彼女(メリュ子)は百合ヶ丘のリリィ。   作:Celtmyth

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最終回


Ep.11

 晴れた青空。時にトビの鳴き声が聞こえる。その空を湯船の中から見上げるこの時間は―――

 

 

「格別過ぎじゃありませんか~~~~~~~」

 

 

 ……台詞が二水に取られたね。まぁ別にいいけど。

 HUGEとの戦闘で掘り起こされた温泉に今、百合ヶ丘の皆がいる。あれだけの戦いの後だからね。こんなご褒美があっても文句はないでしょう。あと露天と呼ぶには開放的すぎてモラルの問題があったけど監視網は麻痺して覗かれる心配はないらしい。足だけを湯船につけて空を見上げているけど、流石に衛星とかが見える訳ないわね。

 

「すい~~~~~」

「こら結梨。泳ぐのはやめなさい」

「おおっ」

 

 目の前で泳ごうとした結梨を()()で引き寄せる。

 尻尾だけじゃない。腰からは翼も生えているし頭には角もある。あとついでに額には宝石みたいのもある。あの姿から『戦いが終わった』と考えるとなぜかこんな姿になった。簡単に言えば戦闘機のような黒い竜人から妖精のような白い竜人のような姿だ。いや、理由は何となくわかる。この姿は私の前身の前身。なぜか私はこの姿になれた。理由は本当にわからないけど。

 

「……はむっ」

「私の尻尾は食べ物じゃないわよ」

「ねぇねぇ! 私も嚙んでいい? あとその翼とか角とか額の宝石とか味見していい!?」

「もしかしてのぼせたの百由?」

 

 引き寄せた後も逃げないように巻き付けたままだったのを結梨が甘噛みをしていたら興奮した百由が近づいてきた。確かパソコンを浮かせていたはずだけど……。ああ、二水が回収してるわね。

 

「いーえ全然。あでも興奮してたらのぼせるかしら?」

「でしょうね。あと私も疲れてるから今回は遠慮したいの」

「そうね。一柳隊に揉みくちゃにされてたものね、メリュ子ちゃん」

「他にもいっぱい来て、それで頭を撫でられすぎて髪がすごく絡まったからそれを解くのも大変だったわ」

「あ~、髪が長いと梳かすの大変なのよね。じゃあ今は話だけにするわ。二水ちゃーん、パソコン返してー」

 

 百由がパソコンを取りに戻ると結梨に巻き付けた尻尾を解いてそれも湯船に沈める。と、そうしたら結梨は沈んだ尻尾を引っ張り出して両手でいじり始める。

 

「そんなに気に入った?」

「うん、面白いから」

「ふーん」

 

 そう言われて持ち上げられた尻尾の先で結梨の頬っぺたをくすぐる。

 

「あはははっ」

「おやおや、仲睦まじいわね」

「当たり前でしょ?」

「はいはい。そのままでいいから少しだけお話しましょうか」

「ええ。ただし、長湯しない程度に」

「オッケー♪」

 

 あ、これは守らない気がするわ。適当な所で切り上げたほうがいいわね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………………………………………

 

 

 

 

 

………………………

 

 

 

 

………

 

 

 夜。冷える時間に私は今、理事長室にいる。HUGEの攻撃で窓は割れており、夜風が遠慮なく吹き付けてくる部屋だ。

 

「………寒い」

「大丈夫メリュちゃん?」

「やっぱり帰っていいかしら? ほら、私ってドラゴンだし、つまり変温動物……」

「すまないが、我慢してくれ」

「代行が言うなら我慢する……」

 

 理事長代理と生徒会長たち、そして梨璃・夢結・百由がいる中で私はストーブから離れず、あと毛布で体を包んでいる。体はすでに人の姿に戻して百合ヶ丘の制服を着ている。学園側の予備で新品の匂いがまだ残っている。本当なら結梨と一緒に寝たかったけどあのHUGEとの戦いの後だから何かありそうだし、結梨を楓に預けてきた。

 

「それじゃあ話を始めましょう。まずこれが、私たち百合ヶ丘女学院が管轄する七号由比ヶ浜ネストの現在の様子よ」

「はぁ?」

「そして、ここに映っているのがネストの主と目されるアルトラ級HUGEね」

「アルトラ級……? えと、あの。もしかしてこれ……海の底ですか?」

「そうそうそう! ちなみにアルトラ級HUGEの全長は400mとも1kmとも言われてるのよ」

 

