ジャイロボールに夢見て   作:神田瑞樹

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20話

         Ⅰ

 七月も後半に入り、ますます暑さをましていく東京都。

 連日のように更新する最高気温はワイドショーを賑わし、ここ数年で最も熱い夏という毎年のように繰り返されるフレーズが視聴者をうんざりとさせる。

 いつもと変わらない、東京の夏。

 そしてそれは試合を二日後に控えた青道にも同じことが言えた。

 燦々と降り注ぐ夏の日差し。

 遮蔽物のないグラウンドは、ちょっとした灼熱地獄と化していた。

 

……また今日も暑いな。

 

 額に浮かんだ汗をハンカチで拭い、月刊『野球王国』記者峰富士夫は迷彩色のベレー帽を深くかぶり直した。三十を超えた小太りの中年男性にとって、この憎々しいほどの快晴は決して歓迎できるものではない。

 とは言えこの暑さがミーハーなファンを追い払ってくれているのだからあまり文句も言えないなと、峰はグラウンドネットにへばりつく集団に目をやる。

 

……次でまだ四回戦だというのに、この暑さの中これだけの人が集まっている。

 

 見に来ているのは一部を除けば年配、それも峰でも何度か顔を見たことがあるような昔から青道のグラウンドに足を運ぶ熱心なファンが多かった。

 やはりそれだけ今年の青道に期待しているのかと、峰は肩にぶら下げていたカメラを構えファインダーを覗きこむ。

 もしかしたら使えるかも知れないとシャッターを切ってみれば、選手達のプレーに熱い視線を注ぐファンの中に見慣れた複数の顔が映っていた。

 

……『ザ・高校野球』に『週刊日報』、『ニュースポーツ』に『熱闘ハイスクール』。他にもいくつか来ているな。

 

 ネット越しにカメラを構えるは、峰と同じスポーツ記者達。

 広いようで狭い業界である。

 こうして顔見知りの記者同士が同じ現場に遭遇するというのも決して珍しくはないのだが、それでも予選が始まって間もないこの時期にとなると中々に珍しい光景。

 

……お目当てはどこも一緒ということか。

 

 そんなことを分析していると、ちょうどそのお目当てに動きがあった。

 ざわりと、ブルペンに張っていた集団から声が上がる。

 

―――おい、今から山城がブルペンに入るみたいだぞっ!?

―――なにっ!? 今日は軽い調整だけでブルペンには入らないと踏んでたんだが……くそっ、急いでブルペンに向かうぞっ!

―――取材は断られたからなぁ。何とか写真だけでも収めないとっ!

―――おい、聞いたか?

―――あぁ。山城が投げるんだろ? こりゃ見に行くしかねぇだろ!

―――一年で一五〇キロとは……時代も変わったものだのぉ。

 

 我先にとブルペンへと走り出す記者達、そしてその後を追う一般のギャラリー。

 これは自分も急がなければと、峰は人の流れに圧倒されている新人に声を飛ばした。

 

「大和田! 俺たちもブルペン側に急ぐぞっ!」

「あっ、はい! ちょっと待ってください!」

 

 人混みでも否応に目立つ長身の女性記者を引き連れ、峰は第一ブルペンへと向かう。

 人の波を掻き分けながら小走りでブルペンへと向かうその道中、大和田はキョロキョロと周囲を見回した。

 

「うわぁ。凄い人ですね……」

「当然だろう。ここ数年振わないとは言え、青道は全国でも名の知れた野球名門校。その青道で一年ながらエース番号を背負う投手が現れたんだ。話題にならない方がおかしい」

「山城……空君ですよね? 去年峰さんが記事にしていた」

「あぁ。世界でほぼ唯一といっていいジャイロボーラー。シニア時代から広橋君と共に何かと話題の尽きない選手だったが、高校に上がったことでその認知度が上がったな」

「確かシニアの時にバッテリーを組んでいた先輩を甲子園に連れて行くためにこの青道に来たと聞きましたが?」

「滝川・クリス・優、かつてその強打で一世を風靡した助っ人外国人、J・アニマル・Mの息子だな。丸亀シニアの監督によれば、山城君のジャイロボーラーとしての才能が開花したのはこのクリス君による功績が大きいらしい。一年の頃から全国でも指折りのキャッチャーだっただけに去年の怪我には多くの野球関係者が嘆いたものだが、見事復帰を果たして約三年ぶりに山城君とバッテリーを組んでいる。その辺りのドラマ性も山城君が人気を博す理由の一つだな」

「へ~」

「感心ばかりしてないでお前もしっかり……っと、もう始まっているな」

 

 二人がブルペンに着いた時には既に山城は肩を作り終わり、ボールを投げ込んでいた。

 峰はどこかいい場所はないかと探してみるものの、写真の撮りやすいブルペンネット最前列は既にカメラを構えた記者達で埋まっており、今から入れそうな隙間はない。

 

