「ハーレムアーカイブ!」「違う!」「違うのですか?」「……」 作:ハーレム委員
補習授業部の部員は、シャーレの顧問の先生の四号戦車の乗員になることが多い。
阿慈谷ヒフミ。
シャーレに所属している生徒の中では、比較的常識人。
衝動的に戦車を持ち出したりするので怒られることが多い。
白洲アズサ
学園都市でも上位のスナイパー。
先生からは、戦闘民族グループに分けられている。
浦和ハナコ
オープンスケベ? でヒーラー。
先生がペットショップで癒しを求めてペットを買おうとして、ペット志願し先生が風紀委員会に捕まる原因を作るほど天然、そこそこの頻度で、先生を社会的に追い込む。
下江コハル。
ツンデレ。ハナコがオープンスケベなら、コハルはムッツリスケベ。
先生の強引な行動にドキドキして、最近では強引な行動を求めている。
銀鏡イオリ
ゲヘナ学園の風紀委員。
ツンデレ気味。先生の間が悪く、イオリには変態と認識されている。
変態扱いだが、頼れる男性で側に居ると安心する。
先生
チート転生の影響か、名字と名前が思い出せないので、天聖(てんせい)、守刃甲(しゅじんこう)と名乗っている。
所持しているチート能力には強力なモノが多く、普段は加減して使用している。
学園都市の外から来たのに、戦車の砲弾を弾くことから、超人などと呼ばれている。
一般生徒と不良生徒からの人気は高め。ただ、生徒に手を出す変態扱い。
学園都市の問題を結果的に派手に解決しているので、一般生徒、不良生徒問わず、何かと協力してもらえる。
◯月◯日
ようやく、ゴタゴタが終わったので、状況を整理するために、日記を書くことにした。
振り返っても転生する前の自分の記憶は、かなり怪しいが。
俺は前世ではただのオタクなオッサンだった。
けど、死んで神に出会い、出来るだけ沢山チートを願った。
分かりやすいところで言うと、野菜人の主人公並みの力とか、ワンパンで敵を倒したり月まで蹴り飛ばされても一瞬で戻ってくるヒーローの力だろ。
どちらか、一つでいいのでは? と思うかもしれないが。
宇宙空間での戦闘や空を飛んだり、瞬間移動とかの能力が欲しかったから願ったけど、まさかアッサリと貰えるとは。
他にも美少女錬金術師が釜で錬金術をするゲームの力とか、ミリタリーやロボットゲームを元にした力を貰ったけど。
過剰な力かと思ったけど、巡航戦車乗り回す不良生徒とかがいるので、そうでもなかったな。
ちなみに、普通の車で通勤するとたまに、不良や正義執行委員会や風紀委員の銃撃戦に巻き込まれて車が大破する可能性があるので、今は四号戦車で通勤している。
あと驚いたのは戦車って、車の免許で運転許可と申請をすると公道を走ること出来ることな。
この世界のこの街だから出来ることなのかもしれないけど。
それと治安が悪いところで、戦車を走らせている時に赤信号で停まると危ない。
何故なら、不良生徒達が戦車を強奪しに来るからだ。
ま、返り討ちにして、お尻ペンペンしたけど。
襲撃の頻度が高いので、俺の戦車だと分かりやすくする為に、青空をイメージしたカラーリングにしてみた。
不良生徒の襲撃がかなり減った。
ああ、それとこの学園都市に住む人達は悪魔や天使みたいな亜人? 的な人も多い。
柴犬が二足歩行でラーメン屋をやっているのは、驚いたよ。
しかも、ラーメンが超旨い。
後、ここの住人は個人差はあるが、銃撃を受けてもダメージは殆どない。
勿論、口径が大きいと怪我をするし、場合によって重傷、死亡するリスクはあるが。
あ、それとシャーレと言う部活の顧問になった。
連邦生徒会は人手不足だから、その手伝いというか。雑用係りと言うか。
結構な権限があるので、頑張ろう。
『先生、不良達の戦闘を確認。手筈通り追い込んで』
そんなことを考えていると、通信でイオリから指示がきた。
「了解」
四号戦車の駆動音だけでなく、遠くから銃撃音も聞こえていた。
そろそろか、見えたぞ!不良生徒同士の抗争だ。
「こらー! 街中で喧嘩するなぁー!」
小型のマイクを使い、不良生徒に停戦を一応は呼び掛ける。
「やべぇっ! センコーだ!」
「逃げろっ! パンツ下ろされて、尻を撫でられながら、激しいスパキングされるぞ!!」
「ーーパンツもスカートも下ろさねぇよっ! 誰だ!そんなデタラメを拡散させたのは!?」
俺がシャーレの部員でもある、阿慈谷(あじたに) ヒフミが運転する四号戦車のキューポラから、身を乗り出しながら、濡れ衣だ! と叫ぶと『…………ぁっ』と、耳に付けている旧式のヘッドホン型の通信機から、ゲヘナの風紀委員である銀鏡イオリの息を呑むのが聞こえてきて、全てを察した。
俺は通信でイオリに問う。
「イオリ?」
『ち、違うんだ、先生!』
「なにが?」
『その、シャーレの通路で補習授業部の生徒にお仕置きしていただろう!!』
「あー」
ハナコが、マイクロビキニでシャーレ内を徘徊した時か。
浦和ハナコピンク髪で、性的なことにオープンな生徒だ。「お仕置きしてくれないなら、悲鳴をあげますよ」と脅迫されて、お尻ペンペンしたんだった。
「ふふっ、アレはお尻を叩かれる度に、ドキドキが止まりませんでしたね」
「あ、アンタいきなり何を言ってんのよ!」
装填手として戦車に乗り込んでいるハナコ言葉に、通信手の下江コハルが叫ぶ。
『……』
「……取り敢えず、後で少し話そう」
『わ、分かった。け、けどっ!』
「ん?」
『お、お仕置きは、人目が無いところが、いいな……』
「え、あ、うん……」
俺はどうしよう。と考えていると、キューポラの下から、圧力を感じた。
「「「「…………」」」」
今、四号戦車に乗っている、補習授業部の阿慈谷ヒフミ、白洲アズサ、浦和ハナコ、下江コハル。
この四人からのジットリとした視線を感じる。
「んんっ! ヒフミ、予定どおり追い込んだか?」
「あ、はい」
「ハナコ、マスタード弾装填。コハル、風紀委員会に通達、アズサ! 20秒後に制圧の為の砲撃を」
俺は場の空気を変えるために指示を出す。
「分かりました~」
「はいはい、あ、風紀委員会の皆さん?」
「先生、任せて。戦車砲でも障害物は無いから、当てられる。対不良生徒用のマスタード砲弾は榴弾みたいなモノだし」
ハナコ、コハル、アズサの言葉を聞きながら、俺はこの後の事を考え、どうしたとのかと頭を抱えた。