 梨璃が百由のパソコンをのぞき込むその隙間から見ると、胎児のように膝を抱えている映像が映っている。そして外の方、実体がある方を見る。ここからじゃ海上の巣を示す雲の形しか見れないけど気配は感じる。

 

「それでここ最近のHUGEはこのアルトラ級から大量のマギを半ば奪う形で供給されていたわ」

「過剰な負荷をかけられたせいで、今はネスト全体がその機能を事実上停止していると思われます」

「つまり、倒す絶好の機会なのね」

 

 これまでの説明から私が予想した答えを挟む。おそらく間違いじゃないはず。

 

「倒すって、こんな大きなHUGEを!?」

「その方法があるからここで話して、そしてその件に関して私たちにしてほしい事があるから呼ばれたのよ」

「そゆことよメリュ子ちゃん」

「そこで、その任務を一柳君に任せたい」

「はい? えっ、私!?」

 

 理事長代理の言葉に私も含め、全員が彼女に注目する。ただ夢結はそれに加え、警戒しているような気配がするわね。

 

「でもどうやって?」

「それにはこれを使う」

 

 梨璃の疑問に答えたのは眞悠理。彼女を含め生徒会長の三人は席を立つと少し奥へ行き、そこに明かりを灯す。すると現れたのは夢結が今回の戦いで使っていたCHARM。たしかダインスレイブって名前だったわね。

 

「これは……」

「ダインスレイブ。言わば、この事態の原因となったCHARMだ」

 

 眞悠理の反対に梨璃と夢結、百由と一緒にダインスレイブを挟むように説明を聞く。

 

「美鈴様が書き換えた術式が、巡り巡って由比ヶ浜のHUGEを狂わせた」

「それをヒントにアルトラ級を倒す為の、いわゆるバグとなる術式を仕込んだの。まさかこんな早く使う羽目になるなんて、間に合わせの急ごしらえなんだけど」

 

 百由が術式を組んだ訳か。でもこう言った作戦は王を毒殺するってイメージをしちゃうわね。

 

「そこまでするって事は、急ぐ必要があるのね」

 

 ダインスレイブに見入っていた所、夢結の言葉で話に意識が戻る。

 

「……昼間の戦いを経て、私たちにはもうこの一振りのCHARMしか残されていないの」

「もし今、HUGEが現れたらなす術がない。一人を除いて、だがな」

 

 その一人の言葉に今度は私に注目が集まる。

 

「なるほど。私はここの防衛、もしくは梨璃たちの護衛になるのね」

「その通り。今、この百合ヶ丘で戦えるのはメリュ子ちゃんだけ。ちなみに戦う時はあの黒い姿や、あの竜の姿になる?」

「いいえ、大丈夫よ。戦いの後、ジョフロアとフロモン(テュケンダイト)もこの姿に合わせて形状を変えたから」

 

 シーツの中、腰に備えた()()武器。前の彼女はアロンダイトと呼んでいたけど私は後継だし、騎士道物語のアロンダイトにちなんでオートクレールって呼ぶことにしてるけど。

 

「ホント不思議だよね。あのおっきな剣がそれなんでしょ?」

「元は私の外皮、マギで形作った物だからね。この程度は出来るわ。ちなみにこれからマギを放出して飛ぶことだって出来るわよ」

「機動力はそう変わりないって事だな」

「ええ」

 

 シーツの中が冷え始めて来たから見せるのはここまでにする。

 

「でもまずは梨璃にしてもらいたい事を聞かせて」

「わかったわ。なぜ梨璃さんにお願いしているかと言うと、このCHARMを扱えるのがカリスマ以上の力を持つ彼女しかいないからなの」

「その話は長くなるから座ってしましょう。お茶も入れてね」

 

 百由に促されて再び席に着く。緑茶と紅茶のどちらか聞かれたからここは気分で緑茶を貰った。

 

「あの、それでカリスマって結局何なんでしょうか?」

「今日の梨璃さんの戦い方は、通常のカリスマの域を超えているわ。全リリィのパフォーマンスが著しい向上を示したの。私たちもつい参加しておいてなんだけど、全校生徒でマギスフィアを繋ぐノインヴェルト戦術なんて、常識じゃあり得ないの。仮説だけど、上位スキルを発現した可能性も」