「仕方ない。写真は後日に回すか」

「はい。それにしてもこれだけカメラがあるのに、随分と落ち着いていますね」

「山城君はこれまで何度も大舞台を経験しているからな。これぐらいは慣れたものだろう」

 

 様々な視線やレンズが向けられるのをものともせず、マウンドに立った山城がゆっくりと足を上げる。次々と切られる無数のシャッター音がシャワーとなって降り注ぐ中、ダイナミックかつ流麗なフォームから力のあるボールが投じられた。

 パンッと、キャッチャーのミットが乾いた音を鳴らすと、それを見ていた者達からおぉと声が上がった。

 

「……良いボールだ」

「凄いボールですね……私、途中から浮き上がっている様に見えましたよ!?」

「対峙する打者にしてみれば相当打ち辛いだろう。既にプロでも通用するという噂に偽りはなしか……やはり明川がどうやってこの山城君に対するかが次の試合の鍵になるだろうな」

「下馬評では圧倒的に青道の有利ということですが……」

「走攻守、全ての分野で圧倒している以上有利なのは間違いなく青道だろう。だが何が起こるかわからないのが高校野球だ」

 

 二人で話している最中にまたミットを鳴らす音が響いたものの、今度はフラッシュは焚かれず外野からの声も殆どゼロに近かった。ゆっくりと、峰と大和田の両名は音のした山城の右隣のマウンドへと目線を動かした。

 

―――おいしょー! 決まった! アウトコース!

―――ボール二個は外れてるっつーの! ほら、早く構えろ。次はインコースだ。

―――おりゃああ!

―――コースが甘ぇ! それじゃあ持っていかれるぞ!

―――ぐぬぬぬ。さっきからダメ出しばかり……

―――お前が内と外の投げ分けの練習をしたいって言い出したんだろうが。

 

 やれやれと言わんばかりに首を振り、捕手はボールを投げ返す。

 それを右腕に付けたグローブで受け取った投手は、ぐぬぬと唸り声を上げた。

 

「あの子は確か山城君の後に登板した―――」

「あぁ。沢村栄純、青道では珍しいサウスポーの一年生投手だな。受けているのは御幸君か……」

「私、御幸君のファンなんですよね。だからレギュラーから落ちたのは残念というか……」

「個人的な感情を仕事に持ち込むな。まぁ確かに、あれほどの捕手がレギュラーを獲得できないというのは全国でもそうあることじゃないが。ふむ……沢村君の奥では川上君が投球練習中か」

「どこにも丹波君の姿がありませんね……これまでの二試合でもベンチに姿はありませんでしたし、怪我で予選には間に合わないという噂は本当なんでしょうか?」

「わからん。だがもしも本当に丹波君が予選で投げれないとするならば、青道にとって大きな痛手であることに間違いない。いくら山城君がすごくとも、まだ一年。何らかの理由で降板するということは十分にあり得る。その時、控えの二人の投手がどこまで出来るか……そこが今年の青道のポイントになるかもしれないな」

 

             ◇

 

 7月21日、午後八時三〇分。

 東京都練馬区・私立明川学園。

 完全下校時刻をとうに超え、残務のために残っている教師も明日の授業に備えてそろそろ帰ろうかという頃。節電のために無人の教室の電気は消す様にと厳しく律せられているにも関わらず、その日の校舎には教師の集まる職員室以外にも明かりが灯る部屋があった。

 明川高校第二視聴覚室。

 授業でも殆ど使われないその古びた一室において、楊瞬臣はブラウン管テレビに映る粗い映像に鋭い目を向けていた。

 

……やはり球種が違ってもフォームには殆ど差がない。

 

 画面の中では一人の投手――山城空が躍動感溢れるフォームからボールを投じ、バッターを見逃しの三振に打ち取っていた。

 幾度となく目を通した映像に目を凝らし、そしてまた巻き戻す。

 最早回数を数えるのが馬鹿らしくなるほど繰り返しただけに、その動作には淀みがない。

 過不足なく目的のシーンまで映像を巻き戻すと、また画面に目を凝らした。

 

……関東大会の映像を見る限り、セットでも球威はそれほど変わっていない。その分クイックは遅いが、牽制とキャッチャーの強肩でそのロスを補っている。

 

 関東大会と今大会では組んでいるキャッチャーが違うが、今のキャッチャーも中々お目にかかれないほどの強肩。明川には飛び抜けて俊足と言える選手が存在しない以上、ランナーを無理に走らせるのは自殺行為と言えた。

 

……いやそもそも、どうやってそのランナーを出すか。 

 

