「やらかした・・・」
ハベトロットお手製の水着を身に纏った私。
手近に鏡がないので他目線から確認することはできないけど、中々似合っているのではなかろうか。
サイズも丁度良く、まるで昔から着用していたかのようなフィット感に感動すら覚える。
糸紡ぎの妖精の仕事に狂い無し、正に百点満点の出来。
それ故に、この最高の水着を台無しにしてしまう汚点を私自身が持ち合わせていたことに、今更ながらに気づいてしまう。
「足のこと、完全に失念してたなぁ・・・」
幼少期、凍傷により欠けてしまった左足の薬指と小指。
浜辺を歩く際は素足でいいと思っていたが、これはダメだ。
せっかくの楽しい雰囲気をぶち壊しにしてしまう。
談笑しながら歩いていて、見下ろせば指の欠けた足、なんて考えたくもない。
「・・・どうしよう」
立香に言えば、全然気にしないよと嘘偽りのない本音で語ってくれることだろう。
ただ、彼が良くても私が良くない。
私にも女の子としての意地があり、好きな人に見せる姿はいつだって綺麗な自分でいたいのだ。
「むむむ・・・」
そろそろ、着替えるにしても遅過ぎないか?と立香とマシュさんが思い始めてる頃だ。
急いで管制室に行かないと。でも、礼服用に合わせてる靴を履いて出るのは嫌だ。
それなら素足で、いやそれがダメだから今考えてるのではないか。
解決できない無限ループにハマりかける。
『アルトリアー、今いいかなー?』
その時、部屋に備えられたインターホンが立香の到来を知らせた。
「す、少しお待ちを!」
着替えが済んでいるとは言え、おおっぴらに見せるのはビーチで。
礼服とセットで着こなしている青いマントを、前を隠すようにして羽織る。
そのまま扉を少し開け、ひょっこりと顔だけを出した。
「なんでしょう、立香。いえ、遅いから見にきてくださったんですよね?ありがとうございます」
「気にしないで。まぁそれは理由の半分なんだけど」
「半分?」
「よっ」
「む、村正?」
立香の後ろには、先刻別れた村正の姿があった。
「どうしたんですか?」
「まぁ、な。ほらマスター、先渡せって」
「そう?じゃあ遠慮なく」
なんのやり取りだろうと首を傾げていると、立香は手元に控えていた小包の中からある物を取り出した。
「これって」
それは、今の私の悩みを解消してくれる、彼からのプレゼント。
「夏の砂浜は熱いからね。きっと役に立つと思う」
ビーチサンダル。
偶然にも、水着の色とも合っている純白。
靴底は踵の部分が多少厚く、普段よりも背丈を魅せる設計がなされていた。
脱げにくいように、足の甲をクロスするベルトには惹かれるものがある。
そして何より、肝心の指部分は生地で覆われていた。
通気性、機能性、見た目全てを考慮して作られた、おそらくオーダーメイドの一品。
ハベトロットの作成した水着にも負けない、素晴らしい履き物だった。
「履いてみて」
「は、はいっ」
言われるがままに、サンダルを受け取って扉の後ろで急いで足に填める。
履き心地を確認するために片足ずつ爪先立ちをして数回足首を回すけど、こちらも水着と同じく不快感は無い。
彼からのプレゼント、それだけでも気分は有頂天なのに、物が物だ。自然と笑みが溢れ、感極まってぴょんぴょん跳ねてしまう。
「わぁ・・・ありがとうございます、立香!私には勿体ないくらいです!」
「よかった、喜んでもらえて。大まかな設計とかはオレだけど、実際に作ってくれたのはバーヴァン・シーとガラテアなんだ」
要望が多過ぎてキレられたよ、と頭を掻く立香。キレたのはバーヴァン・シーの方だろうなぁ。
それでも作ってくれる辺り、カルデアに来て少し柔らかくなったのかな。