 

 あの時、そんな状態だったのね。うーん、思えばどことなく気分が良かった気がするわね。復活したばかりの高揚じゃなかったのかもね。

 でもそれがあの場にいたリリィ全員に影響していたなら梨璃のスキルは特別のようね。そしてそのスキルがあのダインスレイブを扱うに必要になるわね。

 

「でも、危険な事に変わりはないわ」

「えぇ……」

 

 それを聞いて件のヒュージネストを見る。気配をもう一度感じ取り、その気配から強さを予想する。その上で私単騎による撃破の可能性は――――。

 

「あの、理事長……、代行先生。ありがとうございました」

 

 勝率を導き出そうとしてたら梨璃がそんな事を言ったので計算は中断して彼女を見守る。

 

「はて、何のことかの?」

「結梨ちゃんと、メリュちゃんの事。最後まで庇ってくれたって百由様から聞きました」

「……私など、そう大きな事はしておらんよ。それに、な」

 

 代行は言い淀みながら私に目を向ける。その視線の意味は、すぐに理解できた。

 

「隠さず本音と、想いを伝えるわ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。それだけで十分」

 

 私も百由から父さんの事を聞いた。現時点でも行方不明と聞いたけど、それだけで彼がいない事を知った。初めて会った日が最後になる事は察していた。

 それでも、寂しくはあった。

 

「……やります。私、メリュちゃんや結梨ちゃんのように危ない真似はしてほしくない。生きててくれたけど、メリュちゃんがいなくなった悲しい気持ちは今でも心の中に残っているんです。だから、仲間がいなくなって悲しい思いをするリリィはもう、いてほしくないから」

 

 ……思っていた以上に私の喪失は彼女に大きな傷をつけたみたいだった。元々、優しい子だと思っていた。その反面、芯の強い子だとも思っていたけどそれ以上に純粋だったのね。

 直感でここに言葉は挟むべきではないと思う。そして視線は無意識に夢結へと向かっていた。

 

「その作戦、私も同行します」

 

 その夢結がそう言った。

 

「お姉様?」

「今の梨璃の言葉は、私の願いでもあります。私が梨璃を想い、梨璃が私を想う限り、私たちは必ず戻ります。―――梨璃は、私が必ず守ります」

 

 覚悟した言葉だった。私が呼ばれたのは私に護衛を任せたかったのは察していたろうに、譲る気はないという気概が感じられた。

 

「じゃあ、私がお姉様を守りますね」

「全く、私が入り込む余地がないじゃない。でもその方が安全かもしれないわね」

「ん? 何か懸念があるのか?」

「どうやら私は嫌われてるみたいでね。今回も、以前もHUGEと戦った時には強い殺気を向けられてね。だからもしかしたら」

「沈黙しているとはいえ、アルトラ級も活性化する可能性があると」

「そうね。あそこに近づいた事はないし、ましてや今すぐ確認する時間もない」

「安全を考えるならメリュジーヌさんは離れていた方がいい。でも」

「貴女たち二人には多大な責任を負わせてしまう。―――ごめんなさい、本当に大変な思いばかりさせて」

「いいえ。みんな、自分のすべき事をしたのよ」

 

 私の速度なら助けに入れる可能性があるんだけど、この話の流れだと言わないほうがいいかな。それにヒュージネストから感じる気配を鑑みるなら梨璃と夢結の二人だけの方が気づかれない可能性が高い。寧ろこっちの方が安全とも言える。

 

「どうか、頼む」

 

 この様子を見守っていた代行が梨璃たちに頭を下げてそう言った。

 そして明日、由比ヶ浜ネスト討伐が実行される事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

………………………………………………

 

 

 

 

 

………………………

 

 

 

………

 

 

 朝、ガンシップが飛び立つ。レギオンの外征に使われるあれは大きな機体だ。それを今回はパイロットを除いて乗るのは梨璃と夢結の二人だ。私たちは二人とも座って、結梨に後ろから抱き締められる形で遠く離れていくガンシップを眺めてる。

 

