きまぐれで滅茶苦茶な連中の謎語り集 作:schwarz Fuchs
レミン(リーダー)
性別:女性。基本無表情な青系に白系のメッシュがかかったような髪を持つ黄色の眼の少女。幼女では無い。二つ名「狂人」と割と全世界公認レベルのヤベー奴。一人称はボクで二人称は名前orあなた。身内以外には無口っ娘属性も増える。自称永遠の16歳で肉体年齢は16歳。物理的な全知と能力方面限定の全能に加えて全能の幅を広げた結果事実上の全知全能が出来上がった。尚全知の大半は封印済み。
グレシー(チーフ)
性別:今回は女性。女性の場合はのじゃロリと化す黒髪紅眼の幼女系元悪魔。一人称は儂で二人称は名前orお主とか其奴とか。のじゃロリと化した経緯は多分何かのキャラの真似してたら抜けなくなってたとかそんな感じ。能力が殆ど戦闘のために使うようなものじゃないけど努力の結果で凄く強い。
くろぎつね(創設者)
性別:自称無し。普段の見た目は一応女性だが実際触ると分かるように、胸元に膨らみはあるものの突起はなく、下の方もただただ何もくっついていなければ凹んでもいない。なんでこんなこと書いてんだ私は。その影響か性自認が紛う事無き無である。基本愉悦の民だがなんだかんだ普通に仲間思いのいい人。ただし性格も性根も腐ってる上に国語力が足りない。一人称は私で二人称は名前か二つ名で呼ぶ。
「最近身体がなまって仕方が無い。よって組み手の相手をやれ」
「何故ぇ!?」
────────
「そんじゃ、危なくなったら止めるからな」
「うーい」「ん」
くろぎつねが審判になる位置につき、グレシーとリーダー...レミンが距離を取り、向かい合う。
「はじめ」
瞬間空気が爆ぜる。比喩でも何でもなく、音を遙かに超えた速度の移動によるソニックブームと、大気中を無理矢理突っ切った事で発生した熱量が文字通り爆発を発生させた。それを能力によって体表を操作し自分の目の前に発生させレミンの視界を阻害する。グレシーはと言えば既に能力で強い光や衝撃波に負けない目に変化させているので爆発程度なら得られる情報量的にも一切意にする必要を無くしている。
グレシーが手を伸ばし、組技を行うためにレミンの腕を掴みに掛かり...単にそれを上回る身体能力で殆ど動かずに回避し、近づいたグレシーを膝蹴りで迎撃する。能力を用いて相手の精神内に介入し──とは言え精神介入はグレシーの方が上手なので──無効化されるものの肉体の流動などによる形で衝撃の受け流しを間に合わせないようにして蹴り飛ばす。
「...かっかっか。こうやって味わうとやはり堪えるの」
「能力完全に有りにする?」
「そうさせてもらうとするかの」
side:レミン
そう少しの会話と取り決めを行う。
瞬間、辺り一帯が闇に包まれる。いや、闇という表現も不適切であり、どちらかと言えば───黒く濁った全ての色であり、同時にそれ以外の色という表現が適切な冒涜性を持つもの──
その中に赤い光が無数に表れる。恐らくグレシーの目と同じものだろう。常人なら即座に発狂するのだろうが...私の精神は不変という性質を持ち続けるためこれらは一切通用しない。
とは言え、この靄はグレシーの身体、というか多分手。なのでこちらの動きを全力で阻害してくる。それをSCP財団のジョークSCPであるSCP-710-JP-Jの量子歩法を行い(厳密には起こす結果が似てるだけの全く別の体術だが)グレシーの出した靄という身体の一部に触れないようにし、更に能力を行使し、武装色の覇気(別にグレシーのこれは自然系の悪魔の実の能力では無いのであくまで比喩)を行いグレシーの靄を無理矢理殴る...も靄のまま捌かれる。
そうしていると、靄の一部が流動し、或いは増幅し、一部分だけ総合的な質量が跳ね上がっている。...あーこれは。うん予想通り。増えた質量が、密度が、一定値を突破する事でブラックホールが発生。位置的には既に事象の地平線の内側にいるため逃げるどころかその引力によって肉体に負担が掛け、ブラックホールの引力の中心地点に向けて身体を引っ張っていく...前にそこに向けてジャンプで飛び乗る。
グレシーは既に「ブラックホールが吸い込まない」という定義だけで成り立っている架空の物質に肉体を変化させているのでブラックホールの事象の地平線も引力も一切気にせずに活動する。
さて、そろそろ真面目にやりますか。
side:グレシー
レミンの纏う気配が急激に変化する。呼吸は疎か、細胞、或いはそれ以下の極小のスケールから何もかもの動作が完璧に制御され、そして武術の域を逸脱した武術による暴威が始まる準備が出来上がってしまう。
即座に自身の目に因果律や法則、理さえも完璧に見通すように、そして自らの肉体を変化させ儂自身の因果律に変化させる。これにより儂自身の運命を操作する事を封殺する。
瞬間、形成していた儂のブラックホールが踏み砕くように粉砕される。否、粉砕、というよりは文字通り、微粒な粒子未満のスケールにまで消し去られる。収束させられていた重力圏が一気に修復されるが、その反動の全てさえ、バラバラに分解されていく。これによって、儂が生み出したブラックホール、そしてその影響の全てが悉く何の影響ももたらさずに崩壊した。そのままレミンは地表に降り立ち空を切るように拳を振るい、
「っ、ガハッ」
今の姿では存在しない脳や心臓を直接殴られる。そのスケールの武術とは言え、当たり前のように存在しないものを殴って儂にダメージを与えるで無いわ!!
ま、儂も同じ武術で脊髄周りの神経を直接掴み、カウンターが飛んで来たなぁ!?
「っぐ」
ぐぬぬ、奥の手を除けば儂がレミンを相手取るのは精々がここまでが限度じゃの。
レミンが距離を無視して殴る、カウンターを合わせる、カウンターを捌かれ距離を詰められる。
「これで、お仕舞い」
レミンの能力により儂の姿が元の人型の姿に無理矢理戻され、そのまま押し倒される形で回避手段を失い、儂の頭めがけて拳が飛んで来て
「はい、そこまで」
...当たる寸前で別方向に無理矢理逸らされ空を切る。その衝撃が
...あー、久々に死ぬかと思った。
「二人ともお疲れー」
くろぎつねめが特製のスポドリを投げ渡してきながらこっちに向かってくる。まあ予想通りではあるが
「「不味い」」
「不味くした代わりにちゃんと効果抜群に作ったから問題無いよ☆」
キレたい。キレるわ。キレたわ。
この後グレシーはくろぎつね(審判)に関節技を決めに行くも指先一本すら文字通り動かなかった。グレシーは不貞寝した。