「今度会ったら、お礼を言ってあげて。きっと喜んでくれるよ・・・素直に、とはいかないだろうけど」
「でしょうね」
お礼を言った時の、彼女の反応が容易に浮かんでくる。
まぁ結局は受け取ってくれると思うし、めげずに言ってみよう。
「よし、オレは終わり。次は村正だよ」
「応。アルトリア、ちょいと失礼するぜ」
「え、は、はい・・・」
位置取を交代し、村正が私の前に立つ。
右手は何かを握っており、ソッと、私の頭にそれを付ける。
「儂にブリテンでの記憶は無い。異星の神の使徒として働いてた記憶もな。だがコレだけは、おまえに渡さなきゃいけねェって思ったんだ」
「え」
「・・・なんだ、結構似合ってるじゃねえか。投影、開始」
最小限の動作、詠唱により彼の手中に出現したのは手鏡。己を見ることだけを目的とした鏡面に写る私の髪には・・・花の細工が施された、髪飾りがあった。
「ーーーあ」
『髪飾りは、作ってやれなかったがな』
選定の場に身を委ねた瞬間を思い出す。
アルターエゴ千子村正が、まだやり残した事がある私を延命させようと、自分を犠牲にして最高の聖剣を打った瞬間を、思い出す。
ドラケイの河で、自分が欲している物が流れてきたことを、思い出す。
「・・・そ」
「ん?」
「そういう、ところだぞぉ・・・村正ぁ」
この英霊には、一生賭けても敵いそうにない。
霊器が変わっても、クラスが変わっても、異星の使徒とは違う存在になっても、やることすること全てが変わらなくて、卑怯だ。
あんな、1人の村娘が抱くには素朴過ぎる願いを、カルデアに来てまで叶えるなんて。
しかも、河で見た代物よりも、断然村正が作った物の方が綺麗だ。
白百合の花弁が菱形の金のプレートに埋め込まれた、装飾品。
私の金髪とはまた違う輝きを持った金の髪飾りは、他のどんなアクセサリーでさえ眩ませるほどに、美しい。
「ーーーああ。おまえさんがそう言ってくれて、何よりそんな嬉しそうに泣いてくれるなら、十分だよ儂は」
「え、私いつのまに涙・・・」
それはもう、雨にようにポロポロと。
最近涙腺が緩んで仕方がない。
立香のせいだ。村正のせいだ。
・・・違う。
立香のおかげだ。村正のおかげだ。
悲劇ではなく、感激で涙を流せるようになったのは、他でもない彼らの。
「・・・ホントに、仕事熱心ですね。村正は」
「あ?これは仕事じゃねぇよ馬鹿。単に儂の中に残った違和感を拭うためにやったジジイの気まぐれだ」
「ば、馬鹿とはなんですか!こっちからしたら、村正の方が・・・」
「あーわぁったわぁった。癇癪なら帰ってきたら聞いてやるよ。ほれ、とっとと行け」
「むーらーまーさー!!」
皮肉を3倍で返された。
それに、未だに子供扱いが抜けていない。
「マスター、噛み付く前にこいつを連れて行け。うるさくてかなわん」
「今度は犬扱いときましたか村正ァ!」
「聞こえねー」
手鏡を消しながら、彼は両手を耳に当てて何も聞こえていないこと煽るように主張してくる。
それによって私の怒りのボルテージは溜まる一方だ。
「はいはい、じゃあ行こうか。アルトリア」
「ぐぬ・・・ぜ、絶対!ぜーったい帰ってきたらマルミアドワーズの刑ですからねええぇぇ!!」
「そいつぁごめん被りたいな」
まぁ、なんだ。
急に揶揄うような笑いから、快活な、朗らかな笑みに切り替えて。
「楽しんでこいよ」
そう、邪気も無しに言うものだから。
「・・・!はい、ありがとうございます!!」
こちらも最低限のお礼と、精一杯の笑顔だけは残していくのだった。
******************
レイシフトした先は、人気のない浜辺。
多くのサーヴァント達が先に来ているとの話だったが、彼らはこちらと反対のビーチで休みを謳歌しているのだろう。
