上原家に引き取られる話   作:清らかクッキー

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休みだ〜
という訳で2日連続


6話 買い物

前回のあらすじ

テストがありひまりお姉ちゃんが死ぬ

やる気出すためにご褒美を出す

みんなも欲しがる

条件を出す

みんなでクリア

ご褒美ゲット

僕は1位 ムフー( *¯ ꒳¯*)

 

………という訳で今日は海に行くための買い出しです

 

 

 

「それでは皆さん、有意義な夏休みにしてくださいね」

ヨッシャーアソブゾー カラオケイカネ? ユキクントアソビタイー ユキクンユキクンユキクン…

 

「ん〜〜、終わった〜」

「モカちゃん疲れた〜」

「…モカ、いつもそれ言ってない?」

「それより、早く買い出し行こうよ!」

「.......行こう!」

「雪は海、初めてだから楽しみなんだよね〜」

「おっ、それなら早く行こうぜ!水着とか、色々買うものもあるし」

「それじゃあ、行こうか〜」

「.......楽しみ!」

 

 

 

~~ショッピングモール~~

「…っと、その前にご飯ご飯」

「モカちゃん、何にしようかな〜?」

「…フードコートだし、好きなの買えば?」

「そうだね!それじゃあ、各自買ったらこのテーブルに集合ね!」

 

そんな訳で、僕は某ハンバーガー屋でハンバーガーとポテトのL、それとバニラシェイクを買った。小さい頃碌に食べさせて貰えなかったからか、こう見えて大食いだ。だからよくひまりお姉ちゃんに

「なんで雪はそんなに食べるのに太らないの〜〜」

っと、よく言われる。テーブルに行くと巴が座っていた。

「おっ、雪はハンバーガーか、美味そうだな!」

「.......巴は、ラーメンなんだ。ふふっ、ラーメン好きだね」

「おう!美味いからな!今度一緒に食いに行こうぜ!美味い店見つけたんだ」

「.......うん、楽しみにしてるね?」

「「おまたせ〜」」

「ひまりとつぐは、うどんかいいな!」

「うん、サッパリしたのが食べたくて」

「私は天ぷら食べたくなったんだ〜」

「…みんな早いね」

「蘭はタコスか」

「…珍しかったから」

「あとはモカちゃんだけだね、何にしたのかな?」

「お待たせ~」

「「「「えっ、」」」」

モカのお盆には牛丼とラーメンそしてカレーパンが乗っていた

「モカ、本当に全部食べるのか?」

「もちのろんだよ〜、ぜーんぶモカちゃんが食べまーす」

「す、すごいね…」

「それじゃあ、」

「「「「「いただきます!」」」」」

 

 

「あ〜、食べた食べた」

「…本当に全部食べたんだ」

「相変わらず、すごいねモカちゃんは。雪くんも沢山食べたね」

「.......うん、美味しかった」

「それじゃ、買い物するか!」

「まずは、水着買おう!雪に選んでもらお〜う」

「「「「わたしも!(モカちゃんも〜)」」」」

「.......え?」

 

「じゃーん、どう?雪」

ひまりお姉ちゃんが、着ていたのはピンク色のフリルが着いた花柄のビキニで、正直めっちゃ似合っていた

「.......うん、可愛いと思うよ?」

「っ、そ、そう?それじゃあこれにしようかな?/////」

「それじゃあ、モカちゃんはこれに…」

「「「ゼッタイダメ!!」」」

モカが、紐状のやつを持っていたのは見なかったことにしよう

結局、ひまりお姉ちゃんは見せてくれたものを、つぐみはクリーム色のワンピースタイプ、蘭と巴は黒のビキニ、モカはオフショルダービキニを買うみたいだ

「私たち買ってくるから、雪はベンチに座って待っててね」

「.......分かった」

 

外のベンチに座って海に行ったら何をしようかと考えていた

(ビーチバレーして、かき氷食べてBBQしたいなー)

「ねーねー、そこのおネーサン今1人?」

(どうせなら、泊まりがけで行って周りの観光とかも…)

「無視しないでよー、俺たち暇なんだよねー一緒に遊ばない?奢るからさ〜」

(この人、誰に喋ってるんだろう?)

「おっ、やっと反応してくれた。どう?遊ばない?」

「.......僕?」

「うひょー、ボクっ娘じゃん(笑)リアルにいるんだな(笑)」

「いいじゃん、テンション上がるし」

なんとも、頭の悪そうな3人組だ

「.......僕、男なんで.......」

「変な冗談言ってないで遊ぼうよ〜、連れがいるならその子の分も奢るから」

全然話が通じない、頭悪いんだな

「.......あの、だから「雪〜お待たせ!」ひまりお姉ちゃん!」

「おー、連れの子も可愛いじゃん!ねーねー、俺らと遊ばない?奢るよ?」

「あっ、そういうのいいんで。雪、行くよ」

「.......あっ、うん」

「つれないこと言わないで、俺たちそれなりに金あるよ?」

「迷惑なんで、結構です」

「あのさあ、こっちが丁寧に誘ってんだから黙って着いてこいよ!」

男がひまりお姉ちゃんの手を掴もうとした

「.......!やめて!」

僕は、男の手を払い除けていた

「.......ひまりお姉ちゃんに、触らないで!」

上原家の一員となってから出したことの無い大声で叫んでいた

「っ、雪…」

ドウシタンダロ?オトコガオンナノコニナンカシテルヨ?ケイビインヨンダホウガイインジャナイ?

「お、おい。なんか騒いでるぞ」

「ちっ、帰るぞ!」

 

 

「良かった〜、雪だいじょ、ダキ雪?」

「.......良かった」

「…ふふっ、守ってくれてありがとう」ナデナデ

「.......ん///」

「みんな待ってるから、行こう!今度は雪の水着買いに行くよ!」

「.......うん」

 

 

 

「ゆっきーには、女性物も合うと思うけどな〜」

「流石に雪くん嫌がるんじゃないかな?」

「でも、雪が上半身裸だとちょっとな、」

「また、変な虫が寄り付くよね~」

「それじゃあ…」

 

 

「雪、本当に大丈夫だった?」

「.......大丈夫だよ」

「私、心配だな〜」(今度から1人にしちゃダメだな…)

「.......海、楽しみだね」

「そうだね!あ〜、早く海行きたいなー!」

「.......それまでに、宿題進めないとね」

「うっ、そうだった〜。雪〜教えて〜」

「.......ん」

「ひまり〜、雪〜そろそろ寝なさーい」

「「はーい(うん)」」

「おやすみ、雪」

「.......おやすみ、ひまりお姉ちゃん」

僕は自分の部屋に入り今日買った水着と猫耳パーカーを眺めてから、布団に入った

(楽しみ.......)

 

 

 

海。楽しみだな♪

 

 




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