魔王の周りの状況はほぼパクリです。引用元が分かっても突っ込んだり指摘したりしないでください。(切実?な願い)
7話
「…………はぁ。」
魔王城の玉座に座った、魔王ガイル・クロードのため息の音が広間に響いていた
……どうしてこうなった。
勇者がさまようよろいを対処しているとき、魔王もといガイル・クロードは困っていた。
ことの経緯は三日前まで遡る。
─────三日前
「親父!しっかりしてくれ‼」
親父は病に伏していた。
「ガ、ガイル」
「な、何だ?何かあるのか!?」
「お、お前に言い残すことは……………」
「…………」
「言い残すことは…………………」
「……………………」
「あれ?特にない」
「」
やっぱりそうか…………親父はこのようにのりや勢いだけで物事を進めようとするところがある。
「ハァー、どうせ死にそうだから息子呼べっていったのも嘘なんだろ?」
「いや、それは本当」
「はぁ!?」
「よって、私の力継がせます。右手出して」
「あぁ」
そう言って出した右手を親父が左手を乗せた
なんか力が溢れる。力が継承されたのか。
「これで安心してあの世に行けるよ。」
なんか急に実感湧いてきたな。泣きそうになってきた。
「アーディオス!!!さらばこの世よ!!!」
……こうゆう人だった。わかってはいたこの人はしんみりムード作っても自分でそれをぶっ壊す人だと。
─────そして現在に至る。
そして力を継承した俺は、魔王の座と遺産を引き継いだ。のだが……
「貴方は、一年後死にます。」
俺はさっそく死亡宣告されるのだった。
「なぜ?」
心の底から出た疑問を目の前にいる少女えと向ける
「本当です。予言書である私が言うんですから。」
そうこの少女は人間のような見た目をしているが、れっきとした予言書である。通称伝説の魔導書アルタイル。親父の残した遺産の一つだ。
「そう言われても、いまいち実感がわかないというか…」
「とにかくあなたは死ぬんです。思いっきり。」
「そうなのか…」
「なので。いっそのこと今自殺してみては?」
「なんてそうなる!?」
「いえ、人間に殺されるよりは自分でザクッとやっちゃったほうがいいでしょう。」
「んなわけあるかぁ!!!」
「では他に何をするんですか?」
「そ、それは、その…」
「ないなら殺っちゃいましょうザクッと」
「俺は上司だぞ!?」
「だからなんですか?」
「お前なんなの!?俺のこと殺したいの!?」
「いえ、別にただ……」
「…そっちのが面白いかなって思いまして。」
「うっわ、ひっでぇ理由。」
「だって私、特にあなたに思い入れありませんもん。」
「それはそうだな。」
そう、あくまでコイツを拾ったのは親父で、俺ではない。むしろ、いきなり死んだので仕える人変えてくださーいって言われても、簡単に納得できるはずがないのだが…………。
「いや、だとしてもその言い分は酷い。」
あっぶね、危うく納得しそうだった。
「何度もいうが、一応これでも上司だ。敬語をいちいち使わなくてもいいが、発言はわきまえてくれ。」
「分かってますよ、それくらい。」
「ならいいのだが……」
不安だ………
「ひとまず状況を整理しよう。」
「俺は三日前魔王の座を継承した。そこまではいいか?」
「はい。」
「それで俺は一年以内に死ぬと。」
「はい。」
「なんで?」
「なんでと言われましても。そうゆう運命ですからとしか言いようがありません。」
「ちなみにそれって変わることは無いのか?」
「ありません。99,9%ありません。」
「釈然としない。」
「仕方ありませんね。そうゆう運命なんですから。」
は?ふざけやがって。俺何もしてないのに?なんか苛ついてきた。
「一応聞くが理由は?」
「あなたが魔王だからです。」
薄々予想はしていた。でもやっぱり苛つくもんは苛つく。
「何故、魔王だからといって殺されなきゃならない?」
「魔王が悪の象徴。つまりいち早く殺すべき相手だからです。」
「俺が何もしていなくてもか?」
「えぇ。あちらにとっては魔王は魔王に変わりないんですから。」
「そうか…」
確かに魔王は悪役なのかもしれない。だがそんな理由で殺されるのはまっぴらゴメンだ。それに、そんな簡単に勇者が勝つ物語を造ってたまるか。
「決めた、俺は何が何でも生き残る。」
「………そうですか。」
「では早速四天王に襲撃させよう。」
「な、何故だ?」
「魔王になって日数が少なく、部下からの信頼もそんなにないからです」
「うぐっ」
「それに、四天王は曲者揃いです。最近魔王になったばかりのガキンチョの言うことなんて聞くわけ無いでしょう。」
おっしゃるとおりです。はい
「では魔物に襲撃させ─────」
「それも出来ません。」
