上原家に引き取られる話   作:清らかクッキー

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色んなことが重なり、遅れてしまった.......
久々投稿どうぞ!


5話 テストとご褒美

皆さん、こんにちは。上原雪です。

入学式から、しばらく経ち僕達は初めてのテストを迎えました。

特に問題はないです。.......ひまりお姉ちゃんと蘭は除いて。

 

「もー!全然わかんないー!」

「.....頑張ろ?」

「ひーちゃん、最初のテストなのにこれは不味いって〜」

「そんな事言ったって〜、それに私だけじゃなくて蘭もでしょ!」

「…私はひまり程じゃないよ」

「う〜〜」

「あはは...ひまりちゃん、教えてあげるから頑張ろ?ほら、ケーキあるよ!」

「つぐ〜、ありがと〜」

「まったく、調子いいなひまりは」

「.......ふふっ」

(((((…可愛い)))))

「でも、なんかご褒美ないとやる気出ないよ〜」

「え〜、ひーちゃん欲張りだね〜」

「ちなみにどんなご褒美がいいんだ?」

「ん〜、やっぱり雪になんかして欲しいな〜」

「「「「…ん?」」」」

「という訳で雪〜、ご褒美ちょうだい!」

「.......ん、どんなのがいい?」

「「「「いいの!?」」」」

「それじゃあ、モカちゃんも欲しい〜」

「モカは、頭いいからずるいよ!」

「…それならつぐみも頭いいよね?」

「えっ!?巴ちゃんだって結構いいよ!」

「イヤイヤ、アタシはそこまでだから貰ってもいいだろ!?」

ワーワー

「.......それじゃあ」

 

僕は、みんなに条件を出した。

ひまりお姉ちゃんと蘭は400人中200位以内

巴は100位以内、つぐは50位以内、モカは10位以内と。

 

その結果…

 

「「「「「やったー!!」」」」」

 

 

見事5人は僕の出した条件をクリアした

なので…

「「「「「ご褒美ちょうだい!!」」」」」

「.......なにがいいの?」

「あー、その事なんだけど、みんなで話し合って決めたんだー」

「?」

「夏休み、もうすぐでしょ?だから…」

「「「「「海、行こう!!」」」」」

 

という訳で夏休み、海に行くことが決まった

 

 

「そういえば雪はどうだったの?」

「.......ん」

「どれどれ……え?」

「ひーちゃんどーしたの〜?」

「コレ見て」

「「「「ん〜?えっ?」」」」

 

僕が渡したプリントには1位の文字が

 

「........ムフー( *¯ ꒳¯*)」

(((((ドヤ顔…でも可愛い!!)))))

「そういえば、雪、小学校の時から頭良かったもんね」

「そんなゆっきーには、モカちゃんからのご褒美だよ〜」

そう言うとモカは手を伸ばしてきて

「はい、なでなで〜」

「.......ん、ありがと」

(髪サラサラで気持ち〜、ずっと撫でていられる〜)

(.......気持ちいい)

((((ずるい…))))

 

 

 

夏休みが楽しみだ

 

 

 




夏休み、色んなとこ行きたかったなー

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