 スピードボールに目が慣れるよう160キロにセットしたマシンのボールを打席で経験するという練習をしてはいるが、所詮は付け焼刃。

 それだけで打てるなら苦労はない。

 また山城には真っ直ぐの他にも、ほとんど同じ球速で鋭く落ちる球もある。

 一体どうやって攻略するか。

 しばらく思考の海に沈んだ瞬臣を引き上げたのは、がらりと開いた扉の音だった。

 

「何かわかりましたか?」

 

「監督……」

 

 にこりと笑い、明川学園の野球部監督である尾形一成は瞬臣の隣の椅子に腰を下ろした。

 

「随分と熱心に見ていましたね」

「……すみません。こんな時間まで視聴覚室を借りて」

「てゆっか。自分が納得するまで見たいんでしょう? 他の先生達はもう帰られましたから、好きなだけ見なさい」

「ありがとうございます」

「それでいい作戦は浮かびそうですか?」

「そうですね……」

 

 瞬臣は画面へと視線を戻す。

 そこではまた一人、打者が三振を喫していた。

 

「……正直に言えば厳しいです。次の試合、まともにぶつかればウチの勝率は限りなく低いでしょう」

「瞬臣……」

「だからこそ、オレ達は一か八かの賭けに出る必要があると思っています」

「何か策があるのですね?」

「策と言えるほどのものではありません」

 

 けれどと、瞬臣は尾形に真っ直ぐな目を向けた。

 眼鏡の中に秘められた、強い意志の籠った瞳を。

 

「ウチが勝つ可能性があるとしたら、それしかないとも思っています」

「わかりました。次の試合はあなたに任せましょう。それで作戦とは?」

「はい―――」

 

 

 

 

           Ⅱ

 7月23日、午前9時半。

 まだ陽も登りきっていないというのに既に気温は20度半ばを超え、自重という言葉をどこかに置き忘れたかのように出歩く者に容赦ない夏の日差しを浴びせていた。

 連日続く気怠い暑さに誰もがうんざりと元凶の太陽を睨む中、ここ府中市民球場では気温とはまた別の理由で熱気に包まれつつあった。

 4回戦 青道高校×明川高校

 まだ朝も早い時間だというのに、このベスト8を決める闘いに集まった観客の数はおよそ3000人近く。朝一からご苦労なことだと、まだ踏み荒らされていないマウンドの上から空はぎっしりと埋まった青道側の応援スタンドにちらりと目をやり、またホームへと戻した。

 

―――一回表、明川学園の攻撃。一番センター 二宮君

 

 ウグイス嬢のコールを受けて、打者が左バッターボックスに入る。

 ようやくかと、空は手慰みにしていたロージンバッグを地面に落とした。

 

……前の試合を見る限り、正直言って明川の打線に脅威は感じなかった。

 

 3番に入る楊がチームの中で唯一鋭いスイングを見せていたものの、それ以外は過去二戦でぶつかった公立校の打者と大差ないレベル。

 空にしてみれば力を抑えて投げても簡単に三振が取れるレベルでしかない。

 けれどそのことは当然、明川側も理解しているだろう。

 

……となれば、何らかの策を打って来る筈―――

 

 審判からのプレイのコールがかかり、試合が幕を開ける。

 打者は大きく声を出すと、ややオープンスタンス気味に構えをとった。

 

……バットは短めに持ってるけど、極端って程じゃない。さて、一体何をしてくるのやら。

 

 セーフティーか、それともスタミナ切れを狙った待球作戦か。

 まぁいずれにせよ、それで怯むほど空は可愛らしい性格はしていないのだが。

 マスクを被るクリスのサインに頷き、ゆったりとしたフォームから第一投が投げられた。

 唸りを上げて突き進む剛球。

 まるで浮き上がっていると錯覚さえ抱かせるその球は、力一杯振られたバットを嘲笑うかのように茶色いミットを揺らした。

 

―――ストライクッ!

 

―――うぉおおお! キタキタキタっ――!!

―――そうだよ! 俺達はこの球を見に来たんだよっ!

―――相変わらずえげつねぇ音させてんな……ほんとにあれで一年かよ?

―――今の随分と振り遅れてたな……

―――あぁ。明川の打線じゃあ、あのボールは捉えられないだろ。こりゃ勝負は見えたな。

 

 期待通りの光景にスタンドのボルテージが早くも高まりを見せる中、その注目を一身に浴びる当の本人はいささか怪訝な顔で返球されたボールを掴んだ。

 

……初球からフルスイング?

 

 この試合明川はどのような作戦で来るのか、それを測るために投げた高目一杯へのボール。あらかじめ狙い球を絞っているならそれなりの反応を見せるだろうし、待球作戦ならばセーフティーの構えでもして揺さぶりをかけてくるだろう。

 何にせよボールの軌道を確認するために初球はまず見てくるだろうというのが、試合前にクリスと空が予想したところだったのだが。

 

……低目を捨てての高目狙い? それとも開き直ってのまぐれ当たり狙い?

