまで予定を立てただけだ。だから俺の存在が保証されている。」
「なるほど」
「そして、それにも当然期限がある。それは3日だ。3日以内に契約しなければ、俺は消滅し、お前も巻き添えでナニかを失う。」
「そのナニかってのは?」
「それは知らん。」
「というか、何故我はそれに巻き添えにされるんだ?」←平常運転に戻った
「契約を結んだ際あまりにも強引すぎてお前の魂一部取り込んじまった。」
「おい!?」
「しかも俺とお前は魂の相性がいいらしくすぐに馴染んだよ。おかげで俺がお前のかけたぶん補うしかなくなっちまって、おかげで俺が消滅したら補った分が無くなるからお前はもしかしたら狂っちまうかもしれない。」
「ぶん殴っていいか?」
「やりたきゃやれ」
ブンッ!
スカッ!
「ぷっwww」
「クッ!」
「まぁいい、本題だ。俺とやることは一つ決闘だ。」
「決闘?なるほどわかりやすい。つまり勝ったほうが優先的に契約を結べる。そうゆうことだな?」
「あぁ、そうだ。安心しろ、今の俺はかなり弱体化してる。今のお前でも当てれば勝てるよ。」
「ッハ。簡単だな」
─────────数分後
(ぜ、全然当たんねぇ。)
あらからずっと打ち込んでるでも全然当たらない。どのくらいかというと、もはやすり抜けてるんじゃないかなってレベル。
「さ、て、と、そろそろ反撃」
ドゴォ!
「グフッ!」
お、重い弱体化しているとはいえ、ここまで重いのか…!
「ぜ、全然きかんな、ご自慢の剣用意したほうがいいんじゃないか?」
「嘘付け痩我慢。このくらいで倒れるとは思ってないが、それなりには食らったはずだぞ?あと、自慢の剣は使えねぇよ、剣は当然だが、剣は装備で俺の肉体?の中には入ってないからな。」
いや、皮肉だよ。何普通に答えちゃってんの。
「さて、もう一発!」
考えろ、何でもいいから考えろ。………そうだ!
シュッ!
「ホォ、避けるか」
よし、体勢崩れた。このまま顎に打ち込む!
ドゴォ!
「カハッ!」
「やったか!」
「クク、いいねぇ。カウンターか」
「オラッ!」
「すかさず追撃か、懲りないねぇ…なんて言うと思ったか?」
ブンッ!
「危ね」
スカッ!
「ッチ!」
油断してると思ったのに!
「残念、油断なんかしないさ、なんせ一回油断して死んでるかならな!」
ブンッ!
スカッ!
「オラッ!」
ブンッ!
「二度目も同じ手食らうかよ!」
スカッ!
クソ、ハズレた!仕方がない、スキルを手に入れてから薄々できるんではないかと思っていたが勇気がなくて使えなかったあの技を使うしかない!
「食らえ!」
イメージしろ、そうだ、小学校のとき見てたアクションゲームの技をイメージしろ。
ブンッ!
スカッ!
「は?」
その時、姿が消えた。いや、姿が見えなかった。
「まさか……」
「ああ、そのまさかだ。」
足を掴んでむりやり投げる!
ドシャ!
体制崩した、このまま馬乗りになってボコボコにする。
「オラッ!」
ボゥ!
その時いきなり俺は吹っ飛ばされた。
「このっ!」
「あ~勘違いすんな今のは俺じゃない。儀式が終わった合図だ。」
「合図?」
「ああ、つまり、お前の勝ちだ。」
「よっしゃぁぁぁぁぁぁ!」
「契約の順位お前が上で決まった。」
「契約の順位って何だ?」
「簡単に言うと、俺はお前の命令に基本的に従うってこと。」
「なるほど。もう戻っていいか?」
「いいぞ別に。」
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「やっと戻って来ましたね!?心配させないでください!」
「ぬ、すまん」
「分かったらいいんですよ。さ、行きましょ国王様が待ってます。」
「え?」
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「よく来たな、二人とも………おや?その手甲は?」
「我の新しい武器だ」
「左様か、ならばちょうどよい。…………オールよ、お主伝説の杖が欲しくないか?」
「え?まぁ、あればほしいですけど………」
「何、アベルと廃世が魔剣を取りに行くというので提案しただけだ。リギルはどうすればいいか考えていたが、すでに自分で見つけたようだ。どうだ?ほしくないか?」
「欲しいです!」
「ならわかった。持ってこい」
そう言って出てきたのは灰色でその上に赤い宝石が浮いてる杖でした。
「これは?」
「それは国宝アーシュ。使いこなせるかどうかはお主次第だ。」
「あ、ありがとうございます!」
「もう下がって良いぞ」
「「はい!」」
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そういえば、何故傷が無いんだ?あれだけぼろぼろだったのに
『簡単な話だ、精神世界だからだ。というか、じゃなかったら俺もお前を殺そうとしない。』
それもそうか。
『全く、鋭いのか鈍いのかはっきりしてくれ。』
お、二人とも帰ってきたではないか。
『人の話を……いや、俺が言えた義理ではないな』
二人にお帰りを言いにリビングにいたらいなかったので、もしやと思い二人の部屋を見に行ったらすでに二人は自分の部屋ベッドで爆睡していた。
これは疲れていたとはいえ、かなり早くないか?!移動速度とかも速すぎる!それに足音とか一切しなかったぞ!?
『これは俺でも驚くぞ。どうやってここに来たんだ?』
まぁいいか、我も部屋戻って寝よ。
いざ部屋に戻ってベッドに入っていたら思いの外疲れてたのかすぐに眠くなっていった。
『そりゃあ精神世界とはいえあんだけボコボコにされたらそうなるだろ。』
そうゆうものなのか?まぁいいか、寝てしまおう。
「おやすみ」
そう言って我は意識を少しずつ落としていった……………
登場人物の異常度(1から10まで)
廃世異常度10
人間のゴミ。異世界転生するべきでなかったクズ
アベル異常度7
結構異常
オール異常度0
数少ない正常者
翔真異常度5
これは言わずもがなでもこれでも低い方。素だと一人称が俺になる
魔王異常度1
普通に常識人
アルタイル異常度3
意外と低い
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手甲リベリオン
『半自動攻撃』…勝手に標準合わせてくれる。←命中率アップ
『自動装甲展開』…防御体勢に入ったとき装甲を一部展開する。←防御力アップ
『強者の気迫』…相手レベルが所有者より一定以上低い場合一定上の確率で怯ませる
『魔法攻撃半減』…魔法の威力を半減させる。
語源…反逆を英語で言ったやつをそのまんま
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国宝アーシュ
『魔法攻撃射程増加』…魔法の射程距離が伸びる
『MP増量』…MPの最大値が増える。
『MP自動回復』…MPが一定時間で一定の量回復する
『魔法融合』魔法同士を融合し放つことができる。お互いの属性の相性が良ければいいほど威力が増し、逆に悪ければその分下がる。
語源…灰を英語で言ったやつを若干濁らせて。
ちなみに主人公のパーティーは皆同じ家に住んでてそれは城のすぐ近くです。(何なら国王の持ってる土地の敷地内にある)
最初のシーンがリビングちなみにリビングの他に4つ部屋があり。アベルと廃世が同じ部屋、オールと翔真にはそれぞれ人部屋ずつあります。