「行っちゃった」

「そうだね。結梨も行きたかった?」

「行きたかったけど、私もCHARMがないから梨璃たちを守れないよ」

「いい子だね」

 

 私は結梨と二人っきり、学園の人が立ち入らない屋根の上にいた。屋上と言わないのはそんな場所じゃなくて清掃業者ぐらいしか立ち入らない場所だから。結梨を背負ってこっそり飛んで来ました。

 

「ねぇ、アルトラ級ってHUGEをたくさん作ってるんだよね? 梨璃たちがそのHUGEを倒したら他のHUGEも減る?」

「その答えはわからないわ。あのアルトラ級を討っても、どこかで新しく生まれるかもしれない。そもそも何故HUGEが現れたのかまだ誰も知らない。まぁそれを言ったら私も似たようなものなのだけれどね」

「お姉ちゃんも自分の事は知らない?」

「いや、よく知ってるよ。だから結梨や百合ヶ丘の皆に迷惑をかける事がわかってるんだ」

「なんで?」

「私はヒトでもHUGEでもない。そしてその二つより強い存在なの。だから()()()()()

 

 結梨は首を傾げる。流石にわからないか。

 でもどっちにしろこれから私が生きていた事は外に流れるだろうし、特にG.E.H.E.N.A.は狙ってくるでしょう。その点は結梨も同じでしょうからこっちも守らないといけない。だたしそれは政治的なやり取りも必要になるでしょう。うーん、ここは代行に頼むしかないわね。

 

「お姉ちゃんは怖くないよ?」

「ありがとう。でもヒトってトカゲとか嫌う事があるじゃない」

「あ、そうだね? そんなに怖いかな?」

「怖いと思う人は怖いと思うの。でもヒトは怖くないって他の人に思わせるために説明や遠くから見せるようにするわけ。と、言うわけでそれともう一つを代行にお願いしに行こうか」

「? 二つ?」

「そう、二つ。じゃあ降りるから掴まってて」

「うん」

 

 私が立ち上がると同じく立ち上がった結梨が後ろに下がり、それを確認したうえ右腕にオートクレールを装着して駆ける。

 

「っと」

 

 そして屋根の端を跳び、落下し始める直前でオートクレールを頭上で回し始める。そうして空中浮遊した所で結梨も飛んで私に抱き着いてくる。

 

「こら、黙って来ちゃ危ないわよ」

「ごめんね。でもお姉ちゃんなら守ってくれるでしょ?」

「ええもちろん。でもだからって危ない事は極力しちゃだめよ。戦いの最中ならある程度は目を瞑ってあげるけど」

「はーい」

 

 結梨に姉としての注意をしながらゆっくり地上へ降りていく。この後、代行にお願いする事を頭で整理ながら、これからの未来を想い馳せながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~リリィ新聞~~~

由比ヶ浜ネスト殲滅!! 夢結さま・梨璃さん お帰りなさい

 

スクープ!!

新シュッツエンゲル、ダブル電撃契約!!

工廠科リリィの百由さま・ミリアムさん

一柳隊のメリュジーヌさん・結梨ちゃん

 

 

 

「メリュちゃん、結梨ちゃんっ。シュッツエンゲルの誓いをしたの?」

「いやいやいや、ふつうは上級生と下級生が行うものでしてよ梨璃さん!」

「代行に頼んだのよ。これからの私が百合ヶ丘で過ごす事について話し合った時にね」

「これから?」

「梨璃には話さないとね。ほら、私って戦力過剰だから使いどころは注意しなくちゃならない。だいたいギガント級を私単騎で倒せるからね」

「そこまで!?」

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

「百合ヶ丘の切り札、ひいては人類の切り札として?」

「そう。この人類存亡が危ぶまれるこの時代で友好的な姿勢である私の力は必要になる。だだし悪い大人たちはそうお願いしますって言えないのが現実」

「そこまで言う?」

「……ないとは言えない。でもメリュの事を知ったなら狙ってくる所がある」

「そこの牽制とかは代行はやってくれるけど、その相手が腰をあげない為に私も少し義務が生じてるの」

「それって切り札って事に関係ある?」

「そうだよ。まず一番目立つのは外征任務の制限だね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「メリュは一柳隊とは区切って戦うのか?」