 

 だがいかなる狙いがあったとしても、そんな大振りで捉えられる程空のボールは優しくない。空がボールを投げ込む度にバットが空を切り、ストライクの数とアウトカウントが増えていく。1番、2番を共に難なく空振りの三振で仕留め、明川のキーマンたる3番の楊を落ちる二シームジャイロでこれまた三振に切って取る。

 費やした球数は僅か十球。

 正に敵を制圧するド派手なピッチングに、スタンドの熱は更にヒートアップ。

 耳をつんざくような歓声を浴びてベンチに戻る空だったが、その顔には未だ疑問の色が色濃く残っていた。

 

「クリス先輩……」

「あぁ。少々不可解だな」

 

 初球の様子から高目に狙いを絞っているかと思いきや、低目のボールにもどんどん手を出してくる。そして好投手に対しては定番ともいうべき揺さぶりもない。

 非常に楽な展開であるがゆえに妙な違和感が空に付き纏っていた。

 そしてどうやらそれはクリスもまた同じようで、眉間に皺をよせている。

 

「……相手の狙いは見えないが、それを警戒してリズムを狂わしては元も子もない。お前はいつも通り投げていればいい」

「はい」

「できることなら先取点を奪って流れを掴みたい所だが……」

 

 一回の裏、青道高校の攻撃が始まる。

 

         ◇

 

 明川の初回の攻撃が三人で終ったその裏、青道の攻撃が始まる前にマウンドで投球練習を行う楊瞬臣は自身の異変に気が付きつつあった。

 体重移動、リリースポイント、腕の振りにボールに対する指のかかり具合。

 それら一つ一つを確かめながら丁寧にボールを投げ込んでいく中で、楊は疑念を確信へと変えていく。

 

……間違いない。

 

 投球練習として投手に与えられた七球を投げ終え、ロージンのついた指先に小さく息を吹きかける。舞い上がった粉末は白き靄となり楊の視界を遮ったものの、すぐに大気へと溶けていく。

 良好となった視界の先では、青道の先頭バッターである倉持が左打席に入っていた。

 

……俊足の一番バッター。春の試合も含めた盗塁成功率は九割超。塁に出せば厄介なランナーだが……

 

 第一球。ワインドアップから投じられた球はインローへのストレート。

 ストライクゾーンの隅を掠める、コーナーギリギリのボール。

 倉持がそれを見逃すと、審判が手を挙げた。

 

―――ットライク!

 

……今のはストライク。

 

 続く二球目も同じインローへのストレート。

 ただし今度は先よりもボール一個分ほど外に外れており、倉持はこの球も手を出さなかった。

 

―――ボール

 

……このコースはボール。

 

 カウント1-1となっての三球目。

 ここで楊が選択したのは、またしてもインローへのストレートだった。

 二球目よりもやや内に入ったことで打てると判断したのだろう、倉持がこの打席初めてバットを振り下ろす。

 けれど打てる判断したその球が通るのは、一球目よりもボール半分外に、二球目よりも半分内へと入った丁度ストライクゾーンとボールゾーンが重なり合う狭間。

 鈍い金属音がグラウンドに響いた。

 

……どんなに俊足のランナーだろうと、塁に出さなければ問題はない。

 

 詰まった打球が一塁へと転がる。

 倉持は何とか生き延びようとボールと共に一塁へ疾走するが、中途半端に勢いが死んでいない分だけ打球の方が早かった。

 

「国見っ!」

「おうっ!」

 

 ファーストが落ち着いてボールを掴みとり、そのままベースを踏む。

 一アウト。

 先頭バッターをきっちりと打ち取ったことで緊張がほぐれたのか、明川ナインに笑みが零れる。決して滑らかとは言えないボール回しを終えてマウンドへと帰ってきたボールを握りしめ、楊は確信に至る。

 

……やはり間違いない。

 

 実際にこうして打者と対峙して見るとよくわかった。

 体が軽い。ボールが指にしっかりと掛かり、イメージした通りのコースにボールが吸い込まれていく。

 普段のボール一個の出し入れは愚か、更にその半分―――目標として位置付けていたボール半分の出し入れさえ当たり前の様にできている。

 どれだけ調子が良かろうと悪かろうと、毎回同じ投球が出来るというのが楊瞬臣の強み。

 安定感◎、機械と呼ばれる由縁である。

 けれど、そんな楊をしても思わずにはいられなかった。

 

「……今日は最高に調子がいい」

 

 これまでの二試合で大量得点を積み重ねてきた強力青道打線。

 その前に、楊瞬臣が立ち塞がる。

 

 




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