耳をすませば、波の音に混じってはしゃぐ声が聞こえてくる。
「お二人とも、すみません。実は先約がありますので、私はサーヴァントの方々と合流しますね」
マシュさんはネロ皇帝に誘われたらしく、レイシフトした直後に別れた。
故に、今この場にいるのは私と立香の2人きりである。
「ど、どうでしょう?」
本当に似合っているのかという緊張と、慣れない服装による羞恥が入り混じった声音で、立香に尋ねる。
「・・・」
「あの・・・」
村正のくれた白百合の髪飾り。
立香のくれたビーチサンダル。
そして、ハベトロットのくれた水着。
攻め攻めのビキニタイプで、色は白で統一。
下はドレープスカートなのだが、短いので太ももが少し寂しいのが難点。色々と追求した結果なのだろうが、短すぎではなかろうかとついつい下を気にしてしまう。
はじめての水着作成にしてはチャレンジし過ぎな点が多々見受けられるけど、可愛いし着心地も問題ないので文句は言えない。
ベールは付けておらず、ブーケの代わりに選定の杖を握っているわけだが、一風変わった花嫁衣装とも見られるだろう。
「・・・」
「立香・・・?」
ハベトロット曰く悩殺確実、私としても完璧ともとれる装備一式に我がことながら惚れ惚れしてしまうのだが、落とす対象である立香からの反応が先ほどから無い。
じっと、水着姿の私を目に捉えて止まったままだ。
「ーーーアルトリア」
「は、はい」
不意に、彼が口を開いた。
もしかしてお気に召さなかったのかと脳裏を過ったが、
「すっっっっごい、似合ってる」
「ふぇ」
即杞憂に終わった。
「えーいや、うわぁ・・・すっごい可愛い。ごめん、言いたいことは沢山あるんだけど今のオレにはそれを言葉にするための語彙が欠如してる」
「そ、そんなにですか」
語彙の貯蔵が十分ではなかったらしく、思い上がっていた自分を責めながら、想定外の私の・・・自分で言うのもなんだが、私の、その、可愛さに立香は悶えている。
ハートを撃ち抜くことには成功したが、少々オーバーキルすぎたようだ。
でも、これでいい。
もし正確にレビューされたものなら、私は恐らく耐えられない。
恥ずかしさのあまり、真っ赤になった顔を隠すために海へ勢いよく飛び込んでいたことだろう。
「なんでそんなに可愛いの!?」
「逆ギレ!?キレるところ可笑しいでしょう!」
「しょうがないだろ!?事実なんだから!」
「じじ・・・!」
訂正。
今直ぐにでも海へ飛び込みたい。
可愛いの連打で押し切られてしまいそうだ。
「ひ、ひとまず落ち着きましょう。このままでは遊ぶ前に体力が底をついてしまいます」
「そう、だね・・・深呼吸深呼吸。クールダウンクールダウン」
長距離走るには大事だよねと、なぜか陸上?の話をする立香。数回、大きく息を吸って吐いてを繰り返すと、自身の頬を叩く。
「よしっ、じゃあ何して遊ぼうか」
「切り替え早い・・・では、早速海に入りましょう。そのための水着なのですから」
ブリテンの周りは海だったが、わざわざ泳ぎに行くことはなかった。
川には入っても、足首が浸かる程度でドラケイ河では・・・うん、忘れた。忘れたよ。
「いいね。波は立ってないし、取り敢えず足の着かないところまで泳いでみよう」
「はい!」
差し出された手を取って、透明度の高い水へ足を踏み入れる。
塩水の冷たさ。
足が砂に沈む感触。
初めての体験に心が躍る。
(あれ?)
そういえば、私は海を見たことがあったけど、入ったことはなかったな。
今しがたの感想が裏付けしている。
そして、浅い川には入ったことがあるけど、足がつかないほどに深い場所で泳いだことはなかったな。
ーーーというか、
(私って、ちゃんと泳いだことあったっけ?)