「そう言う訳じゃないけど別行動が多くなるのは間違いないわ。第一として私が生きて百合ヶ丘に帰属している事を政府やガーデンに伝える。ただしこれはあくまでお世話になったここに愛着があるからいるって事」

「つまり百合ヶ丘には最強ドラゴンがいますよって伝わってるわけよ。そ・れ・に、一番いちゃもんをつけてくるG.E.H.E.N.A.も簡単には口出せないのよ~」

「なんで?」

()()()()()()がメリュ子ちゃんの身元を百合ヶ丘に譲渡してくれたの。だからメリュ子ちゃんが引き抜こうとするなら代行が認めないとダメなのよ」

「じゃがこう言う事には抜け道があるからの。その為の外征任務の規制やら情報開示やらある。保護動物のような扱いじゃが、それがメリュを守ることになる」

「そして私は同学年の結梨とシュッツエンゲルの誓いをして貰うようにお願いしたわけ」

 

 

 

 

   

 

 

 

 

「ズルいですわ羨ましいですわその特例下さいましですわ!!」

「ごめんね。でも結梨は誰にも取られたくなかったから」

「アハハハ。最初のころから結梨の世話をしてたけど、本当に姉妹になるなんてナ」

「でもお二人ならお似合いですね。ですが何かあれば手を貸しますから遠慮なく聞いてきてくださいねメリュ子さん」

「うん! 私たち一柳隊を頼ってくれていいからね!」

「ありがとう。でも私に頼ってくれてもいいからね。何せ私は最強だから」

「なかなかの自信ね。今度模擬戦でもしましょうか?」

「いいよ。あ、一つだけ相談したいことがあるんだけど?」

「なに?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私って気を許してない相手だと前みたいなしゃべり方で『僕』って言葉を使っちゃうんだけど、これって悪印象を与えるかな?」

「いえ大丈夫です! 寧ろそっちの方が輝きますから!」

「何が?」

 

 

 

 

   

 

 

 

 

「でもメリュ子さんは凛々しい方でも可愛らしい方でもいけそうですね」

「ああ、メディアはダメらしいから。ごめんね」

「じゃあ一柳隊内で楽しみましょうか。結梨さんと雨嘉さんを巻き込んで」

「え、なんで私っ!?」

「みんなが楽しいなら私はやるよ。………ふわぁ」

「眠い? 今日の陽気は穏やかだからね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気持ちいいねお姉ちゃん」

「色々あったからね。今ぐらいは気持ちよく寝ようか」

「うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――BOUQUET編、了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「百合ヶ丘で3つ、1つは未知だがすでに魅力は十分だ。()()()()に値する」

「しかしすぐに行えないのは残念だな」

「準備にかかる。やるなら大きくやろう」

 

 

 

 

 

 

「新宿が舞台だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

本作におけるキャラクタープロフィール

 

メリュジーヌ・ヴィヴィ(15)

 百合ヶ丘女学院 1年椿組

  レギオン:一柳隊 ポジション:AZ

  レアスキル:レイ・ホライズン サブスキル:ドラゴンハート

  CHARM:オートクレール(原作元のアロンダイトの黒バージョン)

 

  好きな物:緑茶 一柳結梨

  苦手な物:寒さ 手加減

  特技・趣味:読書 殲滅 超高速機動

 

 

一柳結梨(15)

 百合ヶ丘女学院 1年椿組

  レギオン:一柳隊 ポジション:未定

  レアスキル:不明(複数の発動を確認) サブスキル:不明

  CHARM:グングニル(全壊中)

 

  好きな物:スコーン

  苦手な物:なし

  特技・趣味:模索中

 

 

 




 アニメ・BOUQUET編はここで終了です。ここまで読んで下さりありがとうございます。


 次はアプリゲーム版へ突入しますが、しばらくはプロットをしつつ、メモリアストーリーのように彼女らの日常を描いた短編となる予定です。短編は他のキャラとの交流や本編では表に出てこなかった部分が中心です。


 執筆中には長く放置していたある作品の進退もあるので投稿は遅くなるのでご迷惑をお掛けすると思います。

 

BOUQUET編終わり後について(今後は溜めて投稿するので間隔は長くなります。

  • ラスバレ編に突入
  • FGOクロス多めのストーリー
  • こっちは休んで停滞している他の作品をする
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