「一応聞くが何故だ?」
「それなりに強い魔物は基本自由で見つけるのが大変だからです。」
「そうなのか!?」
「はい、四天王まで行くとそうではないんですが、それなりに強い魔物は縄張り意識が薄く、行動範囲もそこそこ広いので見つけるまでが一苦労です。」
「ならどうすれば………」
「まぁ、せいぜい頑張ってください。応援しないで待ってるんで。」
「本当にいい性格してるよ。お前」
「それほどでも」
「嫌味だよ‼」
「知ってます。」
もうヤダこの部下。
「こうなったら最後の手段だ、勇者について行く」
「は?」
「だから、勇者について行って妨害すんの。」
「ついに死にに行きました?」
「違うわ!まぁいい、じゃあまず王国行くぞ。場所はどこだ?」
「あそこです。」
そう言ってアルタイルが示したのは魔王城の窓の外─────そこに見えた、豪華な城だった。
「はぁ!?近ッ!?」
どのくらい近いかというと、海挟んですぐである。
「ちょっと待て、こんだけ近けりゃ相手はいつでも攻めれたよな?」
「それができたらコッチだってとっくの前に攻め込んでますよ。理由は海です。」
「海?」
「はい、入ったら最後必ず生きて帰れないという通称魔の海域です。」
「何それ恐ぇ。」
「というわけで遠回りしないと行けないのです。」
「空飛んで行けないのか?」
「行ったら波に飲み込まれます。」
「恐ぇよ‼」
「それはおいといてさっさと行きましょう。まる二日かかるので。」
「そうだな……………」
そう言って俺は歩き出すのだった。
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「もう、限界だ、キツイ」
「そう、ですね、少しッ、休憩しましょう。」
なかなかどうして、世の中はうまく行かないのである。考えてみればわかることだった。魔王城にずっと引きこもってた二人が、いきなり登山しましょう?答えは簡単だ、無理難題である。
ヤバい、足に力が入らないッ。
──────その日二人は倒れるように眠りにつき、次の日から筋肉痛でまともに動かない足を引きずって歩くのだった…………。
魔王ガイル・クロード
2代目魔王。見た目は魔族なのにほぼ人間。(通常魔族は角が生えていたり羽根があったりする。
年齢:不明。
スキル:不明。
身長:175くらい
黒い髪、黒い瞳。若干痩せている。
発言がまともな常識人。ただ父親に似てか思い切りはいい。父親と違って体術はあまり得意ではない。父親がバケモンなので若干劣等感を感じてる。(息子も息子で魔法の才能は先代を超えている)
戦闘スタイルは先代が近接戦闘をしつつ魔法を打っているのに対し、魔法をいくつも同時に重ねて打って威力を底上げするという割と強引なスタイル。ちなみに最大10連発(補助ありだと15連発)。魔法はめちゃくちゃ集中力必要なのでかなりキツイ。先代魔王はそれをできない。
先代魔王ゼノ・クロード
初代魔王魔王軍を一ヶ月で大国に匹敵するくらいの武力を揃えたカリスマ性と才能のバケモン(当時120歳。人間年齢だと12歳くらい。)
享年:839歳人間年齢だと83歳くらい
スキル:不明
身長:163くらい
白髪で赤い瞳頭に二本の角が生えている。魔法は言わずもがな、体術もイケるタイプ。
戦闘スタイルは先程も言ったとおり体術での近接戦闘中に相手の胴体に高威力の魔法を打つというスタイル。やられるとかなりウザい。魔法は最大3連発まで可(魔族だとこれが普通)
予言書アルタイル
先代魔王の遺産のうちの一つ。主に魔法や身体能力の補助を役割としている。
年齢:不明
スキル:不明
身長:156くらい
金髪碧眼全体的にスレンダーなロリっ子。いうべきことはハッキリと言うというタイプ。(それが上司でかなり失礼なことでもオブラートに包まずきっぱり言う。仕事はできるがやれと言われたことしかやらないという難ありな性格をしている。それと、仕事をしているときは真面目だが、そうじゃないときは基本上司もといガイルをイジっでいる。
このまま廃世の説明します。
勇者神野 廃世
二人目の勇者。周りについていけない。
年齢:24歳
スキル:『隠密行動S』『多言語翻訳』『鑑定C』『呪耐性A』『毒耐性A』『交渉術B』
身長:175くらい
白髪混じりの黒髪、黒い瞳。痩せ型。親の蒸発で大学中退(当時20歳)その一年後会社に就職するも、そこがブラック業者だった。トラックに突っ込まれて死亡。その後気づいたら異世界にいた。本人は気づいていないが実はドSのサイコパス。
これ書いて薄々思った。もうこれ魔王が主人公でいいんじゃない?って
それと外見の想像は自由にどうぞ。僕も決まったイメージないので(魔物以外)