その思考に行き着いた瞬間、私の足が地面から離れた。
******************
「ぜぇ・・・ぜぇ・・・大丈夫?アルトリア・・・」
「ゲホッゲホッ・・・あ“い・・・。ご迷惑をおかけしました・・・ゲホッ」
溺れた。
足が浮遊感を覚えて直ぐ、私の口内に海水が侵入してきてパニック状態に。
頭の中が真っ白になって、手を繋いでいた立香を巻き込んでジタバタと醜態を晒してしまったのである。
「思えば、私って泳いだこと一度もなかったです・・・ゲホッ」
気管に残った海水を追い出すために、咳を繰り返す。
これが塩水、なんと暴力的なしょっぱさ、いや辛さだ。
「ま、まぁ騎士王のアルトリアもカナヅチだったし、あまり気にしなくてもいいんじゃないかな」
「そうなんですか!?意外だなぁ・・・」
聖剣の騎士の概念に刻まれたアルトリア・ペンドラゴンの在り方は、完全無欠。
欠点など皆無と断言できるほどに完成されていたので、その情報には心底驚いた。
「浮き輪を持ってこなかったのは誤算だったな・・・どうする?砂遊びでもしようか?」
結構自信あるんだ、という彼を見て、たしか去年の夏にマシュさんとロード・キャメロットを作っている写真を見せられたのを思い出した。
どんだけ器用なのだろう。
けれど、彼の提案に私は首を横に振った。そして、代わりに手を併せて頼み込む。
「お願いです、立香!私に泳ぎ方を教えてください!」
夏の思い出が海で溺れて他の遊びにシフトした、なんて冗談にも程がある。
立香と共に共有する記憶は、一緒に泳いだことであって欲しい。
カナヅチで終わるなんてごめんだ。
「いいよ。泳げるようになるまで、とことん付き合う。教え方に関しては保証できないけど」
「構いません。よろしくお願いします」
「よしっ」
嫌な顔一つせず、本心から手伝おうとしてくれる立香に感謝しながら、私の水泳特訓が始まった。
チャプチャプ。
「ゆっくり、ゆっくりでお願いします立香わぷっ」
「大丈夫、わかってるよ」
後ろ歩きをする立香に両手を繋いでもらって、水面に浮く練習。
足が下に落ちないよう、指示されたフォームでバタ脚もこなす。
最初に比べれば幾らかマシになった。
「この塩辛さはどうにかならないのでしょうか」
「飴を舐めながらだと、そこそこ中和されるよ」
「持ち合わせては」
「ない」
「さいですか・・・ぴゃ」
喋りながらだと時々海水が入ってしまう。
立香とはできるだけ話していたいのでやめないけども。
「うん。上達早いね、流石は予言の子」
「むっ、その持ち上げ方やめてください」
「あはは、ごめんごめん」
というか水泳の上達と予言の子は関係ないでしょうに。
「要領がいいのかな」
「立香の教え方が良いんですよ」
「ありがと」
しばらく、波の音と私のバタ足の音だけがビーチに響く。
本当に私達以外の人影は無く、他者からの視線も感じない。
空をそのまま写したかのような澄んだ青い海で、二人きり。
これが泳ぐための練習じゃなかったら、もっと良かったんだけれど。
(立香と一緒にいられるだけで、大満足なんですけどね)
この特異点を修復しても、カルデアで一緒。
汎人類史を取り戻しても、一緒。
カルデアがそれを許さなくても、絶対に・・・死ぬまで、彼とは一緒にいたい。
そう望むほどに、私の心は彼に釘付けで、惹かれていて、恋焦がれていた。
(アヴァロンに送還された場合のことを考えておかないと)
マーリンの説得、はできそうにない。できる気がしない。
魔術師としての実力はグランドクラスだけど、口先もグランドクラスなのだから、一介の妖精風情が言い負かせるビジョンが思い浮かばない。
(なら、立香次第ですね・・・でも、彼はそうしてくれるでしょうか)
「アルトリア?」
「なんでしょう」
「難しい顔してたから、考え事かなって。オレにできることがあれば、相談に乗るよ」
「ーーーふふ」
「・・・?」
「今、解決しました。大丈夫です」
彼を改めて見て、確信する。
きっと、彼は私の思う通りの望みを天に捧げることだろう。
「ならいいんだけど。それじゃあ、アルトリア。周りをご覧ください」
「へ?」
言われた通り、周囲を見渡す。
右を向けば、一面に広がる水平線。左を向けば浜辺がある・・・のだが、私たちとの距離が練習開始よりもずっと広がってしまっている。
「・・・え」
「あぁ、足止めない方がいいよ。着かないから」
「え、えっ」
浅瀬で練習していたはずなのに、どうしてこんな沖に。
考え事をしていて、気がつかなかった。
「短時間で、すごい上手くなったよ。うん」
「あの、立香、何考えて・・・え?」
「今のアルトリアならきっと、オレの手が無くても砂浜に辿り着けるはず」
「なにを、なにを言っているんですか立香」
私はギュッと彼の手を握っているのに、彼からはなんの力も感じられない。ただ添えられているだけだ。
「信じてるよ、アルトリア。キミがあそこまでの距離を泳ぎきることを・・・」
「なんで遠い目をしてるんですかぁ!?手を握ってください!早く!」
彼はこう言いたいのだ。
オレのアシストなしで泳げと。
「あ、あなたは、自分が今何をしようとしているかわかっているんですかぁ・・・?お願いします、やめてください、死んでしまいます・・・!」
「いや、アルトリアならできる!」
「その根拠のない確信はどこからきてるの立香!?」
「countdown(ネイティヴ発音」
「や、やだあああ!!お願い立香、一生のお願いだからやめてください!一緒に戻れば良いじゃないですか、ねぇ!?」
「3、2ーーー」
「立香ァ!恋人の声が聞こえてないのかりつ・・・か」
手が、離れていた。
ニッコリと、立香は邪悪な笑みを浮かべていた。カウントダウンは嘘だった。
ーーー落ちる。
沈んで溺死、最悪の展開が思い浮かんでしまう。
「がんばれ〜」
「立香ああああ!!」
人の気も知らないで間の抜けた応援を残して、彼は一足先に背泳ぎで海岸に向かってしまう。
彼との距離が、離れていく。
「ま、待ってぇ!待ってよ立香!」
必死に、不恰好になりながらも手足を動かす。
怖い、怖い。
足を下ろして確認していないけど、もしも地面に触れなかったらと思うと・・・。
「う、うえええん!!止まって、止まってよ立香ああぁぁ!!」
情けなく子供のように泣きじゃくりながらも、バタ脚だけはやめない。
兎に角前に、前に進んで立香に追いつく。
そして、追いついたら・・・、
(セクエンス絶対叩き込んでやる・・・!)
向こうは油断しているのか、それほどスピードは出ていない。
英霊としての筋力をフル活用すれば、浜辺に到着するまでに・・・、
「おい、つい、たあああ!!」
「うごっ!?」
背泳ぎをしていた立香の真正面、お腹にダイブ。
「も、もう逃さない。この報いは必ず・・・あれ?」
ふと、気づく。
足が底についている。
浜辺とはまだまだ距離があるのに、だ。
「いてて・・・」
「あの、立香。この辺って」
「ん?ああ、うん。案外浅いんだよ」
「私の手を離したところも・・・」
「届いてたよ?勿論。まだ慣れないアルトリアを、足のつかないところに放置するわけないよ。逃げてる時も、もしもに備えて一定の間隔は保ってたし」
全ては、彼の手の内で踊らされていたようだ。
「で、どう?一人で泳げた感想は」
結果的に、私は自分の力のみで泳げるようになった。
それは紛れもない事実で、ここまで上達の手伝いをしてくれた立香には感謝の念に絶えない。
ーーーでも、
「それはそれとしてすごい怖かったんですよカリバアアアアア!!!」
天高く、水飛沫と共に立香が宙を舞った。
私「躍動トリオの現パロ書きたい・・・でも戦闘シーンも書きたい・・・どうすれば良い?」
友「ワールドトリガーでキャラだけクロス」
私「天才か?」
友2「落第騎士」
私「こっちにもいたわ」
本短編も、書いてあと2話くらいでしょうか。
お気に入り、評価、感想、いつもありがとうございます!!